Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*05*09(Fri)
BORDER 第5話「追憶」感想
なにこの変化球・・・wすっかりコメディ色に・・・っ(爆)どうしちゃったのw
中年男の哀愁が世知辛い、巻末付録みたいなお話でした。
しかし、記憶喪失・風俗・転倒と、キャラクター設定が独特で
直球で愛情を描かない辺りが練られたものになっていてさすが脚本は抜かりないw

記憶喪失という見え透いた愛情設定まで持ってきて、ラストにはご丁寧に娘の映像まで取りつけて
家族愛をここまでフューチャーしておきながら
描きたかったのは
中年世代の地味な奮闘と言いますか、人生論?だったのかな?
なんって意地悪な脚本なんだ!(笑)

一人の冴えないヘタレ男の哀愁が漂い、ザ・日本のサラリーマンを見たという感じ。
これはこれで悪くなかったです。

個人的には前回までのハードなテイストが好みなので、次からは戻ってくれることを期待しますが
こういう死因をわざわざピックアップする切り口が、BORDERテイストですね~。
世の無常を感じさせられて、有りだと思います。

今回はこう来たか~!


あ、ちょっと演出さん変わりました?
ちょっと後半間延びしている感じが気になりましたが
前半の追跡劇のカッコ良さったらっっ////////Σヾ(;☆0☆)ノ

タクシー飛んだーっっ!!!
立花も飛んだーっっ!!
裏口の扉も飛んだーっっ!!
立花ぶっ壊したーっっ!!(爆笑)
フェンス横っ跳びーっっ!!
立花も横っ跳びーっっ!!

これ、上手く撮ったなぁ・・・!
所々スローにするとか、小手先の技もニクイくらい煽る煽るw
すっごいスピード感あって、めちゃめちゃカッコ良いっっ//////
スーツで足長く見えるから余計イイっ。しかも二人ともっ。
昨今の刑事ドラマだってここまでの正当派ヒーローあんま見ないですよーっっ。o(≧▽≦*o)(o*≧▽≦)o
コーフンしました。(^^ゞ


そしてこんっな派手なアクションなのに
それが事件(メイン)とは何にも関わらないという・・・w
ついでに、記憶を失くすという壮大な設定もまた
特に大きなオチはないという・・・・w

なんっじゃそりゃあぁぁぁぁ。
うん・・・なんつーか、この辺の、期待させといて全部スルーのSっぷりな脚本が
結構たまらないっす・・・・。

なんか、記憶を失くしてフラフラしている浮遊霊みたいだから
もしかして何かの事件に巻き込まれた被害者で
大事な鍵を握っているとか、そういうことを期待しちゃったじゃないかw ←恐らく作者の思う壺
誰もがそういうことを考えそうな在り来たりな展開の中で
まさかの自爆。

記憶喪失などという、愛情物語には定石の定番設定を持ってきながら
まさかの自爆・・・っ。くうぅ。

「失礼ですが・・・コメディ映画のような展開ですね」
「せめて笑ってやってください・・・。だけど!
 妻と娘だけには飛ぼうとして失敗したことだけは言わないでくださいぃぃ!」

お前の男の沽券はそこなのかーwww

ってゆーか、もしかして、
石川・立花に恰好良くタクシー飛び越えさせたのって、ワザとか!
幽霊さんが、それに失敗したという死因と対比させてます?
うをー!だったらスゲーな!w(°□°)w


このスカしっぷりが、ミステリー視点から見ても
割と面白かったりする。
人間の死因なんて、そんなあっけないものだってあるのだという、
いつもドラマティックなラストステージが待っているのではないのだという、
そういうシビアな脚本家さんの感性が感じられて
私好みだったりします。

だからこそ、普段からカッコ付けて愛情表現怠ってる場合じゃないのに
それが出来ないのが昭和男子というか、中年男性の侘びしさと言いますか・・・。
そういう男性を描くから、なんか色々沁みる・・・。

