Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと漫画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*01*28(Wed)
デート 第2話 感想
やっぱりこれ面白いー!脚本が濃密です。
今回も前半と後半で作りだした余りの落差に愕然。
前半のあのアホで軽快なやり取りから一転、なんて人間の限界がぶつかる対立なんだ。
中途半端な衝突なんかやらせない。徹底的に叩きのめした跡には何も残さない。
清々しいほどの無様な敗北でした。

もう私にはこの先この二人がどういう恋愛に堕ちていくのかなんて、興味ない~。
この社会的思想と思想のぶつかり合いに、どういう及第点を持ってくるつもりなのか?
それだけが非常に楽しみになりました。



さて可笑しな頭脳派カップルの第2話。
2話めにして、一気に破局まで持ってきたこのスピーディな展開。
早いな~。
通常なら、もう少し後の、起承転結で言うなら「転」の部分で持ってくるネタな気がします。
一体、このドラマはこの先何を描こうとしているのか。

テンポの速さが、小難しいこと描いているドラマを軽くし、楽しく見せてくる。
前半の遊園地デートは、正にその典型。


理屈と理論で塗り固められた、ロマンス?では
平凡な現代遊園地事情も、まるで戦地に赴く兵隊だ。
正に、大正時代からタイムスリップしてきたかのようなカルチャーショックを与えているのが可笑しいw
それをまた、昭和臭漂うヒットソングに乗せて見せてくるから
もう、気分はタイムトラベラーですよwww

あ~、恐らく西洋文化が初めて庶民の暮らしに浸透し始め
その中で、前衛的思考と革新的発展の中のギャップを感じた人々って
正にこんな感じなんだろうなぁ。とかどうでも良いこと思わされたwww
大爆笑。

「あ・・・人混みに酔ってしまったようです」
「まだ入場して15mです。ここからが本格的なテーマパークです」
「地獄絵図のようだ・・・・」
「気を確かに」

「苦手なんです・・・・ああいう下品な子供や民度の低そうなカップルが」
「分かります・・・!人生を浪費している人々の吹きだまりのように思えます。
 あまりにも難易度が高いようでしたら場所を変えても構いません」

遊園地の難易度wwww

「苦難も通り過ぎれば甘美なもの ば~い、ゲーテ。
 ここで逃げちゃ駄目です。このテーマパークを楽しむことができたらもう怖いものはありません」

どんなホラーを想像してるんだw

「「いざゆかん。我ら戦場へ」」←手を取り合って。
あっはっは!。゚( ゚^∀^゚)゚。

彼らにとって未知の世界はまるで異世界だ。
台詞だけ見れば、さぞ、宇宙モノとか戦場モノと言ったアクション洋画のようですらある。
・・・・・そして背景に目を向けると、そこはゆーえんち。

あ~、もぉぉぉぉっ。(ノ∇≦*)
この脚本と演出のミスマッチ感www
巧すぎる~!最高~ですwww

「パンフレットの見方がさっぱり分からない・・・・
 目がチカチカするばかりで、こんな難解な書類みたことがない」

あ~、はいはい、TDLのパンフとか、そんな感じのデフォルメですもんねwww

「ツワモノがいます!正にテーマパークデートを楽しむカップル!!」
「心に迷いがない・・・!」

着グルミ、あ~んど、デコ。
確かに、異星人かもしれんw

って、だからこれ、タイムスリップして未来へ飛ばされた男女の物語じゃないんだってバ!

思想的な偏りを、大正ロマンと照らし合わせた前回を引き継ぎ
現代とのギャップの凄さを、現代アイテムでカルチャーショックとして見せてくる。
この可笑しみというか、ユーモラスさが、もうたまりません・・・・っ。

前半だけで、死ぬほど爆笑した・・・!



そんなイタイ人のお仲間(笑)二人のデートの結末――

最後の無残なプロポーズは、哀れ極まりなかったです。
彼の必死な弁論は、単なる我儘という域を越え、一角を成していたように思えたが
世の中の大半の人は、イライラさせられた内容だったのではないだろうか。

「だったら働けよ」

正にその通りで、それ以上の答えも方法も、考える余地すらない訳ですが
重たかった・・・・!
社会に関わってこそ、一人前とされる現代社会では
彼の言っていることなど、仮に正当性があろうとも、この世のルールではない。

でも、「出れない/関われない」事情に追い込まれることだって
あるんだよ。
それを、頭から踏み潰した“一般論”は重たかった・・・・!

「働けばいいだろ」

・・・・・・・・・うん、突き詰めれば確かに答えはそこですし、その点について反論がある訳ではない。
問題はそこではなく
理解し難い相手の理論を、全否定するその態度もまた
とても教育を受けた者の社会的対応ではないように見えた、その稚拙さだ。
あまりに攻撃的すぎて。


真面目に働いて頑張っている人を馬鹿にしている、
確かにそうとしか見えない巧の態度は、そう罵られても反論の余地はない。

ただ、目標を持ち、夢を追うことは人生を燃やし
働かないこと、頑張らないことは、愚弄であり、みっともないことで
努力こそが全てだなどと浅いことを吐いてた時代が、私にもあった。
そんな平たいことを言っていた時代があった・・・。

そういう私から見ると、そんな、そこまで頭ごなしに全否定することないじゃないかと。(>_<)


