Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*12*03(Tue)
リーガルハイ2 第8話 感想
なんちゅーぶっとび回!富士山が流行語にまでノミネートされ今年晴れて文化遺産に登録され
図らずしも浮足立っている今年度に遺産登録全否定。
やってくれるよ。素晴らしいよ。素晴らしすぎて言葉もないよ・・・w
リーガルハイのこーゆーとこが大っ好きです。

「はっきり言って世界財産なんてどくざれもんだざねぃぇぃぇぃぇぃぇぃ」
マイク動かし自分でエコー効かせるwwww
今回は小ネタが満載で息つく暇もなかったです・・・w
初っ端からウケまくりました!www

まず“北の国から”のパロディがすさまじかったw
堺雅人さんが純になったり五郎になったりwwww(@_@;)
純によるナレーションまで見事にパクってたよ!(そしてウマかったよ!w)
「▲▲な訳で・・・」って口調そっくりだったよ!
感動。

しかし“北の国から”と言えばググってみると1981~2002年のフジテレビ作品。
ん?1981年・・・・?
30年前!?うぇえ?∑(O_O;)

純と蛍の幼少期の頃なんてリアルに分かる人いんの?(メイン視聴者層ドコ?)

そう言えば私だって
コミカドと黛の衣装が変わった時に如何にも純と蛍になった~・・・wってウケましたけど
リアタイで知らないわ。
そーゆーシーンがあったんだろ~な~ってニヤニヤするぐらいで
具体的なシーンを思い浮かべられた訳じゃなかった。

コミカドが今度は五郎の恰好になって「うまいどー」って渡すシーン。
そっっっくり~~~っっ!!!!!
大爆笑!!!
・・・・でも具体的なシーンは知らない・・・。

知っていたらもっと笑えたのだろうなと色々ちょっとザンネンです。

でもリアタイで知らない人間にだってパロディって分かっちゃうっていうのは
やっぱり一大ドラマだったことの証明ですね~。スゴイ作品だなぁ。<北の国から


それからそれから!!
“どんぐりっとっちゃ”!!!
黄門さまっすかーっっ!!!Σ(゚□゚*ノ)ノ 吹いたわっっ。
服部さんーっっ!!
こんなパロってwwwww
そりゃ崇められても当然だわ。
忘れた頃に水戸黄門パロってくれるのもファンとしては嬉しい・・・w

あとOP!!
羽生が落ちてきたぁぁぁ!!!!∑(〇Д◎ノ)ノ
そしてコミカド飛んでるwwww手のカッコとかサイコーだぁ。
いよいよ訳分からなくなってきました・・・w



・・・・・サテ。
今回のメインテーマ。今回は自然遺産についてでした。
自然保護テーマとなれば必然的に思い出すのが
1期(私的神回)でもあった環境保護(とはいってもこっちは公害訴訟)の回ですね。

似たような展開になるのかと思いきや
科学的発展を推進する一派の弁護をコミカド。
自然保護を訴える一派を黛(&羽生)が弁護。

今度はコミカドが開発・産業サイドを擁護するわけか~。おもしろーい。

コミカドは義憤に駆られたのだと開発を支持。(勿論、裏取引はある。セオリー。セオリー。)
主旋律の立場を逆転させてきました。
ここが法律の面白いところですよね~。楽し~。(*´pq`)
コミカドの本音なんて弁護士という職業の前には塵に等しいですからね。
所変われば意見も変わるのがコミカドw
立場が変われば主張も変わるのが弁護士w

1期9話でも言ってましたけど
放棄地/過疎地を開発することは
それが日本経済の底辺を支えるとなれば開発停止は経済的デメリットも大きい。
その議論をもう一度持って来たってことは
前回とは違う言い分がまだあるんだろーな~って邪推しました。(^^ゞ

