Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*11*16(Sat)
リーガル・ハイ 6話~10話 感想
再放送に便乗して1期の感想再挑戦・後半戦です。
リーガルハイはDVD買っちゃおうかと思っちゃう程の、でも買わないけど、だけどそのっくらい
だいっすきなドラマです。今も!
フジはこういうコンテンツ膨らませるの好きだから2期終了時には映画化とかありえそーですね~。
それもどうなんだw

「真実はいつもコメディだ!!」の文句で閉幕した1期は見事でした。
強ち間違ってない気がする。
世の中なんて真面目に生きていると時に開いた口が塞がらない事態だって平気で起こるものだ。
このドラマを見てると逆にテキト―に生きたくなるよw

一言(じゃない)感想です。またまた長いです。無駄に長いです。


6話 『DV?二股?流血の離婚裁判刺客は元妻』
離婚裁判。和解。夫婦対決。ちょっと風変わりな1章。

冒頭から何人ナンパしてるんだお前wwwコミカドのアホっぷりに爆笑。
コミカドのこーゆー軽そうな所に嫌味とか厭らしさとか汚さが感じられないのがある意味すごい。
そこは堺雅人のイメージが功を奏しているのだろーなー。

痴話喧嘩の仲裁だけはやりたくないと駄々を捏ねまくるコミカド。
しかし相手側弁護士が三木法律事務所だと知ると態度は一転。
「ものっすごく聞き覚えのある声だよ!!」
そして三木事務所に顔を出せば、軽快なテンポを一転させる相手弁護士・コミカドの前妻登場!
意気込んで飛び込むも元妻にたじたじ。
コミカドのイキオイも全体的に押され気味で物語は進んでいくのが新鮮だ。

「離婚裁判はストリートファイトです」
夫が悪いのか?妻が悪いのか?
不利益になる情報をお互いどれだけ得られるかで弁護の説得力が増していく戦いになる。
争点は不貞事実はどちらにあったか?
冒頭、離婚調停ほどクダラナイ争いはないとコミカドが言う様に
実に低レベルでアホらしい暴露大会が続く。
あ~あ~夫婦ってどこもこんなもんなのかwストリートファイトの意味も分かる分かる。

ところが最後の最後で予想外のラストが待っていた。
しかも人情っぽい、らしくないオチだ。
このまま争わせていても生産的未来は得られないと判断した前妻は
勝負への執着を止め被告の不利益な情報を黛を通じてコミカドに流す。
それを受け取ったコミカドもまた前妻の真意を読み取り
被告側に和解を承諾させるよう台本通りの役所を演じる。

正面衝突していた元妻VSコミカドの戦いが
黛に託された一報に因って一気に和解に持ちこまれるクダリはちょっと壮観。
えぇええぇぇ!!こんだけイガミ合っててえぇぇ???
こーくるのぉぉぉ?!

これが夫婦というものだとでも言う気かw
この、いきなり和解へ持ちこむ見事なタッグ!
共闘する素振りも見せなかったのに一気に仕掛けるコンビプレー!
誰にも気付かれず実は密かに紡がれていた二人の仄かな以心伝心の軌跡がラストの余韻となって
話し合いは実にしっとりと幕を閉じる。
夫婦というよりは弁護士としての腕を認め合っているからこそのこのシュートだと思うと
これぞ二人きりの世界だよもう。

一方張本人たちの夫婦愛もまたしっとりとした余韻。
ずっと妻側が有利な戦況だったのに
妻は不貞を知られることよりもその事実で親友を傷つけることを恐れた。
醜態を晒してきた上のこの最後の良心が胸を打つし
そこにトドメを刺さないで和解に着地させた結末も温かい。
最後に一線を踏み越えなかった妻へ向ける夫の視線もまた柔らかく。

その分ちょっとリーガル的爽快感が足りないんですが実に爽やかな結末でした。
話のテンポも良く元妻とコミカドのしょ~もないやり取りも楽しい。
コミカドが頼りにならないのなら、若しや、黛の活躍ターン?とか思わせておいて
やっぱり黛も頼りにはならないw黛は所詮手駒扱いw
でもしんみりと別れたコミカド夫婦の愛の足跡を匂わせてもいて
ちょっとコミカドの甲斐性が見えるお話でした。


7話 『骨肉の相続争い!醤油一族に潜む秘密と嘘』
これ・・・・って負けってことになるんじゃないの?負けたのは黛ってことでセーフなのか?
とりあえず末っ子の申し立ては棄却。

