Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
09≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303110/ ≫11
--*--*--(--)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
2013*09*11(Wed)
シューベルト ピアノソナタ全集 ケンプ版 
ピアノソナタ全集 
1965、1967~1969 ハノーファー ベートーヴェンザール  ウィルヘルム・ケンプ(piano)



ようやく兼ねてからの念願だったケンプ版を手に入れましたー!しかも全集です。やったー!
とっても綺麗でしたー!!美しさに特化したような出来栄え!

ケンプと言えば ベートーヴェンの方が上手いという意見が 多いですが
シューベルトも 悪くないと 思いました。
繊細なタッチと 称される音は、とても綺麗で 透明です。

暴力的な感情を ぶつけることもなく 力み過ぎず 軽々と弾いていく様は
確かに シューベルト向きと 言えないかもしれませんが
テンポが良く 透明感もあるので 勢いで深みが生まれ 艶っぽく
それほど 軽い曲には 仕上がっていません。
これはこれで 良いのかもしれない。ってか、好きです。


私の好きな 17番なんかは 音に重みが無い分
あの 迫りくるような 迫力が薄れ、何か 可愛らしく聴こえます

けれどそれは それ程嫌悪する様なほどの 解釈ではないレベルなんですよね。
なんでだろ。
シューベルト特有の 暗く青みがかった 闇の世界は 見えてきませんが
流れる様な 軽めのタッチが 綺麗な透明の粒を キラキラと転がしていく様で
情緒的というよりは もっと情景的な 何かを 表現したいのかなという印象を 受けました。

そういう姿勢が シューベルトを大衆向け音楽に 持っていっていると思います。

17番最大の 私のお気にいりの 第二楽章などは
丁寧に 弾いてくれる分 他の誰よりも 透明感があると 思いました。
和音が とにかく 綺麗に響きます。


彼が弾くと、シューベルトに悲壮感が無くなるのは 致命的なんですが
とにかく 気楽に聴いていられるし、丁寧に弾いている上 強弱も激しくないので
こじんまりとした 世界観が 素人にも一望できます。

シューベルトを いきなり聴くのが恐いって人は、これなんか いいんじゃないかな。
でも これが シューベルトだと 思っちゃ 駄目ですよね。
もっとおどろおどろしいやつが真骨頂だと信じて疑わない。

最も それでも シューベルトのメロディ自体が 破壊的なので。


私が シューベルトに 求めるものって。やっぱ あの 暗く重い 闇色の世界観なんですよねぇ・・・。
少し 青みが勝った 森の奥の月明かりの湖面みたいな 雰囲気の。
だから ちょっと 物足りないかなー。

二番目にお気に入りの19番などでは やはり 軽めのタッチが 裏目に出て
シューベルトらしさが 薄れていて、しかも 少し緩めのテンポになっているから 余計に ぼやっとしてしまって
あの 独特の どす黒い ドロドロしたものは 感じませんでした。

私的には もっとバンバン 迫って欲しい。
もっと 内面の醜い部分を ガンガン 曝け出して欲しい。

この人は 綺麗な世界だけを 映したいのかもしれません。
でも それも アリですよね。あんまり キツイのはちょっと・・・という人に お勧めです。
気楽に シューベルトの闇の世界が 堪能できる感じ。

あの17番が ここまで 嫌みなく 可愛らしくなってしまうんだもんなぁ。
解釈の違いって凄い。
そこがクラシックの面白さですよね。


ケンプさんは きっと 重たい音を出すのが 不得手なのかなぁと感じる。
そして 感情を乗せるのは 好きではないのかも?

音楽で 映像的な美しさを 表現したいのか
あるいは 元々 音楽を 映像美として アプローチしたいのかも しれない。
だから 彼のタッチでは シューベルトの繊細な部分や儚げな部分は 抒情的に表せても
闇の部分は 力不足です。
それを テンポや技術で 補っている感じがしました。

でも 上手い・・・!ここまで仕上げてくるスキルがもう嘆息もの。
こーゆー解釈も 悪くないです。好みじゃないけど。


シューベルトと言えば 他に
アシュケナージさん、ブレンデルさん、ルプーさんなどの 有名どころを 聴いてきましたが
今の所 ブレンデルさんが 一番本来のシューベルトに近い気がします。
ちょっと 叩き過ぎるのが 気にかかりますが。

ケンプさんと言えばベートーヴェンと 言われているように
そっちで 聴くのが ケンプ評価として 正しそうです。

でもなぁ・・・・。
私 ベートーヴェンは 分からないんですよねー。その面白さが。
まだ 掴み切れていないというか、何が良いのか 全く 分からない・・・・

まあ、次は やはり 巨匠リヒテル版のシューベルトが 聴いてみたいです~vv
関連記事
スポンサーサイト
[ classic ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/467-e97fbeba
trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。