Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2012*04*08(Sun)
秘密 つよし君と雪子さん9(5巻)
前回から続いています・・・・

5巻は本当に辛いお話ですね。
記事を書くため読み直す度しんどくなり、記事一つ書くだけで随分難産でした。
一つの記事に時間がかかってしまった上、こんなに内容が煮詰まらないのも初めてです(苦笑)
いやだって辛い・・・・(T_T)

薪さんがどんどん追い詰められていく上
この二人による大喧嘩まで勃発。
感情があちこちでささくれ立っていて物語がどんどん加圧されていく。
そして大ラストのどん底へ向かう直前
容赦のない悲しいあの衝突。

この二人によるあのリモコンシーンがまた強烈な残像を残していきました。

以前もチラっと記事を書きましたが
今回またそのシーンについて考え直してみました。
事件に対する至らなさについては前回書きましたので
ここでは薪さんと雪子さんの気持ちを中心にいきます。



雪子さんside

前記事で述べたように
少なくともリモコンシーン以外では
薪さんに限っては
言っていることは一般論としての常識的な範囲内であり
雪子さんが持ちこんだ案件だから彼女を説き伏せているだけで
彼女を故意に陥れようとか傷つけようとか
そういう作為的なものは感じない。

大体ここで言う所の雪子さんの正義も
かなり曖昧だった。
犯人が友人と分かった途端手の平を返すような非協力的な態度。
出来る事は何でもやってあげたいという当初のモットーは
友人への思いやりを隠れ蓑に
自己防御で脆くも揺らいでしまう程度のものだった。
薪さんが注意を促すのも当然である。

このように少なくとも
雪子さんから挑発しに行ったリモコンシーン以外では
別に喧嘩している訳でも
憎しみ合っている訳でも
嫌いあっている訳でも
何でもないのではないかという仮説が成り立ってくる。
(あくまでも仮説。だって二人の迫力がハンパないからw)

その観点から
じゃあそのことを雪子さん自身はどう思っていたのだろうと考えると
これもまた奇妙なことに気付く。
そう言えば雪子さんの感情も
薪さんへではなく
事件そのもの、事件に対する薪さんとの解釈の相違だけに煽られた。

もしかしたら雪子さん自身も
そういう薪さんの怒りをぶつけられる事に関して
それほど嫌ではなかったかもしれない。
本人が気付いてないだけで。

ちょっと大味過ぎるが
ここの一連の流れの中で
薪さんも雪子さんもこういう口論が
嫌ではなかったかもしれないとも考えられる。

薪さんが怒っているのは
事件への接し方とか取り組み方だけで
それが考えなしだと言っているだけで
雪子さんの無遠慮な振る舞いが自分の傷を広げるからといって
雪子さん自身を否定していることは
感じられない。

雪子さんが屈辱的なのは
そういう自分の至らなさであって
もっともっと技術的に高い所で
二人向かい合いたかったのではないだろうか。

こんな風に
雪子さんが薪さんに求めているものと
薪さんが雪子さんに求めているものは
実はそれほど大差ないのではないだろうか。


青木が余計な口出しをしたから
二人の向き合い方が
稚拙な喧嘩腰に成り下がってしまっただけのような気がする。

筋違いに庇おうとしたり途中で口を挟もうとしたりするから
薪さんと雪子さんの直接対決が
子供の喧嘩のような稚拙さを生んでしまった。
この二人だけの視点では
少なくとも嫌い合ってはいなさそうである。

それに雪子さんと言えば
この後の展開からも分かるけど
薪さんへずっと焦がれている何かを強く感じる。
だとしたら今回のこれは多少不本意かもしれないが
形は違えど
彼女が望んでいたものではないだろうか。

後に10巻で「庇護されるより一緒に戦いたかった」言うが
正にこれは共に居られる状況じゃないか。
共に向き合えている状況だ。
ずっと焦がれてきた薪さんの剥き出しの感情を向けられている瞬間だ。
もしかしたら雪子さん自身も気付いていないのかもしれないけど
これこそが雪子さんの真に望む薪さんとの関係なんじゃないかと思う。


