Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*03*20(Thu)
チームバチスタ4螺鈿迷宮 最終回 感想
とりあえずスッキリ纏めてくれました~。想像通りのオチですけど、展開は面白かった。
前回から怒涛のように明かされる真実もいつもの緊迫感は欠けるものの
整合性は充分でしっくりきました。
こんなラストしかなかったのかよー!厳雄先生ー!!
誰が彼をここまで追いこんだんだ。
なんか後味悪くて凹みます。割り切れないものを残していったわ・・・。

良いラストでした。
総合的に見ても面白くなくはなかったですし
厳雄先生の気持ちを思うと実はちょっと泣けちゃったんですけど
でも正直言うともっと上手く盛り上げられたと思うんですよね~。細かい部分が雑っていうか。

それに映画化へ続く伏線みたいなものもまるで匂わさないのは何でなの?
キチンと物語を閉じてくれたのは大変良かったです。
続きは映画で!とかなったら吠えてたとこです(笑)

でもそうなると映画化の意味が分からないっていうかw



安楽死と尊厳死をテーマにその微妙な現実を長々と描いてきた今シリーズでしたが
その終着点ともなる最後の相互のぶつかり合い。
あの~、この脚本書かれた人は人の死とか、命の末路とかに直面したことない人ですね。
若い人なのかな?(原作は未読)

とにかく言葉にリアル感がなくて平凡。何も分かっていない。
こう言えば説得出来るだろうと思う教科書的な言葉を並べただけで
いざその現場に直面したとき、そんな台詞が本当にかけられるのか?って現実が
まるで見えていない。

そういう台詞のオンパレード。で、萎えると。

だからドラマ最大の哲学でもありメッセージでもあったぐっちーの説得シーンが
ちーっとも響いてこなくて本当に勿体なかったー!
演者の伊藤淳史さんは頑張って必死に演じられていたと思います。

ミチさんが、こーんな程度の説得で宗旨替え出来るなら
そもそもそんな決断するなよ。
イヤ待て。
「法律の話をしてるんじゃないよ!」ってやり取りまではすごく良かったんですよ。

白鳥さんの杓子定規な規定の言葉を空転させて
そのギャップが現実の患者と社会の温度差をも匂わせていて
実に白熱してきてた。

そこで終わりにしておけば良かったのに。(爆)

白鳥さんが外から正攻法で攻めるなら
ぐっちーは内面に入り込んでの人情路線。答えの無い答えを導き出す。
いざ、ぐっちーの出番ー!!

・・・・・・・ってなった流れは燃えたのに
そこで言う台詞が「生きていればきっと・・・」って・・・・(脱力)

あーのーねー。
末期患者の苦しみってのはそんなもんじゃないでしょーに!
明日がないから苦しんでいるのに
もう明日がなくなったから、この状況になっている訳で
未来を期待する生き方がもう出来ないから葛藤しているのに
その苦しみを厳雄先生が取り除いてくれたのだという、そういう話だったのに
最後の最後で未来を夢見るって本末転倒やがな!!

それが出来たら最初から苦労しないよ!
生きるってそんな簡単じゃないよ!!

別れを惜しむために残された時間があるんじゃないかとも言ってましたが
だったらウメの時のように生前葬やれば済む話なんじゃ?と思わず突っ込んでしまったw


勿論、言いたかったことが分からない訳ではない。
ギリギリまで足掻いた方がいいみたいな言葉もあったけど
それはとっても力強い、心を揺さぶられる台詞だった。良かった。

でも例えばその説得の最後に、ぐっちーがハラハラと涙を流してミチさん個人の死を悲しむとか
「少なくともミチさんはまだ死んでいい時期じゃない!」と
ケース限定の想いの丈を込めたら
もっとグッと説得力は上がっただろうに。

