Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*06*28(Fri)
怪物 日テレ開局55周年記念番組 感想
おー!中々面白いドラマでした~!じわじわと堕とされていく黒さが良く描けてた。
共感というか熱烈に感情移入させるキャラを登場させない分
作品テーマ的な「怪物」が俯瞰出来て纏まりも良い。
テンポはスローだったけどそれがまたじわじわとした感じを出していて
タルさを感じさせなかった。

まー何より序盤の栗山千明セクシーショットが気になって気になって仕方がないwww
何でミニスカをあんなに下から撮るんだwwwヾ(≧∇≦●)。。
しつこい程のアングルショットで結構爆笑。(笑うとこじゃないのに)
香西が実はロリだと匂わせていたのかw とかちょっと思ったけど
違うよな。
そーじゃない部分でも意味分からんアップの内股とかwww
カメラマンの趣味かw(ノ∇≦*)

いや別にいいんだけどさwバックからの曲線美とかナイス尻ラインだった。


キャスティング的には初の悪役ということで向井くん。
かっけぇぇ!!!!ヽ(〃▽〃)ノ・・・・じゃなくて。
これがまたクールな感じのヒールキャラで彼にしか出せないであろうマッドサイエンティスト。
表情変えずに人をモルモットか物質の様に扱う正に理系の悪役で
ねちっこいというか脂っこいというか、そーゆーどす黒い汚さを全く感じさせない。
さーわーやーか~~(≧ー≦)
これは正に向井くんの印象勝ち。

彼のクリーンなカラーが濃いい佐藤浩一に呑まれていなかったのが凄い。
何を考えているのかさっぱり分からない爽やかさが
迫力はないものの一貫した質量のあるキャラになっていて
悪くない。
向井くんは基本台詞回しが軽いから
それが逆に倫理とか道徳とかを卓越した所にいる感じが出てた。

「怪物として生きるより人として死ぬ方がいい・・・!本心だ・・・!」
「かいぶつ・・・ぼくが。怪物・・・」

ここの呟きとかきょとんとした可愛らしさが
もう何ともいえなくて
子供の様な無邪気さと残酷さが同居しているキャラに仕上がっている。
そーゆーのは向井くんならではだろうなー。

彼は善い人役よりこーゆー役の方がいいんじゃないの?
下手な恋愛モノで好青年やってるよりずっと深みのある雰囲気で
しっくりきた。

これでオプションにメガネ付いてたら悶えていたと思うけどね!(〃∇〃)
そんで藤井寺里沙と研究室でエッチする時
スッと外してくれたらもうどうしよーっ!完璧だったわ~❤


佐藤浩一さんは煮え切らない、うだつの上がらない・・・地味なオヤジ役を
これまた濃厚に展開。o (●>H<●)o
冴えないんだけど
彼のキャラが濃すぎている故に物語最後のオチが重厚感を出していたんだと思う。
流され易い薄っぺらい人物像だと“怪物”に堕ちる面白さが伝わらなかっただろう。
こーゆードギツく周りを巻き込みそうな人が、もがいてもがいてじわじわと闇に堕ちていく所が
この物語の真骨頂だった。


最後の怪物、被害者役の多部未華子ちゃん。
ちょっと微妙~( ̄ー ̄;。
カワイイんだけど過去の傷を背負って苦しんでいるような薄幸の美少女には見えなかった。
彼女もまた芯がしっかりとした雰囲気なんだよねぇ。
・・・・・とか思っていたら最後のオチで
彼女もまた怪物へと堕ちていく訳で。
な~るほど。こういうオチのためになら確かにキャストは彼女で良かったかも。

中盤までずっと違和感感じていたんだけど
ラストで納得。
自ら闇へ堕ちる決断をする女性となるのであれば
傷ついただけの可憐なキャラじゃー凄味が湧かなかった。


それと対極に位置するクリーンな聖域に栗山千明さん。
正義をまだ信じている何も知らない無垢な新米刑事。
あー、うんうん。ぴったりぴったり。
何故彼女の下半身アップが露骨だったのかはさておき(笑)
怪物へとはならない世界の方がこの物語の場合薄っぺらく描かれているので
そこに属するバカ女を好演していたと思う。
軽薄で無邪気で穢れを知らない感じが良く出ていた。


