Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*06*13(Sat)
アイムホーム 第9話 感想
えーとえーと、様々な角度からのアプローチが詰め込まれ過ぎてちょっと処理能力が追いつきません~。
怒涛の展開に細々したツッコミがあったようななかったような。
それも勢いで乗り切られた・・・・!

製作サイドが、ドラマとして何に重きをおいて着地させるのかの意志さえも暈していて
ああ、もう、見ていて何を掴み取ったら良いのか分からないよ!
最終回を目前に、何が重要なのかが分からないー!それもどうなのー!
・・・・見事だ。色んな意味で。

とにかく最終回へ向けて、ガツンとした内容の9話!でした!
どういうドラマにしたいのか、ここに来ても掴み切れない。
これはもう、ワザとですよね~。
脚本がワルイ~とか、演出が下手なんだ~、とか言うのは簡単ですが
これは故意だと私は思いました。
だからこそ胸に湧き出る抗い難いほどの、このモヤモヤ感・・・っ。
すっげ!

このクオリティで全話持ってくれたら・・・!くぅぅ。(。´Д⊂)


生殺しされているようなぼんやりとした曖昧な世界観に
覇気を極力抑えた、受け身の主人公。
例えば彼が、記憶がない部分や妻の顔がペルソナであることを
もっと悲壮感たっぷりに、焦燥感を持って演じてくれたら、ドラマとして緊迫感が出るんですよね。
見ているこっちが追い詰められるから。
ドラマが盛り上がる時の重要ファクターは、如何に視聴者が、描かれている感情にシンクロ出来るかに
掛かっているとも言えると思います。

でも、このドラマはそうはしてこない。

今更になって振り返ってみると
今話だって、今妻との過去を詰めようと決意したくせに
まるで避けるかのように、元妻の病室で最後の共同作業シーンに移る。

それがまた、久としては確信犯的に逃げている訳でもないから、益々事態は複雑化する。
つまり、久の本音が視聴者にはっきり見えないし、共感も得にくい造りなんですよね。

同じ様に
会社の不正を暴こうと躍起になるシーンでも
最初のメモを見つけたのは確かに久だが、その後の第13営業部のシーンに、久の姿はない。
賽を投げるだけ投げて、後は一切関わらせず、久目線を極力排除して物語は描かれる。

だから、この件に於いても、久がどういう心境であるのか
彼の記憶とのリンクはどうなのか
その辺が、全く意識させないように、造られている。


ここまで来ると、これ、ワザとですよね。
主人公目線で主人公の物語を描きながら、キーポイントとなる箇所には
一切彼を関わらせず、視聴者を物語の進展に関わらせない。

視聴者は久の記憶がどうなるか、仮面が外れるとか、ということを最大の疑問点(注視点)として
ドラマを見ていますから
どうしたって、物語の一切の進展が、明瞭じゃなくなる。
簡単に言うと、何も進んでいないかのようにさえ感じさせる。

白煙の中に落とし込むかのような、狐に化かされたかのような、白昼夢でも見ているみたいだ。
なんで?
そうする意図ってホント、何だったんだろう。
・・・って、そりゃ勿論、正に久が本当はどう考えているのか?という部分を、最終話に持ってくるために
こんな造りになっているんですよね。

ある意味徹底したその構造が、見事です。
少なくとも、この何とも言えない独特の世界観の味を、存分に味わわされてしまった・・・・。
その意味では、ブレないセッティングでした。



だったら最初からこうだと良かったのに。・・・と、また、身も蓋も無いことを言ってみる。

こういう路線になるのだったら、しつこいようだが、本当に中盤の親子話の価値がない。
愛を知らなかった久が記憶を失くした間に学んだこと・・・と繋げたいのだとしても
どうにも疎外感が。
もっと他にやり方あったのでは。
ましてや、最後は家庭ではなく会社の不祥事に関わる、記憶消去で詰める様子。
だったら、仕事に関わる人たちとの交流で、描いていって欲しかったなぁ・・・。
久の世界って家庭で閉じてんのかよw

あ~でもそうなると、何故仕事関係の鍵を持っていたのか?という所で無理が生じるのかな?
流石に10本はキツイのか。



爆発事故の日に持っていた鞄から出てきた離婚届。
今頃鞄の中身かよ!!
元々ドラマは、今妻と元妻のどちらに久が帰るのか?という引っ張りで煽っているのだから
これを、今このタイミングで出す効果が疑問である。
いよいよ、追い詰められた崖っぷちというのを表現したかったのだろうか?

