Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*09*21(Sat)
Oh,My Dad!! 最終回 感想/総括
最後までヒトの古傷を抉る話だったぁぁぁー。いちいち嫌味なんだよちくしょー。
この脚本をやった人ってリチプアの人なんですってね。安達奈緒子さん。
なるほど。どうりで可愛い物語に仕上がった訳だ。

でもあっちは若輩者の世界だからいいけどコッチはオヤジの世界だぞ。

・・・・・とか文句を言いつつ
実はそれなりに気に入っていた作品でした。
序盤のお伽話から一転、現実に戻された時の落差はちょっと凄かったな~。
唯一不満を言えば
そのリアルに、最後にお伽話が舞い戻ってきてしまったことくらいか。
現実に戻されたならそのままシビアな展開を貫いて欲しかったです。
変えられない現実の中で答えを見つけて欲しかった。


結局元サヤだよ!!
しかもベタでクサくて耳を塞ぎたくなるよーな愛の告白付き(笑)
えぇえぇ何この照れ臭さ!
確かにこーゆーオトコ素敵~。一途ばかってイイ~w
でもそこまで感情移入出来る相手じゃなかったろ奥さん(-_-;)

あとラストの一発逆転はちょっと燃えた~。
紡ぎ出されてきた数々の糸がハイテンポで絡み合っていく様は正に正当派。
勢い余って圧巻だった。
気持ち良かったぁ!

こういう展開は純粋に幸福感を感じるよ。

サクセスストーリーじゃないのに最後にこんな成功体験入れてくれたのは
視聴者サービスだったんだろう。
中盤、一度も良い所を見せられない徹底された駄目オヤジっぷりが
この物語を彩りだった。
そこを貫いてくれたことが一番気に入っている。
ちょっとでも出来る所を見せてしまったら物語の軸がブレるからね。

何も持たないオヤジだからこそ抱く感情に汚れがないメッセージがあった。


けどいちいち人の古傷を抉るんだよこのドラマw
そこが消化不良で何とも言えない余韻を残している。

もう一度電池で再挑戦する話も
ちょっと上手くいきすぎwwという衒いはあったけど展開としては悪くなかった。
コレで失敗してきたんだからコレで借りを返させるのは至極当然な気がする。
そこまで導く輪が
それまでの彼を見てきたからこそ集った仲間たち・・・っていうのもいいですねぇ。

岸田が交渉一つ満足に出来ない元一の元へ乗り込んできたシーンは燃えた!
岸田かっけぇ~!
ヤル男だとは思っていたがやっぱり頼りになるなー!

ここからトントン拍子に電池を取り巻く環境が整っていく流れも圧巻。
ゾクゾクしたわ。

個人的に気に入っているのが
最後にプロジェクト採用にまで漕ぎつけられたとする要因を
夢想を現実論として叩き出せたとした所。
妙な説得力がある。
技術自体が素晴らしいのではなく
企画を含めた実現性を提示出来たことが採用のポイントっていうね。

これは元一が会社で
技術だけでなく具現化するノウハウを知ったということでもあるし
人柄が繋がりを作ったというだけの流れをここまで見せられてきた訳だし
その流れが一つになる瞬間ってやっぱり王道だ。

なんちゅーか、能力やアイディアがあるだけじゃ成功出来ないっていう所がいいんだよ~。
協力しあう、歩調を合わせる。
独り善がりじゃない部分が未来を拓くんだっていうメッセージが心地良い後味だ。


でもね。
「負けて悔しくないんですか!」
岸田や早坂さんはそう言ってもう一度元一を焚きつけたけど
負けて悔しいから努力するっていうんじゃ意味ないでしょ。
成功への秘訣は
負けて悔しい気持ちが、とか、頑張ったから、とか
そういう所にないでしょ。

その辺のシビアな現実を有耶無耶にしてくるから胸が抉られるんだって。

そういう話であったなら最初から元一はこんな目に合わなかったし
そもそも妻も逃げ出さなかったデショ。
努力とか気持ちとか
そういうことだけじゃメシは喰えないってスタンスで始まった物語なのに
最後に「悔しい」だけで挑戦するって何か間違っている・・・。

その辺の上手く融合しない主軸が二つ平衡のまま置かれてしまった煮込みの甘さ?
っていうのが何かモヤモヤ残る。
こっちの古傷を再燃させただけでやり逃げされたような・・・。


諦めきれなかった夢を現実を知ることで挫折して
社会で生きていくために本当に必要なことと
本当に大切なものに気付いてきた物語だったんだから
ゼロから生み出した場所から進んで欲しかった。

