Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*05*07(Thu)
Dr倫太郎 第4話 感想
まったりと進む内容で、派手さはないけど心の重さを描いた良品。
一ドラマ一傷痕っていうのが大概のドラマ界通常運転ですが
ここでは様々な角度から、病んだ人の心が叫んでいる。
右に左に痛みに振られて、痛くもない腹を探られていく気分です。
どうも傷跡の生々しい描写がリアルに悲痛に迫ってて、毎回胸に詰まされる・・・・。

傷つくと一言で言っても、外科と違ってその種類は沢山あって、その深さも角度も色とりどりであることを
多くの人は気付かない。
例え理解出来なくても、辛苦に境界はないのだと示している、その功績だけで
このドラマの意義は高いと私は思った。
テンションの上がるドラマじゃないだけで。

面白くないことはない作品なのは確かです。

今までも医療系ドラマは数多くあって、いずれも外科系を中心としたものがほとんどということで
その中で精神疾患を取り扱った初の取り組みであるということを
識者や関係者も指摘している記事を多く見かけましたが
外科と違い、特に治療に関して斬新なアイディアを見せてくれている訳でもないので
その点は別に、パイオニアとか思わないけど
病んだ心を幾つも詰め込んできたことは、大変刺激的だ。


でもその分、答えも一様ではなく
ましてやこの分野は薬の効果もちょっとデリケートな部分もあるから余計に
物語の最後に狙った頂点へ導き、分かり易いカタルシスを視聴者に与えられないという
難点が出てきてしまっている。

人に因っては、ん~?それで解決なの?とか、その程度?とか疑問感じる部分も残って
故に、一緒に頑張りましょうという、何ともぽやんとした着地点になってしまっていて
それで正しいの?と言った決定打を求めたがる現代では
何とも不釣り合いな気もする。

ドラマも、答えを出すことに主眼点を置いている訳ではないことは、見て取れる。
脚本家さんも自覚済みなのか
毎回ひとつずつ描かれる一話完結のドラマにも力入れてないだろう・・・・。(苦笑)
幾ら、描かれた傷痕がドラマティックに盛り上がっても
なーんの重みも出せてないんですよね・・・。
これで入れているとしたら、そっちの方がびっくりだ。
何とも、感動させたり共感させたりする気遣いが皆無の仕上がりとなっちゃっている。

つまり、折角の人の様々な葛藤や痛みを持って来れたのに
息詰まる程の同調とか、涙とか、そういうレベルにまで、心が揺さぶられない。


ってことは、メインの夢乃ちゃんとのエピソードを軸に肉付けしているのかなと思いきや
ここで、はたと気付く。
連続ドラマで延々と夢乃ちゃんと絡みが続き
最終的に見せられるのが、夢乃ちゃんをどう救うかって話なのこれ・・・・・?
うっわ。つまんねえ。

ねえ、そのオチを期待して眺めてて、ホントに楽しいか?
もっと別のテーマないんか?

一気に消沈するのですが。
だって、今上記したように
結局、この分野の答えは明示出来ない訳ですよ。
ということは、倫太郎がどう夢乃の状態に気付き、寄り添い、診察し・・・ってとこまでですよ?
しかも天才と呼ばれる医師・倫太郎が気付くかどうかがメインであって
救うことはもう大前提で。(むしろオプションで)
そこに至る、様々な試行錯誤が描かれるのが、大枠ってこと?ですよね?

もっと別の大きな大河があって、そこに添えられる味付け程度で良かったのでは。

・・・っていう感じなのですが、雰囲気の重さと軽さの絶妙なバランスに引き込まれ
ついつい見てしまっている。




まず圧巻なのが、主演・堺雅人さん。
ここはもう、安定のクオリティですよねっ/////
ぶっちゃけ、こーんな手緩いドラマ、堺雅人さんが主役じゃなかったら見てられない。
彼の醸し出す重たさと存在感に、どれほど救われていることか。
演者に因っては軽いシーンになってしまいがちな、軽い台詞でも
ひとつひとつ、大切に届けられる妙がある。

個人的には、堺雅人さんらしいキャラで、あ~いつもの堺さんだ~と思いましたv
リーガルや半沢が突飛なだけで
堺さんって、本来こういう演技を主にしている方ってイメージです。
(アフタースクール然り、鍵泥棒然り、ジョーカー然り)

だがしかし。
それを置いておいても、堺雅人の使い方間違ってるよーっっ!!!