ミチさんとの慣れ合いも時間を掛けて描いてきたことだし
その方が涙を誘ったと思う。

こういう一般論的な説得しか出来ないのなら
ミチさんはその説得に応じず
末期の抱える闇と健康人の理想論との越えられない壁をそのまま平行線を辿らせて
ミチさんは死を選ぶという方がよっぽどスッキリしていた気がする。
ってかそうなったら泣いてた(T_T)

白鳥さんはともかく、ぐっちーはずっと碧翆院で患者を見て来たのだから
「こういう死に方をしたいと思いましたよ!でもやっぱり間違っている!」
そう言うのであれば
そういうだけのぐっちーなりの理論を展開しないとダメでしょう。
ちょーっと説得力不足。
結局彼も死を意識したことのない側の人間なんだなって
ちょっと哀しくなってしまった。

つまり、この脚本を書いた人が死に付いて本当にリアルに意識したことがないんでしょうね。

ここは安楽死の倫理観とか現実とかが善か悪かにドラマ的に最終解答を付ける
とても重要なシーンでもあったので
このやり取りだとホントに惜しい!
単純に法的に罪でしょ、という答えを示して欲しかったんではなくて
ずっと安楽死について肯定的な描き方をしてきていたドラマだったので
それを暴くというドラマの主旨からして
この一連のシーンでその哲学が逆転する訳でしょ。

すっごく重要なシーンだったのに生きるってそんな単純か~って思うと
違うでしょーって感じです。


でもここでちょっと視点を変えると
面白いなと思うのは
序盤からずっと安楽死を肯定するような造りで構成されていたドラマで
成否付けない描き方も出来ただろうにどうしてこんな描き方なんだろうって
ずっと疑問に思ってて
だからそれがどこで逆転するのだろうと興味抱いていたのですが
最後まで逆転しなかった・・・・。
貫かれた・・・。

安楽死への肯定的なストーリーが最終的に厳雄の想いを捕捉するような構成で
あ~成程、つまりは殺人行為に説得力を持たせるための偏りだった訳ですね。
う~~ん、なるほど。
分からなくはない。
彼が安楽死をさせる動機が少し弱いだけに別の裏打ちが必要だったってことですか。
お蔭で、厳雄先生の行動に随分肩入れしたい気分になってしまって
故にラストの焼身が重たく心に圧し掛かってきてしまった。
そういう意味では上手く積み上げてきてましたね~。

でも反面、白鳥さんらが真相を暴いたぜーっていうカタルシスが足りなくなってしまいました。
ここはちょっと残念でしたけど・・・
最後にぐわーっと達成感感じて終わりにして欲しかったけど・・・。

でもこのドラマがそもそもバチスタスピンオフって感じのテイストだから
まあいいか。


・・・・・となると、ぐっちーの説得に余り理論性を持たせなかったのはワザとなの?
え?そーゆーこと?
ここは曖昧に濁したかったんだろうか?
(でもだったらドラマとして何を伝えたかったのか意図が空転しちゃうんですけどね)



厳雄の行く末については薄々勘付いてはいましたが
まさか心中とは。
ここでも、俺が家族を守る、とか言って
一人で罪を被ってたら号泣してた。
いやでも、何も知らない娘たちが突然残されたって結末がかなりパンチ強くて泣けたので
これはこれで良かったかもしんない。

そう、消化不良なのはその焼身自殺のシーンもなんですが
そこの演出がいまいち足りなくってどぉしてぇぇーって感じです。

もっと泣き叫ぶ娘たちの声とか入れて欲しかった。
この辺りは演出不足ですよ。どう見ても。
ちっとも感情が揺さぶられない映像だった。
バチバチという木々が燃える音。
ドドッと建物が崩壊していく音。
そういう聴覚的な演出もなんか下手くそで切迫してないというか
終わっていく終末感が全く感じられない・・・。
そして気付けばもうぐっちー外に逃げているし・・・・。

白鳥さんがぐっちー!って叫びながら飛び込んできたとこまでは緊迫感あったw


でも「娘を誇りに思う」と言い残して去っていったラストは
ズルイとも思うし、でも切ないとも思った。
厳雄の想いが切ない。
自分を傷つけて沢山の苦しみを救って、でも誰も彼を救ってはくれなかった。
娘を誇りに想って死んでいく末路を思うと胸が痛みすぎる!