とすると
青木を制したのは
そんな恍惚とした状態に水をさして欲しくなかったという
無意識の願望もあったのではないかとも考えられる。

まあそれ以前に
青木へ庇うなと言ったのは当然だ。
あそこで青木が余計なことを口にしたから
この一連の直接的な接触が
ただの平面的な口論にされてしまった。

もちろんプライドの高さから
公然と馬鹿にされ屈辱的な思いをしている所に
更に庇われたら尚更惨めになるのも当然だけど
だがしかしこのシーンは薪さんが雪子さんだけに意識を向けている
独占的な状況なのだ。

或いは
雪子さんとしては
もっと技術的に高い部分で薪さんと渡り合いたかったのだろうから
こんなあからさまに技術不足の展開は
みっともなくて悔しかっただろう。

それをスペシャリストだなんて
もう止めてくれと
私だって思う。

青木の援護は本当に見当違いだ。
そしてそんな見当違いを口にされたら
今、正にせめて感情面では向きあえていた自分も
そんな低次元の子供の喧嘩と同等扱いに
成り下がってしまう。



雪子さん的には悔しいけど望む展開だった。
こう考えていくと
例の壮絶な修羅場リモコンシーンは
随分悲しい擦れ違いである。

雪子さんは開口一番「あなたは決して私を見ない」と
口火を切っていることから
ここでも
薪さんに自分を見て認めて欲しくて焦がれていることが読み取れる。

だからわざわざもう一度薪さんの元へ出向き
自分を言い訳にしに行ったのだと考えると
辻褄も合う。

あんなに感情をぶつけてくれたのだから
私だってちゃんと力はあると言うことも知ってもらえれば
これからもずっと傍に居られるかもしれない。
もしかしたらもっと近づけるかもしれない。

まあどちらかと言えば
プライドの高さから
屈辱的な辱めを受けた報復をしに行ったのだろうけど。

とにかくそういう下心を持ってやってきた挑戦状だった。
そのために薪さんが今さっき自分にした様に
彼の一番の弱点を突く必要があった。

それであの修羅場が起こる。
行使したカードは実に見事だった。


でもこれはこれで良い筈なのだ。
何故なら反撃も出来ない人物は
きっともうこの先薪さんの視界にすら入れて貰えないだろうからだ。

ここで結局
傷を付けるしか出来なかった雪子さんだが
こうすることで
荒業とはいえ薪さんは雪子さんを意識せざるを得ない。
悔しさでも妬ましさでも
何だって形振り構わず突進した雪子さんの勝ちだ。

もちろん薪さんはそんなことしなくたって
ちゃんと見てるだろうけど
雪子さんが望む二人の関係が
そうではない。

対等に向き合う自分なのだ。
同じ目線に映る自分を演出したいのだ。
これはそのための自己弁護だ。

でも予想以上に図星だったのは
雪子さん的にも辛かったのだろう。
そんな風に傷を付けることが主目的ではないからね。
その上、貴方の一番ではないことを思い知らされてしまった。

後ろ姿を見送る雪子さんの
強い強い視線が
とても印象的だ。


ただ許せないのはやり口だ。
やり方が汚い。

ある意味こんなに叫ぶような人間的な感情を曝け出す薪さんなんて
第九メンバーでも滅多に見れないと思う。
その点は凄い。(その意味ではタッキーも見事だった)

でもこの切り口は確信犯だ。
そこがズルイ。
このことを薪さんが苦しんでいると知った上で
このカードを切った。
そこだけがどうしても納得できない。
オンナの執念って恐い。
独占欲って醜い。

まあそんなルール違反のカードを切らなければならない所まで
雪子さんを追い詰めたのが薪さんだから
それは薪さんの完璧な言い分に敗北したという証拠でもある。
その点を認めてしまうのも承知で
薪さんを傷つけることを目的に
このカードを切った。切らざるを得なかった。
そこが許せないし
そこが悲しい。

そんなことをしなくても薪さんはちゃんと雪子さんを見ているのに
それが見えない雪子さんの浅はかさが
悔しい。

大体つい今さっき
散々他人の領域に踏み込む危険性を諭されたばかりだというのに
懲りてない。
むしろそんな礼儀知らずだと貴方が言うから
こんな無礼な発言を言うのも仕方ないことよね、という挑発(皮肉)にさえ
見えてくる。

