Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*10*22(Wed)
素敵な選TAXI 第2話 感想
自己利益のためじゃないタクシー利用にノックアウト!そうか、今度はそう来たか。
他人のために奔走し、過去を清算しようとする男の哀愁が味出してました。

今回あんまり巻き戻し連発をしなかったので
このドラマとしての面白味が少々足りない気はしましたが
そんなもんスル―出来るくらいの人生の重みや傷跡と言った、齢を重ねたからこその厚みが下地にあって
時を経て取り返そうとする必死な男の足掻きがたまんなかった!


前回だって、面白かったんですよ。
でも、あれだけ頑張った男の努力を、最後全否定かいっっ!ってのが。
合わせて、そこまで付き合わされた視聴者の時間も全否定か!って感じで。
とにかく嫌な気分になりました~。

愛する人のために、お互いに頑張った、という想いは伝わるんですけど
最後、全部、女が一回で持ってっちゃうんだよ!
そんなー!

後味悪いのとか、モヤモヤが残るラストとか、切な系とか
個人的には大好物なんですけど
あれはないわ。

第1話だっただけに、選taxiに於ける、ルール説明みたいな部分もあっただろうから
何度もやり直せるリセット的なものは楽しいと思いました。
RESTARTとか出る文字も、RPGのようだし
ここから戻るって瞬間の小細工の人形とか、笑えたしw
同じシチュエーションを何度も繰り返し、今度はどうなる・・・っていうのも
コントを重ねているようでもあり、一緒に頑張っているようでもあり、ドラマとしての新鮮味があった。

あれで
「俺が安易に未来を仕切り直そうとしたがために、彼女は命を落とした」か~ら~の~
「彼女を手に入れる代わりに、俺は命を落とす運命だった」へ、繋げてくれたら
神回だったのに。
彼女を選ぶか、命を選ぶか。運命の分岐点は、あそこに在ったのだ、って結論。
そこで終わらせておいて欲しかった。

あれだけ男が足掻いた労力、全リセットって・・・。

それに付き合わされた視聴者って一体・・・・・。(;一_一)
努力が報われない結論は良いんですけど、それ相応の対価、何らかの代償は見せて欲しい訳ですよ。



それに対し、今回だって男の努力は巻き戻しで消えたし
そもそも、男自身の過去は何も変わらないんですけど
そうまでして二人を助けようとした男の想いが切なくて、光ってました。
それを無にしなかったラストで良かったって、素直に思えるし
そもそもその裏には、男の自身の過去の償いへの苦い想いも含まれている訳で
なのに、男は特に何が変わる訳でもないんですよね。
そして、結局記憶もない。

得たものは何もないところが、何とも言えない余韻。
必死な彼が、輝いた時間も、残るは視聴者の記憶の中だけ。

男にとっては、償おうとした努力さえ消えてなくなったけど
何処か胸がきゅっとする、それこそ男のロマンなお話として一貫していました。
大して膨らまなかった犬の存在まで、成程と思ったし
更に更に!
ロマンティックネタがオカルトネタにシフトするオチまで秀逸。
色々スゲーって感じです。

んー、脚本の構成の上手さも見せつけられたかな。
2話としての役目を果たせていたというか。
よく、連ドラの特徴を研究しているかんじです。

前回のポンポン巻き戻せるアイテムが視聴者は念頭にあるから
敢えて、巻き戻さないことで、強引に救ったクライマックスが冴え渡るんですよね。
上手かった!


その、ヘタレなダサい男・民宿の主人平野を、仲村トオルさんが好演してました~。
憎めないし、弱くもなく強くもない存在感。

物語は、古い寂びれた海岸沿いの片田舎。
平凡な街に、突如、現職の町長の娘が誘拐という大事件が起きた!
平野はその情報を予め聞いていただけに、
偶然擦れ違った選挙カーを見て、慌てて警察に連絡。

無事事件は解決。
署で、礼を言われる平野。

「ありがとう。君は娘の恩人だ」
「いえいえ、そんな。そんなつもりじゃ・・・」

ここと同じやり取りが、救出に失敗した後(リセットした後)もう一度繰り返されるんですよ!
それがまた、ニクイったら!


