昼顔 第8話 感想
あーもー大爆笑でした!もうこのドラマ面白過ぎる!
机の上に乗り上げてチュー~~~//////
乱暴に皿退かして、後頭部引き寄せて、貪る様な獣キス~~~。
あっはっはっ!
膝立ちだよ!乗り出してるよ!なんちゅー萌えネタw ストレートにウケるwww
いいっ。すっごくいいっっ。
「なに笑ってるの」
「だって可笑しいだろ。こんな遊びの関係のくせに真面目腐った話してさ」
「ほんとね。ただの遊びだったのにね」
見つめあう二人・・・・。
突如始まる、獰猛なキス。
この、上から襲いかかる感じとか、背後から差し込む白色がかった夕陽とか
もーっ!ベタすぎだ!!(爆笑)
それをノリノリでやっちゃってる役者さんたちやスタッフさんたちの脂の乗り具合も最高です。
上戸彩さん以外のメイン3人が、イっちゃってるっていうか、ノっちゃってるっていうか。
楽しそうに浸りきって演技されているのが伝わって、楽しい。
特に北村さんが、こんな野性味溢れるアダルティな魅力を演じられるとは思ってもいなかったですよ!
いい!
そんなギトギトになりがちなテーマを、実に爽やかに淡々と描いていく手法も最高です。
1話からブレませんね~。
恋愛モノ、特にこれは不倫モノですから
良く在りがちな、主人公視点でのドロドロ感情やら、鬱屈した情愛・・・
否定批判的な圧力を見せ付けられても、誰にも共感出来ないよ~で終わってしまいますが
それに対し、何度も言いますように
このドラマは沙和視点に見せ掛けて、実に客観的。
とても淡泊。
カメラワークやシーン構成も合わせて、外からの傍観者的な造りなので
アバンチュールだけの良いとこ取りで楽しめちゃうのが上手いです。
こちらの倫理観や人間的な常識枠を煽られない。
見せる涙や哀しみも綺麗な側面ばかりで。
そのくせ、妙な背徳感だけあってv
人間臭くないと云っちゃえばそれまでですが(^^ゞ
脚本勝ちですね、これ。ホント上手い!
そういう設定から、台詞ひとつのチョイスまで、神経が行き届いていて
なーんの文学的メッセージもない娯楽作品なのに、感動しちゃうほど見事っす。
正直、ぶっちゃけると、今期で一番集中して観ていますv
中弛みもなく盛り上げてきていて、今回も楽しかった!
もう笑っちゃって笑っちゃってwww 腹筋イタイヨー。
まず、冒頭の露骨なチューから持ってかれましたが
今回の功労賞はりかこさんではなく、乃里子さんでしょう!!
仕掛けてきましたねぇぇぇぇ。
し・か・も!
ずうずうしくも家探ししちゃってるよwww
普通入るか?夫婦の寝室にwww
失礼極まりない、この女w
「そーだ。沙和ちゃんに聞き忘れてた。どうして主人の名前知ってたの?初対面なのに」
油断してた所でこの女っw 敢えて初っ端で聞かない所が狡猾だわ~。
そこで入るタイトルバック!
しかも今回は無音!!
すげえぇぇ!!
視聴者心理を巧みに操るこの感じ、浸りきっちゃってるスタッフさんの力量に感服です。
名前を知っていたということを、その場で問い詰めるかと思いきや
用意周到な外堀攻めw
笹本夫にりかこさんの不倫をリークとか、狡猾過ぎて笑った~。
そこで敢えて、佐和本人の不倫はバラさないっ。
めっちゃ頭脳戦に持ちこんどる~w ←自分の得意フィールドか!この肉食女子め!
夫から、りかこさんの不倫の手伝いをさせられていたということにされた沙和。
これが牽制であることは見え見え。
「私はあなたの秘密も知ってるわ」「ダンナにばらされたらマズイわよねぇ」
乃里子さんの心の声が聞こえたぁぁ~wwww
これまでりかこさんを交え、3人友達ヅラしていて、実際お世話にもnっている訳で
ということは、少なくともある種の情というものは芽生えているのが社会的スキル。
ブチ壊しか!!
