Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*09*10(Wed)
あすなろ三三七拍子 第9話 感想
最後の最後まで愛のないスタッフによる適当な演出で萎えました~。
とにかくスタッフに愛がないっ!愛があると言い張るならセンスがないんだ!おまえら!!
もう色々最悪!!

でも物語的には素晴らしく、すっごく爽やかなラストでした!感動した!っていうか沁みたー!
こんなに懐の深い部分を擽られたのは初めて!!
そして藤巻団長の最後の雄姿!
敢えて派手な晴れ舞台を用意せず、キャンパスでのデモンストレーションに頂点を持って来たことに
このドラマの真髄を見ました。
第一話の、あの閑散とした失態をリンクさせていて、時の流れにグッと来た。

思えば、今期一番期待してなかったドラマだったのに
しっとりとした良いドラマでした。


最終話は藤巻団長があすなろを去るまでのお話。
あの時の不祥事がバレて、無期活動停止処分を受けた応援団を
今度は、団員とその仲間たちが救っていくという、何とも他愛ないストーリー。

署名活動をしたり、犯人情報を聞きこみに行ったり。
ホント地味。
なのに重い。
そうやって明け透けな説得無しに「人が動く」=「心が動く」ということが、どれだけスゴイことなのか
ドラマを通して理解させられてきたから、妙に重たい。
何かがグッと心に落ちるから不思議。

もう金輪際ごめんだと第一話では頑なに拒否していたブラバン部長が折れるシーンも
藤巻団長ならではの結末だった。

「貴方が純粋に彼らを応援したい気持ちは分かりました。
 あなたが懸命に応援している姿に正直打たれたこともあります。
 一日くらいなら野球部に協力したい気持ちもあります」

ああ、ゆっくりとゆっくりと溶けていったんだねぇ。
「頼む」とか「お願いします」とか「なんとかならないか」とか。
強引に人を動かそうとせず、歩み寄らせるまでの優しさが良かった。
一歩引いた丁寧な対話で口説いていった証も、気持ちが良い。


そんな風に、何もかも上手く回り始めたように見えた矢先
不良少年たちとの、あの小競り合いがネットに拡散。

あぁ!あの不祥事ってここに繋がるのかー!
このための伏線だったんですね。
単なるヤケになって荒れていただけのネタとしては、随分お粗末な内容だな~と思っていたんですよ。
・・・・だよなぁ。普通、停学処分モノだよな~と思ってた。警察沙汰にもなっちゃってましたし。

あの時の事実をようやく知った妻に胸の内を語る大介。

「切欠は学ランなんだぁ・・・。出向以来、着用を義務付けられたこの学ラン。
 最初は何でこんなものをって思ったよ。
 その学ランをバカにされて、団をバカにされた気になってね」
「信じられない・・・パパがそんなに熱くなるなんて。喧嘩までして、それでも守りたかったの?学ランを」
「学ランもそうなんだけど、誇りかなぁ・・・・。応援団員としての」

仕方なく無理矢理巻き込まれたこの一連の応援団に
いつしか心が動いてちゃんと団としての精神論を芽生えさせていることが感じられる台詞ですもんね。
学ランや団旗の大切さって言うのは。
私だって、第1話観た時点では理解できなかったですけど、今ならその意味が何となく分かる。
思えば、視聴者と共に成長していったナビ的主人公だった。


オヤジ共も良かったです。
無期活動停止処分を受けたことを荒川会長へと報告。
川沿いで(何故か多摩川じゃないw)、ケジメを付ける斎藤と藤巻。

「あすなろ大学ー!応援団ー!第58代団長ー!藤巻大介ー!!」
「押ー忍!」
「無念だがー!お前がー!・・・恐らく・・・っ、あすなろ最後の団長じゃ・・・!」

ここのシーンは
確かに学ランはあの喧嘩の切欠ではあるけど、学ランのだめだけではなくて
斎藤センパイに追い詰められたり、団の現状と未来を憂いていた不甲斐なさもあったり、と
様々な要因で起きた、不運だったのだという説明にもなっていて
事態の奥行きが感じられた。

また、そうやって潔く、悪足掻きしない態度は、やはり応援団らしく、男のケジメって沁みるわ~。
カッコ付け過ぎだっての!///////


もう一度、団に集まってもらい部室で謝罪をする斎藤と藤巻。

するとイマドキの若者はもっと強かだった。(爆)

「ハイ!そういうの止めましょうよ~、斎藤センパイも団長も~。
 なんつぅ~んすかねぇ、そういうの、マジ、ダサイっすよ」
「そうです。そんなことに何の意味があるんですか」
「それよりもっと建設的なことを考えましょう」
「私達は団が潰れるのが嫌なんです。そんなこと、許せないんです」