この回は法律云々よりもコミカドのナチュラルハイがヘタレと化している所が楽しいw
前回からどうもペースも乱されがちなコミカドw
ついでに如何にコミカドが常人からズレているかを如実に物語っているw

しかも多くの人が小ネタに爆笑した筈。服部さんと職人とかwww
まさかの水戸黄門ペアwwww堂々と掛かる水戸黄門BGMw遊んでるよスタッフwwww
ついでに犬神家の一族の世界ですかw
温泉で逆さに入ってる井手くんwwwあっはっはっ!
もぉぉこーゆーとこはスッゴク好きだー!もうこれだけで充分な回ですw

話は何気に腹に一物持っている人たちで遺言状が複数存在するという
これまた横溝ワールド的な登場人物設定と
スル―されているけど何気にお茶目なじぃちゃんの遺産相続問題。

遺言状の有効性はメモでも認められる場合があるとは聞いたことありましたけど
優先項目は後は日付なのか。へー。そりゃそーだよな。
3兄弟の醜い争いが表面化するクダリは定番で特に特徴的なものではない。
まーありがちあちがちw
でもそれまで家業に見向きもせず三男に任せきりだったのに
遺言状一つで三男には優先的な権利が与えられなくなる現状は実にシビアだ。
それを覆そうとコミカドも頑張って主張するけど今回はそこら辺は全て不発に終わっている。

けどそれよりもこの回で最も面白いのは
最後の最後でもう一通転がり出てくる遺言状の存在だ。
それまでの長い本筋などすっかりメインではなくなる程の強烈インパクト!
血縁関係すらない使用人にすべて譲ると言うトンデモ要求だった。
しかもその使用人こそが今回の依頼人だったりする。

つまり?え?どーゆーこと?
日付こそが有効であるという状況を全員に認識させた上で
そこに一番新しい自分宛の遺言状を提示することで
何の弊害もなくこの老舗醤油蔵全てを手にした少女。
ぎゃーっ!なんちゅー強かなーw
コミカドの想像という形で軽く流されているが
これ全てこの少女の計画的行動だったら空恐ろしいわっ。

そのちゃっかりぶりがその容姿を裏切って何とも空恐ろしい結末を見せている。
利用できるものは利用して最後の一滴まで絞り取る女の執念が見えたわ・・・。
あ。だから横溝ワールド?


8話 『親権を奪え!天才子役と母の縁切り裁判』
親権争い。訴訟ではなく申し立て(審問)。勝訴。実は隠れた名作回。

コミカド父登場!
コミカド家の確執と依頼人の母娘関係を鏡像にして描くことで物語が極太にしているのが面白い。
過干渉な親と無関心な親。
表面的な愛情の執着が露骨な分、冒頭の母親の愛情は一般的だ。
「親が自分の信じる幸せを子に求めることは極自然なことです。
 子がそこから脱却するためにもがくことも自然なことです」
この時点ではカードを取り上げられ、男友達と断絶させられ、拗ねているだけの子供の我儘に見える。

ところが前半のそういう常識的な物が後半見事に反転させられる。
それが最後のどんなに親は子をどれ程愛しているかを軸に共にあるべきだという一般論を
愛しているからこそ依存を辞めさせるべきだと反転させた鮮やかなターンが爽快なんだ。
冒頭の母親の台詞さえ振り返れば娘を何も理解していなかった戯言にシフトする。
単なる過干渉が依存へシフトする。
そこで問いかけている角度は何気にかなり重い。

その逆襲へのターンはサンタクロースからw
「私はサンタクロースなんて信じたことない」
「・・・・絶対に勝とう」
ここからの水面下の仕掛け合いは躍動感あっていい。
梶原マネージャーを双方でハメていくのは正にコミカド節。裏の裏をかいてきた!キモチイー!

ここら辺りから母親側の雲行きが変わる。自殺未遂をしたりとちょっと追い詰められ感。
そして最終対決へ。
「思うままを述べれば良い」というコミカド父。
「台本は止めろ。本心を剥き出しにぶつかってこられたらとても勝てない」というコミカド。
似た者親子ー!対等に向かい合う姿勢にゾクゾクー!さあ舞台は整った!

双方が真正面から向き合って、いざ最終弁論!