今までの友情はなんだったんだ・・・w
上辺だけの使いでも、社会的生活には大切なんだぞ。ご近所付き合いとかw
そんなのもスル―か!
女のっ友情ってシビアだわ~。怖えぇぇ~~~。
そんな乃里子さんの一方的な交戦に防戦一辺倒な沙和。
「悲しいけれど、嘘を吐くことが二人の最初の共同作業でした」
ああ、そういうことにアンテナが働くんですね。恋する乙女って。
面白い指摘で、ちょっとハッとすると同時に
そういう恋心って片恋で在りがちですよね。不倫は失恋みたいなものなのか~。
何か、遠い世界の出来事を、身近な感情表現を利用することで
疑似体験させられている気分は、面白い。
乃里子さんの詮索シーンも笑いました。
この女、鞄漁ってるよwwww
まずは証拠集めか。さすが科学系女。無駄な鉄砲は撃たないw
(家探しの時に)何故か見つかっちゃうぬいぐるみ。←沙和
(財布の中に)何故か取ってあるレシート。←北野
うんうん、でもあるよね~。レシート財布の中に入れっぱなしって。
でも捨てておけよw
『ごんちゃんだっこ』もそうですけど、バレちゃいけない不倫に、物的証拠を残す迂闊さが
素人っぽくて、初々しいというか、アホかwって感じというか。
勝手に覗いたスマホで、メールの履歴が全て削除されていることが
返って怪しいことは初めて知った。
全消しするなよ、素人だなっ。
「メールがありません」というメッセージにゾクっとした感覚を覚えたのは初めてだ。
メールさえ消しておけば、問題ないとするヘタレ教師の単細胞っぷりは、ちょっとイラっとするw
そのシーンを見せた上での、生徒訪問。
不倫現場を盗撮していた、受け持ちの生徒の存在って
一体何の意味があんだよって思っていたのですが、成程、ここに来て意味を成し始めましたね~。
単なる職場フィールドでも追い詰められる北野を演出するだけのキャラだと思ってました。
うん、この流れも凄く良い!
伏線としても無理が無く完璧。
「あの人は普通の家庭の主婦だ。余計なことするんじゃないぞ」
「ふーん。そんなに好きなんだ」
「あの人とはお前の考えるような薄汚い関係ではない・・・!」
「誓える?」
「ああ」
「・・・・分かったよ、信じるよ」
生徒のために「後ろ暗いことはない」と誓わされてしまう北野。
これでバレたら、木下くん、壊れるな。←もうグレてるけど
先生ともっと話したいという甘えに絆されて、家にまで呼んじゃう。
家に来たら来たで、話題は不倫の話・・・w おいおい、主導権握られてるぞっ。
口下手なのは分かるが、妻も生徒もとぢらも庇えないヘタレっぷりに、ちょっとイラっとするw
そこでも動じず、夫を信じると宣言しちゃう乃里子。
おっとなげなーい。
生徒(子供)相手にもムキになる辺り、器が小さいというか、人間的魅力の低さを表わしていますよね~。
こういう些細な部分で、乃里子の人となりを描いていく感じ、
さり気無くて、上手いです。
「あ~面倒くせっ。俺、こういう自信満々な女ムカつくんだよ」
おおぅ~、言ってくれました!
見様によっては、こんな少年にごときに、バカにされてる女・乃里子。
面白過ぎる・・・っ。
なんかスッとした自分がいる・・・w
木下くん。
捨て台詞は
「子供作んなら、不倫相手と別れろよ!あの写真のことは忘れてやるから!