そしてそんな風に二人の道をズラしてしまう原因を作ったのが
青木の他愛ない擁護なのだとしたら
なんて悲しい擦れ違いなのだろう。



まあそれでも。
結局雪子さんとしてはこの一連のシーンで
薪さんの感情を一身に受けられて
そのことについては非常に満足だったのではないだろうか。

薪さんとしては
仕事としての姿勢や秘密を扱う危険性を諭しただけなので
わざわざ弱点というか柔い部分を逆撫でされて
踏んだり蹴ったりな展開ではある。
それでも彼女の領域に
薪さんは踏み入っていっている。

考えてみれば貴方に近付きたいというのは
俗に好意的な感情だ。
大抵は人はそれを好意的に受け止める。

そういう感情をあんな強烈に露骨に向けられていたら
薪さんじゃなくたって
雪子さんの気持ちに気付いていない方が不自然だ。
だって薪さんだもん。

雪子さんの気持ちはバレバレだったという前提で
あのリモコンシーンを見ると
挑発も可愛いもんである。
ただ切り口が汚いだけで。

薪さんももしかしたらそこまで気付いているのかもしれないし。

ここでは包容力のなさというか余裕のなさが
らしくなかった。
この時期は薪さんは色んな物を抱えていて
本当に辛そうだから
もうかわすだけの気力もないだろう。

だとすれば余計
何も知らず自分のことばかり突っ走って薪さんに向かう雪子さんは
やっぱりちょっと利己的すぎたのは否めない。
もう少し自分ではなく周りを
せめて薪さんを見られるようにならないと
薪さんと対等になんてなれない。
・・・・・・ってことに何で気付かないかな(-"-)

薪さんとしても
そんな雪子さんの奔放な態度も
手を焼く所だろう。
薪さんは本当の意味で雪子さんには(というか誰にも)応えられないのだし
雪子さんとは傷つけ合うしか出来ていないのだから。
克洋くんのことを思えば尚更
薪さんの胸は痛んだだろう。



以上の様に考えてくると
雪子さんが薪さんに何を求めていて
薪さんが雪子さんに何を求めていて
お互いにその部分について応えられるのか。
そこの差を思うと
面白いけど悲しい。

それでもただ同調していないだけで
二人の気持ちの温度差は
実はそれほどないんじゃないかと思う。

二人とも理性的に取り繕って大人ぶった冷静な態度を取っているけど
お互いに相手の剥き出しの感情に触れてもいいと
思っていると感じる。
そこだけは一致していると思う。

この二人はこうやってこの先も
一番近い所で接触事故起こしては
摩擦していけばいいのかもしれない。
もう勝手に喧嘩してろって
周りが呆れるくらい
近くにいけばいいと思う。

だから今回の一連の口論も
雪子さんも別に嫌だと思っていなかったんじゃないかと思う。
こんな形ででも薪さんが怒鳴ってくれて(3点とも)
実は雪子さんは嬉しかったのではないかと考える。


薪さんも嫌悪感を向けている訳ではなかった。
雪子さんも嫌ではなかった。
それなのに最後にあんな衝突をしなければならなかったのは
悔しく腹立ったのは至らない自分自身になのだと
彼女が気付いていない故の悲劇であった。

特に薪さん的には
どちらかと言えば思いやりを含む優しい感情を向けたのに
あんな仕打ちをされて
悲しいだけの何物でもない結末になってしまった。
本当に切ない擦れ違いだ。




余談ですが。
そうして考えていくと・・・・・・
今一番私が不安になっているのが(こんなこと考えるのは私ぐらいだろーが)
エンドゲームの事件のことで色々プッツン来ちゃった雪子さんが
弾け飛んで
薪さんにアタックし始めそうで恐いんだよ・・・・<(`^´)>
ラストのラストでそんな展開すっごくいやだ・・・。


更に余談だけど
薪さんと結婚したら(雪子さんじゃなくても)
なんかすごそうだな。色んな意味で。
だって多分ちょっと毛先を揃えただけの髪型の変化とかにも
簡単に気付いてくれそうじゃんw
ちょっと部屋のカーテンを洗ったとかでも気付きそうじゃんw
少し今日は顔がむくんだとかでも気付かれそうじゃんwwww

・・・・・///////
ちょっと自分の妄想(暴走)に丸コゲです/////




<参考までに>
二人の修羅場についての過去の妄想考察↓↓↓
(秘密記事始めたばかりの頃の記事なので色々と浅いですが・・・・(^^ゞ)
つよし君と雪子さん1
つよし君と雪子さん2
つよし君と雪子さん3
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COMMENT


