Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*05*27(Sat)
帰ってきた家売るオンナSP 感想
「し、幸せそうですね」「幸せってなんだ!」冒頭スコーンとやられた庭野にもう笑いが止まらない。
帰ってきたよ~このノリ~!楽しい!嬉しい!

連ドラから3年後の彼らを描いた二時間スペシャル。
個人的にサンチー不動産で活躍している二人を一時的に応援頼む形で再会っていうのが
一番自然で一番楽しそうって思っていたら、正にその通りな設定だったので
それだけでワクワクでした。

中身も変わらない世界観での物語で、変に悪ノリしてこなかったのも良い。
開始二十分はもうスピード感もあって一気に世界を取り戻してくれた。
イモト演じる白洲美加もまた健在にしてくれたのは、粋な心遣いである。
お馴染みのメンバーが出揃ったテイコー不動産新宿営業所。
内装まで懐かしかった。

そして、そうそう、いたよな、こんなマスコットキャラ。
そうか相撲って住もうと掛けていたのか、と今頃ハッとした馬鹿がここにいる。


ただ、屋代課長が一人蚊帳の外だったのが悲しい・・・。
彼の凄さが全くなかったような・・・(笑)
個人的に仲村トオルさんをここまで駄目男にしているこのドラマの贅沢っぷりは清々しく
出来れば彼も交えての活躍を見たかったかな~。

北川景子ちゃんの無表情顔もやっぱりハマってる!
下手に演技をさせないところがもうぴったりで、やっぱり笑えるし味だわ~~~。
目を見開いてパソコン、ガン見しているだけでウケる人って早々居ないよ。

イモトさんが演じる白洲美加が産後復帰しているのも面白かったけど
すんげー勘違い発言&自惚れ発言もこれでもかと投下。
これはこれで笑えた。
最後にやっぱりサンチーに利用されているのも、良いポジション。

個人的には足立王子が今回の功労賞でしょう!
内容的にもだが、それよりなんかパワーアップしているような、ノリノリの演技が素晴らしかった!
大袈裟な顔芸とかw
優雅な動作に加えたイケメン風なのに、突如ガラが悪くなる言葉遣いとかw

足立王子の豹変に、その度にニヤついた。
やべぇ、このキャラいい・・・w まじイイよ・・・!



さて。内容的には。
まあまあ満足。ちょっと精彩を欠いた印象があったことと、連ドラを知らないでSP見ちゃった人には
このドラマの良さは伝わらなかっただろうな~っていうプロットがちょっと惜しかったが
連ドラファンからしたらもう美味しい展開てんこもりの、ツボも心得てある、無難なSPって感じでした。

息の合った役者さんたちの板に付いた演技とか
テンポ良く進む物語とか
派手さはないんだけど、どこかしんみりしちゃう人の世だとか。


不満なのは脚本じゃなくて演出面かもしれない。
なんかちょっと中盤中弛みした印象がある。
サンチーのGO!を聞けただけでうひゃぁぁ!な私ですが
それを挿入するくっそたまらないタイミングとか、ちょっとズレていた気がしたんですが。

その上、物件も三件扱った豪華版だったにも関わらず――
定年後の独居老人→家族と和解出来ずアパート経営
天才子役→芸能界辞めたけど家は見つからず
母子家庭→収入が少なく家は横取り
・・・と、どれも消化不良な結末ときたら、少々ドラマ時代のカタルシス不足だったと言っても言い過ぎではないだろう。

サンチーが売買した相手は皆幸せになれるというジンクスみたいなのが
不動産=人生というテーマに沿い、ドラマティックに魅せられるのに、そこが足りなかった。
家を売る売らない以前に、彼らの人生にどれも決着付けないって、どういうことだ?


とか言いつつ、個人的にグッと来たのは三件のうち父息子の子役ネタ。

母親に先立たれた子供が大人ぶっていくうちに何かが違うと思っていてもそれが出せなくなって
八方ふさがりになっているのが、ちょっと泣けた。
全力でぶつかって「お父さん」って泣き付いた和解シーンはほろりとさせられた~。
抱きつくタイミングなど、煽りが上手い。


娘を勘当した父親が、かつての暴言の報いを得たように孤独な老後に終わる話は
娘に謝らせない威厳も、娘と和解させないあっさり加減も
世知辛い社会を切り取っていて変に夢を見せて来ないから私は好きだ。
出会いと別れを繰り返す人生の交差点か。

でもこの父親が打ちのめされたのは寂しさだけではないと思うが。
その辺は巧妙にズラし、娘と和解も再会もさせないサンチーの潔さがなんとも沁みる。

サンチーの言葉にしない家と人の理解は、相変わらず小気味良かった。
シングルマザーが先約になりそうな物件を、奪い取って犬の家に売却とかかなりキツイ現実を入れてくるところとかも
彼女らしいし、このドラマらしさも充分で
後味悪いのも、奪い取るだけの理由がサンチーにはあるわけで、そういう流れは良かった。

のに、なんか尻つぼみである。
不動産が齎す幸せや不動産の魅力、そこに准える人生というものが
あまり前面に出て来なかったからか。
ドラマ時代はもっと、不動産の魅力解説書か!って感じで、不動産ありきで
そこにベストマッチングする人生の郷愁を描いてくれていたような。


その上、サンチーと課長の結婚を期待させておいて
「俺と!・・・俺と!」
「結婚、しますか」
「えっ」

最後までヘタレな屋代ちゃん・・・v
まさかの逆プロポーズ/////
そこで先に言っちゃうのかよw

これはこれで笑えましたw
さんちーがそれを察しているっていうところがツンデレである。

それでもドラマ時代は恋愛にはちょっと奥手で不器用で乙女な部分もあった彼女に
そこを分かって上げられる課長・・というテンプレが全く無視されてしまったのが残念で。

折角、最後の定年じぃちゃんが、人生の最後に寂しさを覚えて勘当した娘との再会を願ったというネタがあるのに
そこを踏まえて、一人強がるサンチーと、寂しくないふりをするサンチー。
そんな流れを経ての、屋代課長のプロポーズと来たら
それなりに含みのあるエンディングだったのにぃ。ってか、きゅん死出来たのに。

だったら庭野に「しっかりサンチーを自分のものにしてください」とか言わせないで
「課長がそんなだったら俺が奪いにきます」ぐらい言わせてくれれば
別な意味で悶えたのに。

この中途半端ぶり。
これ、もしかして続編考えてます?


大きな物件、営業成績などに重点を置いていた連ドラ時代とは少し視点を変え
今回はミニマムな物件に拘らせて、足立王子も庭野もまた人を背負っていく営業マンとなっていった。
営業マンたちの成長は見れた、のかな?
それも発展途上だった。

だって結局家は紹介出来なかった訳だし。彼らの未来は示されなかった訳だし。


このドラマの良さは伝わらなかっただろうな~っていうのがファンとしては悔しいですが
お馴染みのキャラのその後を味わいました!

サンチーを呼ばなきゃならないほどヤバかった営業所にサンチーが来て、嵐のように去っていく。
さんちーだよ、やっぱ、さんちーだよ。
しんみりさせる間もなく、視聴者にとっても嵐のような一件でした。
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