離婚されたら、生まれちゃった方はいい迷惑なんだよ!」
あーあー、信じてももらえてなかったんじゃん。ヘタレ教師。
盗撮マニアで他人を喰ったような強かさを見せていた木下くんが
ここにきて、こんな常識的な側面をカバーするキャラになるとも、思っていなかった。
いっきなり、不倫を演出する新たな一角へとなってて、
そうか。こういう使い方をするためだったのか。
「花火の夜、ケーキバイキングに行ったのは嘘だったんだって?」
乃里子さんのリークにより、笹本夫に問い詰められる沙和。
乃里子さんの言い分だと、りかこさんに利用され、沙和が苦しんでいるんじゃないかという
なんとも見え透いた常套句。
イイ人ぶって取り繕われている外面が怖いぃぃ~。
しかし、ここでの沙和の反応が、面白い。
「何故でしょう。私を疑いもしない夫に、怒りが湧きました。
りかこさんはご主人に疑われ、問い詰められ、殴られたけど
私も夫の笑顔に痛みを感じました」
色んな女の感情をこうやって紡ぎ出していく脚本が、実に色とりどりで
ちょっと拡散しすぎという気もするけど
繊細な部分まで良く指摘してくるなぁ、と。
夫に恋心や嫉妬は感じないのに、確かに何らかの情はあるんですよね。
それが夫婦ってものなのだとでも言いたげな脚本。
愛情はなくとも、自分を見て欲しいし、一人の人間として真面目に向き合って欲しい・・・
そういう女の狡さというか、我儘というか、可愛さ?
欲張りな感じに人間味を感じた。
こんな風に、不倫に纏わる感情を、視聴者にポジティブに見せるの、上手いですよね~。
そういう勝手な女心に批判的な感情は湧かない。
この幾つかの一連のシーンで
嘘が嘘を重ねていく感じと、ギリギリの緊張感で追い詰められていく感じも
すっごく良く表れていて
しかもそれが、沙和と北野先生側と並行して描かれていて
より焦燥感を煽ってました。
緊迫感たっぷりの流れで、シリアスになればなるほど大爆笑だった。
追い詰められてるよ~~~。
ベタな罠に引っ掛かってるよ~~~。
そしてっっ!!
疑いを強めていく乃里子の感情をなぞるように、物語はクライマックスへ!!
来ました修羅場っ!
乃里子さん、生徒が帰っちゃったので、料理が余ってしまったことを口実に
笹本夫婦を自宅に誘う。
他の客に出した料理使い回すこの無神経さがウケるんですけどwww
残飯処理かーっwww
ひとのダンナ寝取るような奴に礼儀尽くす義理なんかないって?
怖えぇ~!!
乃里子さんの仕掛けた罠に気付き、先手を打つつもりで北野先生と事前打ち合わせ。
学校の図書室で落ちあう二人。
慎重に・・・とかいいつつ棚越しやがな!
バレバレだよ!
せめて図書館とか、本屋にしろよw
本棚の中で、指だけをしっとりと絡ませ合う二人・・・・w
あっはっは!
すんげぇ、王道ネタwww
そこで手を繋ぎますか。
もうすんげえ腹が痛い・・・。
手だよ手!しかも本棚の中だよwww
「分かった」の一言で別れておけばいいものを、デートを長引かすように
ダラダラ会話する二人・・・。
甘っちょろいこと言い合ってるよ~・・・//////
うんうん、分かるよ、離れ難いよね~。
嫌いで別れた訳じゃないことも分かっちゃったしね~。・・・・高校生か、おまえらw
ってゆーか、このタイミングで会うこと自体リスク高いだろw 気付けw
「辛かったろ。もう、何があっても、何が起ころうとも、永遠に合わないようにしよう」
「永遠・・・」
寂しそうな声色を出す沙和を
本棚から相手の表情を覗き見る仕草~。やだ、なにそれ。可愛い//////
そこへ掛かる怒声。
「じれったいなぁ!!もたもたしてないでさっさと抱き合ったら!」
乃里子来たーっっ!!!
図書室に怒鳴りこんでるよwww
声デケェよ。付けてきたのかよ。おまえw
「別に私達は・・・・」
「私達?たちって誰のこと言ってんのよ!!」
沙和をブッ叩いて付き倒す乃里子。
うをぉぉ~!さっすが肉食系!いっきなり暴力か!
