Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*08*30(Fri)
Oh,My Dad!!第8話 感想
こ、れはもう!何とも美しい別れの瞬間!ダメだって!ヤバイって!こーゆーのめっちゃ弱いんだからさー!
もう号泣。めっちゃ号泣。ボロ泣き!止まらんかった~。
我慢して我慢してみんな呑み込んで別れなければならない二人が切ないっったら。
ラストの台詞には胸が締め付けられました!
ああああああ。
こんなに泣いたのは久しぶり。

ついに来た離れる日。
これでもかっこれでもかって程濃密な気持ちと盛り上げ方がもう巧すぎるっ。
単純に最後の時間を寄り添い合って楽しく過ごしました~ってしてこなかったのも良かった。
別れ話を交差しない二人の人生に絡ませて上手にまとめてきたこのアイディアを
ものすごく評価したいです。

もちろん大筋としてはありきたりな展開。
法的に決められた引き渡しの日が来て二人は今後月一面会になる。
それだけ。

でも丁寧で弛まない内容がぐわあぁっと来たよ!
現実を静かに飲み込んで行く二人にグッときたよ!
人が人を想う気持ちがこんなに辛いなんてっ。
一気にコッチの感情揺さぶられた・・・。
すっげー感動したー。
それ以上にすっげー泣けたぁぁぁ。
うわあぁあぁああぁぁぁぁ・・・・かーなーしーい~~~・・・。


ホント凄かったです!
めっちゃくちゃ良かった!
ショックがでかすぎてます何から語ったら良いのやら・・・。
えっと私的号泣ポイントはですね。
まずさっきも言った、設定の妙を指摘したい!

こういう大事な時って人生にそう何度もない。
なのにそんな時に限って仕事や予定が入って断念しなければならないことになる。
仕事をこなしながら
“自分は社会人なんだし”“働くことがその人のためだし”“自分にとってこれも重要”
仕事だということは断わるための充分な理由になっているのだと一生懸命自分に言い聞かせて
頭を切り替えて仕事した経験は誰にだってあると思う。

でも後になって大きな目で考えてみると
そうやって我慢したことの意味なんてほとんどないものだ。
何もかも投げ捨てて駈けつけることの方がずっと貴重だった。
後になって気付くんだ。

あの時自分が天秤にかけたものは全く無意味なことだったんだって。

それでも同じ目に合えばまた人は仕事を優先させるだろう。
そうやっていくことが生きていくってことだ。
でもそうやって犠牲にしたことの方が
本当は何よりもずっとよっぽど掛け替えのない大切なものだったりする。

会いに行ったって構わないんだ。
我慢する意味なんてない。後から考えれば何の価値もない。
この時、この一瞬の方がよっぽど貴重でよっぽど重要だったのに!
仕事なんて自分が行かなくたって回っていく。
でも会いたい人とはもう二度とその瞬間って訪れない。

それが痛いほど分かるから元一が気持ちを抑えこんで仕事へ向かう姿勢に
もう泣けて泣けて泣けて・・・っ。
共感っていうかもうシンクロしてた。


これは一方で
元一と光太の人生とはもう別々の方向へ動き出しているって説明でもあって
噛み合わない二人の時間が痛くって。
なんて現実って残酷なんだろう。
こんな未来しか訪れないのか。

終わりへ向けて時間だけが無情に過ぎていく感じが凄く切なく
丁寧に閉じられていく様が巧く
胸が痛かった。
ただでさえ、ここから道を違えるストーリーなのに
まだ尚噛み合わない二人の運命を描いてくるから
もーより無理なんだってことが印象付けられてキツイキツイ。

更に、これで終わりなんだなという気持ちを高ぶらせるのは
可愛いお伽話と化していた第1話から数話のあのめちゃめちゃな時間があるからなのであって
ここにきて前半部分の下地が綺麗に昇華してきたな~と思う。

その辺の導入というか誘導というか、構成が巧いと思った。


冒頭の唐突な保育園のお別れ会。
いきなりお別れ会っすか!
と思ったのも束の間。
ここにも二人の別れの予感も滲ませてきて音痴な合唱で既に泣ける。

「お前も歌うんかいっ」
そう言って苦笑しながら光太を見つめる視線というか表情が頼りなくって
寂しそうで情けなくもあって心許なく
それに引き摺られたよ~。
元一はさ、情けない敗れた男の惨めさを漂わせるくせに
多くを求めない(文句を言わない)から
余計泣けてくる。
なんちゅーか我が身を振り返るようでもあり・・・

