Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
05≪ 2017| 12345678910111213141516171819202122232425262728293006/ ≫07
2015*06*15(Mon)
三匹のおっさん2最終回「さよなら、三匹!大成敗スペシャル」感想
なんて爽やかなお話なんだろう!とっても微笑ましくそして可愛らしい締め方でした!
旧友の選挙、そこに絡むドメスティック・・・老人の雇用問題、そこに絡むパワハラ。
二つの大きな軸がラストに融合していく丁寧な脚本は、描いていることが単純であっても見応えがあって
甲乙付けない着地点も申し分ない。

その分ちょっと、ドラマとしての箔が足りないんですけど
それを補うように描かれる、オッサン達の友情物語と、夫婦物語。

太軸に補完される小さなエピソードがオチを困窮させていて飽きさせない。
浮気疑惑だの若者のラクガキ問題からの微笑ましい仲違い・・・とかとか。
そういう内輪ネタで繋いでいく、ファンサービスが品良く挿入され
沢山の出来事が目まぐるしく絡み合わさっていき、成程流石、最終回。
ジジイのドラマなのに派手さを感じました。(笑)

そして、観終わった後のこの爽快感vv
中身の単元的なドラマよりよっぽど濃厚で深かったです。
私は割と好きでした~。



第2シリーズはオリジナル作品ということで、色々心配していましたが
そこそこのクオリティを保ったまま、順当にゴール出来ましたね。
満足度はかなり高いです。
第一シリーズの方が、分かり易い面白さではありましたし、引き締まっていた気がしますが
問題提起して結論は委ねるスタイルが、奥深さとシリアスさを与えていて
下らない事件を扱われるよりずっと重かった。

また、割と様々な地域社会のネタを取り上げていて
そもそも、そういう御当地ネタを描くドラマって少ないので
そういう新鮮さも手伝って、身近な社会問題として、考えさせられつつ、時代だよな~とか思ったり。

それを還暦迎えたジジイの角度から描くから、意味が変わるんですよね、普通のドラマと違って。
そういう時代を共に生きてきた彼らが、憂えるからこそ
社会変化が時代の変化としての側面を持つ。
それが、い~い出汁になっているっていうか。


前回7話のお祭り反対派一派の主張なんて、その最たるものだった気が。
地域起こしだからと、参加を善とする考えも偏っているし
それに金出せなんて、渋る町民が出るのも当然。
また、資金面も、昔は地元企業がポンと出してくれた、なんて、高度成長期の片鱗を匂わせ
何だか郷愁さえ感じさせてくる。

だからか、二人の息子の昔話を噛ませたのも、良かったです。
提灯の会社名なんて、幼少のころは意味も分からなかったよな~。

最後まで、反対派を改めさせるようなオチにしてこなかったところが、逆にシビアでありリアルであり
オッサンたちの努力が浮き彫りになってくる。

無事、お祭りが出来て良かったね、と思う一方で
お祭り開催には、こういう大人事情があるっていう夢を砕くような流れが
何気にツボりました。


そして決まってラストは
自分の正義感を押し付けるのではなく、そこそこの落とし所を年長の功とばかりに見せてくれる。
その分、白黒着かないラストですので、ちょっと消化不良に思える回もありましたが
それがまた、社会の流動性というか、ケースバイケースの混沌さを表わしてもいるような副作用。
そういう根本原理が揺らがなかったのが、何より嬉しかったです。

地域振興など、シャッター商店街という社会問題も匂わせつつ
それをオッサンたちが首を突っ込んでいくスタイルは、ちょっと違うんじゃないかとも思うんですけど
(どちらかというと、そういうのは若手に任せて後ろから眺めていく印象)
嫌味じゃない程度の関わりにしてあって
流石、ターゲットを子供と年寄りにしているといったプロットが見えた。
でも悪くなかったです。




そして今回。
最後だからか、一緒に歌っちゃってる冒頭から、もう可愛い~vvv
ノリの ♫わわわわぁぁ~ん♫ がもう、すっごく好きで!

ここ、重要なスタンスですよね。
正義ヅラして首を突っ込もうが、素行の悪い世に嘆こうが
基本、彼らが人生を憂慮するのではなく、楽しんでいる。
とにかく三人が楽しそうなのが何よりですよ~!ヾ((*≧ε≦*)ノ

もうなんて好バランスな三人なんだろうvvvv
特にシゲとノリのバランスが、類を見ない感じですよねぇvvv
シゲの暴れん坊っっぷりと、それを上手に制するキヨとノリ。
ノリの大人しいながらも、反対方向にキレちゃう感じは、他の二人に引けを取らずvv


話は同窓会からスタート。
旧友が区長選に出るということで、商店街を上げて応援モードに。
板橋区じゃなくて坂橋区になってるのが笑えた・・。
舞台はときわ台だしな・・・。

「年取ったなぁ、幾つになったよ!?」
「お前と同じだよ!」
っていうお決まりのやり取り、ちょー良かったです。o(≧y≦*)o


毎回誰を投げ飛ばすんだろう?(成敗するんだろう)という最大の楽しみ。
今回は複数の接点があちらこちらに散らばっていて、複雑化。
中々ラスボスが掴めなかったのも、面白かったです。