茫然と佇む、小食系男・北野www どっちも庇わないとかwww
「一人の男に二人の女。そこでは戸籍なんか関係ありません。ただそれだけなのです」
いや、違うと思うぞ。<沙和
キッと睨みあげる沙和!
そこに掛かる主題歌!!
♫でっでっでれっれ ちゃ~ららっ でっでっででっでっ♫
きゃあぁぁぁ!!!!
いい!いいよいいっ!すっごく!!!
この辺の非常識っぷりが、じわじわと乃里子のキャラクターを型どっていってて
無邪気な態度が、鼻に付く感じ、冷静な思考を緩めなかった静かな怒り。
あ~も~!どれもすっごく良い!
乃里子を非常識なキャラとして描いているので
本当に社会的理念に背いているのは沙和なのに、何故か脳的に倫理がシフトされているわ~。
そして修羅場、持ち越し。
えーっっ!!
放心。
・・・・や。
ホント、燃えたぎるような、内容が巧すぎて!
すっごく楽しかった!
こういうチェスの駒を詰めるような追い打ちは、脚本家さんの頭脳戦でもありますから
その力量をたっぷりと堪能させてもらいました~。
一方、りかこさんサイドはなぁ。
やっぱりダンナが出て来ないと張りつめないですね~。
ただ、沙和が子供に、会ってやってくれって言いに行ったシーンはちょっと笑った。
「お母さん、すごく心配してるよ」
「家政婦さんがいるから大丈夫です」
「お母さんと家政婦さんは違うよね?」
「はい。不倫した人の作ったご飯より、家政婦さんの方が100倍美味しいです!」
100倍てww
これ、りかこさんの口癖だったのかな?
母娘だなぁ、と思ったシーンでした☆
「うわっ。今度は何事?」←笹本ダンナ、ウケたw
机の上に乗り上げてチュー~~~//////
乱暴に皿退かして、後頭部引き寄せて、貪る様な獣キス~~~。
あっはっはっ!
膝立ちだよ!乗り出してるよ!なんちゅー萌えネタw ストレートにウケるwww
いいっ。すっごくいいっっ。
「なに笑ってるの」
「だって可笑しいだろ。こんな遊びの関係のくせに真面目腐った話してさ」
「ほんとね。ただの遊びだったのにね」
見つめあう二人・・・・。
突如始まる、獰猛なキス。
この、上から襲いかかる感じとか、背後から差し込む白色がかった夕陽とか
もーっ!ベタすぎだ!!(爆笑)
それをノリノリでやっちゃってる役者さんたちやスタッフさんたちの脂の乗り具合も最高です。
上戸彩さん以外のメイン3人が、イっちゃってるっていうか、ノっちゃってるっていうか。
楽しそうに浸りきって演技されているのが伝わって、楽しい。
特に北村さんが、こんな野性味溢れるアダルティな魅力を演じられるとは思ってもいなかったですよ!
いい!
そんなギトギトになりがちなテーマを、実に爽やかに淡々と描いていく手法も最高です。
1話からブレませんね~。
恋愛モノ、特にこれは不倫モノですから
良く在りがちな、主人公視点でのドロドロ感情やら、鬱屈した情愛・・・
否定批判的な圧力を見せ付けられても、誰にも共感出来ないよ~で終わってしまいますが
それに対し、何度も言いますように
このドラマは沙和視点に見せ掛けて、実に客観的。
とても淡泊。
カメラワークやシーン構成も合わせて、外からの傍観者的な造りなので
アバンチュールだけの良いとこ取りで楽しめちゃうのが上手いです。
こちらの倫理観や人間的な常識枠を煽られない。
見せる涙や哀しみも綺麗な側面ばかりで。
そのくせ、妙な背徳感だけあってv
人間臭くないと云っちゃえばそれまでですが(^^ゞ
脚本勝ちですね、これ。ホント上手い!
