Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2012*06*01(Fri)
秘密 メロディ感想みんなのこれから1
それぞれの関係性について
こんな風になっていったらいいな~と妄想を入れつつ個人的な主観でもう少し捕捉してみました。


1青木と雪子さん
私的には
お互い好き合っているのに何か躊躇われて自重し合い
結局3年後も結婚していない、という平行線が好みだ。

そもそも破局したのは
職務上危険が及ぶ可能性があるという理由を第一理由に上げたからであって
カニバリズムが収束したからと言って
第九職員に危害が及ばなくなったという保証など
まだ示されてはいない。

そのために頑張ると薪さんは歩き出したのだし
まだまだこれからだ。
薪さんが昇進して影響力のある地位に返り咲き
具体案を提示出来てこそ
青木の危惧は払拭される筈だ。

3年後もう一度薪さんから「もう大丈夫だから」と背中を押して貰ってこそ
ようやく腰を上げる手順が
誠意ある行動だと思う。


・・・・・・。
まあ上記は青木が結婚するという前提条件で、の話。

前も書いたが
薪さんが青木の結婚に拘るのは
青木が身辺のリスクを理由に婚約破棄したからであって
別に薪さんが幸せの最高峰が結婚であると考えている訳ではないと思う。

もちろん愛する人の傍で暮らしたいという想いは
人一倍強いのだろうが
自分の価値観を相手に押し付ける人ではない。
青木が望んでいると思っているから
背中を押してあげている面が強いと思う。
そうして青木が笑っている姿を見たいと
願っているのだと思う。

そしてそうすることで同時に
雪子さんも笑ってくれたら
この上ない喜びなのだと考えたのだろう。


その雪子さんは
自分の気持ちに正直でありたいという姿勢がとても清々しく
もう何も求めていない。
ならば勇み足で結婚する意味が二人の間に生じないだろう。
結婚などに捕われずお互いを大事にし合う関係を
応援したい。

今までの偽りだらけで求めているだけの彼女とは違い
相手の中に自己実現を求めていない。
だから問題ないと思うのだけど
もし雪子さんが万一青木との子供が欲しいと望み
青木も雪子さんに自分の子供を産んで欲しいと願うんだとしたら
ちょっと年齢的に事は急いだ方が良い。

そういう意味では
出来ちゃった婚なんて彼ららしくていいかもしれない。

「お腹の子供が決心をさせてくれました」とか
しれっと言いそう。<青木


以前の煮え切らない雪子さんだと
この二人の結婚に私は反対だったのだが
今の雪子さんならまあいいかと思える。

ただ出来ればこの恋は実らない方が美しくて私は好きだ。
何も望んでいない恋など恋としては有り得ないが
もう少し求めない恋情を彼女に堪能していてほしい。
貫いて欲しいというか。

「最初から始めよう」・・・・出会った所から。
つまり結婚を視野に入れていない男女間で
結婚を考えない「好きな所」とか「気に入った部分」とか
感じていって欲しい。
気が合うとか好感が持てるとか
そういうステップさえこの二人は飛び越えているんだから
まずそこから始めるといい。

今号のカフェで親密に語り合う二人なんか
正に理想である。
そんな仲睦まじい雰囲気を3年後も続けていたらいい。


ようやく真っ直ぐになれた雪子さんの視線が
とにかくとにかく眩しくて気に入っている。



2つよし君と雪子さん
5巻のリモコンシーンや8巻のエレベーターシーンなど見ていたら
あの頃は二人の感情が昇華する行方が
まるでなかった。
とにかく待っているだけの姿勢を崩さず
要求ばかり突き付ける雪子さんでは
取り付く島が無かった。

それが今回「これでようやく死を受け入れられる」と
雪子さんの方から歩み寄るという
大転換が起きる。
これは凄い一歩だと思う。


悲劇が起きた場合
被害者が加害者に歩み寄るべきだと言っている訳ではない。
でも加害者が幾ら近付いて行っても
被害者のささくれ立った神経を逆撫でするだけなのもまた
事実だろう。