違うでしょー!
堺雅人さんは、喋らせてナンボ。動かせてナンボ。
じっと座ってにっこりすることで力を出せる役者さんじゃないでしょうに。
ここは非常に勿体ない~。
別に怒鳴れとか、喚けとか某ドラマみたいなことを言っている訳ではなく
何気ない仕草とか目線とか、ちょっとした動きに、独特の間やセンスが光るな~って
私は思っていたんですけど。
世の中の見る目は違うんですかね・・・・。


あ、脇も良いです。
夢乃ちゃんの、小鳥の鳴くような声が可愛くて、だから一貫性のないキャラもストレスがない。
彼女が何故芸者設定なのかのアイディアは
4話に来てようやく見えてきたので、悪くない。
別に着物フェチじゃなし。

アクの強さがノリノリな母親の強烈さ。


この辺を鮮点として、後は周りを補佐するアシスタント辺りは・・・人数多すぎ。
こんなにいらない。監視モニタ前、大渋滞じゃないかw


院長やライバル医師・宮川教授などの対立は、てっぱんv
テンプレ設定ですが、まあ、安定感と安心感がありますし
やはり病院モノとしてのとっかかりとして重要ですよね~。

この二人の論争について、蓮見副院長は
「柔道と空手が戦っているようなもの。着ているモノが似ているが、戦い方が全く違う」
という言い方をしてましたが
オモシロ。(^◇^)

宮川教授は、よくある精神科医的役作りになっていて
倫太郎は、カウンセラーに近い立ち位置での役作りとして
確かに明確に色分けされていて、それに沿ったキャラにもなっていて、楽しい。

このドラマは、大雑把に精神疾患を取り扱っているので
精神科と心療内科の違いを指摘するのはナンセンスなのだろう。
そういうことを言いたい訳ではないようだ。
一般的な精神科医っていうのも、宮川先生タイプが主であって
そして、別にこれが悪いとか、課題として上げられるものでも、無い筈だ。

薬に頼る頼らないかは置いておいて
倫太郎の方が正義っていう風には進めてほしくない。

で、宮川先生はいっつも倫太郎と対立してるけど
倫太郎が言負かされたまま終わるので、ちょっとフラストレーション堪ってく。
これはどういうことだw
後できっちり借りを返すのか?

とか思っていたら
4話に於いて、ちょっと、ダサダサ宮川先生見れて、ちょっと可愛いとか思い始めた。
この二人の温もりない距離感は、割と美味しくなってきたw



実際の物語は――
脚本が、ちょっとテンポとろすぎ。なんでこんなスロー?

そんなことより気になるのが、1話放送に於いて
多くのドラマが進行性とテーマをキチンと示せるかに力を注いでいるのに
まっったく、何が言いたいドラマかが掴めなかったこと!
実際、3話ラストで夢乃が診察室に来た瞬間、鳥肌立ちましたよ~~~。

ようやく物語が始まったー!

1話~3話まで、こーんなに尺使って暈す意味ってなんだったのか。
本気でちょっと夢乃との恋物語にシフトするのかと、驚愕した。(@_@;)

じゃー天才って設定要らないしw
ってか、メディアに目立つ男って設定もいらないしw


医者なのに簡単に惑わされて欲しくないです。
それ、有能って言わない。

でも、ブレない倫太郎先生が、ぼんやりしたキャラのまま、目的を見失っていなかったことに
ゾクっときました。
こういうのが好きなんですよ~っっ。q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p


で。
とにかく第1話に於いて
この先このドラマで何を描こうとしているのか、本当に全く方向性が掴めなかったのが驚愕でした。
第1話の責務果たせてないよ!
何が言いたいのか、全く分からん。・・・え、私がばかなの?

それが3話ラストに来て、ようやくドスンと土台が落ちてきた。
1~3話は過剰なまでのバックボーン説明だったんですね・・・。うーわー。

なら、倫太郎先生が夢乃のバックボーンにどうやって気付くのか?ってことが
メインテーマになってくると思うのですが
円能寺さんは夢乃に700万をだまし取られたことに気付いて
そこから、関係図が急激に浮き上がってくる!

うあ~・・・・そのための1~3話だったのね~~~~!!!
うをー!すげー!
長かった~!

