Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*08*28(Thu)
昼顔 第6話 感想
予想通りシリアスな展開になりましたね~。前回までのお花畑が一転してる・・・。
ただ、二人とも急に別れさせるとまでは思っていなかったので色々衝撃でした。
ドラマ中盤にしてドロドロになることもなく、綺麗な涙ひとつであっさり関係を修正させたことを考えると
もしや、これ、ハッピィエンド路線?

・・・・だよなぁ。
元サヤに戻ったからと言って、その日常をスッキリとした笑顔で送れるほど
元々の家庭が魅力的じゃないし(両方。どーん。)
“妻は最初に選んだ夫の傍で、日常生活を繰り広げることが幸福の形であり
成すべき最善のモラルである”・・・なーんて説教見せられても
だから何って感じだし。
ちょっと幻想に生きた一時の逃避の物語にしちゃったら拍子抜けだし・・・。


まあ、先の話はいいや。
とにかく、二人の末路に釘付け!でした!
特に、りかこさんサイド!!

いい!実に良い台詞回しと緊張感!
夫、大活躍!ある意味!
静かな嫉妬心を内包しつつも、声を荒らげることもなく、感情に任せた稚拙な捨て台詞を吐くこともなく
確実に相手の息の根をし止める、その蛇のような執念が素晴らしいw
なんてセンスの良い台詞で追い詰めるんだろう!
ここは脚本の腕を見せ付けられました。
それをまた、役者さんが抑揚見せずに演じきっていてね!
GJ~!

「・・あ、そうだ。ちょっと掃除しといてくれないか」
「掃除なら毎日してるわよ」
「なんかな、床がザラザラしてんだよな・・・。砂みたいのが落ちてんだよ。海辺の砂かな?」

何その、真綿で首を絞めるような、遠回しな言い方!

「そうだ、ケータイ貸して。契約プラン変更しようと思って」
「・・・・・」
「どした?料金、払ってんの、俺でしょ」

そこにかかるOPのドラム音!
♫テレ~テレレ でっでっででっで ♫

ゾワワ~って来た~~~~っっ。
うまい~~~~~うますぎる~~~~~。o (●>H<●)o
ちょーベタなドラマティックにぞっくぞく!(爆笑)

前回も言いましたけど
このドラマって、物語の視点がそれほど主観じゃないのに、寄り添う程には近接してて
安全な疑似体験を愉しむこのスタンスが、もう面白すぎるっ。
このドラマは、脚本家さんでクオリティを出している気がする。


問い詰めるシーン。
「りかこ、この絵どう思う?」
「そうね。鮮やかで、迫力があるわ。強い絵ね」
「・・・・迫力があって強いのか、この男は・・・」←wwww
「何を言っているの?」
「二度と会うな。お前は俺の稼ぎで生きていく。俺が浮気をするのとは訳が違うんだ。
 ・・・あなたもだ。女房とは二度と会わないで欲しい」

「私も立場上、大事にはしたくない。子供達のためにも波風は立てたくない」


ここで上手いなぁと思わせられるのは
応酬される台詞の全てが、夫の方が尤もで、正論であるということ。
どこも間違っていないし、相手を悪戯に傷つけてもいないということ。
それでもし傷つくことがあるのなら、それは夫ではなく妻の方に非があるのだという理屈になる訳で。
逃げ道を狡猾に絶って、勝負に出た訳ですよね。
知能犯ぽい~w

証拠に、相手を侮辱するような品のない台詞や、嫉妬に駆られた感情的な言葉が何一つ入っておらず
単語上は淡々と事実だけで責め立てていく。
だから、どんなに不条理でも、どんなに納得行かなくても
反論できない。

上手いな~。
反論する隙さえ与えていない執念や粘着質が見ていて悔しいやら憎たらしいやら!
お~ま~え~が言うのかっ!って感じですけども実に正論。夫の方が正しい。
また、敢えて子供達を動揺させたくないという点に於いてりかこと利潤が一致しているのも
面白いところ。
例え、スズメの涙程もそんなこと思っていなかったとしてもだ。


そして、想いは募り、りかこさんは公衆電話へ走る!

