Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*08*23(Fri)
Oh,My Dad!! 第7話 感想
泣いたぁぁ!夢と現実の狭間に迫るカウントダウンが沁みるー!
妻を失い職もなくついには子供まで奪われちゃうダサい男の甲斐性のなさが
とことんミジメだわぁ。ぐっすん。
その中で結果を逆らわず受け入れようとする元一の姿に光太の愛情が被さって
なんとも苦い話になってました。
あ~これもう絶対ハッピーエンドじゃないでしょ。うん。
これは社会のルールに潰された男の愛情の物語なんだ・・・。

これを長年のツケだと罵るのは簡単だし一般的な調停の効果は有益な部分もあると思うのに
平たく言えば子供を捨てた母親でも価値があるって判断される社会ルールが手厳しい~。
「同じ事が起こったらアナタはまた子供を捨てるんじゃないですか」と
誰もが聞きそうなことなのに。
この、何とも言えない敗北感・・・。(ノω=;)。。。
敢えて母親をあーゆー設定にしてきた妙がここで光りました。

誠意を見せればお役所は評価してくれるのだと考えるべきか・・・。うーむ。

親権譲渡の盲点の間でこうやって苦汁を飲んでいる人も多いんだろうなと
何となく思った。
杓子定規な法律の裏側を指摘した(つもりはないのかもしれないけど)問題提起は
なかなか面白い切り口だったと思う。

って、そーゆー社会派ドラマじゃ~ないですけどもw

まーともかく。
想定通り親権は母親と決まり離婚も調停成立。
「これで・・・・良かったんだよな?」
「ありがとう」

たった一言交わされただけの元夫婦の会話には
やっぱり元一の優しさが見えた。
この人ってどーしよーもなくお人よしなんだろーなー。
きっと光太のことを考えながら妻のことも考えて
妻の申し立ての要求を飲んだのだろう。
調停内のドロドロしていたであろう、もがいた証を描写しなかったのは
このドラマが結局は父と子の方がメイン絆の物語だからか。

結局ずっと指輪を外さない元一の姿勢が未練タラタラで見てられん。
でもすっかり割り切れている妻には
18年間の鬱憤が恐らくそうさせたのだろうと思わせるものの
逃げていた間の彼と息子を全く評価しないのは妻も公的機関も同じで
彼女は妻の資格ももうないんだなと思った。

ホント、この妻に同情的な作為を匂わせる描写を全くしてこないのは何でだろう。
だからこそストレートに調停の機能不全な部分を理解できるんですけども。
そんな妻に親権が与えられる社会の荒唐無稽さが際立って見えるんですけども。

でもそれが父親への同情票とはなっても
光太は父親と共にあるべきという説得にまでは至っていない脚本では
その狙いが分からん。

まさか、本気で父親とのお伽話に魔法を掛けてくれるつもりでもあるまいし?w


全体的にひたすらベタな、どこかに在ったような展開なのに引き込まれちゃうのは
人の優しい感情を丁寧に描いているからだと思った。
お伽話の時間が終わり現実へ戻っていくための気持ちに丸々一時間!
泣けた~~~。。゚(゚ノД`゚)゚。

子供のためというよりは自分がケジメを付けるため
光太への態度を一転させる元一。

なんちゅーかホント子供というか・・・。
幼い感情のまま純粋に光太に接して大事にしてきたんだなーというのが
その幼稚な行動で証明させてくる。

あくまで元一の成長物語としての結果を残させないストーリーが面白い。
元一は何処までいってもヘタレで
肝心な所でチャンスを逃すひと。
あーいるいる。いるよねーそういう人・・・。
別にサボっている訳でも怠けている訳でもないのにタイミング外しちゃう人。
ひとごとじゃない分彼を揶揄することが出来ん・・・。

これは社会のルールに負けた男の物語なんだ。
だから光太のためにみっともなくもがいていても
元一に目に見えた成長を見せては意味がない。

その辺の狙いにようやく気が付きました。


一方、結構な面白キャラだった早坂さんがすっかり大人しくなってしまったのは
ちょっと寂しいぞーwヽ(´□`。)ノ・゚
ちょーイイヒトになってるよー。
光太への接し方も優しいし良きサポートお姉さんだ。

・・・・そんな所をまとめると
脚本の質としては五分五分と言ったトコロ。
あくまで描きたいのは元一のダメっぷりとそんな父を慕った光太の感情論。
それは伝わるので
細かな気持ちの描写は中々に丁寧だ。
しかも結構考えられたシチュエーションを用意してきてもいると思う。
でも一方でドラマとしてのディティールが雑なのが惜しい。
伏線の引き方が下手というか。
ちょっともったいねー。