そこでミキちゃんが盗み聞きして翔くんにリークした、不祥事の真実を暴露。

「――ってことは!正当防衛じゃないすか。
 団長が悪くないってことを証明できれば、学校だって考え直してくれるんじゃないすかぁ?
 ここは踏ん張りましょ~よ~。ねぇ?団長~!」
「・・・・っ」
「ここで粘んないでどうするんすか!!」
「「「押忍」」」

そこで掛かるドラム音から入る主題歌!
♫てれてて てれてて てれれれん♫

~~~~っっ!!!!
かっっっこいいっ!!!!
来たーっ!!!よっしゃー!
 
金髪くん、かっけえぇえぇぇぇぇ!!!!ヾ(≧▽≦*o)ノ
軽いのに、ここぞとばかりに締めてくれる!
応援団としての色を綺麗に出せていたのは、紛れもなく彼の存在でしょう!
他の二人だけでは、ちょっとパンチが弱かったし。


そして行われる、無許可のゲリラ作戦!!
うおおぅ!

ここで、団長最後の晴れ舞台が始まる訳ですが!
それがま~た直向きで!
柳葉さんの喉潰れた声も言い方も、すっごくイイ感じの抑揚と迫力で。
真っ赤な顔して、喉潰して、必死に訴える姿に、誰が笑えよう。

「今時の学生諸君は、信じられないかもしれないが、我がエール物産社長・荒川剛氏は
 あすなろ大の前身、世田谷商科大学応援団・第15代団長であり
 命より応援団を大切にしようとする男である!
 自分はその社長直々の辞令を承り、応援団を立て直すべく社会人入学した。
 
 初めは何処へ行ってもけったいな目で見続けられ、50になってこんな恥をかくとは思いもしなかった。
 
 しかし潰れかけた応援団指導部も、松下沙耶!保阪翔!野口健太!の入部によって
 少人数でありながらも、精一杯頑張ってきたー!」

え。頑張ってきたって自分らで言っちゃうの??!
違うでしょ。
ここの台詞も、よくよく考えれば、団長の成り立ちなんか、観客にはどうでもいい訳で
台詞が長すぎ。
その上、応援団は「とにかく・ひたすら」なんでしょ。
だったら、自分達で自分達を「頑張ってきた」なんて自画自賛しちゃ駄目でしょう。
そのワンセンテンスはマジ要らなかった。

もっとコンパクツに纏めて、一気に視聴者へ畳みかけるべきでしょうに。


「よってここに私、藤巻大介は、あすなろ大学を退学、及び、応援団団長を辞任することを表明する!
 どうか、私の辞任に免じて
 応援団指導部・存続嘆願書署名、及び、野球部応援許可の署名を頂きたく
 ここに切にお願い申し上げる所存である!」

ここでバサァァーッっと!! 
バサァァーッっと・・・・・・。

なにその、ふにゃっとした団旗の画。
違うでしょう!!!
効果音が入ってないよ!
ここはバサーッッ!!っと団旗が翻り、象徴が青空に謳歌する画でしょうがぁぁ!!!

旗を掲げるシーンの演出がヘタすぎだ!
第一話から団旗に関しては重要なシンボルであると謳い、その大切さを描いた回もあったのに
バッサァァー!と上がるシーンの、この生ぬるさ。なにそれ。
クールとか、痺れさせる演出とか、何も知らないド素人のようだった・・・。

いえ、冷静に見れば
どうもこのドラマは、大袈裟な演出をしないことで
渋さというか落ち付きと大人っぽさを出しているような所があって
その点については、実は逆に、しっとりしてて重量感もあり、似合っているし、気に入ってもいた。

でもさー。団旗は別でしょう。
58年の歴史という重みを背負った団旗が、今ここに舞い上がる栄華と尊厳が分かってなーい。
締める所は締めないと。ただの輪郭の薄い作品になっちゃいますよ。( 一一)

もうガッカリ。
ここのスタッフ、「カッコイイとはこういうことさ!」ってのがまるで分かってない。
(ワンピの海賊旗だってもっと圧巻という意味を主張しとるわっっ)


・・・とにかく、そうして団旗の元、最後の校歌斉唱、応援が始まる。

そこに回想シーンを混ぜて流す手法は、ちょっと込み上げてくるものがあった。
これがラスト・・!と自己に浸った見せ方をするのではなく
とにかくひたすら、団を守ってくれって訴える姿がとても真摯。

が、回想としてチョイスするシーンのセンスが悪い。(涙)

回想シーンの選出も下手くそすぎです。(T_T)
ここは、ドラマとしての回想という意味も含めてこれまでの軌跡が流れてましたが