こんなラストしかなかったのかよー!厳雄先生ー!!

死んでしまいそう?っていう危うげな雰囲気は既に出ていたので
最後の感謝の言葉となったであろうミチさんの「アンタは最高の医者だ」っていう気持ちは
厳雄にとってこれ以上ない贈る言葉だったに違いない。
その辺の流れが切なくってね~・・・・。

ごめんねって謝るミチさんに向ける優しい笑顔がめちゃくちゃ沁みました。


そうそう。
安楽死をさせていた証拠ですが
まあ、十中八九あの酸素マスクから何かが出ているんだろうとは誰もが気付いていたと思うんですけど
でもまさか点滴も作用していたとはっっ。
そこは盲点だった。

そして何故必ず解剖していたのか?っていう謎も同時に解決。
肺に入ったガスを抜いていたのですね。
なるほどー!

いつか誰かがこの方法に気付く時がくるって言っていることをみると
だったら白鳥さんが碧翆院に来た時点で終焉は感じていたのかもな~と
なんとなく思いました。


証拠としてはこの一件だけしかない上に
後はさゆりの証言だけで、被疑者死亡となると
この件は有耶無耶に流されそうですね~。大した罪には問われなさそう~。
使用器具などの証拠品は全て焼失しちゃいましたしね。
そう言えば承諾書も燃えちゃったか。

ただ観ていて厳雄先生に罪を償ってほしいとは思わなかったので
この結末はこれはこれで良かったのかな~とも思います。

もういないんだなぁと思うと何だかひたすら哀しい・・・。

やっぱり死を肯定的に描いてきたので、ついそっち寄りに思考が偏ってしまいますが
何より一生懸命寄り添おうとしていた厳雄を憎めなかった。
死の恐怖を思い返すと尚更、彼の優しさが沁みる。
あんなに救おうとしてくれた気持ちを否定したくはないなぁ。


もしかしたらそこが安楽死の最大の弊害なのかもしれなくて
つまり現実に医者はそういう選択にいつも苦しんでいるのかもしれなくて
そういうことを伝えたかったのだとしたら
ある意味大成功?
あれ?

白鳥さんは生かそうとしている医師寄りの発言で、絶対認めないって言ってましたけど
それもまた奥が深いですね。
頑張ろうとしている医者に対しては確かに逃げというか冒涜ですもんねぇ。

そういう問い掛けをしたかったドラマだったのであれば
それはそれで重たい内容でした。
伝わり辛かったけど!


ラストの白鳥さんとさゆりの視線を交わすシーンは良かったです。
散々喧嘩というか、意見の対立をしてきた二人だけに、戦友みたいな共通項が生まれたようで。
ある意味、一番深部に近い所で戦っていた関係でしたからね。
寂しそうでいて、でも貴方なら、って笑顔がしんみり来ました。


そんな訳で、バチスタシリーズだと意識しなければ重要なテーマを丁寧に描いてきたドラマで
色んな意味で詰めが甘くて勿体ないっ!っていうのが最終感想ですが
正月初めからこっち、とっても楽しかったです。

やっぱりバチスタ大好き!!