ただな~・・・。
こんな風にそれぞれのキャストは巧く合致していたとは思うものの
物語は
「ひとりぼっちの怪物は可愛くて可哀想なお姫様に恋をした。
 でも可愛くて可哀想なお姫様は別の男に恋をした。
 ひとりぼっちの怪物は崖から身を投げて死にました。・・・・おしまい」
ってな感じに進むからちょっと違和感ありまくりでした。

この、香西が藤井寺に恋するとかちょっと無理ないか?
・・・唐突だったし
恋ではなくとも「守らせてくれっ!」となるクダリもちょっと強引。
もう少し15年前ののフラッシュバックとか入れて、今度こそは!っていう切迫感とか
そうまでして解決したいだけの窮迫感とか入れて
説得力出して欲しかったナ~。o(>ω<)o

こーゆー所で感情移入を尽く遮られたんだよね~・・・。
まーでもこれは尺の問題かも。


さて。実際のストーリーと言えば。
燻ぶっている中年刑事、香西が15年前に逃がした犯人、堂島昭をテレビで見たことから
もう一度過去を取り戻すために奮闘する刑事物語・・・・かと思いきや
殺人現場の匂いが分かるという電波系が飛び出してきて
じゃあその超能力で奇想天外な事件解決するサスペンス・・・・かと思いきや
今度は自ら囮捜査を仕掛け始める暴走っぷり。

なんだかもー頭ん中???がたくさん踊ってました。Σ(゚Д゚||;)

香西の行動がどうにも正義とはちょっとズレている感じから共感出来ずにいると
新たな悲劇が起きてしまう。
なんって頼りない刑事なんだ!

とか思っていたら
その死体処理を始める辺りから電波系だった能力設定の意味(価値?)も巧く絡み合ってきて
成程。事件は所詮前振りだったのかと納得。
正当派刑事ドラマじゃないんだとここでようやく理解した。


ここからの展開が非常にユニークで楽しかった!

藤井寺里沙を助けるために真崎に死体処理を頼みに行く香西。
その際にも真崎を脅しながら主導権を握ろうとするチキンっぷり。
あ~こんな雑魚だからこそ事件解決できないんだよオマエ。(;一_一)

対する真崎は脅迫にも動じず
「素直に言えばいいじゃないですか。僕に何を頼みたいんです?」

この真崎の一遍の揺らぎもない語り口が
やがて明らかになる真崎を形成するバックグランドを匂わせてもいて
それだけ彼が傷ついた人間であるって証にもなっていて。
そんな二人が絡み合う辺りから急速に物語は輪郭を帯びていく。

この二人の逆転した立場が印象的。
真崎は一貫して全く動揺を見せなかったね。
そして香西の刑事としての行動が私欲に見えるようにしてくる構成が何とも巧い流れ。
もうどっちが悪で何が正義か分からなくなるよなー。


そして死体を溶かす作業。
暗い室内。緩慢な動作。
うおーっっ!めっちゃ緊張する~っっ!!o(≧д≦)o
何この引っ張り感。
誰か来たらどうすんの?と言いたいこの無防備感!
ワザと画面も遠くから撮って引っ張る階段を登るシーン。
早く済んでっ!早く済んでっっ!!

ようやく死体を装置へ・・・。
ぎゃああぁあぁぁぁぁ!!!!!Σ(°◇°;) 目が開いたーっっ!!
怖えぇぇぇ――っっ!!!!!!

すっげびっくりした!すんげびっくりした!!
心臓バクバク。
なんちゅー演出してくんだ!思えばここが一番の衝撃であった。あぁあぁぁぁぁ。

大体人間の存在を完全に消してしまえる亜臨界水(恐らく超臨界水の文字りw)という設定が
ミステリー的にオイシくてオイシくてっっ!!
処理している所を見られさえしなければ
完全犯罪成立!
なんちゅーアイディア出してくんだ!!!おんもしれえぇぇぇ。o(≧▽≦*o)(o*≧▽≦)o

この設定をもっとオドロオドロシイ感じで演出して欲しかったなぁ。
淡々と流れちゃって・・・・ちょっと勿体ない。

この衝撃ポイントがターニングポイントにもなっていて
いよいよ物語はどっちに向かうのか分からなくなる。
単純な正義対悪の戦いじゃなくなっていて。
あっさりと罪人になった香西をどう決着を付けさせるつもりなのかに興味が湧いた。