もっと画を選んで下さいよ~。言いたい事は伝わりましたけど~。
なにより、直前までの団長の渾身の主張とのリンクがまるでない。
応援団の成り立ち回想なんか、ここではどーでもいいんすよ!!
ぐっさんの死に際とか、身内ネタとか、応援団存続アピールに何の関係もないですから!
応援団として努力してきたシーンを見せなきゃ、意味ないでしょうーがっ。
(でもちょっとグッと来たけど)

訴えたいのは、ドラマの中の学生たちへなのか?或いは、ドラマとしての視聴者へなのか?
そこの軸が不透明なんですよね。


そして、台詞に被せて回想を入れるのは心に訴えかける演出として、悪くはないのですが
ただダラダラ流されてもね・・・。
時折、藤巻団長や団員の今のアップなどを入れるなどの、視聴者感情は煽るべき。
へったくそー!

・・・・あと、これは贅沢な注文になりますが
団長の台詞の中、新規メンバーが入った、と3名を名前で紹介するシーンがありましたが
その時、カメラは一人一人のアップとなり、存在を印象付けた。
だったら、名前を呼ばれた時点で、一人一人が「押忍!」と挨拶したらカッコ良かったのに。
或いは3名を呼んだ後、揃って返事するとかw
個人的には、燃えたな~。←個人的主観


そして、精一杯のエールをキャンパスに木霊させる、あすなろ応援団。
娘に黄色い声援送られて、ニッコリな団長w
駄目でしょ、笑っちゃアウトでしょ。もう。
ここは口の端に僅かに笑みを滲ませるとか、そういうオトナを見せる所では・・・
と思ったら
案の定、「なんじゃあいつら・・・。なっとりませんな。団が笑ってどうすんじゃ!」by斎藤

・・・・・ああ、そうか。
これが、藤巻大介が作り上げた、彼の団なんだ。第58代の、団なんだ。
何話か前で言った、団長の作った団なのか。
作り上げられたんだね。出来たじゃん!

それを理解した時、うっわ~ちょっと感動。



そして更に。
それを苦笑いで見ながら、荒川会長。
「良くここまで育ててくれた。ありがとう。斎藤。山下。
 団の歴史に幕が下りようとも、もう一切後悔はない」

ああ、終わるんだ。
どんなに願っても、このメンツ揃うのもラストなんだ。
そう思ったら、切ない想いが込み上げてきた。

あぁ、歴史が昇華していく・・・。


最後の晴れ舞台で「これでもう悔いはない」と呟く会長のシーン。
斎藤が「お前が最後の団長じゃ!」とハッパを掛けたシーン。
オヤジ共はオヤジなりに、大人としての決着を付けていく。

一方、不甲斐ない大人たちに代わり、若者が奮闘する。

世代交代というか、団長の役目の終わりを静かに感じさせるものでもあり
締まりとしても実に綺麗で、素晴らしいラスト。

最後のデモで必死に今後の存続を訴える藤巻団長。
自分の退学を以って、応援団に慈悲を。
何を守ろうとしているのか?
何が大切なのか?
そこに一切の利己的な主観は無く、愚直に誰かのために、を想っていて
こうまでして守ろうとする価値が、なんとも綺麗で直向きで
地味だけど、そういう精神って何か、沁みる・・・。

自分の立場でもなければ、自分のポジションでもない。
己が応援団で在り続けることですらない。
その偶像たる応援団って、ホント、何なんだろう。


結局。
署名は733名。更に京学さんも協力してくれて、それらを持って、顧問が大学側にかけ合ってくれた模様。

迎えた定期戦当日。
山下センパイwやってきました!やっぱり!
「来んわけにはイカンやろ~。
 新幹線でたったの2時間半や。東京本社にはしょっちゅう出張で来とるんやボケ」

だよね。ってかソレ、おまえが言うな。だったら・・・・

「じゃ、あの東京駅での別れは何じゃったんじゃ!」

だよねーっ!言ってくれたーっ!!!あっはっはw
全くその通りだよ、あんなにコッチを感動させておってからに!(笑)

「アレか。アレは、連れとの青春の決別や」

うおー。良い台詞!

あ~も~なーんかこの二人が揃うといいわ~。あすなろカラーになるw
「ったく!何でこんな時に山下おらんのじゃ。使えん連れじゃ」
・・・なーんてボヤく斎藤の台詞とかも合わせて、実に良いコンビを見た。
連れっていいなぁ。(二度目)

このドラマは正に、反町&ほんこんが上手に色を付けて形作っていたという感じでした。