ぐっちーと白鳥さんのシーンは
さっきも言いましたけど、火の中へ飛び込もうとするぐっちーを掴む白鳥さんの腕が
良かった。(何)
・・や!
何処までも付き合いますよ!って爽やかな笑顔で答える屋上シーンが将来を誓い合っているようで
あ~この先も最強コンビなんだな~と嬉しかったです。(何)
・・・あれ!
オカシイな。可笑しな感想しか出て来ないぞ。(爆笑)

とにかくこの屋上の召集が映画化への序章ですね。
二人は変わらず一緒なんだな~っていう終わりはポジティブで好感が持てます。


ところでところでっっ!
最後の最後にツッコミたいのですがっ!
結局立花先生が掴んでいた情報って何だったんでしょ?
もしかして、白鳥さんがやったような、安楽死に使用したガスのAIまで知っていた?
とかなら、驚愕します。


今までバチスタ記事にお付き合いくださいました皆様。
ありがと~ございました~!
映画も行きますよー!絶対行きます~!公開初日は無理ですけど行きまーす。
そしたらレビューしますのでまたその時にでも宜しくお願いしますね~。

・・・・・ちなみに。
このすぐ後番組(有吉さんの)で
仲村トオルさんがSかMか聞かれて「どちらかと言えばSだと思います」と答えたことに吹きましたw
あはは~wうん、そんな感じw白鳥さん的にもw
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COMMENT


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2014/03/23  | | # [edit]


はじめまして!この度はご訪問下さりありがとうございました!
コメントもありがとうございます~!


全く以って何も言い返すことができません・・・っ(笑)
本当に仰る通りでして・・・。
本作が厳雄だけでなく安楽死をも正当であるかのような雰囲気で進められてきましたので
もうあっさり洗脳されました・・・。
簡単に感情移入しちゃってましたよ~~~。お恥ずかしい・・・。



興奮してて、ぐっちーや白鳥さんのことにはほとんど触れずに感想を書いてしまいましたが
最終回は二人の行動は別行動で攻めていく辺りが心地良く
実は結構気に入っています。

ぐっちーの気持ちにはノータッチというより
あまりぐっちー自身の感情を口にするシーンがなかったので特に大きく揺さぶられることはなかった
というのが正直なところ。
彼が言っていることもミチさんのための言葉って感じでしたしね。
(だからここでぐっちーの理性的ではない本音を零してくれたら泣いてましたよ~)

ただ、安楽死させていると知ってからミチさんが死のうとしていると分かった時は
彼はミチさんに哀しみよりも怒りを感じていたかもな~と思いました。
優しい人だから。
そんな決断をさせた運命もこの病院も悔しくて、とか。
その場に居たのにそれを止められなかった不甲斐なさもあったでしょうし。
やるせなかったし、やりきれないでしょうね~・・・。(>_<)

っていうか、そんなぐっちーが好き。(希望)



それから、レビューにも書きましたけど
ミチさんにただ生きて欲しいという必死さは凄く分かりましたよ~。
この辺は脚本ではなく役者さんの功績な気がしてます・・・。
シーンも緊迫してましたよね。

扉越しっていうシチュエーションがまたね!ナイスな設定でしたw

でもミチさんが生きる決意をしたのは
ぐっちーのあの説得ではなくお孫さんと出会えたからだと思います。
彼女の存在が引き止めたのだと。
だから直接的な懇願よりも、それ以前に手紙を出すよう促したり寄り添っていた彼の地道な直向きさが
最悪の事態を免れさせたように見えました。

その辺りはぐっちーならではかな~なんて思ってました。(^^ゞ


ミチさんのことよりも心苦しいのが
ぐっちーがそう説得したために厳雄を最終的に自殺へ追いこんだ風に見えるラスト。
もっと上手い方法があったんじゃないか・・・とか絶対思っている筈でしょうから
その辺をもっと感情的に伝えるシーンがあったら尚良かったです。


ちなみに白鳥さんはどうだったんだろう・・・。う~~~ん・・・。
白鳥さんの気持ちはどう見えました?



コメント下さって嬉しかったです!(^^)!
ぐっちーのファンの方でしょうか。シリーズ終わちゃってちょっと寂しいですよね。
でも映画は楽しみですね~。(*^▽^*)
2014/03/23  | URL | もくず #- [edit]
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