Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2012*02*19(Sun)
秘密 薪さんと青木4 (8巻)
この8巻は静かにラストスパートへ幕が切って落とされた一方で
主力メンバーの関係性がいつもより透けて見えますよね。
第九解体の話が出た直後だけに仲睦まじい雰囲気が何処か陰りを帯びている。

冒頭の曽我と小池のはしゃぎっぷりも微笑ましかった(*^_^*)
そー言えばこの二人は新生第九の初期メンツじゃんとか思い出したり。
雪子さんのオカシナ自己紹介に冷静にツッコミ入れる薪さんも
どこか穏やかで
珍しく雪子さんのこと褒めたりするし。
もちろんこれはお世辞でもなければ特にご機嫌取りした訳でもないですが
ただ口にすることが珍しいなーって。
涙見せちゃったことで少し気持ちに変化があったんだろうなーって
勘ぐれますねw

また賢司さんの加入で掻き回される第九メンツを横目に
静観する姿勢を崩さない薪さんにいつもより落ち着きを感じちゃったり。
部下を見つめる薪さんの目がやたらやさしいからさー。
みんな成長したなーって思っているんだろうことは容易に想像つきますよねぇ~w

何でも薪さんに頼るのではなく自分達で考えていく姿勢が今後の独立を促すんだろう。


機能障害を特別視するかどうかの問題は
過去記事で言ったモラル等の観点からだけでなく
ラストでまとめられる結論通り“人によってこんなにも見方が違うのに”
そもそも「障害」の定義は何なのか?という観点からも考えられますね。

青木が言う様に幻視や錯覚は正常とされる脳でも日常的に起こるのに
人が判別できない状態を
一形態ではなく異常事態だと判断する根拠は何なのか?
個々でこんなにも差が出るものなのに
そもそも何を以って「正常」と判断するのか?
その基準をどこで引くのか?

前回述べた偏見やモラル・倫理観の問題以外にこのような疑問も湧いてきて
非情に結論は困難であると思います。
第九の今後の先行きは確かに司法の判断・・・・判例によって作られていくのかもしれない。


まーそれはともかく。
そんなすっかり打ち解け合った第九メンツの背景で
情報漏洩という結束力を脅かす事態が進行していく。
そこを対比に
議論を重ねている風景や「もっと部下を信頼してやれ」とかいう台詞で
第九内部の絆が引き立っている。
より強調される訳ですね。

更に「もし犯人が山本なら僕がイジメ倒してやる」という台詞は
逆を返せば
みんなが承知の事実を本人が書きこんでしまう程度の犯人なら
僕の敵ではない。
僕がイジメられない処=薪さんでも敵わないかもしれない敵
・・・・という状態を彷彿させている訳か。

台詞やシーンではなく
こういう設定や状況から読者に暗に匂わせていくやり方が
ホンっト巧いよな~とつくづく感嘆します(@_@;)



この巻から既にラストの大事件への火蓋は切って落とされているので
ここから先のストーリーには至る所に伏線が潜ませてあって
要所で“エンドゲーム”にリンクしていきますが
何気に見過ごせないのが青木の気持ちです。

直前の短編を受けて
傍にも寄らせてもらえないってショックを隠せない青木。
確かに不甲斐無いと薪さんはばっっさりですからね。
だからそのSっぷりに耐えられず在籍最短記録を幾つも生み出しているのでしょうが
たまに青木の様にそのSっぷりで
部下のやる気というか薪さんへの執着に向かうと結果は吉と出る。

結局今残っている第九メンツは何だかんだ言ってみんな薪さんが大っ好きなんだよなw


青木も「何も知らなくていいから傍に居たい」って思い始めた矢先の事なので
焦ったことだろう。
終わりが見えているならせめて少しでも長く共にって思うのは
当たり前の感情ですからね。

そんな追い詰められた青木。
そこはさすがタダでは転ばないオトコwww
「ならどうすれば良かったか」と頭を切り替え始める。
でもどうすることも出来なかった。仕方なかった。
その理由として誰が誰がか分からないからだと再認識。
そこからケータイ画像へとひらめいていく。