あ~・・・だから、前半あんなに元気いっぱいだったのか。
前半の若い男性の若さ溢れるエネルギッシュな展開に対比し
後半の錆びれた男の、まどろみの中の正に“追憶”なラストシーンは情緒的で
非常に対照的でした。
故にとても印象的なラストになっていました・・・。



あ~ここで消えるんだろーなーと思っていたら案の定、姿がもうなくて。

ちょっと、きゅうう~んってなりました。
・・・けど!
そこを、単なる家族愛情物語ではなくしてきた所が、捻りを感じるというか
クセを感じる訳ですよ。

例えばそこのシーンが
DVDを拝借して眺めてるとかだったら、その感傷に浸れたものを
「とうとう不法侵入かよ・・・」
いつ帰ってくるか分からない他人の部屋で視聴するというシーンにしてるから
なんかハラハラドキドキしちゃって、返って刺激的!
なんでわざわざこんな切羽詰まったシーンにしたんだ・・・。

素直に入り込めないわっ。

じっくりと戻れない時を噛み締める仕上がりではなく
視聴者の心理にも何処か緊張感を残す造りになっているんですよね~。
ってことは、愛情を堪能して欲しいわけではない意図ってことな訳で。

また、前回の軽薄な犯行動機もそうでしたが、今回の死因も脱力モノで
でもその、くっだらない理由で命を落とした末の愛情の結末を描いてきたので
この点からも
家族愛というよりも、男の人生観を描きたかったんだろうな~と。

例えば、空出張は妻と娘のための何かだった、とか
行こうとしてたのは風俗じゃなくて妻のための何か、とか
そういう美談?にしてきていないのも
飽くまで描きたかったのは、家族への最後の愛情ではなく
染み垂れた中年の葛藤やら苦悩と、こんな下らない終いを迎える人の命の儚さ?
そういうものだったのかなーなんて。


逆に、愛情という切り口で見れば
死ぬことで記憶を失くし(命も亡くし)→「誰も思い浮かばないんですよねぇ」
しかもちょっとした風俗への空出張。
見様によっては薄情な気もするこの男は
見栄を張ってカッコ付けた家族に、最後の手紙を託した・・・。

「誰も思い浮かばない」部分にも、冷めきった家庭環境とか、妻の不倫とか
ビターな背景を持ってくる訳でもない。

中年男性サイドから描いているから、この物語は男の哀愁と不器用さが伝わりますが
これ、妻サイドから見たら、こんな言い訳でもして貰わないと
やってらんなくないですか・・・?
ダンナに嘘吐かれて、しかもずっと造り物の仮面を被って大黒柱演じられてて
支えさせてもくれなかった。
最後は風俗に行かれて、勝手に死なれて・・・。

「私は貴方のなんだったの・・・・」の一言も言いたくなりますよ。

だからこその、遺言状だったのでしょうが。

なんていうか、少しだけ男の我儘と狡さを見せ付けられた気がしました。
そこがオトコの可愛さだと、抱擁できる器量がないと
ラストはちょっと感動薄そうです。


でも、だからこそ、ストレートには描かなかったのかな~と思うと、意味深だし奥が深い。
伝えたかったのは
記憶を失う程の幽霊視点の事件性ではなく
一人の男の人生を垣間見た石川視点の人生観だった・・・とか。

今の所、石川くんの最大の理解者は、こういう傍迷惑な幽霊だけで
その孤独と、幽霊の命の終焉がシンクロする時
何だか、なんとも言えない後味の良さを感じます。
後味の悪さまでウマイと思えるような。

今回に限って言えば、最後の門のクダリなんて、わざわざ確認する程のことではない訳で
石川くんの幽霊に対する最後の労いやら優しさを感じました。
能力無くしては、解決出来ない話でしたし。
真実は石川くんだけが知っているっていうのも、いいオチですね。

・・・・って、後になって思いました。

その分、幽霊さんに同情は出来ないし
妻や娘を想う気持ちも自業自得で可哀想でもなんでもなくしている。
そこが面白いというか。
狙ってるんだろうなというか。
考えてみれば、愛情路線一本だとしたら、記憶喪失設定にした意味がないんですもんね。
(記憶喪失はラブストーリーの王道ネタだから)

