Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*02*21(Sat)
デート 第4話 感想
クリスマスの聖夜がほろ苦く、甘く、なんて素敵な魔法なんだー!奇跡が起きたー!

不思議な顔をしているラストの二人の表情に悶えました。
これだよね~クリスマスの醍醐味ってこれだよね~。

日本でのクリスマスの、本来誰もが期待する聖なる夜っていうのは
煌びやかなイルミネーションでも、ケーキでも、ベッドインでもなくって ←まあ、これはこれでイイがv
こんな風に、いつもよりほんの少しだけ特別感を持って
いつもよりちょっぴり優しくなって
みんなが誰かのためを思って愛に満ちる、そんな夢の世界だと思っている所に日本独特の解釈と本懐がある訳で
少なくとも、そこが土台となって発展した訳で
そういう、イイところを見事に描いてきたな~って思える話でした。

なんて可愛い話なんだろう!
中盤のちょっとビターなテイストからの、ほっこりさせる人の温もり溢れるエンディング。
そしてクリスマスの奇跡!
そう、当人らは知らないだろうが、これぞ、世に降る聖なる夜の愛の奇跡だ!



毎回思うんですけど、このドラマはとにかく脚本が秀逸で
綿密な構成の元に、計算し尽くされたデコレートが、もう、絶品の域。
観ていて、内容云々の前に、スッキリとしたボディが、とても気持ち良いです。
ダラダラと続いていく話も、良さはあると思いますが
私が個人的に、こういう論理展開されると燃えるってだけの話ではありますがw

例えば
やっぱり1話1プレイスは確定みたいですねぇ。
今回はおうちデート/彼氏宅へご挨拶、でした。
前回は婚活パーティ/再会のプレリュード
その前は遊園地デート/プロポーズ
初回は横浜デート/告白

通常の恋人たちが踏んでいくステップを一つずつトッピングしているのが伺えて
ああ、だから、ドラマタイトルが『デート』なのか。←ようやく気付きました

なのに、最大の目玉は
こーんなにオーソドックスな手順踏んでいる愛の軌跡話なのに
だから何故そのデコレートになるーっっ!!??っていうストーリーの斜め上展開。
とにかく、普通じゃない二人の恋模様ともいえない関係が可笑しくて可笑しくて!
マイナーすぎる恋にも程があるだろw
あ~、だから、二人の時代錯誤な貞操観念が大正モチーフなんだっけw大爆笑。


今話だって、のっけからズレまくりの二人に大爆笑!ですよ~ぅ。もうここは是非とも言っておきたい!
お母さんに釣られて鼻歌歌っちゃってる巧くんも、コスプレ依子も
面白過ぎた。
もう二人でノーマルなんか意識せず、勝手にやってくれよ。(つまり似合いだなと)

♫つむじ風~♫のところで、依子到着。
(巧くんは指摘するだけあって、歌詞合ってるしなw)

「そんなわけない、そんなわけない!スクーターが同じだけだ、通り過ぎろ×3」
「メリー、クリスマス!・・・・驚いたようですね」
「戸惑っているんです・・・!」
「人生、初のクリスマスデートを上質なものにするべく情報収集したところ
 サンタクロースのコスプレをしたら彼氏がとても喜んだ、という体験談があったので、参考にしてみました」
「完成度が高すぎる!」
「再現するからには完成度の高いものを目指して、何が悪いんですか!」
「目指す方向性が間違っている・・・!」

巧くんのツッコミがいちいち最高。
これはもう、長谷川さんの技術力に他ならないですよ~。嫌味なく、キレはあるけど鋭くない。
ツッコミの言い方は数あれど、こういう感情の配分や口調の強さ、トーンなどが良くマッチしてますv

そもそも依子。
クリスマス関連のページ見ていて何故サンタコスがそれになる・・・w

そして、やっぱり、ものすごく根本的な部分では意見が一致している二人・・・。
「イルミネーションって何がいいのかね・・・あざといのになぁ・・」
「確かに。電力の無駄のように思います」

そこへ通りかかる通りすがりの、クリスマスデートの定番カップルがまた・・・!

「夜景の見えるスウィートルームでクリスマスディナーのルームサービスを予約したんだぜ~」
「クリスマスプレゼントは、あ・た・しv」
「ラッピングを剥がすのが楽しみだ」

会話がバブルだw
もうどうしてこれようwwwこのギャップだけで充分お腹いっぱいです。
このドラマはいつの時代だよwww 90年代全盛期のファンが喜びそうなテイストだw
OPも含め、冒頭だけで腹を捩って笑い転げました。

隅々まで色々完璧で、両脇からパンチ喰らっているような破壊力です。
サイコー!



