Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*09*02(Tue)
HERO 第8話 感想
なるほど、そういうオチか!最後の一喝は結構爽快でした!
久利生さんなら疑わしきは罰せずなのは勿論、グレーのものを送検する筈もなく
でも犯人が名乗り出てくる訳もないだろうし
だったら、どうやって物語の収拾付けるんだろうって、結構興味そそられてました。

今回は比較的面白かったです!比較的!

第7話までを振り返ると
検事ならではの視点とか、考え方、弊害・・・
或いは、検事(法律家)の立場からの事件、というものを見たいのに
なんで、事件絡みのお話やってくれないんだろ?
最近は、事件なんてそっちのけで、え?それだけ?って感じで流されて
後は延々食事シーンと、城西支部の雑談で終わるから
あの。内容がないんですけど。
なんなの?

メンバーが風邪で寝込むとか、同人ネタでもあるまいし(なのに萌えもないしさー)
ど~~~~~~でもいいんですけど~~~。

それに比べたら、今回は一応事件らしきものと、仕事のお話だったので
比較的見応えがありました。
脚本・・・というか、台詞や小ネタを上手いこと料理していたなと思います。
ストーリーは相変わらず在り来たりで小規模でしたが。
言い回しがハイソな感じだった。
ウンチクも面白かったですし。法的視点も入っていましたし。

追い詰めていくクダリなんかは勢いもあって、ちょっと楽しかった。
「じゃーレベルアップした問題行っちゃおうかな~」とか。←遊んでるwww



お話は、暴力団員の抗争の末の身代わり出頭。
幹部の不始末の尻拭いを、下っ端が身代わりになるのは、リッパなお勤めですね。
・・・かと思いきや
このヒト、本気でお勤めの後にはご褒美があると思っていたという、甘チャン。
おいおいおい。

久利生さんと麻木に問い詰められて、動揺しちゃってるよー・・・・w

「殺人の場合、暴力団同士の抗争だと分かれば、検事は無期懲役を求刑します」
「・・・!」
「・・・はい。無期懲役。
 裁判で求刑通りの判決が出て、で・・・・・もしもですよ?
 権藤さんが模範囚で刑期途中で刑務所から出て来られたとしても
 暴力団にまた戻ったってことが分かった時点で、仮釈放の処分は取り消しになりますから。
 また刑務所に逆戻りです」
「・・・・・」
「どのみち、幹部にはなれないんです」

イマドキの法律事情を知らないとか、在り得なくないか?
アニキのためなら死ねます!くらい、言ってみろ。

この人、本気で暴力団員に向いてない・・・・(笑)


そんな訳で、今回のお話は
敵対する暴力団幹部を殺害した被疑者・権藤が
台本があるかの如く、スラスラと詰問に答えてくるので
これってひょっとして出来レース?
実は身代わりではないか?と、久利生さんが疑問を持ったところから、始まりました。

警察サイドも、身代わりだと分かった上での逮捕で
だからと言って、状況も自白も証拠も揃ったこの状況で真犯人が見つかる筈もなく
もうさっさと終わりにしたいというスタンス。

ん~・・・・何処かで観た様な在りがちの設定ではありますが
中々、八方塞の面白い設定です~。
久利生さんが警察を出し抜いてゲロさせちゃうのかな?とも思いましたが
今回の結末は、クロじゃないから不起訴というもの。
うん、無理がなくて納得のいく展開でした~。久利生さんは納得してないけどw
真犯人もあっさり見つかったら、出来過ぎでしたよ。うん、程良いバランスv


警察から拝借してきたというメンバー団員の写真。
ここは笑ったw

スケープゴートとして権藤さんが選ばれた理由は
身長170cm・痩せ形、という身体的特徴が、真犯人ヒットマンと酷似していたから。
で、メンバープロフィールを見て、その条件にマッチしていない人物を抜いていくシーン。
身長162cm・・・てw
ほとんどが身長160センチ台って低過ぎないか?ここの団員www
みんなチビ過ぎだろwww
日本人の男性平均身長ってもう少し高いだろw
チビの集まりかwww

しかも残ったの5人てwww

どんだけミニマムな集団だよ・・・wwww


まあ、それでも。
とにかく中々口を割らない権藤さん。
そこで久利生は、適当な写真をピックアップし、この人を送検しちゃうと言い出す。
そうすると、組長さんとの約束が果たせないので、ようやく権藤の顔色が変わる。