そういう設定から、台詞ひとつのチョイスまで、神経が行き届いていて
なーんの文学的メッセージもない娯楽作品なのに、感動しちゃうほど見事っす。
正直、ぶっちゃけると、今期で一番集中して観ていますv
中弛みもなく盛り上げてきていて、今回も楽しかった!
もう笑っちゃって笑っちゃってwww 腹筋イタイヨー。
まず、冒頭の露骨なチューから持ってかれましたが
今回の功労賞はりかこさんではなく、乃里子さんでしょう!!
仕掛けてきましたねぇぇぇぇ。
し・か・も!
ずうずうしくも家探ししちゃってるよwww
普通入るか?夫婦の寝室にwww
失礼極まりない、この女w
「そーだ。沙和ちゃんに聞き忘れてた。どうして主人の名前知ってたの?初対面なのに」
油断してた所でこの女っw 敢えて初っ端で聞かない所が狡猾だわ~。
そこで入るタイトルバック!
しかも今回は無音!!
すげえぇぇ!!
視聴者心理を巧みに操るこの感じ、浸りきっちゃってるスタッフさんの力量に感服です。
名前を知っていたということを、その場で問い詰めるかと思いきや
用意周到な外堀攻めw
笹本夫にりかこさんの不倫をリークとか、狡猾過ぎて笑った~。
そこで敢えて、佐和本人の不倫はバラさないっ。
めっちゃ頭脳戦に持ちこんどる~w ←自分の得意フィールドか!この肉食女子め!
夫から、りかこさんの不倫の手伝いをさせられていたということにされた沙和。
これが牽制であることは見え見え。
「私はあなたの秘密も知ってるわ」「ダンナにばらされたらマズイわよねぇ」
乃里子さんの心の声が聞こえたぁぁ~wwww
これまでりかこさんを交え、3人友達ヅラしていて、実際お世話にもnっている訳で
ということは、少なくともある種の情というものは芽生えているのが社会的スキル。
ブチ壊しか!!
今までの友情はなんだったんだ・・・w
上辺だけの使いでも、社会的生活には大切なんだぞ。ご近所付き合いとかw
そんなのもスル―か!
女のっ友情ってシビアだわ~。怖えぇぇ~~~。
そんな乃里子さんの一方的な交戦に防戦一辺倒な沙和。
「悲しいけれど、嘘を吐くことが二人の最初の共同作業でした」
ああ、そういうことにアンテナが働くんですね。恋する乙女って。
面白い指摘で、ちょっとハッとすると同時に
そういう恋心って片恋で在りがちですよね。不倫は失恋みたいなものなのか~。
何か、遠い世界の出来事を、身近な感情表現を利用することで
疑似体験させられている気分は、面白い。
乃里子さんの詮索シーンも笑いました。
この女、鞄漁ってるよwwww
まずは証拠集めか。さすが科学系女。無駄な鉄砲は撃たないw
(家探しの時に)何故か見つかっちゃうぬいぐるみ。←沙和
(財布の中に)何故か取ってあるレシート。←北野
うんうん、でもあるよね~。レシート財布の中に入れっぱなしって。
でも捨てておけよw
『ごんちゃんだっこ』もそうですけど、バレちゃいけない不倫に、物的証拠を残す迂闊さが
素人っぽくて、初々しいというか、アホかwって感じというか。
勝手に覗いたスマホで、メールの履歴が全て削除されていることが
返って怪しいことは初めて知った。
全消しするなよ、素人だなっ。
「メールがありません」というメッセージにゾクっとした感覚を覚えたのは初めてだ。
メールさえ消しておけば、問題ないとするヘタレ教師の単細胞っぷりは、ちょっとイラっとするw
そのシーンを見せた上での、生徒訪問。
不倫現場を盗撮していた、受け持ちの生徒の存在って
一体何の意味があんだよって思っていたのですが、成程、ここに来て意味を成し始めましたね~。
単なる職場フィールドでも追い詰められる北野を演出するだけのキャラだと思ってました。
うん、この流れも凄く良い!
