Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
09≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303110/ ≫11
--*--*--(--)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
2012*03*24(Sat)
秘密 薪さんと滝沢2(10巻)
タッキー・・・・・こいつは色々やらかしてくれちゃいました。
10巻のタッキーは終始ニヤケ顔なのでいちいちムカつくんですが
でもラストのあーんな末路を見せられちゃった後なので
どーも同情的になってしまふ・・・・(-"-)自業自得と吐き捨てられん。むー。

滝沢side
捜査会議に青木が初出席する朝
やっかみを呟く渋谷警察署面々に一喝。

タッキーのこの時点の目的って何だろう?(最終目的ではなく当面の体勢というか)
情報漏洩の時「今の第九の暴走を許すな」とか
第九を窮地に追い込むような書き込みをしたかと思えば
「情ではなく合理で判断した」と規律正しい第九を訴える。

情報漏洩で第九を揺さぶったのも薪さんを追い込むカードなのだとしたら
ここで青木が批難されて第九の立場が悪くなるのも
範疇の内だと思う。
第九を潰したいなら願ってもない風向きじゃないか。
でもわざわざ止めている。

そこから考えられるのは
薪さんを自分の手でじっくりジワジワと追い詰めていくつもりであって
こんな所で勝手に他の連中に第九を潰されるのは
本意ではないってことか。
自分の手でじっくり苛めたい。
薪さんに直接攻撃したいのであって第九として潰されるのは面白くない。
そんな所か。

となると組織の任務として行動する一方で
個人的感情で動いていた麺もあったということになる。
そう考えると成る程、その掴みきれない態度も何となく辻褄が合ってくる。


この捜査会議の場合これはタッキーの本心の方だったんだね。
「第九を庇いたい」ではなく「自分で手を下したい」なんだ。
そしてこの後青木にちょっかい出しに行くけど
それもタッキーの本音の方だね。
何か組織的な意図があって青木を狙いに行ったのではなく
自分の好奇心で本当に青木に興味を持ったんだ。

その二面性のお蔭で
宇野さんも岡部さんも何となく翻弄されてしまっている。
何度も書いたけどタッキーは第九に潜入成功した時点で
もう疑われることを何も恐れていない節がある。
だから味方を撹乱する必要性もないのだが
二面性を持って行動することで
幸か不幸か疑惑を向けられるリスクを回避する効果が出てしまっている。
そのため第九サイドとしてどうも後手に回ってしまっている。
その点もまた
タッキーにしてみれば面白い様に手の平で転がせられて
調子に乗らせる一因だったろう。

最もこの捜査会議。
青木を異例として捜査に加えればタッキーも青木への接触が図り易いし
この事件の捜査に加わった上で青木が真相を知ることで
二重三重に青木を精神的に傷つけられると踏んだのもあるか。
その傷はタッキーが自ら手を加えなくても
薪さんの存在そのもので青木は勝手に傷ついてくれる。
それを間近で見れば薪さんもまた追い込まれる。
う~ん・・・・タッキーにしてみれば手を汚さずターゲットの二人が自滅していくという
願ったりかなったりな状況な訳だ。

だからヤジを飛ばす連中を放っておいて第九の立場を悪くするよりも
青木を傍に置いた方が効果的と考えた。
だから青木を引き止めたとも言えるね。


青木に結婚云々を持ちかけたのも
私は精神的に更に青木を追い込む意図があったと最初は考えていたけど
今になって思えば
あれは純粋に鈴木克洋似の青木に興味があったのが大きいかもしれない。
もちろんその追い込む意図も
任務としての行動では無く
私怨というか個人的に薪さんに矛先を向けたものだ。

繰り出す過去話。
これで青木は動揺しちゃって
揚句3年前の克洋くんと同じ決断をしてしまう。
タッキーの思惑通りだ。婚約を破棄させたいのではなく追い詰めるという意味の。

でも思うんだけど
ここで結婚できない原因の話はもしかしたら
タッキー自身の話でもあったのではないだろうか。
ストーカーwして薪さんのことを調べる内に
何処か自分に通じるものを見つけたのではないか。
知れば知るほど薪さんは自分に近い匂いを感じるのに
だから今第九メンツに囲まれている薪さんに苛立ったのかなと思う。

だって、ここでそれをわざわざ青木に告げたのは
精神的に更に追い込むことが目的だったんだろうけど
言っている事は多分全部事実だ。
特に馬鹿にした訳でも陥れようとしている訳でもない。


話が反れるが
事実を告げられただけなのに青木が取り乱したって事は
青木はやはりそういう負の面をまるで想像していないんだね。
克洋君が婚約を躊躇っていたのも
雪子さんの気持ちが薪さんに向いているからとか
そんな乙女な理由だけしか想像つかなかったんだね。
望まれていない立場の現実が事実ならば
自分がどれだけ無意識に薪さんを傷つけていたかようやく想像できて
ショックだったと思う。

だから青木が婚約解消したのは
雪子さんの命の保証面だけでなく
薪さんへの後ろめたさも感じたからではないか。かつての克洋くんの様に。
とことん後手後手な行動である。
しかも薪さんのためというか
薪さんみたいになりたくて起こした行為にさえ見えてしまう(-"-)