みんなが少しずつ繋がっていたことが、此処に来て意味を持ち始めていて
ようやく色々なことが納得出来始めて
ようやく面白くなってきました。(^^ゞ



その本筋とは別に、今度はどんな病んだ心をモチーフにしてくるかというのも
実は興味あります。
今になって思えば、その一つ一つが、微妙に夢乃ラインの伏線になっている・・・んですかね?
それは考えすぎですかね?

1話-うつ病
痛み。
ここは、近藤春菜さんの喚きに呑まれました~。すっごかった。
氷を使った痛みの具現化も、面白いアイディアだったです。
そんな風に痛みを外的要素に転換してくれることこそが、救いになるんですよね~。


2話-短期精神病性障害
幻を求める弱さ。
少なくとも1日は続くが、1カ月未満で収束する病で
最終的に正常な病前の機能状態に戻る妄想・幻覚・またはその他の精神病症状からなる。
この障害は、重度のストレスにより疾患感受性の人々に生じるのが典型である、とのこと。

イイ大人が、恋が成就しなかったぐらいでそこまで病むか、という想いは残ったものの
(ここは男の甲斐性で、耐えてほしかった)
本人なのに、本人と良く似た別人としてしまう脆さは
逆に、彼の精神的拠り所の深さ、傾倒ぶりを表している訳で
その意味で、それを突如失くした男の心の立て直しとして、彼視点で見れば
切ない話だ。


3話-レム睡眠行動障害
睡眠中に生じる望ましくない状態を呈する睡眠時随伴症の一つの睡眠障害。
レム睡眠では、手足の筋肉の緊張が緩んでおり、体が動かない仕組みになっているが
何らかの原因で、その仕組みが機能せず、夢の内容に反応して異常行動が出現するというもの。

一見DVか?と思わせて、ご主人の疾患っていうスライドは新鮮でした。
それを知っていて、妻は夫を庇っていた訳ですが
庇うことで、夫の病状を悪化させるリスクに気付かない&それを指摘しない流れに
ちょっと疑問。

しかし、どういう形であれ、誰かが誰かを庇うのは歪んでいても、愛情の一種なのだという側面は
そのまま夢乃の方にも当てはまり
何だか妻の号泣の歪みが、夢乃の歪みと合わさって、何気に怖い話でした。

そのラストに夢乃、登場。
キター!


・・・か~ら~の~、今回4話です。

夢乃は解離性同一性障害という説明がようやくここで出てきて
敢えて、その可能性を1話で指摘せずに
倫太郎との恋模様なんかを踏ませて、病に対する表面的な印象を先に視聴者に植え付けていたトリックが
ここで判明。
丈長のやり取りが、極自然に映え、その分、説得力も唐突感もなかったです。

夢乃のどちらが嘘なのか。
夢乃は、あきらを護ろうとして出来た虚像。

その不気味さと病の奥深さが、尺の長さの分だけ、圧し掛かってくる。
ちょっと圧巻。でも長ぇ前振りだった・・・・。(爆)


4話ゲストさんも、パーソナル障害。
最愛の夫を失くしたストレスに対して嘘の虚像を作り上げることで、自己防衛を図っていた。
嘘がキーワードですかね?

くるみ割り人形のパ・ド・ドゥを娘が踊るシーンが、ポイントでしたが
パ・ド・ドゥとは、バレエ作品において男女2人 の踊り手によって展開される踊りで
(同性ではテュエット)
こういうオチに持ってくるのであれば
娘が、これを踊るとママが哀しむと知ってて、ワザと踊らない、とか
娘が、人目を偲んで練習しているシーンとか
そういうを含ませた上で、こう持ってくれば、娘に感情移入して、ちょっとグッとくるものを
母にも子にも、同情を植え付けるカットは入れて来ない。
何でなのか。


こんな風に、どの話も、どこか一本抜けている温い構成で
一体何を受け取って欲しいのか、大変不透明である。
ワザとなの?
だったらその意味って何なんですか?
そこら辺の意図は未だに掴めてません。
4話にして掴めないのなら、連ドラとして駄目でしょう・・・。←自分の読解力は棚上げ
この作者さんが、人生経験として、苦い記憶が少ないのでしょうか。
ヒーローとして盛り上げる方が得意?

とにかくよ~~~~~やく本筋が動き出してくれたので、ちょっとだけ楽しくなってきました~。
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