さて!4話!
このアホな変わり者な二人のドタバタ喜劇で終わらない所が
このドラマの良い所。
詰め込んでくるのは、相変わらず重たいテーマだ。

物語は、風邪っぽいという巧くんを送って、初めて谷口家のお宅へお邪魔した依子。
クリスマスパーティが開かれている「とんでもないことになっている」谷口家で
初のクリスマスパーティに参加するハメに。
子供のころはサンタを信じていたか否か?という話題に
議論したと答える依子の回想シーンも、楽し過ぎでした。

ってゆーか実は私もこういう人なので、この、理屈で攻めてくる快感が・・・っ///////
もうたまんないっす。くうぅ・・・っ。←たぶん変態
小学生の依子が杏ちゃんそっくりなのもどうよ!?
父ちゃん、真ん中に挟まれたままの図、もウケたwww
口を挟めない弱い立場www そして、ぽかーんと間の抜けた顔までナイスな演技です~。


・・・・・でもまあ、多少言っていることは偏屈でも、この程度はラブストーリーでは良くある話ですよね。
クリスマスパーティだのデートだのは、恋人三大イベントですし
ドラマとしても盛り上げネタとして投下しない筈がない。

でも、そこを、ちょっとほろ苦く味付けしてくる。
ギャグで突っ走って終わらせない。
それも、愛の擦れ違いなどではなく、こんな形で。↓


実は、予想するに
ここから先の展開は、きっと世の大半が依子目線であって
巧が如何に酷い男か、だから社会性がないんだとか、落ちこぼれなんだとか
依子の何処が無神経だったかも分からず、むしろ今回の依子は別に悪くないとか
そういう感想を抱いた人だっていそうで
というか、彼女のしたことは、世間がすることの模倣なのだろうな~と思う。

でも、私はそう思わないので、そういう私個人との温度差のある現実が過酷に映り、しんどかったです。(ーー;)


私には依子の仕打ちには、心底重たいものに映る。
依子のクリスマスプレゼントは、これまた無色なものだった訳ですが(うん、そこは誰も期待してない)
それだけではなく、寄りによって、ニート対策。

そもそもクリスマスは、今夜だけは現実を忘れて楽しもうっていう主旨が大前提なイベントで
クリスマスの醍醐味をまず台無しにしている所はウケます。
サンタの格好にしろ、あれだけ調べて分かっていないっていうのは
ちょっと才能ないんじゃないか?w

・・・・・・そういう、視聴者へのウケを狙った効果も含みつつ
それを逆に利用して
直球で依子に現実ディスらせちゃうw
ほんっと、デリカシーのないチョイスw

クリスマスのラブモードから現実を見せ付けることで
二人の恋愛や結婚観にリアリティを付与させたかったのか。
でもリアリティを持たせたいだけなら、もっと具体的な別の定番のネタが幾らでもある訳だから
(金銭問題とか、新居だの式だのと、ぼんやり交わすことは可能だった筈)
敢えて、直球でニートを糾弾する理由もない。
クリスマスの夜に!

つまりは、これが的確なウィークポイントだと分かってて敢えてこのネタを投下してきたと考えられ
無神経に人を傷つける「心がない」に繋げる設定として
お互いを夢から覚めさせるネタとして
この上ない選択であり、切り口が素晴らしい。サドだサド。
しかもそれを、敢えて、夢の世界であるクリスマス聖夜の舞台で!


「例えばこれは、親子で参加するプログラムです。
 お母様も育て方を間違えたかもしれないと仰いましたが正にその通りで
 家族の問題があるケースが多いのです。ですからお母様も一緒に更生される・・・」
「やっぱり君は何も分かってないよ・・・!母は関係ないだろ」
「お母様は自分に責任があると」
「君は人の心の機微と言うものがわからないのか・・・っ」
「私は何か間違ったことを言いましたか」


ここで依子が取った行動は
人様の親御さんを否定することに躊躇がないという、大人としての教養のなさの露呈であり
失礼極まりない。
どんな教育を受けてきたのかと、自分の親さえ笑われることにもなる。
一体何様なのか。

多くの人が感じたのは、その点だと思いますが、でも、本当に酷い部分はそこじゃなくて
巧視点で見直すと説明し易いのですが
彼がニートであることを、真っ向から指摘している点だと私は思う。