伏線としても無理が無く完璧。
「あの人は普通の家庭の主婦だ。余計なことするんじゃないぞ」
「ふーん。そんなに好きなんだ」
「あの人とはお前の考えるような薄汚い関係ではない・・・!」
「誓える?」
「ああ」
「・・・・分かったよ、信じるよ」
生徒のために「後ろ暗いことはない」と誓わされてしまう北野。
これでバレたら、木下くん、壊れるな。←もうグレてるけど
先生ともっと話したいという甘えに絆されて、家にまで呼んじゃう。
家に来たら来たで、話題は不倫の話・・・w おいおい、主導権握られてるぞっ。
口下手なのは分かるが、妻も生徒もとぢらも庇えないヘタレっぷりに、ちょっとイラっとするw
そこでも動じず、夫を信じると宣言しちゃう乃里子。
おっとなげなーい。
生徒(子供)相手にもムキになる辺り、器が小さいというか、人間的魅力の低さを表わしていますよね~。
こういう些細な部分で、乃里子の人となりを描いていく感じ、
さり気無くて、上手いです。
「あ~面倒くせっ。俺、こういう自信満々な女ムカつくんだよ」
おおぅ~、言ってくれました!
見様によっては、こんな少年にごときに、バカにされてる女・乃里子。
面白過ぎる・・・っ。
なんかスッとした自分がいる・・・w
木下くん。
捨て台詞は
「子供作んなら、不倫相手と別れろよ!あの写真のことは忘れてやるから!
離婚されたら、生まれちゃった方はいい迷惑なんだよ!」
あーあー、信じてももらえてなかったんじゃん。ヘタレ教師。
盗撮マニアで他人を喰ったような強かさを見せていた木下くんが
ここにきて、こんな常識的な側面をカバーするキャラになるとも、思っていなかった。
いっきなり、不倫を演出する新たな一角へとなってて、
そうか。こういう使い方をするためだったのか。
「花火の夜、ケーキバイキングに行ったのは嘘だったんだって?」
乃里子さんのリークにより、笹本夫に問い詰められる沙和。
乃里子さんの言い分だと、りかこさんに利用され、沙和が苦しんでいるんじゃないかという
なんとも見え透いた常套句。
イイ人ぶって取り繕われている外面が怖いぃぃ~。
しかし、ここでの沙和の反応が、面白い。
「何故でしょう。私を疑いもしない夫に、怒りが湧きました。
りかこさんはご主人に疑われ、問い詰められ、殴られたけど
私も夫の笑顔に痛みを感じました」
色んな女の感情をこうやって紡ぎ出していく脚本が、実に色とりどりで
ちょっと拡散しすぎという気もするけど
繊細な部分まで良く指摘してくるなぁ、と。
夫に恋心や嫉妬は感じないのに、確かに何らかの情はあるんですよね。
それが夫婦ってものなのだとでも言いたげな脚本。
愛情はなくとも、自分を見て欲しいし、一人の人間として真面目に向き合って欲しい・・・
そういう女の狡さというか、我儘というか、可愛さ?
欲張りな感じに人間味を感じた。
こんな風に、不倫に纏わる感情を、視聴者にポジティブに見せるの、上手いですよね~。
そういう勝手な女心に批判的な感情は湧かない。
この幾つかの一連のシーンで
嘘が嘘を重ねていく感じと、ギリギリの緊張感で追い詰められていく感じも
すっごく良く表れていて
しかもそれが、沙和と北野先生側と並行して描かれていて
より焦燥感を煽ってました。
緊迫感たっぷりの流れで、シリアスになればなるほど大爆笑だった。
追い詰められてるよ~~~。
ベタな罠に引っ掛かってるよ~~~。
そしてっっ!!
疑いを強めていく乃里子の感情をなぞるように、物語はクライマックスへ!!
来ました修羅場っ!