ここからの青木の心境が興味深いんですよねー。

思い付いたアイディアをいち早く薪さんの元にダッシュ。
薪さんは「待っているから」と微笑んだ。
薪さんってこういう風に努力する事はちゃんと見てくれるし理解してくれるし
頑張る人間はちゃんと評価してくれますよね。
Sっぷりが酷くてもw仕事出来ていればやさしい人なんだよ。
ポカやらなきゃイジメられないんだって。

で、青木は待ってくれる薪さんに心打たれてますが
ここで
“自分が言えば薪さんなら我儘聞いてくれる”
“薪さんなら自分の願いを叶えてくれる”と
心の何処かで思っている筈だ。

決して周囲より自分は優遇されているとか自分を特別視してくれているとか
優越感とかそういう周囲との比較で意識しているわけじゃない。
あくまでも薪さん対自分比。

青木以外のみんなが気付いているように
薪さんは青木には甘い。
ひじょーに甘いw
けど青木はそれを周囲との比較(特別扱い)として認識しているのではなく
あくまで自分が言えば薪さんなら分かってくれるっていう
一対一での理解なんだよね。
二者間だけの認識。

これが加速して最終的に
「薪さんなら一緒に戦ってくれる人」っていう10巻のあの台詞に
繋がっていったんだと思うんだよ。
7巻での答えの出なかった想いに付けたい言葉が
「最後まで戦ってくれる人」って言葉にまで導いたのは
他ならぬ青木自身の
周りが見えていない盲目的なこの一途な感情が生んだことだったんだと思うんだ。

現に椎木くんを囮に呼び出す作戦中
薪さんへの有難味とか感謝や心配やら大事な人っていう感情は噛みしめているようだけど
その行為が同時に周りをも動かしてしまっている実感は
あまりなさそうだもんね。
大事にしてしまって申し訳ないとか人手を使って済まないとかさ
全然思ってなさそうw
薪さんへの気持ちだけでいっぱいな感じw


だから後にタッキーが言ってるように
“夢想家に崇拝されちゃうんだよ”とか
岡部さんの言う所の
“妄信”なんて言われちゃうんだよな。

そんなだから最後に薪さんは青木を騙して頼らず独りで行ってしまったんじゃないか。
そしてそんなだから
最後に薪さんは青木のためにあそこまで仇討を掛けた賭けに出られたんだろう。

青木の想いは重たくもある一方で
薪さんにとってはそこが甘美なものでもあったのかなぁ。

青木があまりにもまっすぐに自分を見るから
その穢れなさに癒やされもしたんだろう。
守りたくもあっただろう。
一方で穢れた自分を鏡の様に見せ付けられる刃でもあった筈だ。

それをかつての自分・・・克洋君が自分へ向ける想いに重ね
それならば、そのまっすぐな魂で今度は自分を殺して欲しいなんて。
すっげーよなぁ。
悲しい感情だけどなんて大きな想いなんだろ。

だけどトドメを刺されるのならせめて穢れない手でって思う気持ちは
何か分かるなぁ。
どうせ命に決着をつけるならせめてどの方法で、かを選ぶのは
命の終焉で許された人間の最期の自由なのかもしれない。
それを人は自身で選んでもいいのかもしれない。


切ないけど青木の存在は克洋君を彷彿とさせるだけでなく
そこから薪さんを解放するものでもあったのか。
んーでもそれにしては未だちょっと弱いな。

それに今度は青木の姉夫婦に対する罪が残るわけだしねぇ。
報われない(>_<)
救いのない世界ならいっそオマエの手でトドメを刺し解放させてくれって?