つまり本質的にはこの場合どちらが正解という答えはない訳で
だったら今度はどういう理由で決着付けるつもりなのだろうと
そういう意味でも興味引かれてました。

やっぱりこのドラマ、持ってくるネタが厳選されててイイよ~。o(≧y≦*)o
いちいち夢中にさせられる~。


で。どうなるのかというと。
「森の民としての心得は住民たちが独自に作った身内のルールであり正規の条例ではない」
「世界財産は世界の宝です!」

まずは見事な正面衝突。
当然だな。
これぞ現代に於ける発展と保護の間に横たわる永遠の課題でしょう。
ストレートなテーマをストレートに突っ込んできたなという感じ。

勿論このまま真っ向から論じてもこの命題に答えは出ない訳で
だから1期では村人の尊厳をクローズアップし
経済的発展の中でも犠牲を払うことのない人間的なあり方を争点に絞っていた。

今度はどうするのかと思いきや
やはりターゲットは村人の幸せなんだけど
御あつらえ向きな大義名分(世界のため・日本のため)があろうとも
人間らしく望みのままに生きることこそが健全な社会であると説いてきた。

似たような主張。
1期も2期も同じ人間としての在り方を説いていて
どちらも自身の村を愛しているひとつの形。
でも結論は真逆。
ほー。おもしろーい。

経済が絡もうが絡むまいがコミカドが訴える根本原理は結局人の幸せなんだろうな~って思うと
なんて愛しいキャラクターだと思う。
だからコミカドを誰もキライにはなれないんだな~。・・・下衆でも。


ただ今回は相手側も企業ではなく同じ村人だったので
より人間臭いぶつかり合いになっていました。
それが身も蓋もなくって笑った笑ったw(整形裁判の時ほどじゃないですけど)

むしろ人間の業を炙り出すために世界遺産と言う無機質なカテゴリを取って付けたって感じ。
・・・・ある意味そこがちょっと惜しいかな。
でも真っ向から向き合っても結論出ないテーマだし当然か。<世界遺産

「他所者が勝手に格付けしたものに何でこの村の住民が従わなければならないんだ!」

文化遺産がクローズアップされている現世論に向かって
この言い草www
こ~み~か~ど~~~wwwwひゅー!ひゅー!
サイコーだー!(*≧ε≦*)ノ彡☆


――――――で、その欲望と対照的に描かれるのが
自堕落な自身を律し禁欲生活こそ人間的だと説く羽生くん。
そこまでは想定内でしたけど
その対象的にしている理屈がやがて人間欲に傾いていく所が今回の醍醐味でありメインでした。
それが村人の嗜好性を代弁しつつ
さり気なく羽生くんの捕捉説明にもなっている。
すっげー!
そこが凄いんだってー!

人の欲望を軸に繰り広げられるここからの右往左往は
まるで善とは何なのか?幸福追求とは何なのか?享楽的生活と理性的存在は相反するものなのか?
・・・・なーんて古代哲学のような知的論争を彷彿させる程の
原始的展開。
追及しているのは人間の欲望と幸福との相反性についてであり
言っていることは身勝手なようでいて愚にも着かない。

「KGBが戒厳令を敷こうとも一度堰を切った水の流れは止められませんよ」

なんちゅー例えwww
でも尤もだ~。

一度動き出した民衆は止まらないっていうのは
ある意味社会の恐ろしさでもありますよね・・・。
快楽に生きることこそが自然な姿だと説くコミカド。
理性的存在であり続けることが普遍真理だと説く羽生。(この時点で黛フェードアウトw)

人間がありのままに生きるってことが
酷く俗っぽい側面を見せながらも根本原理であるって軸で進んでいったのは
気持ち良かったです。
普段言えない反社会性の代弁者となっているのも相変わらずキモチイイ。


ただこれで話の肝は世界財産の有用性などではなく
人間の欲望一本に絞られる。
というか欲望の是非にシフトしたwコミカドのせいでw

世界財産は村人のストレスを抱えるもの、という解釈に持って行かれた時点で
黛&羽生の負けが見えましたね~w

ましてや裁判ではなく調停でしたし。原告が企業でもない訳ですし。
経済価値なぞどーでもいいわなw


で。だから!
ここまでが前哨戦な訳で
ここからの脚本がアッパレなんだって!
コーフンしたよ!
最後のオチへ持って行く最後の捻りが素晴らしいですよ!