>捜査なんだから当たり前
そうそう!そうですw
薪さんによる“尋問”は捜査です。仕事です。普通です。
過敏に反応する青木が甘チャンなのw

それに本当、雪子さんにとっては無視されるより恍惚とした状況だと思いますw



>リモコン事件が決定打
wwwww爆笑。そーかwそーなんだw

うん、でも仰る通り
憎まれても意識してほしいんだと思います。
本当に無視される(関心がなくなる)のが一番恐いんだと思います。
その心意気だけは汲んであげたいんですけど・・・・

でも薪さんにとって充分一番大事な女なのにねー。
もうこれ以上何が不満なんだといい加減問いたい。

ただ大人気なかったけどそれはお互い様ですし
もうこんな感じでやり合っていけばいいんでしょうけどね(-"-)
お騒がせな二人ですね(^^ゞ



>奥さん
いらねーっっ!!!!
何故なら私が嫉妬するから(笑)

でも、うわ~ホントですか・・・!
えー・・・でも意外です(@_@)そんな風には見えないです。
一巻の室長室で仮眠とっていたりとか
もろ独身男って気がしますけどw

確かに青木を大切に想う気持ちは普通には理解出来ず
家族がいたら余計ストレートに伝わりにくくなりますね。
巻が進むにつれ青木への大切さがとても綺麗に丁寧に描かれていきますし
うん。無い方が良かったと思います(^^)


しかし裏設定、恐ろしい・・・・。
どうしよう。
岡部さんにも妻がいる設定だったらどうしよう(@_@;)
2012/04/10  | URL | もくず #- [edit]


こんにちは、もくずさま。

薪さんと雪子さんって、似ている部分多いですよね。
(顔も似ているww)
私が疑問に思うのは、鈴木さんがいる頃の二人って
どんな感じだったんだろうかなーってことです。
「紹介されたときから、敬語」とあるから、
3人ふわふわ仲良くってことはなかったとは思うんですけど、
雪子さん初登場のシーンや、
地下鉄事件後のお見舞いシーンを見る限り仲が悪そうでもない。
写真も3人一緒のものだし、意外と3人の居心地が
いいと感じてたのかな。

その割には、いまの関係は、いまいち噛み合ってない。
鈴木さんの死は、二人を敵対させるものではなく、
同じ共感を生んだと私は考えているので、
よーわかりません。
もくずさま、教えてください!!


↑の他の方へのレスに関してですが・・・
>岡部さんにも妻がいる設定だったらどうしよう(@_@;)

そういえば、アニメの岡部さんは妻帯者でした。
アニメの設定の中で最も納得できませんでした。
えーーーっと雄たけびを上げたくらいです。
しかも、薪さんが倒れても、姫抱っこどころか
(誰も)助け起こさないし、ありえない。。。

岡部さんの妻帯設定は、い・や・だー。
2012/04/11  | URL | ゆずき #- [edit]


> 薪さんと雪子さんって、似ている部分多いですよね。

表向きはきっとそっくりなんでしょうね(^^)
周りから見たらセットで称されるようなw
4巻で「第一の女薪」って言われていますしね。

でも中身は雪子さんは青木に近い気がします。
薪さんとは
仕事スキルや勤務態度などから
相似していると見られているのではないかと思います。

私としては問題児な二人が交互に薪さんを
無邪気に撹乱する構図を思い浮かべていますw



> 私が疑問に思うのは、鈴木さんがいる頃の二人って

あ!そーですよね♪
この辺りについては私も色々と興味があります!
これまでも記事の末尾にちょろちょろと書いてみたり
他の方とですがコメでお話させて頂いてきましたが
明確な描写がないからどうしたって推測の域が出ませんよねー。

特に私的に疑問なのが
どちらが先に鈴木さんに出会ったかです。
これで大分印象も変わります。

鈴木さんと知り合ったのは雪子さんの方が先なのかなと
なんとなく思っております。



> そういえば、アニメの岡部さんは妻帯者でした。

いやだぁぁぁぁぁ!!!!!

アニメ化されたって本当なんですか。
よくある付録CDとかOVAではなくて
地上波で放映したんですか?
なんか信じられないです(◎_◎)
この設定を民間が受け容れられたのかすごく疑問です(-"-)
2012/04/11  | URL | もくず #- [edit]
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秘密にする?

    
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