Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと漫画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*04*01(Fri)
金田一少年の事件簿R 黒霊殺人事件最終話感想(週刊マガジン18号)
久しぶりに犯人の暴露シーンにインパクトある最終話でした~。
監督さんかよー!
監視カメラにも映っちゃった小鳩ちゃんがこのまま犯人だったら、投げるなと思っていたが
そう思わせる露骨なまでの誘導もあったし、ちょっとハラハラしてしまった。
その意味で、結構冒険した展開におおー!って思えました。

が。真面目なハナシ、この物語で全権を担う監督さんを犯人にしちゃった場合
ものすごっく無味乾燥な話になってしまうんだが(爆)

色々消化不良でもあり、色々無理矢理感の漂うラストになってしまいましたが
死んだ二人のいない方が士気があがってしまった現場にm爽やかな後味も残る物語となりました。

これ・・・・もう一話か二話足したら良かった気がする・・・。
霊も箱根もぜんっぜん関係なくなっちゃいましたけど、まあ、割と好感触なお話でした。



そんなラスト。
トリックについてはねちねち言いませんが、それでも一言添えたい!
誰もが思ったと思うが
部屋を誤認させるトリックは分かったが、それと毒針がどう繋がるか分からないんですけどー!!

部屋を誤認させれば、必ずPを殺せるという確証がどこにもない。
また、それは監督がやったという証拠はあっても、殺害目的である証拠ではない。

部屋番号をPの番号にしたからという状況トリック。
裁判になっても、しらばっくれたら(そんなことはないでしょうけど)、限りなく黒いシロと判断されそうである。

この辺をもっと理詰めにしてくれないと、トリックそのものがしょぼくなるなぁ。
なのに、なんか普通にスル―されているのが、ちょっと惜しかった。


そんなことより、監督さんである。
監督さん・・・濃いキャラだったのに・・・。
割とその下衆っぷりが気に入ってたり。
それすら全部、演技だったんですね。なるほど~。

しかし、喧嘩して仲が悪いように見せ掛けて・・・・って、自分と仲の悪さを印象付けたら
自分に疑いの目が掛かるのは当然なんだから
自分が狙われてて、運良く逃れられた・・・って線は、よくよく考えると思考回路として不自然だ。

だって、Pは外から来たのに、監督の部屋の前で倒れていたら
警察は当然、二人の関係悪を疑う。

これを、どう言い逃れるつもりだったのか。
Pは自分の部屋の前で倒れているのが、筋である。

Pが監督を殺そうとしたのなら、監督の部屋の前に倒れているのが異常な状況となってしまう。
毒針を仕込んだのなら、わざわざ姿を見せるより、アリバイを作りたがるのが人間心理だ。


この毒針トリックが、誰かが監督に罪を着せようとして・・・という裏をかいたシナリオだったとするなら
もっとちゃんとした言い訳を用意している筈だ。
何より、監督という力関係を示せる立場があり、横暴な性格というアピールも充分だったことから
もっと別な第三者を利用して、Pと誰かのイザコザとして仕組んだ方が、リスクは低かった。
つまり、このように
全権を担える監督を犯人にすることは、それこそ何でもありでしょっていう逃げ道を作ってしまう訳で
ミステリーとして、狡いというか、禁じ手といいますか。

誰かを巻き込みたくないというのなら
そもそも、職場で殺人すんなよ・・・。


シャンデリア落下トリックもそうだ。
アシスタントさんや美術スタッフなどが頻繁に出入りできる場所で
誰かが段ボール動かしちゃってたら、どーするつもりだったんだろう?
特に小鳩ちゃんが動かしちゃう可能性は高く
トリックを見破った警察に、小鳩ちゃんが連行されちゃう可能性はかなり高かった。
「おい、アレ持ってこい」の一言で、倉庫なんて幾らでも崩せてしまう。

そう考えると、監督の支配下にあるとは考え難く
スタッフの縄張りで良く賭ける気になったなぁと。

現に私も、アシスタントやスタッフなど、自由に道具を動かせる人物の犯行だと思わされた。


部屋の磁石トリックだって、Pの殺害時のカメラ映像に、チラッと映る可能性だってあったし
死体発見時に床に落ちてるの見つけてたらその時点でアウトだ。
絶対確実性がとにかく薄い。