台本がなくなると急に口ごもる娘。代弁していくコミカド。
親に振り回され、けれどもそれでも愛情を渇望する想いは同じであるコミカドが
あるがままを指摘していく。
そんな少女の気持ちを全面否定するコミカド父。

「心を鬼にして申し立てているんです」
「親子手を取り互いに更生する道を探るべきです」
「不可能です。お互いの依存関係を断ち切らなければ治療も更生も計れません」
「親子の絆は深くて強い」
「深くて強い絆だから困難なんです!」

ここのコミカド親子の一歩も引かぬ攻防戦はすごい白熱で壮絶。マジ見物。

愛があるかないか?という最初の争点を
愛情の有無ではなく愛情の有用性まで言及したコミカドの勝利となった。
母娘の問題はもっと根深かったと突っ込めたからこその勝利だった。
それは愛情はあるでしょという最初の理論を肯定した上での反論なのもナイスアイディアで
この転換がもう見事!
愛を否定していないからこそ何も言えなくなったコミカド父への返り討ちともなって
実にスカっとする造りだった。

そして最後のオチもハイクオリティ。
噛み合わない二人の会話ww
「スカイツリーは大きかったでしょう」
「いや。東京タワーの方が大きかった」
「また来てください。案内しますから・・・・息子さんと」
「息子はいません」
捻くれ父ーw

結局父に愛情はあったのか?息子にそれは通じているのか?
「君はもう手遅れだ」とか結構辛辣なこと吐いていたんですよね~。そりゃコミカドも捻るわ。
徹底的に干渉する親と徹底的に無関心な親。
愛情を与えて貰えなかった男が間違った愛情を多大に受ける少女を弁護する。
どんな気持ちで親子の愛情を説いていたのだろうと思うとかなり胸が痛む。
この鏡像が物語に深みを与えていたのは確実だ。

父親の愛情は視聴者には分かるように描かれていたが
それがコミカドにまで伝わっているのかは不明。
曖昧なままフェードアウトするオチもニクかった。

サンタクロース論議もかなりツボ。


9話 『恩讐の村人よ…美しき故郷を取り戻せ!!』
伝説の神回~っっ!!!もう多くを語るのは無粋な気がする濃密回。
公害裁判。完全勝訴。

状況や原因の説明責任・立証責任は原告側にある訳で
それが公害裁判の場合の課題というか弊害だって言われているのをストレートに持って来たのは
当然なんだけど頷ける流れ。
アメリカで当時最大の賠償額ぶんどった公害裁判が映画化しちゃったのも
その風刺を評価されている訳で。

その物質が本当に仙波科学から出たものなのか・・・
仙波科学から出たものだとしてそれが本当に人体に有害なのか・・・
仮に人体に有害なのだとして村人の病気はその物質が原因なのか・・・

もう逃げ道いっぱいあるんですよね~。
企業は訴えられても科学的根拠はないとの一声で無罪放免だ。
それがリアルな公害裁判でもみんながぶつかる壁な訳で。
原告側の困窮さがとても面白く描かれていた回だと思う。
投資額が切迫していってコミカド邸が閑散としていく過程とかもw
調査金とかも結局原告側の支払いなのだとすると資金面でも一般人が企業を訴えるなんて
どう考えても最初から不平等だっての。

しかし劇中でも言及しているように
そういう企業が日本経済を支えているのも事実で藪から棒に潰すのも忍びなく
企業保護の面からも、これが一概に偏った法律だとは言い切れない。

じゃーどうオチを付けてくるのかと思ったら(それは10話ですけど)
その物質の有害性と起因性についてはやっぱり証明は困難だとしてきた。
しかし原因不明ではあるものの社内で健康被害が出ていたことを仙波科学は知っていて
それを隠していたことに対して責任があると突いてきた。

なーるーほーど!!
ここの争点のシフトが毎度毎度巧いったらー!
だから好きだよこのドラマー!
でも普通はその情報門外不出だからー!w
・・・ま。だからこそその点がドラマになる訳ですけどもww

しかもですよ。
そういう公害裁判の課題を丁寧に描写していく一方で
相手が強大であるなら刺し違える覚悟がコチラにも必要なのだと言う心得をコミカドが村人に説く。
こ~れ~が~燃える訳でぇぇーっっ!!!

