Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*03*13(Fri)
金田一少年の事件簿R 蟻地獄壕殺人事件第10話感想(週刊マガジン15号)
絵柄が最近安定しているので安心して楽しめますね~。犯人を迷いなく追及するはじめちゃんがカッコイイです。
解説編に入って台詞も多くなったし、コマも細かく分かれてて一色即発の繊細な展開が拝めているし
比較的満足度高いです~。
これでもっとドラマ性に凝ってくれればねぇ・・・・しんみり。

禁句ですかね?
なんていうか、小学生相手にしている寝物語のようなチープさです。
高遠さん出てるのに~。



さてさて解決編ラスト。
物的証拠として・・・・・・・バイタルの数値が提示されました。
まんまかよ!!
安易だな!!

っていうか、これをこの女性(つまり素人)が
後でデータを消去すれば大丈夫と思って強行した、というのなら、まだ話は分かる。

だけど、これを高遠さんが計画したものとなるなら、話は別になってくる。

何故なら、緊急事態として馬江田教授もモニタ見て、今回はとっさには気付かなかったけど
それは偶然であって
モニタ画面には堂々と数値が出ちゃっている。
つまり、ふとした切欠で馬江田教授が殺害者と舞谷のバイタルが同じだということに
最初から気付いていても全然可笑しくはない。

こーんなリスキーな綱渡りに賭ける、どこが芸術なんですかっ
それで、「私の芸術を怪我した愚か者には~」とか言いだした暁には
お前の頭が悪すぎだ!!って言い返したい~~~~。


むしろ、隙を見て誰かのリストバンドとすり替えておき
同じ数値を表示させることで生きているように見せかけた・・・
とかまで行って欲しいです。
同時に、仮にモニタで馬江田教授に気付かれても、その相手に罪をなすりつけることが出来る・・・とかさ。

そもそも教授もバカすぎです。
仮にも大学教授なら、慌てた場面でもデータの合致くらい気付け。
・・・気付けると思うんですよね~。
それを毎日見て研究している職についた人間なんですから。

そういう人物背景の練り込みが極力薄くて、最近の金田一の残念なところなんですよね~。
それ以前に、だから高遠さんをこんなに安売りしないてくださいよ・・・(ーー;)


それともうひとつ!
今回は人物の心理描写にもちょっと矛盾が。
はじめちゃんに問い詰められ、実際私がやったかどうかなんて分からないと反論した舞谷さん。
言いながらハッとした表情をする。

これだとまるで、ここまでその盲点に気付かなかった、という解釈に取られるでしょう。
はじめちゃんに指摘されて初めて同じ数値のミスに気が付いた・・・・。

なのに、「ふーっ、参ったな。アイツを殺したら処分するつもりの証拠を先に押さえられちゃうなんて・・・」

知ってたんなら
或いはその点を、予め計画を知らされた時点で高遠さんに指摘されていたのだとするなら
さっきのハッとした表情は何か可笑しいです。
その点だけは誤魔化さなきゃと言い訳を並べていた人間が
そういう心理下にある状態で、ハッとする人なんていないでしょ。

ハッとするのは、何か思わぬことに気付かされたときですよ。


まあいいか。
そんな細かい点を差し引いても、リストバンドを付けた奇妙な施設、迷路のようなキーロック。
色々なアイテムがミステリーしてました!
なにより冒頭にも言いましたが、絵柄が安定してきたことがちょっと嬉しかったです。

特に前回レビューし損ねましたが、舞谷の目付きが凄く良いんですよねー!
ちょっと据わった感じの三白眼が凄味を効かせていて
蛇が獲物を狙っているかのよう。
こういう表情、珍しいっていうか、初期は良く見掛けたけど
インパクツありますよね~。
すっごくイイ!!マジで!!
ぶっちゃけ、下衆な敵役の筈の豹変した祝木よりずっと印象的。



そして始まった告白編。
ちなみに出てきた草凪連が絵に書いたようなイケメンで笑った・・・・。

あっさり草凪に振られた綾世が何か恥をかかせたいってとこまでは乙女心で可愛かったのに
祝木が思いついたアイディアはちょっと洒落を越えていた。
なんとライフジャケットの中身を高分子吸水ポリマーに入れ替えてしまったというもの。
これは確かに殺人行為である。

でも、実際は殺すつもりはなくて、直ぐに助けにいくつもりだったみたいですね。
ただ、ボートのエンジンが壊れて助けにいけなかったと。


面白いなと思ったのがここからで
ここから先がちょっと事件を悲劇に塗り替えてくる。

綾世はただ辱めてやりたいと願っただけで
華形に至っては、優等生に対する有り触れたやっかみを抱いていただけで
別に憎しみなどのネガティブな感情は抱いていなそうだった。
祝木がネタを振り、二人共ただこの洒落にならない遊びに乗っただけで
そして、危険性について成熟した判断が出来なかっただけで
全ての発端は祝木だった。

いや、その祝木こそも、特に明確な殺意を持ってもいなそうだった。
でもこの非常識な発案をしている時点で未成熟であって
強いていうなら、祝木こそが罰せられるべきターゲットで良かった筈である。


しかしである。
この沖縄の事故に因って、舞谷に殺意を抱くまで怨恨を残し、今回の事件を企てる原動力を生み
生き残ったのが、この祝木だけという皮肉。
華形は勿論、綾世だって、恥をかかせてやりたいっていうのは別に本気の発言じゃなかった。
止めなかったというだけで、二人に殺される因果があるとは思えなかった。


その辺、中々悲劇的な設定考えたな~と。
単なる逆恨みや復讐で、説得力を持たせるだけの勢いを出すのは、うん、ここまで来ないと!


「人殺し・・・!」
「二人も殺したお前に言われたかねーよ!!こっちは過失で死なせただけだぞ!」
「一人じゃないわ・・・・!二人よ!!!」

この争いは迫力も勢いもあって、盛り上がるって言葉を使ったら不謹慎ですが
胸にグッとくる舞谷さんの遣り切れなさが迸るクライマックスでした。

そしてハラリと流れ落ちる涙・・・。

うをー!
なんかいいぞー!
劇的に描かれてる~。

ま、言ってることは、そうくるなとは思ってた・・・( 一一) やっぱり恋人か・・・。そして妊娠か・・・。


女の子の失恋のピュアな暴言を、受け止めてやれなかった器の小ささから生まれた悲劇が
こんな結末を生むなんて、ちょっと皮肉もいいとこだ。
失恋して悔しいってそういう意味な訳ないだろ、バカヤロウ。
いっそ、魚心あれば~的に口説いちゃった方が余程健全な精神な気がしてきた・・・。
最近に若い子には限度やモラルの境目が薄いって言われているこの時代を象徴しているような
そんな事件でした。(あれ?まとめちゃった・・・)
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