Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*01*11(Sat)
鍵のかかった部屋SP 感想
予想以上に楽しかったです。ストレートなミステリードラマを堪能しました~。
特別トリックが精巧だったとか犯行が凝っていたとかそういうことではなくて
余計な要素を組み込まず事件に的を絞った物語構造であったことと
変な新キャラとかラブとか入れないでシンプルにドラマの延長であったことが
洗練されていたな~と。そこを多大に評価したい。
久しぶりにミステリーにどっぷり浸かれました。

SPはこうこなくっちゃ!


まずはミステリーらしくトリックから。

中盤あのバカでっかいオブジェが出てきてから
♫はぁ~んぷてぃ だぁ~んぷてぃ せっとん あ うぉ~♫(キラキラ星じゃない方)が
頭を回って仕方が無かった~w
あれだけでっかいセットなんだから物語の象徴のようなものではなく
絶対何処かで何かのトリックに使われるんだろうな~と思っていたら案の定
メイントリックの一部でした。

人間の脳の認識誤差・錯誤が今回の肝でしたが
実際にテレビ画面で私自身も顔認識はそう錯覚させられたので身を以って分かり易かったです。
変な説明入れるよりずっと明快。
この錯視は顔以外の図形では発生せず
「人間にとって他人の顔を見極めることは重要なので
顔だけは瞬時に判断出来るように脳が無意識に修正を加えている」という言葉もとてもしっくりきた。
人の顔は生命存続の最重要パーツだからっていう解釈が容易に導かれ
至極真っ当。

続いての
光線をカットすることで監視カメラに映らないっていうトリックも
アイディア自体はとても面白いです。
けど無理あり過ぎだがな!ww
あの状態の死体で自殺を疑う警察も軽薄だが
監視カメラへの細工は捜査対象外ってこともないだろうに。
しかも一回電源落ちたんだろw

ついでにその方法に榎本さんが気付くクダリ。
芹沢さんのサングラス云々。・・・・・・ここも強引すぎるがな!w
そもそもサングラスの構造ってただ黒いガラスじゃないの?とか
じゃーサングラスで液晶テレビ見たら誰でも真っ黒に見えちゃうの?とか
多くの人が疑問に思った筈。
サングラスの構造ってそれ程メジャーじゃないだろ。(って思ってんのは私だけ?)

此処はもう少し何かしらの解説を入れて欲しかった所。
そしてもうちょっとスムーズな展開出来なかったんだろーか・・・。
芹沢さんがそれが原因で刺されて
いよいよ事態は困窮してきたーって盛り上げといて
ソレ別件とか・・・w

でも面白かった。
光線のカットなんて単純で初歩的な科学でしたが
チープな印象も抱きましたけど意表は突かれました。



実際のドラマ作品としては・・・・ちょっとちょっとどーなのー?
面白かったし、レギュラードラマ時の雰囲気を壊さずにいてくれたことは最高なんですけど
CM入る度ちょっと巻き戻されるのはなんでなの?
CMの多さも異常に気になったけど
そうさせたのはCM入る度、若干巻き戻されて同じこと見せ、印象付けてたからだとも思うよ!
しつっこい!!
さっさと進めてくれよ!!

何度思ったことか・・・・。

まだ戸田恵理香さんと大野くんの滑舌の悪さ!
あーあーそうだったwそうだった!!
これすらなっつかしーわ~っ。
主役なのに何言ってるか聞き取り辛いんですよね~。
そうゆうドラマだったよwこれw

でも見慣れてくると意外にも気にならなくなってくるから不思議です。
今回も久しぶりだったけど割とすぐスル―出来ました。

で!
その辺りの多少イラっとさせられる流れを見事に調和し緩和してくれたのが
芹沢さんっっ!!
も~~~笑った笑ったw
「今言えよ。すぐ言えよ。ここで言えよ!」
あっはっはっはっ!!!もー良いキャラだなぁ!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
彼の存在が明暗の少ない展開に活を与えていていました。地味なドラマのスパイスって感じだ。

大野くんの表情を変えない、ゆったりとした動作も堂に入っていて
役作りをよくされているという印象でした。

あと脇役がなかなか良かった。
平松館長役の佐野史郎さん。イイ味だなぁ・・・(しみじみ)
ほんと素晴らしかった。
彼の、恨まれるタイプなんだろーなーっていう、ちょっとムカつく持論かます所!
淡々と喋るだけなのに染み出てくる嫌味な感じ!むっかぁ~!
すっごいスキルの高さを感じた。
上手い!

黒木瞳さんのちょっとずーずーしいけど曖昧な女性像も割とミスリードになってて良かった。
振り返れば彼女は真実を語ってただけなのに
財産のことだけを口にするから動機が見え見えで怪しかったわ~。

・・・・・と
この辺の脇の固め具合もベテランで
なかなかしっかりとした製作となっていたのも良かったです。



さてストーリーの方。
冒頭三者三様の案件?が別件だったのにやがてそれが繋がりを持ってくる辺りは
ちょっと強引な気はしましたけど
展開的には無理がなくすんなり入り込めました。
またこのドラマの主軸はそういうミステリー的ドラマの流れを楽しむものじゃなかったから
そこはどーでもいい。
ここの問題は単に榎本さんが戻ってきているって点と
青砥さんと再会させるって所がメインな訳で
その点についてはなんかこっちまでニヤ~ってしてしまふ・・・・w
嬉しそうな青砥さんに釣られて私もテンション上がる上がる。