また、青木は薪さんが話したくない事は知らないでいる方が正義とか道徳的とか
思っていそうだ。
もちろん人には踏みこんではいけない領域ってあるけど
でも知らないっていうのは真実を誤魔化して生きているのと同義だ。
知らないフリが出来る内はいいけど
知らない事が時に人を傷つけるリスクは
知っておくべきだ。

知らないって表面的にはとても綺麗だけどね。
知られたくない想いってのも確かに実在するけどね。
ずっとそのままでなんて居られない。
世の中そんなに甘くない。
相手に深入りしたいなら尚更だ。

青木。お前やっていることは本当に夢物語だ。
だけどそれが事実になれば、うん、どんなにか幸せだろうね。
薪さんもお前と居る時だけはそんな夢が見れるんだろうね(T_T)


話を戻して。
薪さんは青木にはそういう裏側を見せないから
青木は単純に自分を導いてくれる人って信じていて
どう見たって青木よりタッキーの方が薪さんに近い。

そんな渦中の薪さんの行く末が
タッキーにしてみればオママゴトみたいで馬鹿らしく映ったのではないだろうか。

本当はそうでありたい夢の自分と
絶対叶わない現実の自分の
壮大な溝。
お互いにそれは充分身に浸みている筈なのに
なのにact.8で言う所の「何も知らない子供みたいな甘ったるいこと」を
手離せないでいる薪さんが
羨ましいやら憎たらしいやらで
反発させたのだろう。

当の青木もまた無垢な眼差しを素で薪さんへ向けるから
心中ささくれだってしまうのも何か分かる。
それをまた薪さんも付き合っちゃうから
イライラが募っていたんだろうなぁ。ちょっと同情する。
きっとそんな二人に嫉妬していたのだと思う。
そんな第九の仲間意識に傷ついていた部分だってあったと思う。


貝沼脳による執着と言っているけど
タッキー自身が薪さんを憧れの対象として受け入れていたように見える。
その執着はまるで薪さんが青木を愛おしむように
同じ性質のもののように見える。

青木は幼さ故に素で信じているけど
薪さんだって青木には夢を見たい純粋な気持ちがある。
それはどちらもお互いにオママゴトの様な憧れだ。
最も薪さんはそれは幻想だと知っている上での夢物語だ。
信じさせてくれるのなら、と大切に守りたい気持ちがあるのが伝わる。(青木は素)
でもタッキーだってここで薪さんへ望むのは
同じ夢物語だ。

同じ匂いがする薪さんに同じ様に現実を生きて欲しかったのに
幻想の中で生きていた。
ならばそれを握りつぶしてやりたい一方で
青木と同じく自分の中の願望を薪さんへ押し付けている。
こうであって欲しい理想を望んでいた。
それでも信じたい想いを否定していた。
それじゃ青木と同列だ。
青木が光の部分のみを求めるのと同じで
タッキーは闇の部分だけを薪さんに求めていた。

結局同胞としての意識を自分へ向けてくれなかった妬みだったのか。
それは何処か自分を見てくれないと泣く雪子さんにも通じてくる。


綺麗な存在って自分を苛立たせたり逆撫でしたりする一方で
思いもしない方法で救ってくれちゃったりしてくる。
めちゃめちゃにしてやりたい嫉妬と共に
壊れ物の様に守りたい感情が同居するものだ。
その両方の感情を持て余している内に、相手を意識している自分を止められなくなり
果ては羨ましくて眩しくて
その人の幸せを願うまでに愛情が昇華していくんだ。

薪さんにとってはそれが青木で
タッキーにとってそれが薪さんなだけだ。

タッキーにしてみれば
そんな何も知らない青木が無邪気な顔して薪さんの傍に居る事自体
許せなかったのだろう。
自分に重ねてね。
自分は独りだから。
それに痛みを知らない人間の言葉は無意識に自分達の地雷を踏んでいくから。
その存在だけで薪さんを傷つけていると感じるし
突き詰めればそれは自分も傷つけられていることに辿りつく。

「案外楽しそうで失望したよ」
この台詞こそ本音だろう。
言葉通りの意味では無くて
意外だった。置いて行かれた。・・・・そんな意味で。

人間感情の汚い部分として
自分よりも悲惨な人生を見る事で自己のバランスを取る所がある。
似たような境遇の薪さんが同じ様に悲しんでいれば
きっとタッキーの心はここまでざわつかなかったと思う。
その歪んだ感情が捻じれて
矛先が青木へと向かう。

実に人間らしいタッキーが見える。


なんか物語のラストであんな人間臭い一面を見せられてしまったから
どうも彼を憎しみだけでは見られなくなてしまった。
「任務が終われば全部元通り」なんて言ってたけど
もうあの故郷には帰れない事を一番気付いているよね、絶対。
だから青木に結婚出来ない薪さんの話をしたんじゃないかな。
自分と薪さんの境遇を知っておいて欲しくてさ。

青木は薪さんを追い詰めるようなその告白を批難していたけど
今思えばあれはタッキーなりの薪さんへの思いやりだったかもしれない。


<参考>
タッキーとの出会いの妄想考察がコレ↓↓↓
薪さんと滝沢1(9巻/END GAME)
関連記事
スポンサーサイト
[ end game ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/67-80dec687
trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。