Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*05*09(Thu)
家族ゲーム 第4回 感想
最後の教育論はなんか物凄い迫力ありました~。
中盤何で中学社会の教科書なんか読んでんのかなと思ったら
このラストのためだったのかー。
滑舌の悪い櫻井くんにしては早口でまくし立てていて狂気染みた凄味はあった。
やっぱブラック櫻井はイイ。なかなかハマってると思う~。

今回は物語の構成が巧かったかな。
ラストの力説の勢いを誇張するためか全体的に緩い展開で
その緩い展開の中では、明暗を分ける二つの側面を描いていて。

今回のターゲットは母親。
父親共々ガンガン揺さぶりを掛ける掛けるw
それに対し面白い位思った通りの反応を示していく沼田夫婦。
夫婦間に会話さえあれば容易にバレる嘘なのにバレないバレないw

バレないってことはイコール不仲ってことで
それは結局問題アリと吉本が判断させちゃう材料になる。
結局、吉本の策略に簡単に引っ掛かり甘い雰囲気を出しちゃう二人・・・・
手を繋いで帰る後ろ姿は単純過ぎてこそばゆいというか最早ピエロwww

そもそも吉本が仕掛けた罠が面白い様に成功することが一見
主人公至上主義な一人善がりなドラマに見えるかもしれないけど
吉本がどういう手段を講じたかは余り重要では無いと思う。
ともかくリスキーで非常識な手段まで使って強引に事に及んだという
その事実だけが重要なのであって
この物語が見せたいのはその先だろう。

何らかの手段で意図的に破壊された家族の決断を示したいのだと思う。
そういう視点で見ると
沼田家のリアクションはノーマルでありながら彼らもまた独善的で
何処にも愛情が見えない。

そういう意味で吉本の行為の方がなんぼか人間的に見えてしまうこの奇妙な空間。

そんな沼田家のバカ親ぶりを
兄貴がアクセスした吉本アンチサイト管理人とのメールと交互に演じてくるから
サイトの怪しさと相まって尚更バカ親に見えるwww
サイトが怪しすぎて怪しすぎて
沼田夫婦の単調さが滑稽だ。

そんなアンチサイトを信用する兄貴も浅はかではあるけど
協力者を得て吉本に一本喰わせた形になったラストシーン。
ちょっとおおぉっと思った。

緊張感持たせる程、彼は敵ではないけど
兄貴をキーマンとしたいんだろうなー。
この先もっと暗躍して吉本とギリギリの駆け引きしてくれたら燃えるかもw

今のままだとサイトがとにかく怪しすぎて
兄貴が盲目的に闇にハマっていくようにしか見えない・・・。

ま~これも、もう吉本を善とした前提で、な話なんですよね私的に。
結局吉本は沼田家への救いの手を差し伸べた唯一人の人なのだというオチだと
もう思っている。
違いますかね?
夢見過ぎ?
それじゃストレートすぎる?
ちょっと単純すぎるオチですかねぇ。

でも実際今回もそう思わせようとする誘導が見え見えである。
ってことは実は吉本はサディスティックに破壊願望があっただけとかになるのか?
ええぇえぇぇぇー。
そんなオチやだな。
後味悪い・・・。

でもなんか駄作と傑作の合間を縫うような仕上がりにはなってきた・・・。

夫婦に揺さぶりを掛けるこのタイミングで兄貴がサイトアクセスしてくることにした構成。
本来纏まるべき接点からは著しく離れていく沼田家面々。
そして家族対話を促さない怪しいサイト。
一方攻撃の手を緩めず沼田家にどんどん介入していく吉本。
対比が際立ってる・・・。

どっちが正しいかなんて明白じゃん。


「愛情がある方が憎しみに変わり易いでしょう?」
茂之を使ってデートを演出させ、それを利用して母親の夫への執着を再燃させ
夫婦間の摩擦を少し減らした所で
浮気相手とのキスシーン画像を送信する。
それが今回のお話だった。

兄貴は「今度は母親を潰すのか」と罵ったけど
壊すも何も最初から冷めた夫婦でしょ。
今更なのにな。
吉本を罵る前に部下とキスした父親を蔑め。

兄貴としては直接的なアクションが気に喰わないようで
いちいち吉本起因で壊れた事実だけをピックアップし
吉本のせいで家族が壊れたと盛んに訴えてくる。
若いなー。

けど、視聴者としては元々仮面夫婦として
評価の低い家族像を客観的に見せられているから
むしろ吉本の行動は間違っている物を気付かせる行為に繋がっていくように見える。

今回母親に最後に夫のキスシーンを見せたのも
「冷めたままの気持ちのお母さんにあの写真を見せてもダメージ少ないでしょ」
と吉本は言うけど
ここで議論しているのはダメージの強弱差で合って
ダメージが存在すること自体は変わらない。
つまりそもそもダメージを受けるだけの基盤はこの家族にあったってことで・・・。

なんか吉本の行為が非人道的だと罵っているのは
いい加減、兄貴だけな気がしてきた。
兄貴の台詞だけで吉本のキャラクター性を不透明な物に形作っている気がするなぁ。
ドラマ構成だけだともう吉本は完全に悪を退治するヒーローにしか見えん。
つーか沼田家がそれくらい最悪なんだよ!