この、昭和サラリーマンな風体の哀愁がひたすら沁みて
ラストシーンに娘の“初めて”を見て終いにするという選択がまた、生きてきて、綺麗でした~。
このチョイスが、またね~、ベタすぎでね~。

それをまた、敢えて、コメディに装飾してきたのも、彼の愛嬌や人の良さを滲ませていて
しょ~~~もない男でしたけど、嫌いにはなれない感じが出ていて
これも良かったです。


ただ、一つだけ!
ちょーっと不服なのが一カ所。
この中年男には愛着は感じるものの、ちっとも同情は出来ないので
ラストのDVDは娘を想う父の孤独という名の愛情よりも
やはり、社会や人生全てをひっくるめての世代の侘びしさの方が色濃く
故に、まったりとした口調で延々と愛を語られる彼の回想は
ぶっちゃけ、長えょ。

面白かったけどっ。

結局何が言いたかったのか、オチがない話だったのが惜しいっ。
恐らく後半40分以降、延々とコイツのしょ~もない昔話に付き合わされたぞw
お前の馴れ染め話なんか、どうでもいいぃぃぃ~~~~・・・。

とどのつまり、彼に何があったのか?という、関心のみでひっぱりやがった!

もうちょっとコンパクトに纏めるか
だったら今回の物語を家族愛のみにテーマを絞って、最後の別れを悲哀的に描くか
(そうすると記憶喪失の意味が無いけど。
 眩しいから見たら思い出すてwだったら最初から忘れんなよwって話な訳で)
どちらかに精製し治した方が良かったと思います。
ちょっと途中、ダレてきちった・・・(;一_一)(ぶっちゃけ飽きたw)



その石川くんとの温~いやり取り自体はひったすら笑いました!
石川くん・・・っ。可愛すぎるよ・・・っ。

冒頭の、石川くんだけ幽霊さんに気付いて振り返るという演技や
石川くんにだけは見えている故の視線が、いちいち笑えるwww

「何やってんだアイツ・・・」
ロープを托し上げて待ってるシーンなどはそうだよなw傍からみると、そんな感じだよなw
あっはっはっwww

「あんなに綺麗な人に触られてる~」
「黙れ。死人らしくしてろ」
「・・・・」←横の人
「可哀想な石川くん♪」←別の人

あーあーあーw


公園で会話している何気ないシーンも、ぐふふとウケてしまふw
時々入る“通常”モードが余計に可笑しさを出しててっっ。
一人言だよな、どう見てもw

色々幽霊対策を考えてるな~という感じです~。

「死者がまったく表れない時もあります」
へ~そうなんだ~。
だとするなら、それはそれで、また物語の幅が広がりますね~。
毎回違うテイストなのも、きっとワザとなのだろう。
なんか、やっぱり脚本がじっくり考えられて造られているんだな~としみじみ思いました。


クドカンの幽霊っぷりやアホっぷりもすっごく笑えましたw
解剖だけでなく、捜査会議にまでべったりか♪
刑事の一人のようにナチュラルに参加してるのがウケるよ・・w

「やっぱりあの人は悪い人には見えないですよ・・・」
「・・・・」 ←お前が言うなと言う石川くんの視線がw
「現場から2km離れたコンビニから被害者の物と思われる財布やケータイが見つかりました!」
「ほんとにぃ?」←声デカっ。やかましいwという石川くんの声が聞こえそうw

その後記憶が無いことに落ち込んで。

「おい・・・地縛霊みたいになってるぞ」
「冗談になってないと思うんですけど~」
「大丈夫ですよ」
「戻らなかったらどうするんですかぁ~?」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・チッ」←石川くんが舌打ちてw舌打ちてw