そうやって多くの人が(素晴らしい筈の)夢や希望を諦めて現実を生きているんだから
諦めきれずにこれがチャンスかもって浮かれてその度また失敗してまた傷ついて
もう何度も諦めよう、これで終わりにしよう、もう止めよう、
そういう葛藤を繰り返して
人はやっと乗り越えるんだ。夢の終わりって。

そういう人たちに贈れる応援歌であって欲しかったなあと思う。

これじゃーそういう人たちの古傷を抉っただけ。
しかも一人勝ちかよ、と。(苦笑)

結局元の場所で飛び立てずにしがみ付いたままという結論では
何処か遠くの夢物語であって
やっぱり共感とか共通項とかは見出せない、ただのヒーローものとなってしまう。

能力や技術だけでは成功出来なかったっていう結末は微かな救いだが。


それは家族に関してでも言える訳で
だからこそ紗世子の、待っているだけで幸運が舞い込んだ風なラストが
納得行かないって言ってんだよーっっ!くそぅ。

なに子供捨てて逃げた女を許してんだ。

だったら紗世子サイドの苦悩や努力をちゃんと見せてくれないと駄目でしょ。
視聴者は誰も紗世子に同情も哀れみも抱いてないぞ。
早坂さんと光太のほのぼのエピ入れている場合じゃねーだろに(5話だっけ?)

こんな女にもう一度チャンスが舞い込むのが気に喰わないっつーの。
別れろ別れろっ。

紗世子にもまた
最後まで夫に未練はないぜって態度を貫いていて欲しかったぜ。
あんな調停まで起こしてこれ見よがしに元一から光太奪ったくせに。

どこが良いのかも分からない女を
もう一度口説くお話となってしまった所が
最大の不満だ。
共感が得られないだけに感動もない。


最も元一の家族となれる人物を職場で見つけられてもちょっと辟易ですが・・・(;一_一)

となるとどういうオチだったら最高だったのかちょっと分かんない。
だったらこれはこれで良かったのかなーともちょっと思うけど
パンチ弱ぇな。

強いていうなら
この二人を離そうなんて間違いだったという紗世子の一言は
この二人を応援してきた視聴者としてはスカっとするものだった。

光太との遠距離も物ともしないラブラブっぷりは全開で微笑ましいっ・・・w


けどま~その辺の説得は弱くても
これは父ちゃんが頑張ってきたお話なんだってことは集大成として良く伝わった。
その頑張っている中で出来た繋がりの、岸田と早坂さんの間柄は
とても好感が持てて理想的で気に入っている。

ここに恋愛感情を持ちこまなかったことは今となってはものすごく評価したい!

そのおかげで戦友と言うかチームワークという
元一が一人で奮闘している間支えてきた影の仲間っていう線がとても強く伝わる流れとなった。

3人でランチ取ってるシーンがめちゃくちゃ良いですぅ!
早坂さんが
親バカな岸田も、夢見がちバカな新海も、どっちもヤダっていう台詞は可愛らしく
治まりの良い締め台詞。
二人の間ぐらいがイイって、ここまでのすべてを納得させるだけの力がある。

「大人に成りきれなかったよ」
「あなたの悪いところは大人に成りきれないっていうところじゃなくて
 それで周りに迷惑を掛けていた所。
 今は誰にも迷惑を掛けていないんだからもっと胸張って堂々とやりなさいよ」
っていう台詞もすっげー良かった。


そんな訳で一応未来も明るく終幕となりました。
まあ全体としてパンチの弱い話になってしまったのは後半の煮詰めが弱かったからだと思う。
お伽話が終わった後は復縁もなく息子もいなく、夢も捨てて、と言った
シビアでクールな背景だけにしておいた方が
物語として箔が付いたと思われる。

でもな・・・この、諦めきれないオトコだからこそ
元妻への執着も色褪せず復縁を望めたのだろうから
キャラクターとしてのブレはなかったと言えるのか。

単に
仕事で実績を残し、社会に役立ち、そこに存在価値を確立させた、その延長上に
家族を守る自尊心や愛情があるのだとしてきたら
このドラマは何の重みもなかった。

そうではないという切り口で
そうではない駄目オトコが感じてきた数々の指摘は
最大限に評価しておきたいです。


・・・・・・・なーんか上手く言えないけど
もうこの天然駄目オトコに来週から会えないのかと思うと
一抹の寂しさを感じる。
割と好きだったなぁ。この駄目っぷり。見ていてホッとさせられていた気がする。
我が身を投影しちゃうからか?(がーん)


ところで最後の「お金がない!」はワザとですかね!ワザとですかねっwwww
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