Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*06*07(Sat)
アリスの棘 第9話感想
負の連鎖が重すぎる~。なんだかもうとにかく凄かった~!
復讐劇という反社会的なテーマを扱いながら、こういう行く末を見せられるともう何ともシビアすぎて。
明日美サイドが解決しそうになったと思ったら今度は西門が犯罪に手を染める・・・。
ああぁあぁぁ・・・・救いがない~・・・。
誰かが何処かで断ち切らなきゃって強く思う。

妹・西門結衣ちゃんの件は物語序盤から登場していたものの、今まで全くのノーマークで
ここで繋がってくるのかと衝撃でした。
西門の、有馬への確執演出のためだけの設定かと思ってたー。
まさか自分の娘のために殺したのが西門の妹だったとは!
もう最悪だな。
世間は狭いな、とか、そうポンポン適合してたまるか、とか
そういうツッコミすら野暮な気がする悲しい展開でした。

でも、関わらせてきたからには、こっちも回収するつもりなんですね。


DNA鑑定で腎臓が誰のものか分かるという医療ネタは面白かったです。
移植したからってDNA構造まで組み変えられるわけないですもんね。成程。
その生体検体を手に入れる、ということが今回の山場でしたが
そこのやり取り・言い合いの中で
善悪の違いはあろうとも、誰もが家族のために動いているっていうのを際立たせていて
それが妙に意味深な気がしました。

有馬は娘の鈴のために形振り構わず暴走している訳ですけど
明日美だって父親のためだけにここまで来た訳で
その差って、実はそんなにないんじゃないかという描き方な気がする。

むしろ、その差は何処にあるのか?と視聴者に問いかけているのだろうか?

歪んでいようがいまいが、愛情という軸の上で
最後の西門の決断もまた、トライアングル的な位置付けを以って頭をもたげてくる。
どれも大差ない気がして。
なんだか三者三様ではあるものの、みんな狂ってるって気が・・・。


そういうドロドロ系をじっとりと描き切った、独特の世界観を持つドラマだったって思います。
作品全体的に漂う緊迫感も申し分なく
明日美が完璧ウーマンじゃないだけに、その他は勿論みんながみんな素人な訳で
もう誰もが危うい感じで、儚く、頼りなく
いつ誰がどこで消えても可笑しくない雰囲気が、とにかく巧すぎるっ。

そうか、明日美の心許なさはこういう狙いがあったのか。

今回だって、DNA鑑定のキット、放置し過ぎだろwとか
盗まれたり、壊されたりしたら、どーすんだ、無防備すぎだろとか
星野美羽まで殺されるんじゃないかとか
もうどいつもこいつもハラハラさせすぎw

そういう綱渡りの戦いの果てに、前々回、有馬と盤台にやられた、同じ手を使っての自白誘導!
うおおー!
ここは録音されてそうだな、と、ちょっと思っていたら
まさかの公開処刑でした。
うおー!倍返しだー!すっきりしたー!

かなりの派手な舞台でやり返しましたよねぇ。
有馬も同じ手でやり返されたとなると、さぞかしハラワタ煮えくりかえってることだろうw

ただ意味深な発言も。
盤台を直接殺したのは有馬じゃなかったんですね。弁護士さんも。
誰のこと?
この、もう一人を炙り出さないと完全決着とはいかなそう。


そして、そうやって一方を報復すれば、一方に負荷が掛かる・・・。
有馬をやっぱり許せないと、西門がついにBORDERを超えるっ!←別ドラマだ
・・・・・でもカッターじゃ殺すつもりなないんだな。

空港内、刃物持ち込み禁止とかだからですか?
でも、どうせなら、有馬本人を傷つけるよりも、妻と娘を傷つけた方が同じ苦しみを与えられただろうに
そうしない所が、西門の最後の良心、ってことなんでしょうか。

「何でそんなに冷静なの!あ、・・・・・ごめん、冷静な訳ないよね」
この明日美のたった一言の台詞が良かったです。


星野美羽は・・・・・ほらね~!も予想通りでしたよ~。
何話か前のレビューでも言いましたが、ああいう接点を持っちゃうと
真実を知った時、絶対、簡単に反省とかしちゃう系なんだって。
勿体ないな~。
彼女にはもっとドロドロした女の執念を並行して見せてほしかった所です。
ああ、ドロドロ系は伊達で充分か?

っていうか、また関わらせちゃうのかよw と思った。
もう第三者を巻き込むのは止めるかと思ってたのに、明日美も懲りてないですね。
方法が他にないとは言え、悠真先生を死なせたことが今回全くのスル―になっている所が
ちょっと脚本として残念でした。

少なくとも、星野美羽が協力を申し出た回想シーンで
一度躊躇う素振りや、巻き込めないと拒絶する台詞など、一言でいいから入れるべきだったのでは。


粗と言えばw
使用薬物を明日美の引き出しに入れたとか何だその中学生みたいな発想はっっwww
有馬教授、もう少しオトナな発想をして欲しかったです・・・。
ここはちょっと脱力。
「もうすぐ君は犯罪者になる」なんて意味深な発言するから
もっと狡猾な罠を用意したのかと期待しちゃったよ。次はどんな非道な手を打つのかと・・・w
動機は充分だ、とか言ってますけど、指紋もない状況証拠だけじゃ警察は動かないんじゃ・・・・w
それに監視カメラの存在はスル―なのかw
それともこれは何かの牽制だったのかw
・・・・とか思いきや、海外トンズラですもんネ。あーあー。(;一_一)


他にもこのドラマは良く良く観るとツッコミ所が満載で、詰めも甘く
子供騙しな世界観で最後まで突っ走られましたが
それを全てスル―させるだけの勢いと迫力があって、そういうのが楽しかったなぁ!
とっても面白かった!
今回の、ようやく一矢報いたシーンなんか、見事なカタルシスを提供してきてましたよー!
よっしゃーっっ!(*≧▽≦)bb

復讐劇なんて昼ドラになりそうな題材なのに
こういうエンターテイメント性を持たせてくるというのも意外だったし
徐々に真相に迫って行く感じがミステリアスで楽しめたし
う~ん、これぞ娯楽~。


ワザとらしい程の音楽がちょっと鼻につくかな。
でも役者さん・・・というか、キャラクター設定が絶妙だった?んですかね?
いい配置図で、小じんまりしそうな舞台が派手に重厚に形作られてました。
一歩間違えば茶番劇になりそうな脚本を、総合力で見事な舞台劇に仕上げてきてたって感じです。

描いているテーマ自体も、復讐を肯定するものかと思いきや
共感させるような主人公を据えてきていることからみても、主軸はそうかもしれないけど
今回のような負の連鎖の重みを見せ付けられると、逆に否定的な感情を抱かせられちゃう辺りが
成程と思わせられました。

思えば前々回の伊達の逆襲も、そういう断片を匂わせていたのでしょうが
この時は、ただ明日美の軽薄な甘さが鼻について
あまりそういうメッセージ性は意識しなかったです。

ここまでこの復讐劇に付き合ってきて良かった!
ラストの大団円!期待してます。
みんなにどんな未来が待っているんですかね!
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