途中、女の子の名前を列挙させたり、一緒に遊園地に付き合わせたりw
けっこ、ずーずーしいw
「それってもしかして歴代の彼女の名前ですか!」

「そろそろみんなの視線に耐えられなくなってきたんで・・・」←石川くんの初弱音w

石川くんは終始無表情キャラで振り回されてる感じが、んも~かっわいー!!
イイ味が出てる~っっ////


映像的には、照明の落ちた会議室に、幽霊の影なく問いかける図が面白いと思いました。
「記憶・・・戻ってるんでしょ・・・」
その視線の先には誰もいなくて、青い暗闇だけが潜み
カメラが動くと、姿が見えるという。
凝ってますよね~。

あ。自動ドアが開かないのにもウケましたw そうだよなw幽霊だからなw
そりゃ押せないわなww
ってか、オマエすり抜けられるだろw


ラストも、簡単に成仏しなかったのも、変わり者風幽霊さんで面白かったです。

「いつになったら消えてくれるんですかねぇ」
「そんな薄情なこと言わないでくださいよ~。一緒に事件解決した仲じゃないですかぁ」
「事件って言うか自爆でしょ・・・」
「もっと優しい言い方があると思うんですよねぇ~」
「明日お払いに行こうかな・・・」←石川くんの冗談初めて聞いたよw

微妙に付き合いきれないギャグもあるんですけど
総合的に会話劇が非常に楽しいお話でした!
笑った!ヾ(≧▽≦*o)ノ

冒頭の立花の粗雑な扱いにも笑ったw
「おう」←石川
「おう」←比嘉
「おう」←立花
「・・・・」←比嘉

無視てwww
めげるな立花。頑張れ立花。タクシー越えはカッコ良かったゾ。


余談ですが朝焼け。マジ美しかったです。イイ色だったなぁ。
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COMMENT


>朝焼け。マジ美しかったです。
印象的でしたね。それに少し涙が滲んでいた石川さんもです。

>映像的には、照明の落ちた会議室に、幽霊の影なく問いか
ける図が面白いと思いました。
>凝ってますよね~。
幽霊の心理が上手く描いてあって、こちらにも伝わります。
他人の家の白い門から、写真での門の確認、自分の家に不法侵
してのつなげ方もうまいな^^

今回は、こうきたか?とびっくりでしたが、変わり者風幽霊
さんも妙に切なくておかしかったです。事件でないからこそ
被害者の飛ぼうとした気持ちが^^「こんな感情あるよな」
おもわず涙が出てしまいました。こういう死に方も多いのだ
ろうな・・・と納得しながら見ていました。

もくずさん、ありがとうございます。いつもドラマの世界に
浸り込んでいます。
2014/05/10  | URL | orugann #MRMrgk5Q [edit]


こちらこそ~!私の戯言にお付き合い下さいましてありがとうございます~。
一緒にドラマ観ているようで嬉しいですっ!( ̄▽ ̄)ノ


ラストに片側から一粒零した石川くんの涙も合わせて、印象的なシーンでしたよね。
ここのスタッフさんは、カメラでも色々と魅せてくれますから飽きません~。

仰る通り、不法侵入するシーンも
なんか白っぽいような霞みがかった画面で
非現実感が漂っている気がしてメルヘンなのが良かったです。
幽霊の岡部さんが消える舞台へ誘導してくれたんですよね、きっと。

今回は派手さもないお話でしたので、映像で魅せてきた部分もあったのかな。
結構、印象的なシーンが多かったですね。
わざわざバックを夜の遊園地にするとか。これ東京ドーム?


確かに今回は、こう来たかって感じで、事件的な起承転結もなく、終始笑って終わってしまいましたw
何の生産性もなかった自爆死・・・不憫というかおバカというかw
でも私も彼の境遇に同情こそ出来ませんでしたが
「こんな感情あるよな」って気持ちはめちゃめちゃ分かりました。
ハメ外したかった気持ちも、良くあるあるって思いますw

世の中の多くの人が、実はそんなにドラマティックな人生を送ってもいなくて
こうして地味に消えていくんだろうなっていう切り口は
オトナの味でしたね。
だから好きですこのドラマ。ヾ( ̄▽ ̄)ノ


またコメ残して下さって、ありがとうございました~!
2014/05/10  | URL | もくず #- [edit]
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