話は人間の本心・本音が争点(?)な故に
賛成派のすずこさんも、反対派のまりなさんも
自分が本当に望んでいるもの、という視点で問われれば
一人の男の出現で、いとも簡単に主張を覆してしまうw

息子が帰ってくるなら、ってことですずこさんは反対派に回っても良いし
ダンナが居てくれるなら、ってことでまりなさんは賛成派に回ることを決意。

お互いが全く反対のことを言い出せるこの不思議w
お互いの本音が真逆だったっていうこのアイディアも面白いけど
それより面白いのが
欲望が焦点なだけに話が進むほどに広がる弁護士と村人との温度差www

正にコミカドの言う様に人の感情というものは実に欲望に忠実で
真理や正義など自己の利益の前にはどーだって良くなるってことだ。
コミカドも云わばQOLの向上に重点を置いている訳で
真面目に“世界財産の価値”について意識しているのが当の弁護士らだけというこの滑稽な状況www

きっと現実にもこーゆーことは多々起こっているんでしょーね~。

一般人なんて所詮素人で
法律の気高さとか価値なんて然程重要じゃないって。
本編中では具体的な台詞はなかったですけど
弁護士の「やってらんねぇよ~」ってボヤキが聞こえてきそうだったw


でもそれが最後に真理として昇華した瞬間が見事なんだって!!

「分かってないのは君だよ。
 崇高な理念など欲望の前では無力だ。所詮人間は欲望の生き物なのだよ。
 それを否定する生き方などは出来はしないし、その欲望こそが文明を進化させてきた。
 これからも進化し続け決して後戻りはしない」
「・・・・」
「燃料廃棄物処理場を造り、高速道路を造り、ショッピングモールが出来
 森が減り、希少種が居なくなり、一面どこにでもある普通の町になるだろう。
 そして失った昔を想って嘆くだろう。
 だがみんなそうしたいんだよ!素晴らしいじゃないか」
「・・・・・愚かだ」
「それが人間だ」

~~っっ!!!くぅ~~・・・・っっ!!!
最後のコミカドの主張に軽く鳥肌たった。
“素晴らしいじゃないか”
なんて愛に満ちた台詞なんだ。くうぅぅ。


更に!
そんな村人たちとの騒動の一方で
並行して繰り広げられるお馴染みの羽生VSコミカド戦。

これがまた“欲望”というキーワードを軸に
ここまでの集大成って感じで色付けされていて色々衝撃でしたよ~。
ぬをー!って感じ!
すっごい説得力ありました。

当然、真っ向からの衝突になるこの対立図式。
コミカドVS黛となっているのはオイシイ。
ここで羽生くんが出しゃばってくると展開がチープになるというか
浅くなるので物語としてこの図式は正解・・・・・と思ったら
案の定、それを逆手に取って後半、
羽生くんを前へ押し出すことにより議論の方は空転していく。

でもそれが脚本的には狙いだったらしく
その後の羽生くんの歪みっぷりが効果的だった・・・・。
なるほどー!

禁欲的な立場に経済的欲求も業も何もない羽生くんがシンボルとなることで
その奇妙なズレがより強調されるんですね。
要求項目に目的が見えないというか。浅いというか。どーでもいいというかw

そもそもそのコミカドの言う理屈は立場を超えて
羽生くんの笑顔の平たさへと続く重要な伏線にもなってて(その辺を暗に匂わせてもいて)
この瞬間、大義名分など何のその、一気に形勢は逆転する。
理想よりも欲の方が有利になる。

あ~・・・だから今回、欲塗れの開発の方がコミカド担当なのね~。

このスンバラシー二重の設定!
今回の回で何を言いたいのかってことを考えると
用意周到な舞台設定にもー舌を巻きますって。


羽生と黛は一見同じ理想を追い掛けているようでいて
穢れていない黛との相違を示す過程もまた丁寧に描かれていて
この辺もすごく説得力があったと思った。
二人の違いがね・・・。
二期に入ってから羽生くんの立ち位置が妙に浮いているというか
意味が掴めなかったのはこういう訳だったのか~。そっか~。

コミカドのやり方は欲望にストレートになるものでストレスがないが
羽生くんのやり方は人に圧力をかけるものだった。
人の意思を無視している傍迷惑な幸福論。
それを強調するかのような強引なやり口。力で抑えつけたり・・・脅したり・・・。