乃里子さん、生徒が帰っちゃったので、料理が余ってしまったことを口実に
笹本夫婦を自宅に誘う。
他の客に出した料理使い回すこの無神経さがウケるんですけどwww
残飯処理かーっwww
ひとのダンナ寝取るような奴に礼儀尽くす義理なんかないって?
怖えぇ~!!
乃里子さんの仕掛けた罠に気付き、先手を打つつもりで北野先生と事前打ち合わせ。
学校の図書室で落ちあう二人。
慎重に・・・とかいいつつ棚越しやがな!
バレバレだよ!
せめて図書館とか、本屋にしろよw
本棚の中で、指だけをしっとりと絡ませ合う二人・・・・w
あっはっは!
すんげぇ、王道ネタwww
そこで手を繋ぎますか。
もうすんげえ腹が痛い・・・。
手だよ手!しかも本棚の中だよwww
「分かった」の一言で別れておけばいいものを、デートを長引かすように
ダラダラ会話する二人・・・。
甘っちょろいこと言い合ってるよ~・・・//////
うんうん、分かるよ、離れ難いよね~。
嫌いで別れた訳じゃないことも分かっちゃったしね~。・・・・高校生か、おまえらw
ってゆーか、このタイミングで会うこと自体リスク高いだろw 気付けw
「辛かったろ。もう、何があっても、何が起ころうとも、永遠に合わないようにしよう」
「永遠・・・」
寂しそうな声色を出す沙和を
本棚から相手の表情を覗き見る仕草~。やだ、なにそれ。可愛い//////
そこへ掛かる怒声。
「じれったいなぁ!!もたもたしてないでさっさと抱き合ったら!」
乃里子来たーっっ!!!
図書室に怒鳴りこんでるよwww
声デケェよ。付けてきたのかよ。おまえw
「別に私達は・・・・」
「私達?たちって誰のこと言ってんのよ!!」
沙和をブッ叩いて付き倒す乃里子。
うをぉぉ~!さっすが肉食系!いっきなり暴力か!
茫然と佇む、小食系男・北野www どっちも庇わないとかwww
「一人の男に二人の女。そこでは戸籍なんか関係ありません。ただそれだけなのです」
いや、違うと思うぞ。<沙和
キッと睨みあげる沙和!
そこに掛かる主題歌!!
♫でっでっでれっれ ちゃ~ららっ でっでっででっでっ♫
きゃあぁぁぁ!!!!
いい!いいよいいっ!すっごく!!!
この辺の非常識っぷりが、じわじわと乃里子のキャラクターを型どっていってて
無邪気な態度が、鼻に付く感じ、冷静な思考を緩めなかった静かな怒り。
あ~も~!どれもすっごく良い!
乃里子を非常識なキャラとして描いているので
本当に社会的理念に背いているのは沙和なのに、何故か脳的に倫理がシフトされているわ~。
そして修羅場、持ち越し。
えーっっ!!
放心。
・・・・や。
ホント、燃えたぎるような、内容が巧すぎて!
すっごく楽しかった!
こういうチェスの駒を詰めるような追い打ちは、脚本家さんの頭脳戦でもありますから
その力量をたっぷりと堪能させてもらいました~。
一方、りかこさんサイドはなぁ。
やっぱりダンナが出て来ないと張りつめないですね~。
ただ、沙和が子供に、会ってやってくれって言いに行ったシーンはちょっと笑った。
「お母さん、すごく心配してるよ」
「家政婦さんがいるから大丈夫です」
「お母さんと家政婦さんは違うよね?」
「はい。不倫した人の作ったご飯より、家政婦さんの方が100倍美味しいです!」
100倍てww
これ、りかこさんの口癖だったのかな?
母娘だなぁ、と思ったシーンでした☆
「うわっ。今度は何事?」←笹本ダンナ、ウケたw
- 関連記事
-
- 昼顔 第10話 感想
- 昼顔 第9話 感想
- 昼顔 第8話 感想
- 昼顔 第7話 感想
- 昼顔 第6話 感想
スポンサーサイト
コメント
トラックバック
| h o m e |