(しかし、磁石に磁力と、磁気関連で纏めたのは面白い)


・・・・ってことをうだうだ考えてみると
かなり偶然性に頼ったリスキーで、判然としない計画であり
もしかしたら監督は、かかってくれればヨシ、駄目だったら諦める、とか
そういう天命に賭けた犯行だったのかもしれない。

憎悪に付き動かされたというよりは、行き場を失った感情の矛先を探して
仕込まずには居られなかったというような。
なんとなく、告白編を聞いてて思いました。
恨んでいたのは、自分の行為の方であり、苛めていた彼らだけではなかったのかも。


一方、監督ならではの演出と言う意味で
シャンデリア落下なんて派手な舞台演出を考え付いたのは成程とというか流石というか
ドラマティックな才能は、やはり一流ってことなのか。
誰にも真似できない奇想天外な死に際を創作したという意味では
監督さん、納得です。


そんな不確定要素で読者の心をモヤモヤさせたまま、告白編へ。

「やれやれ、・・・・誰だよ?お前みたいな奴をバイトに呼んだのは!」
答え・玲香ちゃんです。

ここ、良かったなぁ・・・!
はじめちゃんの手を緩めない能力的攻撃の強さを一言で感じられたし
また、はじめちゃんの手強さを物語る台詞でもあった。


自殺したスタッフは監督の隠し子かぁ!その線かー!

パターンな気はしますが、隠し子だからこそ、父親らしいことをしてやれなくて
だからこそ、監督として男の世界を教えてやろうっていう大人の優しさが、沁みました。
こういうの好き。
下手なカレカノ修羅場より好きです。


「すまない・・・・少し・・・・泣かせてくれ・・・」

くをぉぉぉ!
いい!いいな、大人の男泣き!
実は深い男の不器用な愛と、遣り切れない想いが詰まった、切ないラストでした。
これはいい。

しかも、結局、イイとこ見せたかったオヤジの自己満足で、監督のせいっていう流れを
完全否定してないところも、余韻を残してました。
監督がこんな世界に引き込まなければ死ぬこと無かったのにね~とか。


それを演出したのが、なんと小鳩ちゃん。
おおぅ~!
そういう繋がりか~!
だからこんなに出張っていたキャラだったんですね。

うん、ホント、これで終わりにするには惜しいビジュアルだった。マジかわいい。名前もいい。


しかし・・・・ネタは旬すぎて、痛い。

Pと深松のしたことは最低だが、自殺する息子もどうかと思う。
昔の落ちこぼれってのは、大抵がグレたり荒れたりしたものだが
イマドキの子は真面目すぎて、直ぐに自殺しちゃうもんな・・・。直ぐに辞めちゃったりね。
今日は偶然にも日本の入社式日だが、果たして何人の新入社員が生き残れるのかと思っている
企業役員は多いんじゃないだろうか・・・。

逃げるという選択肢があった昭和は、遠い遺跡である。
箱根という街を使って、どうにもチグハグな近代世界観・・・。(;一_一)


監督の境遇に感動した関係者が一丸となって映画を完成させたというのは
金田一らしいエピソードだった。
そして、玲香ちゃんが出る映画はヒットしちゃう法則。

それはいいんですけどさ~・・・・不満が残るよ!最後に言いたいよ!
ほぉぉらね!最初煽った割に、こーんなにも玲香ちゃんの扱いが雑。

物語冒頭にあーんなに邪険にするだけして、ストレス与えて、何のフォローもなしって・・・。(ーー;)
それって結局、作者の美雪ちゃんイジメにしか見えない。

え?ラストに一緒に映画デートしているからイーブン?
・・・・違うね!!

最後の困ったちゃんの小悪魔っぷりではじめちゃんとのスクープを撮らせてしまう玲香ちゃん。
美雪ちゃんへの嫉妬なんでしょうけど、こんなんでチャラになるかーっっ。

どうせ、玲香ちゃんの実力でそんなゴシップ流せるんだろうけど
いっそ、これを伏線にして三角関係深めてくれるくらいの根性が金田一作者にも欲しいところである。
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