「おい!何言ってんだよ。やってもいない人間に罪着せんのかよ!」
「でしょお?そんなこと出来ないですよねぇ?権藤さんだってやってないだろうし・・・うん。
 と言う訳で。証拠不充分で不起訴・釈放」
「そんなの検察の横暴だろうが!」
「横暴?罪に問わないって言ってんですよ?」
「おい・・・、俺が犯人なんだ・・・!俺を起訴しろ!」
「いや、確信を持たない限り、検事ってのは起訴はしません」
「おい・・・」
「俺は認めないって言ってんですよ!」

おおぅ。イイじゃん♪
暴力団に対しても贔屓せず
堂々と立ち向かう姿勢を見せた久利生さんのブレない姿勢は健在で
カッコイイ。
ここの、一歩も引かない態度は毅然としていて、確かに目を見張るものがあった。
飄々としているから、どっしりとした貫禄はないのが、逆に奇妙な図w

そして、土下座してまで、起訴してくれと懇願する権藤を見降ろし・・・
「不起訴。釈放」

ぬををーっ///////
こーゆーの!
こーゆーのですよぉぉぉ!!!

冷徹な雰囲気さえある口調で、でも、愛ある処分を言い渡す。
一々感情を見せない所が、キャリアを積んだプロだ。

泣き落としに負けたら立つ瀬ないし、何より権藤さんの人権侵害になるってこと
ご本人が分かってないからね。
見ている側の正義感を擽る、気持ちの良いシーンでした~。
こういうのが見たいんだよぉぉぉ!

そのブレない姿勢を描写する手段としては、他にも
夜中に屋台でラーメンを食べる姿を盗撮した写真まで送付してくる暴力団。てw
ここはテンプレすぎて・・・(;一_一) むしろ化石?


その久利生さんに歯向かう敵として
単なる暴力団のモブ集団ではなく、顧問弁護士という堅物を持って来た構図も良かったです。
これが物語をスッキリとさせていましたよね~。
ブレない者同士の摩擦は、正に男の沽券の戦いっっ。

また、この顧問弁護士を通して、弁護士と検事の違いを見せ
加えて、正義へのスタンスを描きだしていたのも、面白かったです。

「君はこう思ってるんだろ。暴力団は悪で、検察は正義。
 しかし検察なんて所詮役所だ。杓子定規な連中の集まりだよ。
 その点やくざの世界は実に人間臭い。そりゃ悪さもするが、素晴らしく義理堅いところもある。
 弁護士の仕事と言うのは人間の業の肯定だ」 
「業の肯定?」 
「清らかなところ、汚いところ、優しいところ、残酷なところ。
 人間は全てひっくるめて持ってると言うことを認めてやらなきゃ、この仕事はできない。
 そしてそれは素晴らしいことだと俺は思ってる」

確かに!
面白い言い回しだなぁ、と。
確かにそこが、検事と弁護士の大きくて一番の違いであって
弁護士は、たとえそれが社会的正義であってもなくても
依頼人の利益を守ることが仕事な訳で。

その、弁護士の中に生じるであろう、自己矛盾を
“人間の業の肯定”ね・・・なるほどね。
面白い指摘です~。そこが弁護士の方の仕事の醍醐味だとも思いますし。


それを反映しての、ラストの、悪には屈しないと言い放った部長の台詞へ向けて
良い伏線にもなってました。

「しかしね、検察はもう少し融通を利かせた方がいい」
「融通?」 
「人間がやることを簡単に善悪で線引きしてると恨まれますよ」
「暴力団に恨まれるなら望むところだ。
 そちらにケンカする覚悟があるのなら喜んで受けて立ちます。
 それからもし、久利生が危険な目に遭うなんてことがあったら許しませんからね。
 我々検察は総力を挙げて川藤組を潰します」

な~の~にぃぃぃ。
ここへの盛り上げ方はめっちゃへったくそ!!
どういうこと???

みんなが一列に並び、前に立ち塞がるシーンは
城西支部としての仕事とプライドを守る見せ場であり、今回の締めでもありましたが
そして、その画は毎回サマになるな~って感嘆してますけど!
その前までで延々と
暴力団員に圧力かけられてみんなでビビって逃げてくるとか。←笑ったけど!
翌日は変装して出勤とか。←笑ったけど!鼻付きメガネも似合ってたけど!