勿論、劇中の彼は、ひきこもった理由も分からないままですが
しかも一度も外(社会)へ出ていないって言ってるし。
社会システムさえ彼こそが否定している結末ですよね。

でも仮に何の正当な(明確な?)理由がなく、サボりたかっただけだったとしても
そんな風に、相手の立場や思想を、あからさまに潰し一方的に断罪する対応は
やはり教育的ではない。(と思う)
片側からの理想論で一生を終えるような人こそ、貧しさを露呈している。

その際、好きか嫌いかは問題ではなく、また、立場なども関係ない。
故に、その中で
「あなたは自分本意の価値観の中でのみ生きていて、社会の一員であるという概念もない。
私はあなたを軽蔑します」
と、拒絶しつつも
依子の言う「父がまた泣くから」・・・で締めるラストは
単調な二元論に広がりを与えていた気がした。
鷲尾くんと一緒になって糾弾せず、自己論として意見を言っているところが気持ち良いし
好感が持てます。


だからと言って、巧くんが、教育的な人間だったとも言えないところが
このドラマの面白い所ですが。
そして、幼稚な態度を取っている方に正論を言わせているって所が皮肉めいていて面白いですが
――ってか、社会的地位もあり自分が普通であることに誇りさえ持ち
それを当然だと思い
出来ない訳がなく、出来ない側を想像することも出来ず
周囲にも自己と同等レベルを強要する、鷲尾くんの方がイライラしたってのもある(笑)

「働けばいいだけのことだろ」
色んな生き方があっていいというのは、働いている奴が言う理屈だ、と
頭から否定する、極論同士のぶつかりあい。

まあ、その思想・・・とも言えない?対立はともかく
その火花を散らすようなやり取りは、凄まじかった・・・!
二人の役者に拍手っ!


この場はどちらが正しいかは確かに明白であって
それを強調するためだろう、完全に視聴者を引かせるための小技の数々も
手を緩めるところを知らない。
そういう徹底ぶりが、とても潔く、見ていて気持ちが良い。

例えば、プロポーズするのも親に金を借りる姿とか。
彼が自分で寄生したいと言っている分には、スル―出来ても
目的を達成するのも他力本願なのかw・・・って辺りは、見事な仕込み。

続けて、極めつけは
フラッシュモブを使って踊りだしたのには、流石にぽかーん、で、衝撃です。
しかも結構長いなダンスシーンw

しかし、恐らくそれこそが狙いであって
視聴者を思いっきり引かせたかったんだろうなと。・・・・いや、別な意味では笑えたがw



この、徹底的に常識と非常識をぶちまけたラストシーンは
それだけで、社会の歪みの一角を切り取ったという印象でした。

また、社会的システムから外れているからと言って
己の思想にそぐわない物を排除するような対応とも取れる、ラストの対立は
見方を変えると、何だか社会の歪みを模倣しているようにも見え
何ともやりきれない思いをこちらに残す。

観終わった後にずーんと圧し掛かってきた重たいものに、もの凄い論説を見せられた気分です。

ひっそりと、後ろめたさから声を顰める社会不適合者の、みっともない、でも確かな本音を
ここまで派手にぶちまけるドラマも、そうそうないだろう・・・なと。
大概が、常識に乗っ取って、利口の前に反省するという、つまらないリアクションばかりだ。

共感出来るか出来ないかはさておき
擦りきれんばかりの赤裸々な思考の暴露とぶつかり合いは、私には面白く
また、それは人生の戦いの物語で、実存主義を意識させるし
それが究極的には、愛だのロマンスだのという幻想的なものを描いている遊び心も楽しい。

月9の恋愛ドラマにそんなもの持ち込んでいる時点で無粋ですかね?
っていうか、そんなこと考えちゃう私こそがイタイ人ですかね?


・・・あ。
そうそう。そうだ。
第1話で大正デモクラシー!・・・なんて、つまり、自由主義的な運動や思想として比喩しているドラマ・・・
なんて見方をしている人なんて、誰もいなくね?!
まじか!Σ(@□@;ノ)ノ

私だけかー?!!
ってか、ソコ、どうでも良いってこと???
その点こそが、このドラマの主眼点だと思ったんですけど・・・・・。
何この世間様とのズレっぷり。
私こそイタイ人か・・・。
ハズカシー!
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COMMENT


杢屑さん、読んでまた納得しています。
このドラマ、面白くて、やがて哀しきという感じです。
>観終わった後にずーんと圧し掛かってきた重たいものに、
もの凄い論説を見せられた気分です。
「こういう生き方があってもいい」と家人・・・
私はそれよりもどう落とし前?をつけるのか・・・
 結末はどうなるのだろう・・・ものすごい気になります。
2015/01/29  | URL | orugann #MRMrgk5Q [edit]


ご無沙汰しております!ご訪問ありがとうございます!(^^)/

これ、面白いですよね~色々。
何か、突き抜けていますよね~色々。

やっぱり、価値観の違いは永遠の擦れ違いになってしまうのでしょうか・・・。
そういう展開でも興味深いですね。

最後の破局は強烈でした~。
描いているものはコメディでも、底辺に流れるものは、哀しいものな気がします。
脚本がしっかりしていて良いですよね。

「こういう生き方があってもいい」とは真理ですが
今後、何処に救いを見出すんでしょうか。
結婚となると価値観の違いは厳しそうです。
この二人、息は合うと思うんですけど(苦笑)

どう落とし前をつけるのか。どう決着を付けるのか。
私もそこがものすごく気になります。
今後の二人共の、思想の変化に大注目してます。
それが恋心の変化と合わせて描かれるんだろうな~って思うと
この先も楽しみですね~(*^_^*)


この度はコメントありがとうございました!
2015/01/30  | URL | もくず #- [edit]
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