♫ かーな~しみ~が くーる~しみ~が いつーの日かぁ 喜び~に変わるだ~ろ~う♫

そうなるといいね・・・。
今は何も出来ず現実を噛みしめ見送るだけ・・・。
爆涙。


続いて、折角の最後の日のお楽しみをまたしても仕事で潰されてしまう二人。
どうしようもなくなった元一は光太を会社へ連れていく。
・・・・もうね、ダメ男だから流れがどれもヘタレ路線なのに
それが無理なくてガンガンヘタレ道突っ走ってくれます。
OK。

「うわぁぁぁパパこんなおっきなビルで働いてんの?」
「そうだぞ?パパのいる階なんかなもっとすごいぞ?こう・・・景色がな、ぶわぁっと!」
「へー!すっごーい!」
「行きたいか?」
「うん!」
「よし行こう!」

行っちゃうw

そうそう、新海さん。
インターンのレポートで出した案が採用されるという事態に。
ここで何気に新海さんがちょっと学んできているのが
時の経過を思わせるw

ちゃんと事業案に金額試算入れられるようになってんじゃんwww
儲けがなければ何の価値もないって社長に言われたこと
試算を出してくれないと事業として評価のしようがないって笑われたこと
ちゃんと効いているんだな~。

このドラマは元一が成長しちゃうと意味が無いので
そこら辺のサジ加減が難しいですよね。
言いたい事は元一の成長物語ではなく元一が気付いて開花していく感情論の方だから。
それが曇ってしまっては意味がない。

でもここは良かった。
元一の成長という側面では無く元一には元一の道が動き出しているという描写となっていて
変化が切ない・・・。

金属部門の連中のヤクザっぷりがちょっと笑えたw
「ここ配属されなくて良かったー」
明け透けな物言いはさっすが新海さんw
でもなんか最終的にここに行きそうで笑えるww

・・・・微生物カプセルって聞いたことあるな~。
なんだっけ。
確か作中と同じ、レアメタルをバイオカプセルで回収するという話だったと思うけど。
すげー昔に聞いた気がするのにまだ実用化されてないのか。
何がネックなんだ?コスト?
・・・・・ちょっと脱線。


エレベーターで他所の階へ行ってしまって迷子になる光太。
きっと光太だって普通に両親と暮らしている延長でここに来たなら
怒られちゃうんじゃないかって遠慮も働いて、大人しくしていただろう。
如何なる理由があれ
会社に子供連れて行っちゃう元一も子供なんだけど
普通は呑まれちゃう雰囲気にもめげず内線で仕事の邪魔をしちゃう光太も幼稚。
でも酷く二人を大胆にしているのが
お互い最後だって意識なのかもしれないと思うと悲しいハプニングでもあった。

何より追い詰められた二人の心境を思えば無意識にも求め合う姿が泣ける・・・。
ようやく見つけた光太は心細さからこれまでの箍が外れ
「もうヤダ!どうして僕ばっかり・・・っ。僕、何にも悪いことしてないのに!」

こっちはそれに対して何もしてあげられることはない。
どうしてあげることも出来ない訳で。
あーも~~~。もぉぉぉぉーっ。

そう思うよな。子供視点では。
ここはそれを的確に表わした単語だと思った。

光太の辛さが伝わってきて
社会システムって何なんだろうって思った。
役所が平面的に行うシステムだけを疑問視したい訳ではないけど
この親子を引き離す意義って何なんだろうか。


初めてのお弁当。
「あ。ちょっ、ちょっと待て!・・・・うん、異臭はしないな」
パクッ。
「うん、大丈夫だ・・・でも何か・・・味が・・・」
「うえっマッズ!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「最悪だな」
「ホント最悪!」

ホント可愛いなこの二人!
大きな子供二人でw

こんな何気ない会話でもこれがいつの日か微笑ましい思い出になるのだろう。
これまた切ない。
子供が親に求めるものって
庇護とか救済だと思いがちだけど
実の所そうではなくてこうやって一緒に同じ目線で見てくれることが
一番満たされるのかもしれないと思う。

「ごめん。また何も分かってやれなかった」って
元一は察してやれないことを悔やむ台詞を零していたけど
そういう役目ではなく
共に喜んで共に笑って共に歩いてくれる存在を求めていたんじゃないの?光太は。
だからこれでいいんだって思う。