えのもっちゃ~んwwwwヾ(≧▽≦*o)ノ

なのにその事件の犯人が芹沢さんが目撃した殺人事件の
真実の一部を知っている人間だった、という繋がりは世界が狭いが面白い。
そこが繋がるのかー!
(で、そこまで連鎖させておいて最後の芹沢さんの殺傷は別件だったとかwやってくれるわw)

これによって榎本さんと芹沢さんも再会。
無表情で立つ榎本さんwww
ここはサイレントギャグの真骨頂だったwwwwヾ(≧∇≦●)。。

久しぶりのこの3人の掛け合い。いいよいいよ!最高だよ!!
「榎本頼む。親友のピンチだ」
いつから親友にwww
この距離感たまんねぇw

「今何してんだ」
「防犯ショップを経営しています」
「そんな金どこにあったんだ?」
「貯金です」
「・・・・お前本当はその金さぁ・・・」
「貯金です」
「だからどう貯めたんだよ」
「一生懸命貯めました」
「世界ぐる~っと回ってさぁ」
「貯金です」
「ショップってのはさぁ、まさかオーナーって訳でもない・・・」
「一生懸命貯めました」
「だからどうやって貯めたんだよ」
「貯金です」

押し切ったーっっ!!!
嘘くっさwwww
海外旅行行ってたとか、もうマジあの時のダイヤの一部絶対くすねただろwwww
あ~も~芹沢さんと榎本さんのやりとりサイコー!!


今回のメインのお話は10億相当の美術品寄贈を巡るイザコザから始まる。
序盤、姪の岡村郁子が出てきて、彼女が寄贈を止めたいとか如何にも怪しく振舞うから
ミスリードだろうとは思いつつも怪しい怪しい怪しい!!
今回は出てくる人みんな怪しかった!
でも確かこのドラマって倒叙ミステリー風な作風じゃなかったっけって途中で思い出して
平松館長が出てきた時これかーっ!って思った!・・・のに(笑)

ムカつきすぎて(違)彼殺されてしまった・・・。
しまった・・・・そっちか・・・。

で、最終犯人・稲葉透が出てきて、おおぅ~。
こいつか。

ただ、なんかそこに至るまでの流れが何処が頂点なのか分かり難く
いまいち盛り上がりに欠けていた気はします。
っていうかそこに至るまでに二つの密室を解いたんですもんね。
だからクライマックスが拡散してしまったというか。
そこがちょっと勿体ない。

榎本さんが鍵を開けるポーズはクライマックスへの合図なんだから
そう何度も多用されると最終的な盛り上がりが半減してしまった気がするー・・・。

その分、明らかにされたトリックはちょっと凝ったものだったので
私はま~楽しかったですけど。

上記したように偏光フィルターを使った今回の認識誤差トリック。
芹沢さんの不運(笑)を例題に
「横方向のフィルターを使用したサングラスで
 縦方向のフィルターを使用したテレビを見た場合どうなると思いますか?」
「(光が全く届かなくて)真っ黒になる!」

なるほど。このためのサングラスアイテムであり、このための刺殺だったんですね。
・・・あ。だから別件でなければならなかった訳か。
そのトリック使って事件起こしたら自白しているようなものですもんね。

で、監視カメラに窓ガラスへの反射も考慮した角度でのフィルターを取り付け
そこから90度回転させた偏光フィルターを床に貼ることで
監視カメラ映像から逃れたってトリックでした。
同時に窓への反射角度もほぼクリアしていたものの完璧ではなかったため
その残像が証拠となりジ・エンド。

なーるほど。

色の波長も似たような理屈ですよね~。
となると窓まで考慮してたら証拠なしってことか~。
完全犯罪ですね。

・・・ジエチルエーテルで昏睡って出来ましたっけ???


しっかしそのトリックに余程の自信があったのか
そこからの榎本さんと稲葉透との一騎打ちが見物な筈のなのに
あまり抵抗しませんでした。
逃げ道とか言い訳とか用意してなくて余り足掻かない。
静かな犯人だ~。
ちょっと物足りない・・・。

ミステリーは犯人が逃げ道を断っても断っても不敵に笑う所や
そうした上で盲点を突く探偵の頭脳が燃えるのに。

でも緊迫感漂う無音の空間は重く
セットの非現実的な背景がより異質感を煽っていて
何だか別世界のようだった。
暗い画面も夢を見ているかのようでちょっと独特の空間だったな~。


そして犯人の自白タイム。
ここで犯行動機をもう一回捻ってきたのは良かった。
作品を悪用され、それを事由に断わっても製作を強要され・・・と青砥の推理のままでも別に良かったのに
そうじゃなくて
マネーロンダリング自体は結局ただの切欠で
平松館長が「俺がいないと何も出来ない」ってクリエーターとしてのプライドを蔑む発言をしたことが
発作的に殺意へとシフトしたっていう本当の傷跡。
より殺意に説得力を感じさせてきました。

どちらの動機でも在り来たりで目新しさはないんですけど
こうやってもう一回別の真実があったって捻って来たことが良いんだよ。


そんな訳でとっても楽しい内容でした。
コレ多分DVDになって見たらストレスなくて良いかもしんない。(*≧m≦*)
録画じゃダメw 巻き戻しでもダブってる所は残るからね。(>∩<)
・・・・・うん。でも正月早々イイ企画でした。楽しかった。
地味だけどそれなりに耐えうるミステリーだった。
満足です。

♫はぁ~んぷてぃ だぁ~んぷてぃ せっとん あ うぉ~♫(キラキラ星じゃない方)
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