Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*12*23(Mon)
相棒 X-DAY 感想
相棒のスピンオフ第二弾。いたみん登場!!いたみん好きなのでとっても楽しみにしていました!
ストーリーは奥深くもあり地味でもあり少なくとも派手さはなかった。
しかし伊丹好きにはたまらない作品。
色んなイタミが見られたよ。
走ってるイタミ・怒鳴ってるイタミ・ツッコミイタミ。
悩んでいるイタミにしょぼくれイタミ。
2時間イタミを堪能した・・・・(本音)


相棒シリーズ X DAY 2013年度作品
興行収入13.4億円
監督/橋本一 脚本/櫻井武晴



総合的な感想を先に述べますと
やはり脚本の骨格がしっかりしていると思った。

ネタは金融封鎖の話。
私は財政・政治・経済関係に疎いんでその点に関して上手く切り込んでいくことが出来ないのですが
(なので貨幣価値の暴落は理解できても
 X-DAY設定が笑っちゃうネタなのか誇大妄想なネタなのか社会派的指摘なのか
 さっぱりピンときてない・・・・)
少なくとも政治家サイド/警察サイド/プログラマーサイドの
三本柱がしっかりとメリハリを付けられていて混乱や混同させたりせず視聴者を誘導する。
分かり易く丁寧に紡がれる台詞とストーリー構成は
やはり流石という貫禄。

うん、やっぱ、相棒は役者以前に、この土台がクオリティの高さを裏打ちしていると思う。
その意味でそこそこの質は内包している作品だった。


映像に関して言うと
全編通してこの少し黄色がかった辛子色の画面が特徴的。
いつもの右京さん率いる本編サイドはブルー色の強いカラ―で暗めな雰囲気の統一感があるが
伊丹ら一課が動くシーンはセピアほどは赤味のない黄色を前面に押し出し
警察上層部や政治家のシーンはクリアされる。
その手法が独特で視覚的なメリハリの付け方も面白いと思った。

相棒はあの全編くっらーい画面の印象が色濃いですけど
ブルー・・・・ではないオリーブ?がかったようなあの色。
濃い蒼色の空気感を北野ブルーと呼ぶように
このオリーブ系グリーンを相棒ブルーって呼んでもいい気がしてるよ。

まあともかくその辛子色っぽい画面が紙幣の紙質をも無意識に彷彿とさせていて
なんか乾燥感強い・・・。


実際のストーリーはというと
一人の男の滑落死から物語は始まった。
そこで出会う今回のイタミの相方、警視庁サイバー犯罪対策課の岩月。
ネットに機密情報を公開していた男を追っていたんだけど
ソイツがこの死体男だったという繋がり。

同時進行で進むのが財務省・政治家絡みで水面下で進められていく情報のネット公開を制限する法案。
情報を守るためという表向きの理由と
それを統括するのがどこの省庁になるかの権力争いという本音。

・・・・・。

なーんかこの時期にこのネタやられると
今国会で揺れた某法案を彷彿とさせるのでちょっと笑えた。
そっか。
あの法律もどこの管轄かで大分毛色が(自主規制)

とにかく!
そこからこの岩月と伊丹がお互い挑発しあって偶然の力も働いて急遽タッグを組む羽目になって
他の課との連携を依頼と捉える岩月と
他の課なんかに事件を持ってかれたくない伊丹との
デコボココンビが結成する。

不平不満タラタラないたみんw

しかしお互い正反対のタイプなため
相棒というドラマで元々伝えたいテーマが実に明確に表現されていて
ドラマとしてはとってもストレート。
やっぱ相棒はこの対照的で補完しあえるっていう関係の話が上手いよな。
ルールの中で疑問も持たずに動こうとする岩月のもどかしさと危うさが
面白い。

そっかイタミ主役だけど一課3バカトリオのお話じゃないのね・・・。(*≧m≦*)