もし吉本を不気味なキャラクターのまま引っ張りたいのであれば
ちょっと脚本下手だ。

私はもう吉本は自分から破壊しておいて何言ってんだとは思えないなー。
もちろんそのままほっとけば嘘偽りの家族劇を演じていられたとは思う・・・・。
そっちの方が幸せな時もあるけど
今回のラストの台詞
「そんな人間が穢れ無き弱者を追い詰めているんだ」

だから目を反らしていたら意味が無いんだって論理が
とても説得力があって彼を少しだけ理解出来るシーンだった。


ところで茂之のデートをダシに見事策略にハマって崩壊を始めた母親。
吉本の計画通りに画像が切欠となった模様。

ここで画像にショックを受けさせるには茂之のデートが成功していなければならず
だとしたらもしかして茂之の相手役の女の子にも吉本は接触していたんだったりしてー。
今までの傾向からして
彼女にも茂之の告白を受ける様何らかの見返りと共に頼みこむことくらいしていそう。
うーわー。泥沼。サイテーwもーサイテーww

そうして吉本が沼田家に見せるのは
最初から真実だけだ。そして指摘。

ちょっと夫が甘い顔したって不倫という事実は元々あって
問題点は既に沼田家に潜在していた。
その上で、冷めきった夫婦間であったことから目を反らしていたら意味がない。
それは前回ラストに吉本が茂之に言った台詞でもあった。
「イジメが無くなったら友達になってくれると思ったか。それがお前の現実だ」
吉本が気付かせようとしているのは
やっぱり沼田家の目を反らしている真実だ。

「お母さん、本当に壊れちゃったかもねぇ」
煽ってる・・・・。
意地悪な程、性格悪く煽ってる・・・w

でもこれを家族を壊して喜んでいる台詞にはもう聞こえないよ。
“お母さんが壊れちゃうんだよ?だったら君が成すべきことが分かるでしょう?”
暗にそう言っている様な気がして気がしてしょうがない。


そんな背景を引きずったまま怒涛のようにまくし立てた最後の教育論!
このラスト15分前からの叫びは鮮烈だった。

吉本のポリシーもドラマの本音も全て込められていたんじゃないかとまで思った。
(どうせならもう少し恐怖や圧倒的な危機迫る感じで演出して欲しかったが)

「そうやって俺達の家族を壊す気か」
「だって学校の教師じゃ出来ないからねぇ。生徒の教育のために家庭環境を変えるなんてさ」
「正気の沙汰じゃない・・・!」
「この国の教育が歪んでいるんだから仕方ない。
 今の時代に真っ当な教育なんか通じる訳ないんだよ」

なんか吉本と兄貴の関係性は沼田家に於いて唯一健全で
同時に誤解でもあるから面白い。
だからここで語る吉本の主観もまた嘘では無い気がするんだよ。
なんかスカしてばかりだけど吉本が口にする言葉は
結局どれも本音な気がする。

その最たる物がこの台詞。
「だが、その歪みはアイディンティティの喪失として現れた。
 そんな教育を受けて平和ボケに浸かっている人間が
 無意識の内に悪意だと感じない悪意で!・・・穢れ無き弱者を追い詰めているんだ!」

故に彼が選んだ道は
教育への歪みを提唱することでもなく、平和ボケした社会を責めることでもなく
そんな社会に潰されない様に弱者を強くするという結論なんだとしたら
教育に対する真面目な切り返しだとは思う。
良いか悪いかは別にして彼なりの本気が見える。

敢えて罪深き被告を糾弾するのではなく
だったら戦うしかないって強くなる方法を選択したというのなら
それは彼が教育者であり、彼の優しさであるとちょっと思った。


なんかこのラスト10分は凄かったー。
今回は茂之の作られたデートとそれに触発された沼田夫婦の疑似恋愛が大半だったから
中盤まで温く進んでいて
このラストの一気に進めたこの暴露シーンがものっすごい落差で
ハイテンションに見え迫力があった。

あ~このための温い展開だったのかー。
落差が凄すぎてガン見してしまった。

吉本が言っていることは正論なだけに
どうも彼の言動全てが嘘臭く見えてくる。
憎まれ役は全てポーズなんじゃないのか?
怖ええぇぇぇぇ~。その徹底ぶりは確かに狂気のレベル。

吉本がヒール役を行うことで憎しみの感情だけを自分へ向けさせ
沼田家の潤滑油となり正常化させ
結束力を生みだそうとしているように見えてくる。
そのために戦えって無言で喚起しているような刹那的な何かは・・・あるよ絶対。
そこにちょっと切なさプラス。

分かり易い敵が身近にいることは
体の良い振り言葉になるだろう。
「家族ゲームだ」と兄貴を煽り自らを意識させ
立ち上がることを待っているようにしか見えない。
ということは、これは戦ってがむしゃらに生きていくことを伝えたいドラマなのか・・・。

この戦うという切り口にどれだけ説得力を与えられるかが評価の割れ所になりそう。

少なくとも戦うことで傷つき消えていく者を救えるという方程式は
このご時世では単純に結びつかない気がする。
そうするべきなんだろうな、とは思うけど
そうするだけの積極的事由が内面に生じないというか。

設定や内容もリメイクとはいえ名前以外ほぼ新規だという話だが
家族ゲームという枠組みが作られた時代の1981年(昭和56年)
この辺りの風潮とかだったり?


・・・・あ。冒頭の。
ドラマ開始直前には1分間のカウントダウン。
吉本の狂気染みた嗜好をダイジェストで繰り返す。
アピール度も露骨だわ。
でも新鮮だった。私はこーゆーの嫌いじゃないw( ̄▽ ̄)ノ

あとこの台詞がツボに入った。
「友達は共感。でも恋人は直感。運命さえ感じさせれば簡単だ」(o^^o)
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