結局
被害者って加害者側に多くの断罪や贖罪を求めがちだ。
荒れ狂う感情の矛先は
迷わず加害者へと向かう。
それは当然の流転ではある。
でも
恨んでも恨んでも恨んでも
恨んだ大元が覆ることはない。

そのことに被害者側は
どこで気付きどこで妥協するのだろう。
何を以って終わりに出来るのだろう。


自分の望む未来を潰したのが惚れた男だったという皮肉は
雪子さんの中の喪失の受諾を
ひどく遅らせたと思う。

だから
さっさと脳データも遺族に返していればもっと早く忘れられた、とか
そういう問題ではないことは
明白だ。
雪子さんや遺族に脳データが返されたことで終わりに出来るというのは
ひとつのきっかけであり
遺族は遺族で別路線で
長い時間を経て
ようやく受け容れる心境になっていったのだと思う。


思わず口にした相手を責める言葉の感情を
私も知っている。
雪子さんの「あなたが殺したんじゃない」とか
遺族の「二度と敷居を跨がないでくれ」とか。
口にしたことはないけど
身に覚えがある。

加害者側の努力とか限界とか知っていても
どうして守ってくれなかったのか
詰ってしまう気持ちは止められない。

そのささくれ立った剥き出しの感情は
抱えている本人だって熱くて制御出来ないのに
その矛先が向かう相手が惚れた男だったという不運は
尚更雪子さんは行き先を見失っただろう。

そういう描写が少ないので
割と無関心を装ってしまうが
恨めば楽になれるその感情を一人抱えてきたのだと思うと
その感情が淀み歪んでしまうのも
致し方ないと思ってしまう。

そういう雪子さんを間近で見続けた薪さんもまた
辛かったろうなと心象が痛い。
だからあの8巻spエレベーターで
不測にも雪子さんの感情を引き出してやれたのは
正解だったとここにきて思う。

まー私としては雪子さんに甘えんなって怒鳴りたい気分は変わらんが。←薪さん泣かしたから


理性で取り繕い
醜い感情をひた隠しにして誤魔化しているのは
雪子さんだけではない。薪さんもそうだ。
この二人を結ぶ線は
その想いの延長上が永遠に途切れてしまった。
どんなに想っても届かない気持ちの行方は
昇華のしようがない。
一番届いて欲しい人の所には
二度と届くことはない。
生きている限り。

その願いだけは叶えることが出来ない。
それはどう努力しても遂げられぬ未来を示していて
その意味で二人のその感情に
終わりが来る事はないということだ。

それは永遠の悲しみである。
しかも薪さんはその哀しみを昇華させるつもりは
まるでないような覚悟が見える。
薪さんにとって克洋くんの死後
同じ様に留まる雪子さんの感情は
戒めであったろう。

それは自身の罪と共に
二重の鎖で薪さんを縛りつけてきた。

なのに今
昇華の行方が見えなかった感情が
鎮火していこうとしている。
鎖の片方が解けていく。

一体何が彼女の気持ちを解したのだろう。
そもそも人は
何を以って傷ついた心を終わりに出来るのだろう。
傷ついた記憶に新鮮に驚くことが無くなるだけで常にそこに横たわる傷痕は
一体どこから無色になるのだろう。



克洋くんを殺した直接の事件は
貝沼事件の方だから
事件の頓挫さえ彼女の気持ちに区切りを付けることはなかった。

あるいは雪子さんもまた
あの薪さんが何があっても克洋くんを殺すことなど
間違っても有り得ないと感じ
煮え切らない想いを抱えてきたのだろうか。

だとするとずっと雪子さんは
克洋くんが消えてもここに残ったのは
薪さんが居るっていう事情はもちろん
薪さんと共に
ここで戦っているつもりでもあったのかもしれない。