もっと序盤で出して、不安感を煽っていくツールとして使っても良かったんじゃないかと思う。
「良雄が本当に自分の子供だと思ってる?」だの、遊園地に二人で行ったパンドラボックスだの
充分、破綻の片鱗は出しているのだから
この離婚届で序盤から畳み掛けても面白かったんじゃないか?って気がするんですけど?

そうして視聴者が忘れるくらいの初動にツールだけ出して於いて
投資目的で買った土地が予想外の暴落、妻の父親に高値で売却、という事実を知らされたこのタイミングで
回想シーンのようにカットを挿入!

・・・・とかどうよ?(ドヤ顔)


まあ、離婚届も、妥当な線としては
今妻が久を解放してあげようと思い、久のために送ったって辺りか。
或いは、そうすることで引き止めてほしかった=愛情確認?

どうせ久さんには私なんて必要ないんでしょ・・・!とかとかw(笑)
そういう悲劇のヒロインちっくな乙女オチな気がする。
でもそんな生温い温情展開、嫌だなぁ・・・。
もっど生臭いのを期待。


土地売買の一件も
やっぱり金目当ての結婚だったのか?と思わせたいようですが、そこにも既にちょっと違和感を感じました。
そういう風に表向きは見えてしまう結果になっているけど
本当は・・・・とか、じゃないの?
或いは、今妻の方から申し出た案件だったとか。
投資目的ってのが、どうも疑問。
これも損失隠しの一貫って繋がってくるのなら、納得かな。

大体、義理の父に高額で売り付けて、それ、久的に解決(処分)したって言えるのか?
久の利益にはなってないですよね?
え、じゃあ誰の損益だったの?


そんな久。
過去を教えてくれなんて強気に迫ったくせに、元妻の仕事に奔走。
・・・・。

いや、いいんですけどw
これ、冷静に考えて、本当に嬉しいですかね?

確かに一番力を入れていた仕事を干されて自暴自棄になる気持ちは分かるが
子供の前であんなに取り乱す姿も、ちょっとびっくり。(@_@;)←ここは絶対病気の悪化とか思ってた

そして、別れた男に頭下げさせて戻して貰った仕事って、ちょっと先方に失礼というか。
ここは社会的に、落選を受け止めるのが筋な気がする。
ちょっと普通、プライドが許さない気がするんですけど。
社会人として恥ずかしいと言うか・・・。あ。突っ込んじゃ駄目なとこ?

その上、久は久で、すばるのことがあるとはいえ
もう他人となった別家族にここまで入れ込んで・・・・いる場合か?
おまえ、自分とこ、どうした。

いや、そうじゃなかった・・・・記憶のことは今更焦っても仕方ないことだが
家庭がぎくしゃくしている今、元妻のために自分がここまで出しゃばることは
社会的通念にそぐうだろうか?
まだ、実の夫であるなら、ギリギリ理解は出来る気がするけど
それでも自分らの身内の不始末を、社会に求めるのは、ちょっと理解はし難い。
ましてや、今は他人なのに、この行動ってどうだろう。
ちょっと引いた・・・。(;一_一)


だがしかし!vvv
病院に泊まり込みで、すばると三人で、編集手伝い~。
微笑ましい~vv
ここは可愛いシーンでした!