もうここからの村人をカニ食べ放題ツアーから戦士へとスライドさせる開眼シーンは
バリバリ鳥肌モノ!!
当時目ん玉かっ開きで息止めて画面に喰いついてました!
堺雅人さんの長台詞がスンバらしいったらっっ///////
多くは語るまい・・・映像で観てくれ。

この法律を営む者と一般人との温度差。
だからやりたくないんだとずっと言っているコミカドの心境も理解できるシーンで
それは別にこの裁判に限ったことではないんですけど
それをこの公害裁判に当ててきた脚本が巧い。すごい説得力があった。

人の心を動かすには相応の覚悟を持つことがまず第一歩なのだという点と
経済発展の影で煮え湯を飲むのが民間人の姿なのだという点と
だからと言って誇りも尊厳も失うことが本当に正しい経済社会の在り方なのか?という
経済問題に於いて長年討論されている課題を実にドラマティックに描いた回でもあった
生きるとは何か?人生哲学を真っ向から切り開いてもいて感動しました。スバラシー!

・・・・のに!
次でそんな人間の尊厳も美意識もクソもないオチを持ってくる。
そんな所がリーガルハイなんだよなーwww


10話 『破産か5億か!?さらば誇り高き絆の里』
公害裁判決着。コミカドの非道っぷり炸裂。(爆笑)

このほぼ敗訴確実って案件を一気に逆転させるのがコミカド裁判の真骨頂というか
リーガルハイの面白いところだ。
ついでに手持ちのカードをどこで使うかとかどう出すかって所が
裁判の駆け引きなんだとつくづく納得。

つまり因果関係は証明不可能でも社内で健康被害が出ていたことを仙波科学は認識していたという事実と
それを隠していたことに対しての責任があると争点を変更する。
そのための切り札の人物を口説き落とす仕掛けが実にアクドイというかwコミカド節というかw
人の命や死や病気までも利用できるものは利用しちゃうオトコ!

黛がバカの一つ覚えみたいにこの街の水や食物を毎日毎日摂取し
偶然、胃炎になったのをこれ幸いに
黛には内緒で医者と結託し大腸がんだと宣告する。八木沼佳奈の目の前でw

わーw下衆だ~w病気を利用して人情に訴えるなんてサイテーw

しかしこれで八木沼佳奈が証言をすることを決意したことで
敗訴確実だった所まで追い込まれた裁判は奇跡の大逆転を遂げる。
仙波科学は全面的に敗訴した。

愛社精神はあったのだろうが不利益な事実を隠し通すつもりだった心を溶かしたのは
紛れもなく黛の献身的な態度と全霊を掛けた姿勢だったんだろう。
そういう人の心が利益や経済を超えて人を動かしたとするオチなくせに
その想いがそもそもコミカドによって造られた作戦だったという何とも夢のないオチw

八木沼佳奈も黛さえもコミカドに騙されたことで嘘が真実味を帯び八木沼佳奈を動かした。
前回から人間の尊厳や誇りについてあれだけ真正面から描き社会派的に盛り上げてきたのに
このオチ!
サイッコー!!
プッツン来て家出しちゃう黛の気持ちも分かろうってもんだw

そして更に次回でこの非道に泥を塗ってくる。
だからそんな所がリーガルハイなんだってーwww(二度目)


11話 『内部告発者を不当解雇から救え!! 真実は常に喜劇だ!!』
リーガルハイというドラマを全て凝結させたような縮図回。
9・10・11話と続き回でもありました。

1年後という設定でコミカドと黛の有り得ない穏やかな会話からスタート。
「先生とこんな穏やかに話せる日がくるなんて・・・」
「時というものは人を大人にしてくれるねぇ」
・・・とか言っておきながら大人気ない戦いが始まるwwww

原告は公害裁判で内部告発をしてくれた八木沼佳奈。担当弁護士・黛。
仙波科学顧問弁護士は三木。
フロンティア代理人がコミカド。
フロンティアに引き抜かれた上で解雇されたのは最初から仕組まれた報復だったと訴えた。
三つ巴戦というにはおこがましい様々に入り組んだ愛憎裁判が始まる。

「報復人事だとしてどこが悪い。
 あの女が内部告発をしたせいで仙波科学第四工場は操業停止に追い込まれ
 世界をリードする筈だった研究から日本は大きく後退してしまった。
 国益は大きく損なわれ得をしたのは死に損ないの老人達だけだ。報復されて当然だ」
「どの口で言うんですか!」