この二人なくしては有り得ない気がします。
柳葉さんも真っ赤な顔して熱演されてましたし、そこに目が釘付けにもなりました。
彼の喉を潰したあの声無しに、このドラマのクオリティはなかったよ。( ノω-、)
そのスベっているというか、痛い部分が合って、それを更に加速(落とす)することで
上手にカバー出来たのが
この二人だったという印象。GJ!


「藤巻!応援は気合いと根性や!」
「せや!とにかく、ひたすら!懸命に!」
「「懸命に戦ってこい!!」」
「押忍!」


うをー!!!!
あーもーいい!ヾ(≧▽≦*o)ノ

第一話を観た時点では、この時代錯誤の台詞といい
パワハラやイジメ助長なども彷彿とさせた、団の理屈と理不尽さ。その仕組み。
今や、嫌悪感やアレルギーもなく、「とにかく、ひたすら」という曖昧でぼやけた言葉の意味も
ちゃんと伝わる。
その言葉の重みまで。

痺れるオトコのかっこよさ!!

そこに掛かるED!!

~~っっ!!!くうぅぅぅ~!!熱いものが溢れてくるよー!


なのにそこで現れる野球部の試合。
違うだろ。大いに。

間違ってるぞ。
名前も練習も知らない野球部の試合なぞどうでもいいんだよっっ。

ここは京学との応援合戦でしょうがあぁあぁぁぁ!!!!
あれだけ嘆願書にまで協力し、ドラマの中核を担ってきたライバル校をガン無視か!!
応援団として大事なのは、応援じゃないのかよ!!

エンドロールの裏で、そういう成長したあすなろと京学との、熱い魂の連携を見せて欲しかったよ。

そこの画が、後半に入るとモノクロに変わって
それはすごく良かった!
過ぎ去りし、あの時の熱き日々・・・って感じでセンチメンタルで無常な時の流れを思えた。
あぁ、これで歴史がまたひとつ、昇華していくんだ。
ここで、みんなの心が一つの方向を向いて、一心不乱に応援したっていう思い出が眩しい。
そういう一時代を過ごせたって、幸せなことだよね・・・・。

って、だから何故、リアルタイムに戻る?

違うだろ。
ラストでまた、カラー画面に戻って、しかもまだ試合途中で・・・ええぇえぇぇぇ!!!???
なにそれ。
折角の感傷が台無し。

しかも9回裏で逆転とか、どーでもいいですからーっっ。
ホント、どうでもいい。
大事なのはそこじゃないでしょ。
ってか、野球部のモブなんか、誰も知らないっての。そこに感動も何も湧くと思う思考が理解できん。

ドラマ終了後にCMコールに入り、そこで野球部の活躍にはしゃぐ面々という画が流れましたが
それで充分だったと思われ。


でもそんな風に、応援団としての晴れ舞台をメインディッシュにせず
飽くまで応援団の生業として、あの部室とキャンパスにのみ拘って作られた物語は
とっても見事。
そこはブレがなくて良かったです。
(本当は晴れ舞台での、正規のカッコイイ応援とやらも拝みたかったですけど)

だからこの試合も
メンバーすら誰かも知らない野球部員の活躍でエンドロールにするのではなく
相手校との団旗を掲げるシーンから始まる、応援合戦を
ちゃんと見せてくれたら良かったのに。

なんでそっちをカットする?

もうホント、訳分かんない。
原作や役者さんはブレていないのに
脚本家さんや演出さん等、製作サイドが愛がない、いやセンスがない仕事して
台無しにしている印象だけが残りました。
ショック~。

ホント、話は素晴らしいドラマでした。
役者さんもみんな、熱演されてて、気持ちが良かった。
思い起こせば、私にも全然馴染みのない、斬新な世界を見せられた物語でしたが
こういうのもアリかと思わせられるだけの説得力もあり
それを地味~に丁寧に描き切った、質の高いドラマだった気がする。

後味に、しんみりとした余韻を残していった。



立派にお勤めを果たした大介の後ろ姿は良いラストカットだった。
もうあすなろに戻ることはないのだろう。
みんなの時間が次へ動き出し、あんなに燃えた時代は終わりを告げる。
スーツ姿の後ろ姿が何とも言えない。
出向から出戻る男の後ろ姿に、もう迷いは見えない。
きっと、エール物産でも、今度は粘り強い仕事ぶりを発揮するんだろう。
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