いや、まあ、あの中小企業の唐沢社長さんなんだろうな、と目星が付いたのが中盤頃でしたが
そこと、区長選と対抗馬の旧友の高橋さんのドメスティック(モラハラ)がどう絡むのかが読めなかった。
唐沢社長や社員の年よりの扱いは
イケナイことではありますが、良く在る光景といった感じで、それだけを理由に彼らを成敗するのは
ちょっとどうかと思っていたから、余計に。


そんな中、シゲが
ノリの特許が盗まれてしまったことを黙っていたキヨとノリに
ちょっと拗ねちゃって、一匹狼になっちゃうもんだから余計に風呂敷が広がっていて・・・。

・・・・・悪ガキラクガキ騒動は、単純にオッサン達の痴話喧嘩要員でしたね。

本当はイイ歳したオヤジ共の、今更な擦れ違いなんてどうかと思っていたなのに
これもまた、中々爽やかなテイストでした!
決して、悪かったとか、白黒付けて決着付けないんですよね、こういう所でも。

どこか分かり合っていて、何となく周囲や状況の変化で、気持ちも流れていき
自然とまた繋がっていく感じが、心地良い。

シゲの正義感が強く、しかもキヨと違って融通も利かないからこそ
キヨとノリは言い出せなかったっていう言い分も、納得いくものですし
言ってくれないって拗ねちゃう可愛さを、これまたシゲの口調が嫌味のない感じで演じてらして
ギスギスした感じでないのが、GOOD。


拗ねちゃうシゲ、可愛かったよ!
このドラマは、シゲ演じる泉谷さんが、妙に可愛く見えるミラクルがあるドラマでしたが
ちょっとした仕草とか台詞とか、もう、すっごくたまんねぇぇぇぇ///////

そこからの、シゲ夫妻のラブラブっぷりにも、当てられました//////
何この可愛い夫婦~。
ぐちゃぐちゃな顔して、心配する奥さんの、この可愛さ!あぁ、もぅ!

ぶっちゃけ、キヨ夫妻の方は、可愛げがないので私好みではない・・。( 一一)


そして、一人やられたシゲの代わりに、二人で復讐に行くとか、何そのオイシイ展開vvv

いやいや、冷静に考えると、イイ大人がどうなのって感じですが
「おめぇらのことだからよ、こうしていると思ったよ」ってシゲが登場し
三人揃ったクダリにくぅぅ~!ってなったので
もう細かいことはスル―していいや。



勿論、脚本的な甘さはきっと多くの方が指摘されていることと思いますし
私も、細かい部分の粗が気にはなったりもしたのですが
その辺の生ぬるさが、主役3人の肝の据わった年季と妙にマッチしていて
旨い具合に、一体化していたような・・・・。
これはこれでいいやと思わせられてしまうだけの求心力がありました。

例えば、要である筈の、高橋議員のモラハラの決着や
それを議員が公衆の面前で告白して、賛同を得るクダリとか
有り得ねぇ~って思うし、
そんな区長、嫌だ。
そのことを、妻の美代がキヨの妻・芳江に相談するっていうのも、冷静に見ると唐突感ありまくる。
久々に会った旧友に、普通言わないし
芳江が美代に問い質すなら分かるけど、その逆って、不自然。

同じく再会したタケがノリの特許を盗むクダリも
ちょっとリアクションが不自然なんだよな~。そんなに追い詰められ感が描かれていたようには思えなく。
一端断り、クビになり、息子の姿を襖の影から見て
やる時はやる、そういう姿を見せなくてはと追い込まれ、そこでようやく・・・・・という展開だったら
まだ繋がったかな。


そういう心の機微を丁寧に描いてはこない、御都合展開ではある。
その意味では、リアリティとは言えないんですよね。
それだけをメインに描かれていたら、ちょっと私も萎えていたかもしれない。

ですが、複数組み合わせることで、それらをカムフラージュし、シリアスさを保っていった脚本は上手いと思いました。


直接的な悪事を働いていた唐沢社長と前区長を成敗し
マサは自分で反省をし妻に謝罪。
タケも、反省をしてノリに謝罪。
それぞれの男の覚悟、ケジメの付け方が、戦う老人の生きるエネルギーとなっていて
踏ん張る大人の足掻きは、やっぱり潔く素敵。
格好悪くても、そこが格好良い!

そういうリスタートをテーマにしているから、多少の展開の安直さは
この際目を瞑るよ・・・。

区長選の繰り上げ当選というのも、何処か生々しくw
そこにタケの息子のひきこもりを、ノリの境遇と合わせて、妻を失った悲しみを共有させ
一人娘のために明日を向き始める促しを齎したラストは
綺麗事とはいえ、とっても爽やか。

妻を失った苦しみを、周りが幾ら励ましたって逆効果なんですよね。
同じ境遇の者の過ぎ去った言葉こそが、浸み渡り、それが励ましになる。

このドラマの、こういう無理矢理感、ごり押しがないところが、凄く好きです。


あ~楽しかったな~。
いいな~こういうほっこりさせてくれるドラマ。
人生のラストページを描くような悲哀を滲ませながらも、年取るって悪くないって思う。
テレ東GJ!

・・・・・主題歌だけが、最後までそぐわず気に入りませんでした・・・・・。
楽しくいこうぜっていうコンセプトは理解出来つつあったんだけど。
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅣ-spring ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/871-76dad1c2
trackback