そう考えると
雪子さんは克洋くんを失くした傷痕を
自分で見て見ぬ振りをしていただけでなく
終わりにしたくなかったという側面も見てとれる。

亡くした人を過去にするということは
その人をこの時代に置き去りにして自分だけ未来へ行くという
サディスティックな一面を感じざるを得ない。
時間は止まっていないのに
気持ちを留めることで
時を止めているような感覚を自分で錯覚させるのだ。
死んだ人に未だ寄り添っているような感覚を
共有するために。

逃げているだけと言われると
身も蓋もないのだが
そうすることで僅かでも現世に留めている様な錯覚を
覚える。
そうやって過去の人にしたくなかった部分もあったように見える。

薪さんと共にここで二人で留まることで
気持ちも留め
昇華させることを
望んでいなかったかもしれない。

それもまた喪失への受諾の手順を放棄していて
結局過去に縋りつく原因になっていく。

そういう姿勢を貫いてきた雪子さんが
ここで未来へ歩き出してもいいと思えたのは
未来へ向かう青木と共に
生きていきたいと思えた証だ。

過去を終わりに出来るのは
過去を置いていける決断をさせるだけの未来価値が
そこにあるからに他ならない。

ここに破天荒な彼女には似つかわしい
控えめな青木への愛情が見える。


そしてもう一つの解釈が
彼女の相手に求める愛情の形だ。

克洋くんの死に関わっていた全ての事態が
カニバリズム事件と共に収束した。
これと共に
彼女の中でも克洋くんの時代が終末を迎えた。

彼女は事件の全貌に関わっている訳ではなかったから
事件と彼女の心境に直接の影響はないだろう。
でも事件に因って振り回された彼女の人生が
気持ちまでをも動かしてしまった。

ではその直接の原因って何だろうって考えると
やはり婚約破棄で目の当たりにさせられた
自分へ向かう愛情の色差なのかと考える。

ずっと求めていた愛情・・・想う強さは
「最後まで一緒に戦いたかった」というアレなのだろう。
誰も、それは自分に求めていないことを突き付けられて
酷く自己存在に疑問を感じたのだと思う。

共に闘っているつもりでもあったのに
誰も自分を必要としていないし
誰も同志とすら扱ってくれていなかった。
その事実は彼女の盲目的な喪失の受諾へ
目を覚まさせるに充分であっただろう。

その自己実現の矛盾が
結果的に過去の確執をも昇華させてしまった。
なんかすげえって思う。

彼女の心の傷が自己の本質と密接にリンクしており
自己の確立が立ち直りを促した経過は
非常に興味深い。

そもそも大切な人の喪失は
自己の一部を喪失するものでもあるのだから
それもアリなのかと感嘆する。


まあ、それがどう心の傷痕を乗り越えるまでに至ったのか
具体的には分からないんだけど
ようやく自分の足で自分のために立てた姿は
眩しい。
終わりにしようと思えた姿は眩しい。

「あなたが奪ったんじゃない」と牙を剥いた人が
「これで終わりに出来る」と宣言する言葉には
こちらが思う以上の深い意味がある。

その過程に青木の存在が無かった筈はなく
その行動が青木に似てきていることを加味すると
青木の愚直な性格とか直向きな姿勢とか
そういう良い面がプラスに働いたのかなと思う。
元々雪子さんがそういう性格だったというのも
大きいだろう。


ここでちょっと脱線するが
面白いのが
薪さんだって青木に何らかの影響を多大に受けただろうし
そういうプラスの面に惹かれた部分だってあるだろうに
雪子さんはこの事件で気持ちにケリが付けられ
薪さんは抱えていく決意をしたという
真逆の結論になったということだ。(引き摺っているようには見えないが)