何だか、家族でなくても、人間社会には目に見えない何かで繋がっているものが、確かにあるのだという
理想論が見え
同時にそこで語られる元妻との腹を割った会話は、更にそれに拍車を掛け
更に更に、ラストに掛け付ける元妻の彼氏の存在が、その潔さと男の世界に彩りを与え
何とも素敵なシーンでした~。

病院の受付で、今の彼氏と擦れ違うクダリの大人の男の野性味はちょっと萌える//////
女を真ん中に、渡すって感じ?
俺の女だった、後は頼んだぜ。
こういう、言葉も無いさり気ないシーンが、ちょっと大人味。

元々すばるとも血が繋がっていないこともあるから、余計にそういう
契約じゃない繋がりが、強調されますよね~。
こういうことを訴えるドラマとして、舵を取ってくれば良かったのに、と本気で思った。


ところが、またまた、ドラマはそういう熱は籠もらせない。(苦笑)

息詰まる家から逃げ出してしまいたい、だの
決定打を下されるのを先延ばししたい、だの
そういう久の生々しい感情が見え隠れしていれば、多少は画面に熱が籠もる。
のに、それが、ないのが、アイムホーム・クオリティ。

まあ、男の一番の友人は別れた昔の女って言いますしね。


「真面目に聞きたいんだけどさ、どうしてそんな僕なんかと結婚したの」
「まあ、悪い人でもさざ、私だけは違うって思うんじゃない、女って」

なんか台詞がチガウ・・・・。(;一_一)
ここで語られる会話は、ドラマとしての集大成であり、次回への直接的な意味ある伏線であるのがセオリーですが
何でこんなに陳腐なんだ?
私だけは違う・・・・とか、そんなこと願う稚拙な感情の物語なのか?
え?それだけのオチ???


「仮面に見えるんだ・・・」
「なぁにそれ?仮面夫婦ってこと?」
「ちょっと違うんだけど・・・・だからかな、距離が縮まらないっていうか」
「・・・・仮面なんてさ、みんなかぶっているんじゃない?多かれ少なかれ、みんな
 でもそれ、全部取る必要、ないんじゃない?」


やっぱり台詞が(以下略)
しかし、これはちょっと意味深です。
ここで、元妻の方に仮面という台詞を言わせて、仮面夫婦のニュアンスを植え付けていますが
その後、今妻が、久の顔が仮面に見えると告白をさせる。

それって、今妻も久と同じように仮面を見てきたという意味ではなく
貴方の気持ちが分からないっていう比喩的なものだという補足な気がして
ラストの今妻の告白シーンが少し意味深に感じました。
だから離婚届送ったんだよ、とも繋がりそうですし。

そもそも久の顔も仮面に見えるって、ペルソナ=事故由来じゃないってことになってしまう。
記憶消失も関係ないってこと?
何そのファンタジー。
じゃ、今までの冒頭しつこい程繰り返された「僕は、事故に逢い、記憶を失った・・・」のナレーションは
何だったんだ。
いやいや、落ち付け。だから今妻と元妻が言う仮面って、そういう意味じゃないと捉える方が自然ですよね。

ペルソナなんて充分ファンタジーですが
ちょっとそんなこの夫婦だけ似た者夫婦で、おまえら揃って二人の痴話喧嘩かよwww
ってファンタジーなオチは、勘弁してほしい。



そんな久は周りをこんだけ振りまわす困ったちゃん。
それって記憶がない時もそうだった訳だし、なんだかちょっと笑える。

「これだけ話せるのは、もうそれだけ、距離が遠くなったということなんだ」

え?そういうもん?
ここもちょっと、一般的感情とはかけ離れている気が。
色々腹を割って話せるということは、久にとっては他人なんだ・・・・。
恋愛は秘密主義タイプってか?
恋は障害がある方が燃えるんだぜぃ、とか言っちゃう人?