ここで、社会復帰支事業などのレポートを持ちだしたことで
巧を
ネットや公共施設などで簡単に調べられる支援を知りもしない男であり
知っていたとしても、それを利用することもしない、怠け者であると
暗に指摘しているのと同じことだということだ。

また、こういうプログラムは大概が国や自治体のアピール事業であり
参加したからといって、何ら役に立つ実りあるものではないものが多い。
でも参加したことのない者には、有益な支援策という一般認識であり
現実を知らないのは、依子の方なんだけど
己の価値観を疑わない依子は
巧に対して、努力すらしていないと、あからさまに見せ付けている訳ですよ。
あれだ、職安に行けば就職出来ると思っているのと同じ理屈だね。

根っからのストレート・エリートには、一生分からない社会の闇であり
何気に、ここで二人が向きあう温度差には、根深い日本社会の歪みが浮き彫りになっている。
言葉では説明し難いその困難と、そして(理由は定かではないけど)巧が抱える心の闇。


それを、さらりと流しているから、分かりづらいが
画面から伝わってくる重さは、その比じゃない。

その意味で、依子の行動は
無意識にも巧を、ニートであることを馬鹿にし、評価している行動であり
更に、仮にも恋人関係なのだとするならば
男の沽券とかプライドとかまでは言わなくとも
クリスマスとして、対等でありたかった巧の感情までをも、無下に土足で踏みつけたのと同じことをした。
二重に傷つけていると思う。

そこの意識のズレを、まさかこんなに大きく振り切って描いてくる、この発想。この切り口。
デリケートな部分を、戸惑いなく抉ったこの辛辣さ!
それも、クリスマスの夜に!

それが、とにかく、観ているこちらまで抉るようで、辛かったです。
面と向かって刃を向けるより、こんな風な無意識の行動で安易に人を傷つけてしまう、
しかも、その傷つけた理由すら、分かってあげられない未成熟な依子の思考は
何より、非道だと思えた。辛かった・・・。

その価値観の相違というものを描くのに、また
依子がバリバリのエリートキャリアという設定だからこそ光ってくる。
だから、この設定なのかと、、改めて唸らされる。


「それに比べて、お父さんにサンタをやらせてもあげなかった。
 あなた、一度でもお父さんにクリスマスプレゼントあげたことある?」

まさにそれ。
自分にとっては無益でも、人にとってはかけがえのないものなど沢山あることに
想いを馳せられない。
依子はデリカシーがないと言及されていましたけど
それだけでは済まされない、罪深さがあると思う。
人の心に思いを寄せることが、出来ない。そのまま上から目線で辛辣な言葉を浴びせる。
それは、果たして許されることなのか。
依子が考える以上に、父にも失礼で悪かったと、反省するべきところだと思う。
だって、父の時間は二度と戻らないんだ・・・。


「間違っていない・・・君はいつも正しい。だけど君には心がないんだ!!」

この件について、巧が反撃したことこそ、むしろ当然で
依子はもっと自覚をするべきだ。・・・と、私は思う。
むしろ、依子の方が、「心がない」と非難され、逃げ帰るだけではなく
きちんと謝罪をするべきシーンだったと思う。

なのに、巧は、自分のことは何も言わず、母のことだけを、詰る。
その想いがまた、胸が痛く・・・。

巧が謝るべきことは、なかった。
あるとすれば
非道な扱いをされたとはいえ、それが、自覚ある悪意ではなかったため
何とかしてあげたかったというその想いだけは、受け取ってやるべきということだと思う。

「気に入らないかもしれないけどさあ、巧くんのためにこんなに一生懸命調べてくれたんだよ、
 そんなひといる?
 こんなに手間のかかったクリスマスプレゼント、私知らないよ」

確かに、気持ちは受け取ってあげなくちゃね。
だって、今宵はクリスマスなんだから。


・・・・けど!ここで更に辛辣なのが、巧には何の救済も許容も与えられないという結末だ。

前回も感じたのですが
このドラマって、女性層をターゲットにしているのか、どうもテイストがフェミニスト寄りですよね~。
前回だって、依子が数々の男性参加者に吐いた多くの暴言を
謝罪するどころか、己を振り返り、落ち込むシーンすらなく
結局、自覚ないままスルーで
しかも、最後はお姫様よろしく、ホテルから巧に助け出されちゃう。(素敵だったけど)

今回だって、結局依子の罪は糾弾されず、追ったのは巧の方。
行動に出たのは、巧だけなんですよね。
故に、依子は自身の行いの罪深さをまた自覚することなく
また、巧が謝って、後はスル―。

巧の想いは誰も掬いあげない。
なんて、展開!