「自己犠牲をしてくれたんですよ!」
「違う。彼女は自分を善人だと思いたくて告発したんだ。自己満足だよ」

ってゆーか前回彼女を退職に追い込んだのはそもそもコミカドの嘘デショwww
なのにこの言い草www
どの口が言うんだw

「正義は立場で変わる。勝った者こそが正義なのだ」
「法は正しい人が幸せになるためにあるものですぅ!」
「0点だ。正しければみんな幸せになれるのだったら苦労はない。
 誰かの幸せは誰かの不幸せの上に成り立っている」

裁判の争点が何気に労使問題へ真っ向から切り刻む社会派にもなっているのが流石。
充分な設備も人員も与えず給与も極めて安いものであることは報復人事に当たるのか?
それに対し被告側の主張は
徹底した成果主義であり成功報酬も与えられる上に、それは他の人も条件は同じである。
頑張ったから何だって言うんだと明け透けな表現をするコミカドが身も蓋もなくってw
勝手な(でも筋の通った)言い分がとことん笑える。

この造り(視聴者への集中のさせ方)がもう脚本の巧さを感じさせるものですよ~。
裁判の進め方も愉快だった。
成果主義の課題って正に上記の点である訳ですよね。
ではこのドラマはそれをどう決着付けるのか?
黛は素直に報復人事であることを争点にまず交換人事を行ったことを証言させようとしたが
三木に返り討ち。
そこでターゲットをフロンティア(コミカド)に絞って劣悪な環境に置いた報復の点を突いていく。
これで仙波科学(三木)の持っていた最終カード(池部社長)という切り札も
黛側に移動することになる。

ここまでは良かった。
でも黛は飽くまで本当に劣悪な環境だったのか?を争点に
科学者を育てる環境がそれで良いのか?という人情論に徹してしまった。
故に幾ら劣悪環境であってもそれは主観の域を出ず客観性がない。
ましてや企業を背負う立場の人間がそんな感情に流されて良い筈もない。

その隙(物証がない)を突いてコミカドは争点をズラしてくる。
劣悪環境云々はともかく白ではないかもしれないが←ここは敢えて言わないコミカド
黒ではないと主張。
ここが裁判の妙というか面白い所ですよね~。
証拠を挙げられていないのはコミカドも同じなのに
裁判って原告側が証拠や材料を提示する義務があるからまさしくこれは黛の甘さが敗因。

「その代わりそちらの弁護士先生が主張なさったことは何の論理的根拠もなく
 ひたすら情に訴えるのみの女子中学生が同人誌に投稿して落選するライトノベル以下の作文であり
 しかも自分に酔って涙する始末」

「だから人間に成り変わり法が裁くのです。どんなに怪しかろうとどんなに憎かろうと
 一切の感情を排除し法と証拠に因ってのみ人を裁く。
 それこそが我々人類が長い歴史の中で手に入れた法治国家という大切な財産なのです」
正に!そしてそれこそが法の最大の特徴であり、法律の気持ち良さもそこにあり
これこそがドラマが最後に纏めたかったことなのかなーと思いました。

どこが不味かったのかなぁ?と半泣きの黛。
「旅人のコートを脱がせたくらいで勝てると思うな。
 太陽をやるなら灼熱地獄でパンツ一枚残さず剥ぎとれ」
ををー!かっこいい・・・。そして助言してやる辺りがコミカドの愛でしょーね。

そして物語は終幕を迎える。
三木とコミカドの確執を生んださおりの正体も明らかになる。
ハムスターって所がもうサイコーです。スカされたなんて思わない。これぞリーガルハイ。

「貴女は何なんですか?」
「私?私は男の喧嘩が好きなの❤」
沢地までアホの部類www

「服部さんは何なんですか?」
「何の取り柄もない唯の事務員で御座います」
御隠居かーっ!!www最後まで隙の無いドラマであるw


当時、裁判沙汰になるネタは身近にゴロゴロしているんだな~と改めて気付かされました~。
身近なテーマをドロドロにしてきた上で更に極論言わせちゃう手腕が特徴的で魅惑的でした。
様々な人間模様を法律で切る手法も面白かった。
それを1話完結でスッパリを収めていたのも軽快で締まりが良い。
脚本ありきなドラマでした。

それに堺雅人さんの演技が艶を出していた。スバラシかった!!!ヾ(≧∇≦)ノ
常識人なら言えない暴言を気持ち良く嫌味無く口にする主人公という造形が快感でした。
すっきだな~こーゆードラマ!

SPへと続・・・・かない(笑)
リアルタイム放映の時のSP感想
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