ん~~~っっっでもっっ!!うわ~っっやっぱり薪さん死んじゃうのはヤだな~(>_<)
みんなが薪さんに生きていて欲しいと思っていると思うんですけど!
薪さんは死ぬ事を望んでいるんだろうけどさー。

あ~も~あと一週間耐えられるかな~<(`^´)>
繰り返すけど
薪さんを無事に返してくれればほんっっと文句言わないよ。
再び殺人を犯すのもヤメテー!
タッキーごときが薪さんに殺されようなんて百億光年早ぇーっつーのっっ!!
ただでさえ青木の姉に対する罪悪感が払拭できなさそーなのにさ~(>_<)
第九にはもう帰って来ないのかなぁ?
あ~心配だよ~ぅ(>_<)

第九も元通り。世界も元通り。薪さんだけが姿を消したなんてオチ
マジでいらない(T_T)
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COMMENT


>トイレでの青木の発言

コレ、漏れたの?もしやAct.7でそう言われているのか。
だとしたら第九内ではやはり何処に居ても情報は筒抜けだった=敵は外ばかりではない
という背景が強調されますね。
薪さんが怯える訳です(-"-)


「待っているから」と言った時の薪さんの笑顔は天使だったーっっ!!
・・・・じゃなくて(笑)
仕事上で自分をちゃんと見てくれるという存在は
共に居たいというより確かに
いざっていう時理解してくれる人という認識を生みだしそうです。
いつも正しい方へ導いてくれるから頼りにしていったというところでしょうか。
まあ、確かに誰よりも信頼も戦力もあるでしょうけどw

でも青木は薪さんを絶対視し周囲の中の薪さんを見れていないので
結果的に薪さんに全面的に頼ってしまうし
実際この後一緒に戦うという意味も少し履き違えていくので
落ちついたらもう少し精進してほしいです。

3巻で「必ず俺が後ろから支えますから」って言ったじゃーんw
その位の包容力を見せて貰わないと薪さんを任せられませんよねw


>本当にラストのページ
ええぇぇ???マジで。
あの部分に添えられて書いてあったということですか?
「見る世界が変わった」に続いて書かれていたのなら
賢司さんの気持ちが
自分の人生を振り返ったというだけでなく
第九にも染まっていったという感じが強くしますね(*^_^*)
2012/04/02  | URL | もくず #- [edit]


このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/04/03  | | # [edit]


うわ~っっ!!!!\(◎o◎)/!ありがとーーっっ!!!!
どーしょーっっ嬉しいぃぃぃぃぃ(^◇^)
私の飲み込みの悪い頭のせいで(笑)余計なお手間をかけさせてしまい本当に申し訳ないです(>_<)
でも嬉しいぃぃぃぃ。
なんてレアな情報なんでしょう♪
もうサイッコーに嬉しいですっっ(=^・^=)


>小池は本当はやさしい

ちょっとウケたw
そうね。彼も悪い人じゃないよね。結構おいしいキャラよねw
でもこのシーンも思えば尚のこと
第九の中に溶け込んでいくという意味で重要なシーンにもなりますし
「第九で働けて幸せ」の方がより強調されたのにね。
どうして変えたのだろう・・・・

仲間意識描写がどキツくなるのを避けたのでしょうか。
色々妄想が広がりますねw

でもそっかぁ。この台詞自体なかったのかぁ・・・・。
確かにダイレクトすぎる気はしますけど・・・・。
単行本の方が
賢司さん個人の話ではなく
一般論としての哲学に広がりましたね。



>276~278
これは仰る通りでしょうねw
合った方が有田少年の気持ちが途切れることなく
強く純粋に伝わりました!
良かったですよね、このシーン。
生島教諭の浅はかさも引き立ちましたし。



なんかこういう違いって作者の訴えたい所が見え隠れして
面白~い❤
確かに8巻はこのクオリティに辿りつくまで色々苦労されたのかも。
視覚者の数も多いですし、纏まり難さもあったのかもしれないですし。
うーん・・・・7巻が絶品でしたしね・・・・プレッシャーとかもね。


でも楽しいぃぃぃぃ!!!こういう差を見るのもw
本当にありがとう!!!!
本当に本当にありがとねーっっ!知れて良かったですっ(*^_^*)
2012/04/04  | URL | もくず #- [edit]
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