それは加害者、被害者という立場の違いだけでは
ないように見える。
ストレスや負荷に対する向き合い方の差異も
あるように見える。

もちろんどちらが正解とか善悪とかは無いのだろう。
ただどちらが幸せか
どちらがラクかは
一目瞭然だ。
人の人生に於ける幸せって何だろうって
しみじみ思う。

結局時を止めて留まってしまうのは
死んでいるのと同じことだ。
気持ちを留めてしまうだけでなく生きていないのと
同じことなのだ。
そうやって生きてきた二人の時間は
何の生産性ももたらさなかった。

その意味で秘密から逃れられない薪さんの生き方は
生きているとは言えないのだろう。
今までもこれからも。

とりあえず小さくても自分のためでなくても
何か未来に向けての一歩を踏み出したことが
薪さんに新しい風を生むといい。

人が生きるって
結局やっぱり何かのためだったり誰かのためだったりする。


電話で「つよし君も?」と聞いた雪子さんは
とても可愛らしかったけど
薪さんが今回のことで罪を相殺できる筈もなく
だから“貴方もそうよね?”“貴方もそうして”
そんな・・・押しつけとまでは大袈裟でも
そんな圧力が見えて
薪さんが可哀想だった。

貴女はこれで終わりにして下さいという
薪さんの寡黙な優しさが見えるだけに
切ない温度差であった。

それでも今止まっていた時間が動き出す。
雪子さんの時間が動き出す。
それはきっと罪を刻み込む薪さんにとっても
良い効果を与えていくに違いないと思われる。
そうあって欲しいと切に願う。



それにしても
薪さんすんごく嬉しそうに笑うんだなあ。
雪子さんのことについて。

彼女が幸せになることを
本当に望んでいたのだと
心から思う。
自身の負い目から気に掛けていたってレベルじゃない気がする。
薪さんも何気に雪子さんのこと好きだよな~って
こういう所でつくづく思う。

多分克洋くんが亡くなってからずっと
親心みたいなものが芽生えて
気に掛けていたのではないかと感じる。

自分のことではないのに
まるで自分のことのように雪子さんを楽にしてくれてありがとうって笑う
無邪気な薪さんの笑顔が
何だか妙に心に照りついた。
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COMMENT


>テラスの二人

あ~wそう?
私には良い感じに見えましたけど・・・w(^^ゞ
そっかーw

確かに青木は姉を亡くしたばかりですし
親近感を持って甘えてしまう部分はありそうですねw
家事と仕事の両立で息詰まることもあるでしょうから
ガス抜きの場所も確かに必要ですしね(^^)

この先青木が別の若い女性と交際することになっても
こうやって愚痴っているってのは
確かに良いです(^^)/
微笑ましくてそんなのもアリだと私も思いますw


雪子さんはリセットされたことで垣根が取り払われた様に
私も見えます。
ようやく出会えた二人という感じがして
本当にここから始まるんだなと思いました。
初々しいですねw

二人で食事したり飲みに行ったりして多くの対話を重ねるといい。
恋愛なんてそれからで充分ですって!



>鈴木さん

もう薪さんに苦しんで欲しくないので
私は是非忘れて頂きたいのですが
薪さんにとって鈴木さんは心の傷痕でもあるので
忘れるなんて出来る訳がないこともまた重々分かっていて
故に救われないなあと悪夢のループにはまってます(-"-)

でも忘れないことと先に進まないことは別物なんですかね。

周囲の環境を客観視し駒を進められた雪子さんを見て
潔いというか強いなあと私は思いました。
その意味では雪子さんも忘れることなんてないでしょうが
その強さは凄かったです。

私なんかヘタレだぁぁぁ(笑)
同じ様に進めない薪さんの方に同調してしまいます(>_<)

でもaさまが信じていらっしゃるように
矛盾した二つの感情が同居する心境の実現も有り得るのかな?

薪さんには楽になって欲しいですよね。
aさまは優しいのですね(*^_^*)
心の中で想い続けていても
過去に捕われていない生き方があるのなら
やがて明るい未来は来るのかもしれないですね(*^^)v
2012/06/04  | URL | もくず #- [edit]
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