Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*07*15(Tue)
HERO 第1話 感想
楽しかったー!普通に事件モノとして面白かったです。
続編だとか、メンバーチェンジだとか、そういうディティールは余り意識せずに楽しめました。
でも、トータル的に大幅な改編がなされておらず、元のノリをそのまま継承してくれたことが何より絶大!
空気感が同じで安心しました!続編って本来こういうものだよ!
一度ピリオドを打った作品に視聴者が求めるものが何なのか、最低限のラインは理解している人が造った、
という印象です。

また、今期はじっとりねっとり魅せてくる構成のドラマが多いので
夏の暑さで何も考えずにスカ―っと楽しむのに突出した一角を成しましたね。
単純に爽快な読後感が良かったです。
そういう他局対抗陣の質差も功を奏したという気がします。
(もちろん、熱帯夜にじっくりミステリーを愉しむのも好きですけどねー!)


そんな風に言い切れる根拠にもなる、一番評価したい部分がテンポの良さでした。
人物の繊細な描写や細かい背景など
後から幾らでも継ぎ足し出来る無駄を極力省き
最低限のニーズに見事に応えるセンスの良さ!
1話でとりあえず見たいのは久利生の活躍なんだよっていう要望を分かってるっ。

必要な所だけを詰め込んだ前回からの継承。
新規の部分を中心に描く新しい視聴者への配慮。
馬鹿騒ぎなど、振り切れた演出のないオールマイティな構成。

さすがに「よろしこ」とか、テレビの前でプロが暴言吐くとか、
見ていて無礼でワザとらし過ぎて冷めちゃった箇所もあるにはあったんですけど
トータル的にはどれをとっても苛立たせるものや反発を抱く箇所がほとんど無く
すんなり事件だけを追えて、世界に溶け込めました。
第1話としての役目を思う存分発揮していた脚本だと思います。お見事っ。

独特なカット割りやカメラワークも健在で、この辺はもろに元祖HERO!でしたねっ。
嬉しいっ。
スパッと潔く切ってサクサク進めていく手法はホントとことん切れ味が良く気持ちが良い。
真上から覗きこむような立体的なカット割りも、帰ってきた、という感じ。
満足満足。


新ヒロイン・麻木千佳の存在も抵抗感はない。
いえ、かなりイライラさせられたり、やっぱり雨宮のほうが・・・とは思いましたが
なんとなく、視聴者にそう思わせることも含めた計算の内、という気がしました。
彼女の成長物語であることは明白ですが
彼女を否定的に描くことで、とりあえず久利生さんのキャラ設定を際立たせたというか。

起訴に焦って先走るところとか
傷害事件にまでなったのに相手を許すという店主をあからさまに信じてるとことか。
表面的なものしか見えていない単純な思考回路は
見ていて苛立たせる浅はかさに充分匹敵。

彼女が考える“真面目”に仕事と
久利生検事の考える“真面目”に仕事の平行線っぷりがい~い描き方だった。
起訴まで持って行けば勝ちと捉える麻木と、真実を見抜いてこそ勝ちとなる差が。


同じ意味で、脇役陣もキャラが控えめだった。気がします。

八嶋智人さんと小日向文世さんという圧巻の一角はもとより
(もうね。彼らが元祖HEROの色を作っていると言っても過言ではないw出ただけで嬉しくなった)
その他が・・・・異勤とかされているのは月日の流れを感じさせましたが
その代わりの面々が、やっぱり前作に比べて覇気がない。
その分、1話は久利生検事の紹介回に洗練されていく訳で、すっきりした演出で良かったです。
同時に、それはリニューアルさせた異和感を極力意識させない技巧でもあったのでしょうから
巧妙だったと頷くばかりです。

そのくせ、下らない理由で「誰が起訴するか?」でたらい回しにされていく辺りとか
軽いタッチで描かれたコミカルさがまた
元祖を彷彿とさせていて・・・。

キャストの加齢の違和感を感じさせないのはもうさすがとしか・・・!
もうこの絶妙な新旧のバランスがセンスいい!