今ここで何にもしてあげられなかった父親が
それでも父親の精一杯を費やして自分へ向けてくれた気持ちが
やがて大人になったとき感謝とか思い出で語られるんだ。
愛しい日々だったと宝物になるんだ。
優しさって時に痛みを伴うわー。

そのお伽話の終わりを感じてもう号泣。

関係ないけど
平日でなければ私も父の会社に連れて行って貰った経験もあり
そこでは光太と同じ目をしていたよな~とちょっとノスタルジック入ったー。


そしていよいよ別れの朝。
このラスト5分がめちゃめちゃ泣けた・・・っ。

父親と離れたくないと渋る光太とか
母親の姿を見た途端、父親ほったらかしで飛んでいく後ろ姿とか
「じゃあ行くね」の後またタイミング良く電話鳴ってその間に光太が行っちゃったとか
ずっと見送っていたのにちょっと目を話した隙だけ光太が振り返って絡みあわない視線とか
そーゆーベタなすれ違いっぷりをさらりと流したとこもまぁ
それなりに胸は締め付けられましたが
問題はもう一度会社を抜け出して二人を追いかけるとこですよ!

バスに乗り込む光太を呼びとめる元一。
ここからの残り5分がもう衝撃的!ノックアウト。

「大丈夫。大丈夫だ。新しい家も保育園もすぐ慣れる。友達もすぐ出来る。
 先生もきっと優しいよ。ママもいる。
 知らない所はコワイよ。コワイけどな、そこに飛び込んでいける人間になって欲しいんだ。
 目をつぶって、エイって!
 お前なら出来るよ!だって電話かけただろう、1533!」
「うん・・・・」
「お前なら大丈夫だよ。パパも会社で頑張るから」

掛ける言葉は全部光太への贈る言葉。
そこにはひとっ言も自分の望みとか希望とか気持ちとか入っていなくて
伝えるのは全て穢れなき相手への想いだけ。
最後に伝えたいのは自分の愛情ではなくって光太の未来。

~~っっ!!・・・――っっ!!!
この期に及んで口に出るのは愛ですよ・・・っ!!

閉まる扉。
走り出すバス。
開かない窓。

聞こえない叫びは届かなくてでも必死に伝える思いが弾けて。
「僕も頑張るから!会いに来てねパパ。待っているから」

声は届かない。
想いも届かない。

だけど光太を想って返事するのね。
「分かった。分かったよ光太」

「何て言ったんだよ・・・・」

もぉっ!もおっ!!
うぎゃあぁあぁぁあああああああ。

違い始めていた二人の道がここで完全に切り離されて――――
号泣。

切なすぎるっ。
悲しすぎるっ。
こんな別れを強いて誰が何の得になるのか。
その得は光太の悲しみと引き換えであるべきだったのか。
それは元一から光太を奪うほどのものだったのか。

せめて元一の傍でやり直すという妥協案とかあっても良かったんじゃないだろうか。
何もこんなに遠くに引き離さなたくったって・・・!
号泣。

3人が手を繋いだ別れのシーンは
光太のささやかな願いであり
即物的な繋がりだけの象徴でもあり
それを視覚的に描写された厳しい画だった。

まあ、思えばここまで母親サイドの光太への感情描写を全くやっていないので
彼女の気持ちがもう少し捕捉されれば
また違った別れになったんだろうか。

いずれにしても
元一と光太の道はもう重なっていなくて
それが途轍もなく哀しかった。

一人会社で仕事に戻った元一が未だ指輪を外さず呟く。
指輪は妻への愛っていうよりはきっと光太への未練なのだろう。
「あんなことしか言ってやれない・・・」

そんなことないよ!
すっげー充分だったよ!
・・・・・でも静かに涙を流す元一に掛ける言葉は
私にもないわ。


思えばこのドラマは離婚に因って家庭が崩壊した子供の苦しみの物語であるのに
その誘因である父親サイドから描いた物語であるために
子供の不満や悲しみに嫌味がなくて切ない。

いや~・・・・ホンっと良かった!
ハンパなく泣けた!
ドラマ当初にこんな展開が待っているとは夢にも思わなかったよー!
このドラマはハッピーエンドじゃないなって前回何となく感じたんですけど
その方が締まりが良いというか良質な物語になる気がして。
父親と息子の一瞬の物語と言うメッセージの部分が磨かれると思ったんだけど・・・・。
ちょっとハッピーエンドを与えたいと思ってしまった。
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