なーんか襲われたぐらいでチマチマ騒ぎ過ぎ。
仮にもこの仕事を生業としているなら、そのくらい最初から覚悟してクダサイ。
人間としての器が小さくて
コメディとしては、そういうチキンな部分も笑えますが
このキャラたちに、あの最後のシーンを任せるのであれば
もっとシリアスに抑圧したシーンや、葛藤するシーン、そして覚悟を決めるシーンなど
少なくとも真面目路線で構成すべき。

じゃないと、最後のシーンだけ浮いちゃって浮いちゃって。

上辺だけの虚勢に見えちゃうんですよね~。
本気度が見えない。
ここだけ恰好付けられてもさぁ。

その辺のキャラクターは統一しないと
視聴者としては感情が、そこまでいきなり持ちあがりません。
せーっかく良いシーンだったのに台無しでした~。


そもそも、ここ数話を見ていて感じていたことなんですけど
このドラマってそういう全体的な盛り上げ方が
ものすごっくチープで幼稚な印象を抱かせるドラマになってて
何でなの?
ちょっと勿体ないと常々思います。
演出は凝っている方だと思うけど、心理誘導がヘタなのかな・・・。

監督さんのセンスがない?

例えば他にも
ラストの麻木が「そういうひとなんです」と刑事さんに久利生さん寄りの発言をするシーンとか。
ドヤ顔が付いていけない・・・。
何でドヤ顔なの?
ここは、まるで世話の焼ける、愛しい彼氏を見守る様な、しょうがないでしょっていう苦笑の
包容力のある笑顔の方が似合ってません?

身内に帰れば、文句ばっかり言って、反抗して、否定して、足引っ張ることばかり言って
理解も同調もしないくせに
外では自慢げに語る女・・・。オマエさっきまで危険だと必死に訴えてたよね?!
なーんか外面の良いだけの、薄っぺらい女に見えるのは私だけ?

とにかく、一々萎えたり、冷めたりするシーンが多過ぎて・・・。
笑わせようとしているんでしょうけど、そこが空回っているかんじ。
・・いいや、小学生向け?というか。

・・・・・・・・とか言いつつ、身代わりとか、ハゲタとか、笑ってましたけどね私。

風邪ネタも、久利生さんをピンで動かしたのは面白かったですけど
こんな検事ら、どこに検事としての魅力があるというのか。こんな人たちに担当してほしくないですよ!
仕事をする男たちとしての魅力のアピールが全然ないっ。

仕事だけは真面目に決めるっ。それが本当のクールさなんじゃないんですか。


それからもう一つ、気になるのが、メッセージ性を込めたいのは分かるのですが
それを訴えるやり方が、ストレートすぎる。
物語の中で、自然に視聴者に誘導して理解させる、というのではなく
ダイレクトに台詞にしちゃってる所が、妙に幼稚くさい。
シーンがピースとして浮いているように見えるというか。

「久利生さんが今誰よりも危ないんですよ?」
「何?じゃぁ向こうの言う通り、起訴しろっつうの?
 なぁ?俺らが、一番守んなきゃいけないもんって何?事務官だったら考えとけ」

「いつも理想論が通じる訳じゃないでしょ」
「でも宇野君さ。俺たちの仕事に例外はないんじゃないの?
 責任取るべきやつに責任取らせんのが俺ら検事の役目でしょ?」

そのくせ、つまり、結局何が言いたいのかという結論は暈かして
視聴者に考えさせるように仕向けた構成。
ワザとらしいってのw


だからこそ、その上での今回の台詞の練り方は、ちょっと面白かったな~と。
「検事なんて辞めたらどうだ、宇野君。
 奴らは日の当たるところに居て、正義を振りかざすだけじゃないか」

日の当たるところ、か~。
派手な印象はありますが、それをそう表現するとは。

あとは、権藤をどうしても送検したい、暴力団サイドと
それを拒む検察サイドのせめぎ合いも
「殺人犯を野に放つんですか?権藤を釈放したら社会を不安に陥れることになりますよ」とか。

利権を主張させるのではなく、如何にも社会利益を謳っているような言い回しにしていた所が
ニクイんだって~。
こちら側の信念と正義感に委ねるやり方が面白い~。
惑わすに充分な効力がありましたw


――何て言うか。
今回は言い回しに皮肉やエッジが効いていて・・・。ニクイ。
こういうのが大好きです。
こういう反論出来ない台詞をぬけぬけと言うシーンって、大好物っす。私が。


ラストの弁護士さんとの対峙もニヤリとしました。
「身代わりだという根拠は?」
「根拠、は先生です。だって小此木先生出て来ちゃうんすもん」

成程、組を守るためなら、それ程不自然な行為ではないと思ってましたが
身代わりをさせる程下っ端なら、破門にすれば良いだけの話だったか。
そうかもなw

こんなんじゃまだまだ~。って思ってそうな久利生さんの勝ち誇ったような顔が良かった。
手ごたえ、ねーっ!って思ってそう。
かっけー!

そして暴力団モブとも対峙。
「組長さんに伝えてもらっていいですか。
全然納得できねえし!身代わりなんて要らねえから真犯人出せーっ!・・・って」

おおぅ~!
手ごたえ、ねーっ!って思ってそう。
かっけー!
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