昨今の若者感性ですと
色々何でも話せるっていうのは、好きだったり知ってほしい思いからだったりと
主に恋愛感情があると解釈すると思いませんか。
むしろ距離が近いなと。

久自身、今妻との距離が縮まらない、と弱音を零しているのに
この元妻との距離は、遠く感じるって
久の言うところの男女の距離感って何だ。
ちょっと小一時間問い質したいw


そして、さっさと一人で自己完結出来た久。
爽やかな顔で、病室を後にする。

・・・・て、ちょっと待てー!

元妻とのエピってこれで決着?
これで終了?
嘘でしょー?ここまで引っ張っておいて、ここまで掻き回しておいて、これだけ?(@_@;)
このタイミングでこんな距離感を自覚するためだけの、ここまで引っ張ってきた話だったの?
この着地点に、ちょっと萌えた感情の行き所を失くした・・・。
どうしてくれるんだ。




企業の負債と久の過去の清算も、ようやく絡み合って表沙汰になってきた。
第13営業部が解体されることに。

『研修センター所属とし3ヶ月限定の転職支援活動を行う』

このタイミングでそうなるのなら、まあ、不正を暴こうとしたからだと推測出来ますが
なーんか、ビリビリとした緊迫感のない流れである。
元々、この企業メインで話が進んできていないせいもあります。
突然言われても、彼らのショックに共感出来ない。
何処か、第三者目線で見てしまう。

だからこそ、こういうインパクトを持ってくる算段であるのなら
母や父との意味ないエピで丸々一話を消化しないで
第13営業部で下らないギャグとかもやってないで
この辺のちょっとしたカットを挿入しておけば、もっとシリアスに盛り上がったのにね~。


このシーンをそうしてしまったのは、台詞のチョイスにも合った気がします。

「何て会社だ!こんな仕打ちするのかよ!」

それ以前に言う台詞(盛り上げる台詞)あるよね?
他にもっと言うことありますよね?
そういう台詞って、ここまで精力的に働いてきた姿を見せていた社員が口にすることで重さが出るのに
そもそも第13営業部に対し、そういう認識は少し希薄だったし
日々の働きぶりを見せてきた訳でもない。

更に
その前にもっと色んな台詞があって、丁寧な心理誘導があり、打たれた衝撃を視聴者にも准えて貰ってから
その流れの締めでこういう台詞が出てこそ、インパクトあるのに
イキナリこれじゃ、なんか浮いている。

例えば、「マジで?」のあと
「何で?・・・まさかあの件か?」「どうしてバレたの?」「監視されてた?」
「最初からこうするつもりだったんじゃ!」「嘘だろ!?」
とかなんとか、そういうやり取りがあってこその、くっそー!っていう悔しさと背景の恐ろしさが
滲み出るんじゃないのか。違うのか。


久だけバーレーン支店へ異動。
クビではなく左遷ってとこが意味深ですね~。
下手に手放すことは出来ない重要人物ってところでしょうか。
記憶をいつ戻すか。戻した時にまた手なずけられるように手元に置いておく。
なーんか首に縄付けられた籠の鳥だったんじゃないか?




何だか、そもそも事故が故意か過失かという疑問さえ抱かせるような流れであったことを踏まえ
企業の不祥事に久が関わり、それが消えた記憶の最大の核であるっていう
型どおりの最終決戦へ、ようやく辿り着きました!
次回は拡大スペシャル!

超楽しみです。長かった・・・!

その上での今妻の、貴方も仮面に見えるという爆弾発言。
やっぱり前の告白は、単なる気持ちが見えないって話だったんですね。
なんか曖昧な言い方したな~って思ってました~。

過去の罪とペルソナが関係あるのだとしたら
その罪に今妻も関わっている訳はない筈なのにリンクさせちゃう、この違和感。
一体どう収拾付けてくるんだろう。

主人公の行動原理が表現されないだけに、何も盛り上がらなかった印象と紙一重のこのドラマ。
独特の作風は、割と好きでした。
後は、始末の仕方次第。

ならばしっとりと人間感情の裏を重たく描いて欲しいのに
何あの火事。←予告w
そんなバイオレンス要らない・・・。(ー△ー;)
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