例えば今回の出席簿の花シールにしても
初回から伏線を貼って元一がここにきて気付くという流れにした方がパンチ出たのに。

それでも何処か巧いな~と思わせるのは
引き渡しが10日後ということで
何でも元一の手を借りて甘えていた光太に自分でやれってあしらって
「男だろ」ってむしろちょっと子供みたいな嫉妬をぶつけたのに
それが結果として
光太は靴ひもも自分で結べるようになってストローも自分で刺せるようになって
それを保育園で褒められて。
「カッコイイって」
嬉しそうにパパに報告して。

この辺の、本意とは異なる態度が結果として二人の絆に繋がっていく皮肉が
なんともしんみりくる。
何でこういう展開にしたんだろ。
二人の残りの時間を甘々に仕立ててこない辺りがこのドラマだよなー。

今更もがいても光太は騙されてはくれないよっていう、子供の大人に対する愛情を
バカにすんなとでも言いたげな。
だからこそ既に密接した距離になっている二人を逆説的に説明するシーンとなっていた。
親子ってそういうものだよねって言っているみたいな。
元一と光太はもうそれくらいじゃ離れないよと言いたいみたいな。

甘々に描かず、すれ違おうとしてすれ違えないことを描いてくる所が
捻られたなと思った。

それでいてクライマックスは手作りのジオラマですよ!

正直、一度目で衝撃を受けて
二度目で感動して光太を追いかける、というクダリが
ちょっと分かり辛かったんですけど
それでもぶわーっっと感情が盛り上がっちゃってくううぅぅぅ~!!。゚(゚ノД`゚)゚。

コレ、電池の博士に電気を使ったということがポイントなのか
それとも温もりを灯してくれたとうことが言いたかったのか。
後者だったら別に、元一の心を打つ衝撃としては一度目で充分だと思ったけどね。

一緒に博物館でパパも喜んでいたってことが嬉しくて
突かれているパパのためにそれを再現してあげたくてっていう
そういう光太の心境が強烈に伝わってきた。
光太の心情が伝われば伝わる程“両想い”な二人であることが強調されるから
間もなく訪れる別れの瞬間が否応なく切なくさせる。

そしてラストは再びあのはじまりの公園で。

「今度はママを支えてあげて」と約束を交わす。
何で子役が男の子だったのか。
何で子役がこの子だったのか。
どっわーっっ!
そういう意味がここにきてズドーンと分かったわーっ!
あ~コレもう絶対ハッピーエンドじゃないな。

男と男の約束な訳ね(爆涙)
「光太はカッコいいぞ」とか「男だろ」とか
そういう教えがここで全部結晶となり男同士の約束という形になる。
向き合う男と男。
ちょっと捻くれた感じの聞かん坊な男の子だから子供っぽさがそれ程感じられない。
男同士という対等さが光る。
誤魔化すだめに口で慰めているのではなくて
ちゃんと認めているんだぞという真摯な想いが見えた。
だからこの子だったのか?(それでももちょっと別の子が良かった・・・)

男にはやらなきゃならないことがあるんだよな。
そしてそれが二人のお伽話の終わりであると。

なんちゅーキレイな!!ヽ(≧Д≦)ノo・゚゚・。
なんちゅー切ない!!
んもーちょー泣けたよー。

あ~これは父の奮闘記の物語じゃなかった訳ね。
ダメダメだけど一生懸命だった父と子の最後の●日間な訳だ。
それでも一生懸命僕を愛してくれたんだって後になってから思い出すような?
そういえば序盤からそーゆーノスタルジックな雰囲気出てましたっけね~・・・。

きっとね。
引きとった後、光太のことは何でも知っていると豪語したあの自意識過剰な母親が
一人で出来るように成長した息子を見てショックを受けるんだぜ。
離れていた僅かな時間で大きく変わっている光太を見て
全部を知っていると豪語したのは自分の驕りだったのだと打ちのめされるがいい。
一度は捨ててしまったことを思う存分後悔するといいんだ。(怒)

でもね。
「やっぱり光太にはアナタ(父親)が合っているのね」なんて
母親に敗北宣言すらさせたかったんだけど
それはちょっと違うかもと思い始めた。ここにきて。

夢を見させて欲しいな~と前回思いましたが
これはもうここで決別した方が良い。
社会のルールで完全に切り離されて二人の道が重なり合うことはもうなくて。
そういう始まりと終わりの物語だった、とした方がキレイだなぁ。

え~~~そーゆー切な系大好物~!

――――――ただこのまま収束というか失速して閉じられるのではさすがに折角の純愛タイムがもったいないので
せめてもうひと山盛り上げる展開を期待します。

光太にとっての「ひと夏の冒険」的な?・・・・そういう一瞬のきらめきを
可愛く紡いだ物語でした!
うおー!締め付けられる~。
綺麗なお伽話を見せてもらいました!

夢物語にはいつか終わりが来る。
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