・・・・この時点で黛が違和感を感じているように
視聴者としてもアレ?なんかオカシイ?って畏怖とは違う恐れを感じ始められる。

成程、羽生くんの夢想とする世界観の理想論、若しくは目標を
コミカドの元来の横暴さの反面教師的な要素でじっくりと描いてきただけに
ここへきてそのネガティブな面・・・行き過ぎた正義を描かれると
妙に不気味な説得力が感じられる訳ね。
言葉や感情だけでは通じない相手への絶対的恐怖と言うか。

思えば始まりはコミカドの幼稚で我儘な側面を強調していて
羽生くんなんて1期の黛の進化系っぽい、理性的な優等生として
ある意味ツマラナイ男として描かれていたっけ。

それが単なる羽生くんの実力不足ってだけでなくて
コミカドとは根本から違う素質?みたいなものを
コミカドが享楽的思考であることそのもので説明付けちゃったっていうか
スタンスが変わらないまま意味が反転しちゃったよっていうかw

それを印象付けたいのであろう、前回からちょくちょく現れる
羽生くんの笑顔に影の付いた映像演出もまた力が入っていて
その分これでまで地味~に描いてきた羽生くんの明るい部分の残像が
視聴者にしっかり焼き付いているだけに
ギャップではなく
“本質を理解していなかっただけ”なんだというこちら側の浅はかさを指摘してくるというか
ゾクっとさせられるだけの充分な説得力となっていた。

ぬをぉぅ~。
こういうことをやりたかったのね~と妙に納得してしまいました。
ここまでのぬる~い軌跡はこのための伏線だったのかーw あはは~。


それを丁寧に築き上げちゃったドラマ構成がスゴイ。
長かったけど。(8話も消費してるよ)

「いい加減思い知ったか、あのニヤケ顔のうすら寒さを」

ハイ、思い知りました。私が。
ダークに歪んできている感じがイイ感じです。

「相変わらずバカやってますね」
「君もそろそろこちらでバカをやりたくなったか」
「まさか!」
「気付き始めてるんじゃないのか、王子さまの危うさに」
「危うさ?何言ってるんですか。羽生くんは素晴らしいですよ!
 先生と違って穢らわしいとこひとっつもないんですからね!」
「だから危険なんだよ」

結局どっちが汚いかって話ですよね~。
人間が人間の欲望に忠実になることは忌み嫌うものなのか?
快楽に溺れ真理を見失った自重すべき行為のようなニュアンスで論じられていく羽生説は
次第に現実離れしすぎていって
やがて独り善がりの自己満足へと変わっていってた。

その変化こそが多分ドラマとしても言いたかったことだろうし
コミカドの言う羽生くんのリスクなんだろうし。
もしかしたらそれが弁護士のリスクなのかもしれないし。
すっげぇ分かるよ~。

けど、もっと早くからこの衝突を見せてくれれば2期ももっと充足感あったろうに
引っ張り過ぎだわ。

・・・・と、チラっと思ったんですが
序盤からそれを台詞等で説明しながら見せられて
やっぱりここまでの説得力は生まれなかっただろう。所詮説明口調で。
だとしたら仕方ないのかもしれない。(それでもちょっと持たせすぎって感は残りますけど)
2期に入ってなんか毛色が違う?!って思った1期ファンが逃げちゃうよw
今時の視聴者は早急な結論を求めているんだからさ。


ま~とにかく脚本が脂乗ってますねって感じでした!
細っかいトコロはともかく
私の思考が多少脱線しているトコロもともかく
濃密な内容にクラクラです。
脚本が素晴らしいと多少空転するキャストなんか気にならないもんですね。

もうちょっと感動的な盛り上げ方を入れてきても良い気はしますが
1期ならもうちょっと人情的な涙路線も惜しまず入れて来たと思うんですが
でもこれはこれでもいい!
三木先生のような分かり易いライバル設定で充分だった気もするけど
これはこれでいい~w

ここまでの集大成、割と気に入りました!
そして次回から始まる安藤貴和リベンジ戦。ちょー楽しみでっす。
黛がもっとしっかりしたスタンスを持って帰ってくるのかと思ったら
結構不安定な今の状態のままタッグを組む様で
その辺の兼ね合いもすっごく気になってます。
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