真面目で堅物女だった雨宮舞子と対照的に
麻木千佳のキャラは女・久利生を彷彿とさせるようなスレた部分を匂わせていて
時々出る口汚さとかw
単なるヒロインにしてこなかった所も面白かった。
新キャラ、特に主役級は、どうしたって最初は角が立つのですから
敢えて、直球を避けてキャラで笑わせてきたのも、成功してる気がする。

それでいて冒頭から彼女視点で物語を進めることで
新参者の視聴者を違和感無くドラマの世界に誘導し、久利生検事という型破りなキャラを
説明し尽くしたのはもう見事。

まあ、そんな訳で
“卒業”された面々がほとんどだったため
あの城西支部が帰ってきたー!とまでは思えなかったですけど
それでもいい感じにシフトチェンジしたのではないでしょうか。

とりあえず第1話としては、抵抗感払拭してくれました~!



んで。実際の物語ですが。
居酒屋で小さな傷害事件が発生。
ところが時同じくして、15年前に起きた宝石強盗事件の現場に残っていた指紋が彼と一致。
しかも本日、時効成立の3日前。
被害額が50カラット時価13億円相当と、強盗事件では史上最高額だったため、
彼の存在が一気に世間の注目の的となる。
早く起訴してくれ、と世間やマスコミが煽る中、無実を主張する、事件の被疑者大西祐二。
さあ、どうするか?

・・・・・というお話。

タイムリミットを入れることで緊迫感と切迫感を演出し
物語にハリを与えていたことがまた特徴的な1話で
全体的にきゅっと締まっていたのもレベルの高さを思わせます。
そんな中でもマイペースで真実を追い続ける久利生検事は確かに安定した安心感がある。
彼があまりペラペラ喋ったり、激昂するようなキャラでないのも
安定感を匂わせていますよね。
というか、そういう喋らないキャラだから好きだな~。
全てを彼に委ねてじっくり物語を追っていけるって感じです。


ここで面白かったのは、その取り扱っている事件性の吸引力。
二つの事件が並行している訳で、まあ、それがいずれ絡まってくるだろうことは在り来たりですが
どういう結末になるのか?というミステリー・・・事件モノとしてのクオリティも
充分高かったことが(私的に)大きい。

勿論凝った事件を用意してきた訳ではなかったんですけど
充分先を期待させるだけの展開でした。

余計な説明を省くためか、現場に久利生も居たとする設定は
特にそれ以外、意外に何の効用もなかったですが
まさか、この傷害事件の相手側店主がかつての共犯者だとは思わなかったー!

絶対、大西はシロで、起訴しなくて良かった、冤罪を防げたねってオチになると思っていましたよ~。
そうすることで検事の仕事に於けるリスクや曖昧さを説明するのかと・・!
違った―!ぎゃー。
傷害も事実で、強盗も事実で
そう言えば大人しそうな優男なくせに、ちょっと猫かぶっているような描写もあったけ~、大西さん~、
みたいな。
真実が何かということよりも、久利生検事の自己責任の強さを感じさせる話でした。

・・・成程、それであの日宝石が消えたと店長と揉めて傷害事件にまでなったのに
揉めた理由が理由だけに、訴えない、としか言えなかった訳かと。
現れた真実もそれなりに頷けるものでしたし
何故3日も起訴を躊躇ったのか?という社会的説明もこれで胸のすく形で公表されていけるし
もう最後の爽快感は初回としては上出来~!
スッキリと腑に落ちる内容でした~。

外に「腹に響くような爆音のするバイク」が置き去りにされていたと聞き
そのエンジンを掛けて
詰めた!と二人が視線を交わすシーンはちょっと王道すぎてーっっ。
来たーっ!

ちょっとニヤけてしまった。
そういう定番中の盛り上げ方もストレートで良かったです。
焦らすのは次回からでいいっての。


その上、そこに時効というタイムリミットを絡ませているから
書類を提出するのが間に合うかーって流れも分かってるのにハラハラさせられた。
そんなシリアス路線の周りでコミカルにマジ顔でシビアな陰険漫才を繰り広げる城西支部の面々。
楽しいっ。楽し過ぎるよーっ。
うん。もうめっちゃ及第点。
次回も見ます。
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