うっわーw なんか昭和のノリだ~。いやむしろ青春?
乙女ですなぁ。すっかり。
そして、別れの台詞さえ、何とも美しい。

「うちに来るか」
「・・・・悪いけど、子供捨てるほど、好きなわけじゃないわ」

~~~~っっ!!
くうぅうぅぅ~!!いい!すっげぇイイ!o(≧y≦*)(*≧y≦)o

ワザと分かってて「うち来るか」って言っちゃう最低っぷりも
それを肯定したら、それこそ振り向いてくれないし、女としての価値を下げると分かる女心も。
それを、たったこんな短い文章で感じさせるとは!

敢えて、言わされたんだよね。
うまいーっ。


・・・・ただ、ツッコミ所としては
りかこさん、ケータイも何もかも夫の金だったのかよ!!(今更)
そりゃ、反論出来ないっていうか、りかこさんの方が悪い。
そうですよね、専業主婦って設定でしたっけ。
他のオトコと会うのに、別の男の金を使うなんて
なんか、愛も情も嘘ってゆーか説得力弱いってゆーか。
あ、だからこそ、浮気は夫への当て付けだったのか。

でも、夫の上に胡坐掻いている不倫なんて、自業自得なので
りかこさんの涙にはあまり同情出来なかった・・・。

そもそもりかこさんは不倫初心者の沙和に、哲学的な恋愛論を解くので
できればパーフェクト女性であった方が、キャラとして引き立ったかも、という気がします。
こんな中途半端に恋愛をつまみ食いする感じではなく。
偉そうなこと言うんだから、自分の尻は自分で拭ってて欲しかった。



一方、沙和ちゃんの方。
こっちはさ~~~~・・・・・・。ん~~~。

バレるタイミングとネタは無理がなく、ニヤりとさせられました。
スマホの待ち受けね。成程。
でもイマドキ、待ち受けにダンナとのツーショット入れるかぁ~?・・・(;一_一)
ちょっと、この娘キモイかも。

そして、ここは顔面が蒼白になるくらいのショックを沙和は受けたというシーンだと思うのですが
そういうのが全く伝わってこないミラクル。
・・・・・。


電話で別れ話。
「会うの止めない?面倒なことになる前に終わりにした方が良いんじゃないかなって」
「会って話そう」←おおw
「ごめん、会えない・・・」←急に弱気。恋の弱さが良く出てたw
「勝手だな」

すると生物教師、パート先まで駆け付ける。←おおw

「なんかね、もう面倒くさくなっちゃって」
「理由はいいよ。別れたい気持ちは分かったから」
「私、遊びで付き合うほど、強くないから」

深読み出来るベタな台詞の連呼に、苦笑を禁じ得ないが、まあいい。

「今までありがとう。さよなら」
「・・・・・」
「返事してよ。さよならって言ってよ」
「僕もいつまでも続けちゃいけないって思ってた。でも顔見ると失いたくなくて・・・
 そっちから別れ言わせてごめん」

あ~の~さ~~~~。
とことん奥手w・・・というか、ヘタレ。
何この、キモイまでの草食系はwwww
そこはガバッと引き止めるとこでしょう!抱きしめるくらいしてやれよ!
指一本触れないってなにそれw純愛ですかw
どこまでヘタレなんだwww
ちょっとオイシイ萌え台詞吐いているから、グッとくるかと思いきや、この体たらく。

相手を大事にしたいための我慢や堅物と、ヘタレは別物な訳ですよ。
これではカンペキにただのヘタレ。情けないっ。
そこまで煮え切らない男だと、そろそろ
どこに男としての魅力があるのかが分からなくなってきました(笑)
見た目はイケメンですがw

沙和ちゃんが安泰と人生を賭けても良い程、良い男には見えない・・・。
一体、彼の何処に惚れたんだ・・・。
沙和は、それまで男性への免疫がなく、自分を女扱いしてくれる男なら
実は誰でも良かったんじゃないか?

彼でなければ、駄目、という説得力が少々弱い気がします。
りかこさんの方は本人の口からも今回語られましたが
それが無くとも、惚れるだけの魅力や甲斐性は充分伝わってきてるのに。

りかこさんの恋は上手くいって欲しいですけど
沙和ちゃんは破局の方が良いと思えてきた・・・。Σ( ̄Д ̄lll)


それと、今回は沙和にとって大きな転機となったと思うのですが
あんまり沙和の表情や口調から悲壮感や絶望感が伝わって来ないのが何とも言えない・・・。
良いのか悪いのか。
相変わらずビフォーアフターかってくらいの棒読みなナレーションとかも含め
ある意味淡々とした沙和と
その真逆を彩るバックとBGMのギャップが妙なコントラストを醸し出しているよ・・・。

前も言いましたけど、ストーリーの視点が客観的で、事実列挙のみで話が進むので
そういう意味では、冷静に演じる主人公はドラマのテイストとは合っているんですよね。
主旨と合ってないだけでw


そんな沙和の夫。
「あの・・・・俺、ママのこと大事だよ。ただ、毎日同じパジャマ来て隣で寝ている人に、その・・・
 ママに愛情感じているってことだよ。家族になっているんだよ、俺たち」

この言い回しも、言い得て妙で面白い。
さり気に超失礼なこと言っているんだけど、悪気がないとことか。
そもそも、子供もいないのに、女にママって呼ぶ無神経さとかね、よく出てますよね。
女としても魅力もないって宣言しているようなものだし。

ただ、家族には、そういう側面は確かにあって
それはそれで幸せなことなんじゃないかとも思う。
築き上げるのも難しいことだとも思う。
でも、男がこういうこと言うのって、甘えに他ならないし、後ろめたさからなんでしょうね~。

いずれにしても、無礼だが。


不倫を描きつつ、夫婦のスタンスを問い掛けているこのドラマ。
二つの不倫を同時並行させているからこそ、意味が伝わるんですね。
片方だけなら、見なかった。
複数の人間像を同時に描いてくるドラマはよくありますが
こんな風にあからさまに対比させる手法はちょっと面白い。
脚本が上手いんだな~って思います。

そういう設定の上手さから、台詞一つとっても洗練されたセンスの良さが感じられて
在り来たりなのに、引き込まれます。
本来恋愛モノってあまり興味がないのですが、これはイイ。


ラストのいつもの締め台詞が脳天突き抜けた。
「不倫にゴールはありません。ゴールがないということは終わらせるのも難しいということです」
確かに!
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