Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*06*14(Sat)
アリスの棘 10話感想
人が死んでいるのに乾杯はないだろ。
やっぱりこのドラマの脚本、どこかオカシイ。そんな脚本に最後ポロポロ泣いちゃったことはともかく。

ラスボスだと思っていた有馬が冒頭いきなり殺されて
それが西門によるものじゃないという展開にはおったまげましたー!
有馬が主犯じゃないのかよー!(ある意味主犯だったが)

そうしてついに表れた真実は
有馬鈴は実の娘ではなく養女で
有馬自身も、本当の一人娘を失っていたからこそ、今度こそ失いたくないという愛が
こんな騒動を引きだした、というものだった。

そして、鈴の本当の父親こそが、全ての事の発端・・・。
水野のおじちゃんだったと。

最後の最後までタズナを緩めませんね~!奇想天外なネタをこれでもかって程、持ってくるわ全く。
これが終点、と何度も思わされた結末を、何度も覆されて
その度に目が覚める思いでした。
ミステリーとしてもちょっと面白かったです。


多分、このドラマに感動したと感じる人は
主人公・明日美に共感し、彼女の視点で物語を見てきた人たちだろう。
そう言う意味では
演者の熱演もあって、最後は白熱した苦しみが見えた。
明日美にとっては最悪な真実だったし
それを乗り越えて、笑顔を見せた結末は感動的だ。

復讐が父親のためであると思い込み
自身の行き場の無い憤りを向かわせる場所として
矛先を向けて来た復讐相手に
「もうこれで終わりにするね」と父に伝え、復讐を終わらせた教会シーンは
厳かな空気感さえ漂っていた。
それを引き起こした全てが、それぞれの家族愛だったっていうのも拍車をかけていて。

その決断を明日美に委ねて、じっと待つという西門もカッコイイ!

家族という愛情を軸に描いてきた本作は
そのまま、身勝手な家族愛に翻弄される明日美の運命を描写した
切ない物語に仕上がっていた。

ヤケに中盤で、家族愛について説くな~と思っていたら
そうか。それは、この最終回への伏線だったのですね~。

父親への愛情が歪み、復讐へと駆り立てられた明日美。
妹を不自然に殺された西門。
娘を失いたくない有馬と
娘を助けたかった水野のおじちゃん。

そうして家族への愛情が錯綜し、巻き込まれた明日美が
最後に対峙し問われた現実もまた
自分の家族だと思っていた水野のおじちゃんに因る明日美への愛情だった、と。
この皮肉がまた巧いっ。

同情的ではあるし、一番哀しいと多勢が思いそうなネタである。


でもな。
明日美視点で事を見れば、確かにそうかもしれないが
多角的に見てると
いちいち色々不自然すぎて、共感もくそもなかった。

そもそも、黒幕の存在も
辻褄は合わせてきてますが、禁じ手を使われたという感じ。
水野のおじちゃんには、癒やしのままで居て欲しかった。

何より、15年前の真実を探していた明日美が
その手術に関わった人物を全員調べあげていないのが、とにかく不自然。
気付けよ。フツーに。

あんだけ壁に貼っていた資料は見せ掛けかっ。

更に、その手術直後に退職した病院関係者、なんて
いっちばん怪しいポジションなのに、何故調べてないんだ・・・(爆)

また、明日美が復讐を企てていることを知りながら、止めもしないで
しかも、殺されかけたのに
そんな男に真実の愛情なんか信じられる訳ないでしょう。
明日美が伊達に殺されていたら、オジサンは今度はなんて言い訳するつもりだったんだ。
こういう男はまた、言い訳をして見殺しにしてくるぞ。

水野のおじちゃんは、自身のやったことを反省していると口にし
脅されてもいたのだから、致し方ないって、しきりに訴えている展開だったけど
見殺しにしたのは事実なのに
明日美は犯人が身内だったら許すんだ(嘲笑)

そう取られても仕方ない流れだった。
報復を受けた、他のメンバーや、殺された弁護士とか、マジ浮かばれない・・・w

しかも、どう見ても
盤台と有馬は殺す必要なかったぞ?
それはつまり反省してないってことじゃん。

これのどこに感動しろと。


西門が最後の最後で人殺しにならなくてホッとしたし
ラストの二人のシーンでは
これで振り回された15年からようやく脱却できたんだという解放を思わせる良い画が撮られていて
第二章の始まり、と言わんばかりのエンディングにはちょっと心打たれた。

けど、そういう表面的なものに揺さぶられただけであって
物語的にはめちゃっくちゃ平面的な子供だましですよ。

ましてや盤台や有馬の家族をめちゃくちゃにした責任はスル―かいっっ。
乾杯はないでしょーに。

結局自分の家族が一番大切ってこと?
それは明日美も同じってことか。
何その独り善がりな幸福感。
明日美は結局、自分と同じ境遇の女の子を一人生み出したのに。

殺人は許せない、だなんて
正義の良心や使命、人としての尊厳に燃えていたのかと思いきや
自分さえ良ければそれでいいのか・・・。


と!思う一方で!

確かに、憎しみは誰にでも平等に芽生える、普通の人間感情ですが
復讐なんてものは、一人の身勝手な暴走から発するものですし
そう言う意味では、明日美をヒーローにする訳には倫理的に行かなかったのかも。

そう考えると、明日美の人間像をこの位の独善的な部分を残しておかなくては
それこそドラマとしての整合性が破綻してた?

復讐劇の結末なんて、所詮ドロドロしたものしか生み出せないのだから
少しでも爽やかなラストに仕立て上げてきたのは
まあまあだったのかもしれないです。


全体を通してみても、各シーンの緊迫感は申し分なく、心拍数あげて観てました。
一見萎えそうな主犯格の告白、というシーンも
ダラダラ喋っている割には長ったらしく感じず、刹那的で
そのまま、雪崩れ込むように持ち込まれた警察署のシーンで
ついに堪え切れず、泣いてしまったことは内緒だ。

こういう本当に言いたいことは伏せて
「羊、不味かったよ」なんていうシーンにめちゃめちゃ弱いんだよ!私が!

「これが最後だぞ。いいのか」って送り出す西門の大人っぽい優しさも沁みて
うん、確かに明日美は「待ってる」って告げたけど
多分、オジサンが帰ってくることはないんだろう。
となるとこれは今生の別れな訳で。
そういう「場」としてのベタなシチュエーションはひたすら泣けました~。

でも泣いちゃったけど、なんだかなぁ、という終わりでした。
あ~なんか色々ショック~。(>_<)

今までお付き合いくださった皆様、ありがとうございました!パチも嬉しかったです~!(^^)/
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