なんか、徐々に微妙なフラストレーションが蓄積していくのは気のせいか。
依子役の杏さんが、庇いたくなるようなフェミニンガールじゃないから余計そう見えるのかも・・・。

何でこんな依子寄りな結末?
こんな風に誰も彼女に指摘しないから
イイ歳して人にこんなこと言えちゃう大人になっちゃったんじゃないのか。



まあ、そんなこんなでも、クリスマスなのである。
弱さも、脆さも、醜さも、今夜だけは神様が見逃してくれる。

「早く着ろ!ユーミンだ・・・・・恋人がサンタクロースだ!!」
出たーっっ!!!

んで、ここからの展開には、この社会不安だの人生論だの
そんなのぶっちぎりでカッ飛ばされて笑った~www
なんなんだろう、たった一時間の間にこれだけ濃淡詰め込むドラマvvv


サンタの格好をして、今夜だけは毎年鍵を開けているという依子の部屋の窓から侵入すべく
車を飛ばす二人。

「登れそうだなぁ」
「不法侵入だろ」
「恋人の場合は夜這いだ」
「恋人というわけじゃ・・・」
「じゃあ恋人になっちまえよ」

「もし窓が、開いてなかったら・・・・」
「それまでだ。縁がなかったと思え。だがもし開いてた時は・・・その時は神様がこう言っていると思え!
 今夜決めろ・・・!」

こここここいつ~!!ウケる~www

そして、ここで本当にかかっちゃう、本物の“恋人はサンタクロース”

燃えた~////
意味なく燃えた~/////
やってくれるぜえぇぇ~スタッフさん、楽しそうだなw


「おい・・クリスマスの奇跡、起こしてこい!!」←こいつ、トレンディドラマ育ちだ。ゼッタイ。爆笑。

ここで既に、依子のお父さんが先着していることを視聴者は知っているわけですから
こっちとしては、もうおかしくってしょうがないっっww
フ、フ、腹筋が~っ。

しかも、警察に連行www
どんなオチやねーんw

「お父さん、こちら谷口巧さんです」
「あ、谷口です」
「谷口さん、こちら、父です」
「ああ、父です」
「「はじめまして」」
「何がどうしてこうなったか説明するべきだと思うんだけど・・・」
「わからないんだ」

ベッドの上で遭遇した初対面とか、よくもそんな初対面を思いついたなという振り切れ具合。
パトカーの中で挨拶も最高でした。
面白過ぎる・・・っ。



そしてそしてっ!来ました、聖夜の奇跡!

プレゼントを開ける依子。

大事なコレクションを売って得たお金で買ったネックレスが、母の機転で素敵な贈り物に化けていた!
『肩たたき券―いつでもどこでも期限なし回数無制限』
うわー!クリスマスの奇跡が起きたー!!

ここの、不可思議なサプライズが起こったぞ的な二人の狐に包まれたような顔が最高!
これだよ~~クリスマスってこれだよ~。
誰かの無欲な愛で、ほら、ほんのちょっぴり救われる。
なんって甘いオチなの~~~。

中盤のあの、現実味溢れるギスギスして生々しい展開を経て
まさかのこのファンタジーなオチ!
砂糖もミルクも、入れるのはラストだけ。なんちゅー脚本だ!!
抑揚も、その、現実と夢の振り切れ具合も、何もかもガツンとくる。
感涙。

クリスマスと言う聖なる夜を舞台に
ファンタジーとリアル、理想論と歪み、そのスクエアを小一時間で描いてきた濃密さに
感服しました。


・・・・・。
そういえば、初回からの演出法ですが、ちょこちょこ時間軸が逆転しますよね。
タラタラ流しがちな物語を目まぐるしくさせていて
物語を引き締め、だから最後まで集中力が途切れない。
くるくる変わるから、深読みとか余韻とか、そういうものをじっとりと感じる間もなく
視聴者は表面的な流れをひたすら追うことになる。
故にスピード感を錯覚して、テンポ良い気もしちゃいます。
これも、なかなか、面白いアイディアだと思いました。

その効果が、笑い(オチ)として、今回特に如何なく発揮された後半でした~。
お見事!
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