で、この二人の陰険漫才が楽しいったらも~っっ。o(≧y≦*)o

仲悪くて口喧嘩の応酬w
捜査は理屈じゃなく足と勘と根性だとばかりに暴走するいたみんと
対照的な理屈捏ねまわす岩月。

これで岩月が右京さんばりの頭脳を持っていたら右京&亀ちゃんコンビまんまじゃないかw

つまりイタミって亀ちゃんと似た者同士なんですね。思ってた以上に。
一課と特命というカテゴリで括られると相違が見えていたけど
課を離れるともう亀ちゃんまんまだよw
体力勝負とばかりに追いかけちゃうとことか。
だから亀ちゃんとはあんなにイガミあって(ぶつかって)いたのかなー?
とか今更思いました。


つーか、捜査に圧力がかかったとき
いつ「困った時の特命だ」とイタミが言い出すかと思ってニヤニヤしてたのにw
右京さん日本にいないのかよw


この岩月が最後、ルールを犯しても現場へ向かい
被害者の彼女の元へ向かうシーンは盛り上がった~。

“規則破っても刑事は犯人を捕まえる。それが仕事だ”
カッコイイね~。
こういうお決まりの展開好きだし、そういうとこは外さないなぁ。


そのまま結局伊丹だけはXーDAYについて何も知らないまま終わるエンドも面白いと思った。
途中、深みにハマっていくっていうのが刑事モノのセオリーだと思うが
伊丹は終始殺人事件の犯人を追っていただけ。
XーDAYの重大さを知って躊躇したのは岩月だけっていう。

そこからこの製作陣は伊丹という刑事をどう描きたいのか何となく伝わりました。



実際の中身については下地知識がないので多くを語れないのですまん。
あの上司がそのまま真犯人だと思ったけどねぇ。
とんだチキンでしたね。
でもX-DAYを勝手に設定してリアルでシュミレーションを企むという下劣な今回のお話。
ぶっちゃけその日さえ知っていれば金儲けをコントロール出来ると息巻いた真犯人よりも
政官財の権力構造の方が有り得そうだと思った。

金融が破綻してお金が無くなるという危機も確かに起こりそう。
その時の慌てぶりを予め知っておきたいなんて酷い話だが
そうなった際、日本は本当に国を守れるだけの力はあるのか?というメッセージにも聞こえて
そこは危惧するとこかも、と思った。

貨幣価値は信用から成り立っているという文句が何回か出てきましたけど
銀行に紙幣が無くなる程の金融危機で国家の信用が落ち
いわゆる紙くずになる可能性はどの国にもある訳で
成程、確かに、
「当たり前に同じ明日が来る」と油断している日本には
提唱するだけの価値あるテーマだったかもしれない・・・・かな。

では国家の信用って何で成り立っているんだろうって考えると
中盤、誰がこの法案を管轄下に置くかで揉めてた連中のやり取りがフィードバックしてきて
う~~~~ん・・・・。
何ともあざとい脚本だ・・・。


ただ、チョット思ったんですけど
一部金融を封鎖され貨幣が手に入らなくなりATMに群がる人々、窓口に詰め寄る人々。

・・・・・日本人ってこんなに節操なくなくないか?
大変な事態だという認識が視聴者側にあればスル―出来るシーンなんだろうか。

仮にX-DAYが起きても
こんな風に我を忘れて詰め寄ったりしないと思うんですけど。どこか礼儀が残ってて。
外国じゃあるまいし。

その辺の誇張表現がいまいちピンと来なかったのが心残りでした。
X-DAYの恐ろしさを表現するための演出だったんだとは思うんですけど。
なーんか冷めた感じの違和感があったよ。
そしてそんな危機が裏で蔓延っていたとも知らず
知らなくていいんだよっと適当なこと言って機械に疎いイタミンが
最後の最後で癒やしのように感じられました。

ま。尤もいたみんってだけで私は癒やされますけどねっ!
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