Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
06≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303107/ ≫08
2016*02*13(Sat)
ナオミとカナコ 第5話 感想
冒頭の殺害シーン。前回、二人でカウントダウンをしてゼロのタイミングでスマホが鳴って
ドキーッとさせたとこで次回に回され、正にそこからでしたけど
まさか、気付かれる→カナコの「ナオミ!」の合図で
目覚めたDV夫を絞殺するとは思わなかったあぁぁ~・・・・うわあぁぁ~・・・。すげえ。

悶絶する男と、二人の女性の力。
何この臨場感。
意識の無い彼をただ殺すだけじゃなくなってしてくるとこが憎い脚本である。
臨場感がありすぎて、冒頭からもう心臓に悪い。


これでもかっというまでベタなハラハラネタをバーゲンセールのように詰め込んでくるドラマである。
一個一個のネタはチープだし、どこかで見たことあるような妬き回しみたいなレベルなのに
連打されることで圧倒的な緊張感が生まれている。
質より量って感じだ。

例えば、前回も言いましたけど、この殺害計画って冷静に見ればもう
こりゃ捕まるわ、って感じのニアミスだらけで、上手く事が運べている方が不思議なくらいだ。
冒頭の電話ネタもそうだし、車で死体を運んで、その翌日マンション管理人に二人の姿を見られるとか
時間も気にしすぎ。
飛行場で林さんと別れるとき、大声で本名呼んじゃうのかよ!
ってか、空港のカメラには映っていいのかw

あんたら、遊びじゃないんだからさ・・・と、何度詰りたくなったことか。

でもそれらも、全てハラハラ感を煽る一因になっているんだから、スタッフの思うツボである。


そういうのが巧妙~~に合わさって、これまでにない様な緊張感を生み出している。
ここまでアドレナリン出されるドラマは久しぶりである。
もう画面を正視してられないんですけど。チキンだから。

何より、危うい小さな正義の戦士ドラマではなく
人殺しして逃げようっていう、反社会的なドラマであり、しかも生々しく悪趣味な内容であるにも関わらず
ここまで応援したくなり、殺人犯に感情移入させちゃうんだから、ストーリーが凄い。

これはキャスティングの良さもあるかと思いますが
何だか細かいところまで理解しない内に、ポンポン危ないシーンが出てきて
もう構ってられないっていう、テンポの良さも、評価したいです。

また、不快感を思わせない主役二人の台詞なども、ナイスチョイス。
何となく特別な世界の出来事ではなく
ごく普通の隣近所で起きているような平凡さが、より緊張感を出すんだと思われる。



さて、そんな訳で本当に殺しちゃった訳ですが。
その殺害で、これまで主導権を握っていたナオミが怖じ気づいて
何気にカナコの方が肝が据わっているのも、リアリティがあって、丁寧な描写でした。

考えてみれば、カナコにとっては長い歴史からの脱出であった殺害も
ナオミにとっては、昨日今日芽生えたイレギュラーなことで
日常じゃないんですよね。

それが、人を殺すという最大禁忌を犯してしまう事態に流されて。
ナオミにもDVによる非道な過去があるとはいっても、ここまでする傷だったかなと思うと
そこの温度差が出ていて面白い。

だって、カナコにとってはえっちもした旦那の身体に触るのは極自然なことなのに
ナオミにとっては、恐らく旦那に触れたのは死体になってからじゃないか?


ここ、シーン的には余計なことを時系列でダラダラと描写せず、抜粋して描いていたのも好感触。
カット割りのセンスが良いですよね~。
あんなに模擬練習していたエレベーターからトランクへの搬入などは一切省き
呆然としたままの精神状態で高速を飛ばす。
そこまでのタイムラグが短いから、こちらの記憶も鮮明で、手の震えまで伝わってきそうだ。
そこにかかるPUFFY。
なんかすげぇ、良いチョイス。スタッフさんのセンスに感嘆。
広末の5秒前~とかの時代?
二人の心理描写が伝わり易かったです。

また、死体描写も有り得ないほど生々しいな、おい・・・(@_@;)
素晴らしいと言っていいのかどうか(苦笑)

死体役?の佐藤隆太さんを撮るカメラワークがもの凄かったです。アップとか、穴に放り込んだ体制とか。
顔にバサリとかかる泥・・・・。


生々しいのは、他にも。

人を殺した人間が、その後普通に生活できるか?といった命題。
このドラマだからこそ、そこのシーンは妙に緊張感が続く。

不眠、そして、食欲減退。
だが一方で、お洒落なカフェでランチ。

土日を使った束の間の休息のようにも見えて、切なくなるシーンでした。
恐らくこれが彼女たちにとって最後の楽園になるのだろう。
笑い合う二人は、本当に呪縛から解放されたようにも錯覚する。
そして、「殺して良かったよね」って、視聴者にさえ思わせる。

いやいやいや・・・・・もう倫理観が可笑しくなりそうだ。
そろそろこのドラマを見るスタンスが分からなくなってきた。(二度目)

でも敢えて、解放感を描いたのは、凄く意味深でした。


そしていよいよ来ました月曜日。
ここから逃亡と虚構の日常が始まる。
逃げきれるか!?

って。緊張感振り切れっぱなしだわっっ!!


勤め先の銀行。
連絡を取ってきたとこまでは想定内として
パスポートや口座開設などの切り札をガンガン出して先手を打つゲームマジックは
中々に面白かったです。

この辺、もっと相手に動かさせて、出し惜しみするかと思ってた。
浅はかな行為となるか、はたまた、頭脳的な行為になるか。

DV夫が横領したという準備は口座開設のクダリからしっかりしていたが
彼がそうする理由が希薄なんですよね。
彼女たちには知り得ないってことにするつもりなのでしょうが、それでどこまで乗り切れるか。

そこが、DV夫の家族には、切り崩す隙となってしまう。
この人はそんなことをする筈がない~って。
でもその対応策が、多分、警察は失踪だけじゃ捜査してくれないっていう、アレなんでしょう。
ここもどう崩されるか。


テレビで絞殺死体発見のニュースが流れた画面をガン見するナオミ。
だから、そういうのはさり気なさを装わないと・・!って思う前に
なんか、既にナオミとカナコにシンクロした状態で見ているので
そのニュースバリューが低く感じて
世の中同じことしてる人いっぱいいるみたいだねって、なんか笑っちゃうシーンになった。私的に。


姉の陽子さん。怖いぃぃぃ。
この知的キャリアウーマンをそうそう騙せるとは思えない。
平和ボケした主婦をオレオレ詐欺に掛けるのとはわけが違うのである。
また、殺害の日、二人がなにやら約束をしていたことまで知っている人物だ。

でも、DVを知ったら、客観的に評価しなおしてくれそうな人物ではある。

カナコの額に打撲痕が残ったままっていうのが意味深なフレーズですよね。
今後、何かの伏線になるのかな。



李社長。
店が潰れるのは嫌だと言って不法滞在していた社員を一斉解雇した人物が
殺害をしたかもしれないナオミをヘッドハンティングするとは思えないので
現時点では疑ってもいない気がする。

また、話せは味方してくれるんじゃないだろうか、この人。
そもそも、お前がけしかけたんだろって言っていい?


さて、次回からはいよいよ頭脳戦。
ようやく理論的な話までやってきた。ふうぅ。後半戦も楽しみにしています。
私はドラマにスリルは求めていないんだと改めて悟りましたよ。
こんな心臓に悪いドラマはこれっきりにしたい。(かなりマジに)
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅤ-winter ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/975-9e135605
trackback