署で擦れ違う犯人の男と娘の表情を見て
平野は、これは、誘拐ではなく駆け落ちだったのだと察してしまう。

自分は、決死の駆け落ちの邪魔をしたのだと――

時間を戻して救おうとするけど
待機させていたタクシーの存在をたまたま見つけられて気付かれ、発見。再び逮捕という運命。
平野は、犯人の説得に当たってくれたのだと、勘違いで、また功績を褒められる。

「ありがとう!」とか「お手柄だった!」とか色々称賛を受ける心境が
事前と事後で、まるで異なってしまうんですよね。観ている方も。

「君は娘の恩人だ」
「いえいえ、俺はそんなつもりじゃ・・・」
そう、本当に、そんなつもりじゃなかった。

繰り返される運命と、状況に因って変わる人の心。
その辺が、この設定の特徴を巧みに使っていますね~。
対比にグッと来ました。


・・・・そもそも、平野が何故若い二人を救おうと思ったのか?
それ以前に、若い二人が駆け落ちだったと、何故気付けたのか?

それは、その娘の母親が、自分の元恋人で
かつて同じ目に合ったから。
そして、自分は駆け落ちするだけの勇気がなかったから――・・・・

この辺は回想で台詞もなくフラッシュバックのように説明するだけに終始している煽り具合。
返って、辛い記憶が映像的に沁みました。


でも、結局リバース失敗な訳で。
じゃあ、どうするのかな?って想像した時
第1話のように、何度も何度も成功するまでやり直すのかと思ったら
なんと、まさかの銃を奪って、人質作戦。

おおぉおぅ~。

強引な手段に出たー!

そして、この辺が仲村トオルさんならではの、可愛さとコミカルさ。
「ほらっ。お前らのためにやってんだから走れよ!」とか
「もう言うこと出来なくなると思うから、今言っとく、末永くお幸せに!」とか
「ほら、早く行けよ!」とか。

必死さの中に、人の優しさとか、お人好しさとか、そういうのが滲み出てて流石という貫禄。


更に更に!
自分ではなく、若い二人を選タクシーに乗せて、駆け落ちする直前まで巻き戻しさせる。
こんなことせずに、ちゃんと娘の父親と話して決着付けて来い、と。

か・・・・っこいい・・・!
いい!いいよー!良かったー!

この二人に償いをしたって、自分の過去は戻せない。
だからせめて、この二人には同じ間違いをしてほしくなくって・・・・って
定番な感情なのに、人としての想いがグッときました。

自分はもういいから・・・ってのに、めっちゃ弱い。私が。(笑)


自分は足止めとして、この場に残って、捕獲されちゃう。
でも、この田舎町だからこそ、みんな顔見知りであるだけに
「痛い、痛いよ」
「ったく、平野、お前何やってんだよ」とか
逮捕の瞬間まで温かくて、微笑ましかった。

ここで、友人、旧友の仲を無視して、組み敷いて乱暴に取り押さえていたりしたら
そっちの方が正しいのかもしれないけど
ちょっとエグかったかも。
細部まで手を抜かない演出に、温かくなりました。


細部までと言えばー!
この街のシンボルというか、名所に「はあと岩」というのがあって
そもそも枝分さんは、それを見にこの街へ来たわけですが(笑)
岩が何かの形に見える、なんていう何処かにありそうなネタと
そこから派生していそうな、伝説とか言い伝えとか。
それを一緒に見た恋人は幸せになれる、とか。

そういうロマンティックな小道具をあからさまに用意しておいて
物語も男のロマンとばかりに、一旗挙げさせた中年男の奮闘を描き
可愛らしい恋の物語にしておきながら
ラストに、はあと岩って
昔の人が外来語を当てた物と思わせた「はあと」が「歯跡」ってことで
別れたくないという女の執念が岩に齧り付いて出来たという、オカルトネタにwwww
爆笑。
なにそれ、サイコー!!

思えば、恋の名所の筈なのに、そこへ行く道の名前が「不倫橋」とか
ちょっと不穏な雰囲気の前振りはあったんですよねw
いずれにしても、爆笑です。

これは一本取られた!


時間を戻したということは、平野の記憶には何も残らない。
かつて、救い出せにいけなかった女への想いも、その償いも
みんなみんな、消えた――

何事もなかったかのように、海に向かって釣りをする中年男の背中が
時間の重みを背負っている・・・・
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