そしてクライマックス直前。
ここのクダリがスゴかった。言っていることの争点に呑まれたわ~。ヾ(*//∇//*)ノ

「でもねぇ・・・あなたがした一番悪いことは何だと思いますか・・・。
 悪の世界に理沙を引き摺りこんだことです」
「・・・・!」
「あ~・・・そうだ。理沙はねぇ、こんなことも言ってましたよ。
 あなたから堂島を嵌める企みを聞いた時ワクワクしてきたって。
 私を縛っていたものから香西さんは解放してくれたんだって」
「・・・・・」
「ねえ、彼女が解放されたもの、それって善悪の判断、ですよねぇ?
 復讐のためならどんな壁を超えてもいいんだってこと、香西さん
 あなたは教えちゃったんですよ理沙に!」

ここで勝負は合ったね。

ここの迫力が凄すぎて
最後に香西が
「コイツはお前に愛情の欠片もないんだよ!」と里沙を懐柔しようとする姿の
なんとも薄っぺらいこと!
図らずしも理沙を巻き込んで正義の片棒を担がせようとした時点で
香西は道を踏み外しているのであって
この時点で香西は真崎に負けているんですよね。

終始、挑発はするものの
真崎は決して強引に自分の世界へ道連れにしようとはしていなかった。
反面、香西はあっさり正義を暴走させるし人も巻き込む。
だから共感出来ない。
敢えて正義の方に拒絶反応を抱くように誘導している構成が面白い。

そんな真崎からしてみれば
正義と言う鎧を盾に必死に自分を誤魔化して正当化している香西は
可笑しくって仕方ないだろう。
かつて自分が通り過ぎた葛藤でもあるだろうし
今の自分が失くしてしまったものであるから愛しくもあるだろうし。
香西の滑稽さが良く分かるシーンでもあった。


そしてクライマックス。
香西は「また終われない」と相討ち覚悟で真崎に向かう。
けどそこで理沙が本気で怪物へ堕ちたことを目の当たりにし
完全に絶望。
最終的に怪物として生きるか人間として死ぬかの別れ目を宗旨替えし
タイトル通り怪物として堕ちていくことを選ぶ訳ね。
成程。
ラストへの結末の向かい方も実に納得のいくものだった。

正義を貫けなかった絶望から始まり
己の無力さを噛みしめながら、そして理沙を巻き込んだ責任も取る形で
しかし自分の正義だけは捨てきれない根っからの刑事故に
半ば運命的に怪物へと染まって行く。

その際に
香西自身にも特異能力があったことで
同じく特別な技術を持っていた真崎と上手い具合に対比になるから意味深だ。
序盤は突拍子もないと思えた“殺害現場を感知する能力”も
真崎と向き合うだけの資格となってるというか
真崎に認めて貰える存在となったというか。
イレギュラーなのはお互いさまだろってトコと
その異質さをお互いだけが理解出来てしまうというこの皮肉が
物語を面白くさせてた。

その上でゆっくりと重なった二つの運命線。
おおぅぅ~。

「地獄への道は正義で舗装される」
今週のホンマでっかTVで武田センセイが言った台詞が妙に甦ってきた。(←実は感動した)


見事な話だったな~。あー原作があるのかー。
こーゆーダークサイドな物語、キライじゃない。
社会的な結末(制裁)を見せないラストも凄く気に入った。
訴えるものとしてのテーマ性は
ちょっと弱いかもしれないが
ギリギリで持ちこたえられなかった末路が気に入りました。
こーゆーのも悪くない。
切口としても斬新。

惜しいのは
真崎に付随したバックグランドが思うほど劇的な・・・衝撃的な過去ではないので
怪物に陥るまでの理屈が弱いということ。
そしてあっさり堕ちた理沙はともかく
香西の心境変化をもっと丁寧に描写して欲しかったということ、かな。
ちょっと説得力が弱かった。
なーんていうか・・・・脚本が雑?

怪物としての恐怖や破壊力を愉しむバイオレンスなドラマならともかく
どう見ても怪物に堕ちていくジレンマを描いたドラマだったので
そこんところが惜しいです。


エピローグ。
え。え。え・・・これ・・・つまり束の間の仲間ってことですかね?
折角怪物が揃ったのにな。

あ、でもあの母親の証言と物証は父親殺害の根拠にはなっても
真崎の犯行を肯定するものではないか。
仮に送検されても証拠不十分で釈放、とか?

ん~。ざわざわとする終わり方だー。
でもそこもいい。

単発にしては面白かったです。
なんか日テレって前もこんな単発やってましたけど
企画としては悪くないな~。
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