Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと漫画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*04*26(Wed)
CRISIS 第3話 感想
稲見と田丸が揃って右腰に手を充ててスタンバイする姿にくっそぉぉってくらいカッコ良さを感じたー!!
ザッと揃う仕草とビジュアルが揃い過ぎだわハマってるわ気障だわオイシイわで
もう何だかこれを見れただけで全てが許せてしまった回である。

リピった・・・。数回はリピった・・。
ドラマが小栗さんと西島さんの無駄遣いとか思わない。
このショット見れるだけで、よくやらせてくれたなと思います、スタッフさん。

そうか、このドラマ、この画をやりたかったんだな。


第3話。
なんだか急に稲見と田丸が仲良さげなコンビとなってて、そうなのか、と思いました。
もっと距離感あるのかと思っていた。

銃を持って不安そうな顔をする稲見を後ろから理解しちゃう目な田丸とか
二人で容疑者追い掛けて、隙を盗んで背後に回った稲見の時間稼ぎをする田丸とか
逃走した容疑者を追い掛けて銃を出したそのタイミングが揃い過ぎだとか
もうう、いちいちコンビプレーを見せ付けられて、どうしてくれよう。

これはこれで楽しめた第3話でした。
正直これでお腹いっぱいになれた3話である。

いやだって、かっこいいんですもん。
一つのプロモーションのようである。となれば、ツートップにクール系俳優持ってきた価値もあるというものだ。
アクションも凝っていて、少年如きな喧嘩にはプロとして簡単にかわせちゃうシーンなどは
辛辣なドラマ内に於いて、数少ないカタルシスを含有する画である。

一度目の接触では身柄確保を優先で銃を出さなかったのも、クールさ演出にニクイ。
稲見が回り込むまで田丸が時間稼ぎするが
そんな役割の真意などに訓練の成果が垣間見えて、プロフェッショナルさを感じさせてくる。
銃の前に堂々としている姿も、画としては圧巻。

そして二度目の邂逅では逮捕が視野に入るから、拳銃使用。

くっそぉぉ~!かっけぇぇ~!!

ここまで敢えてベタベタな仲良しに描いてこなかっただけに
急に増えた二人の会話でも適度な緊張感を持っていたのもいい。
お互い寄り掛かっていない意地が、男臭い。


その辺の二人の描写を映すカメラワークや少し荒廃したくすんだ画面も、中年の逞しさと物悲しさを見せていて
何より主役二人の美麗さをこれでもかと引きだしていて
なんかもう満足感すらある。

勿論課題がないわけではない。
走り込むカットで、カメラがぐらぐら揺れるのは見ていてキツイ。
公園で犯人を捜し回るシーンなども、間延びして緊張感を保ち切れていない。
アクションシーンが全体的にふらふらしていているのも惜しい。

などなど、細かな部分で注文は残るが、全体的に統一された演出力に魅せられてました。


そして、まさかの相撃ちーッッ!!
ああぁあぁぁ~・・・・。
ラストの衝撃には流石に目を向いた。二度見だ二度見。
BORDERの時の絶望感が蘇る・・・・。

そう来たか・・・。最悪な後味の悪さである。
3話にして救いが全くない世界観を実に緻密に丁寧にじわじわと描いてきているとも言えるだろう。

ラストに追い詰められた少年二人が、まさかお互いの額を撃ち合って自害。
相手が自分を必ず打つという自信と信頼があってこその共犯だったことも、怖さを覗かせた。

洗脳・・・というか、迷いなく信仰してしまった人間に、他人の粛正が何か効くのかという恐怖は
確かに大人だろうがプロだろうが、この世の一番の恐ろしさではないだろうか。
そういうものを描きたいのかなと、何となく思う。


そういう世界観とビジュアルを楽しもうと思います。
このドラマは楽しんじゃった者勝ちである。
独特の設定につべこべ言っていたら駄目なんだなと学びました。
これはこうなんだと呑み込んじゃう方が利口なのだ。

何故ならその他の詳細部分はかなり雑だからだ。
今回も物語は派手さばかりに意識が向き、雑だった。


なので内容についてはもう突っ込み入れるの止めますが
一言言うなら、漫画チックですよね。ものすごく。
これ・・・漫画で作成すれば良かったのに。
下手に2.5次元にしたからチートというかシュールというかちょっと世界観が浮いているのではないだろうか。
漫画だったら似たようなモチーフは五万とあるし、俳優さんが演じないだけリアリティを感じられたのでは。

今回のお話にしても、今どきの若者が革命とか時代錯誤もいいところである。
少年院で出会った仲間同士の犯行ということだったが、そこは面白かったのに
今どきの子は社会のために「俺がなんとかしなくちゃ」という方向性は持たないと思う。
世の中が腐っている→だから冷める

腐っている社会で被害を被っているのが嫌なら俺が立ち上がらなければならないんだとは
天と地がひっくり返っても思わなそう。
俺がなんとかするという、いわば動的で自我意識の高い根源理由を持ち得ることに違和感がある。
今はそんな風に自己評価の高い人間が、若者問わず少ないのが現実じゃないだろうか。
まるで昭和の戦時下に於ける若者文化のような思考回路には恐さより稚拙さを感じてしまう。

少年が自決覚悟まで出来る程の強烈な思想の共有は
まるで自爆テロを仄めかすようなテーマ性があり
「そんな人間に勝てるのか」という最後の田丸の呟きは理解の範疇ではあるが
やはり日本舞台では少々脚色しすぎ。


ましてや街中で銃をバンバン撃ってる時点でかなりリアリティも薄い。
日本警察が拳銃を発砲できるかという根本問題もあって、興ざめしてしまう。

あからさまに肩書が政治家ばかりの被害者達とそんな凶器が大袈裟すぎて
テーマ性まで浮いてしまっていた。
この間の「映画・相棒Ⅲ」でもそうだったけど、自爆テロはタイムリーな話題なのかもしれないが
それを日本にスライドする場合、もう少し背景を練って貰わないと。


相手が少年ということで、余計に大人と子供の戦いになっていて
5人並んで拳銃を構えたシーンも、すっっげえかっこいいー!!!・・・・んですけど
警察ドラマとしては、疑問しかない。
他に手立てあったでしょ、自害させるまで手も足も出ないって情けない、としかならないし
それで「信念の強い集団に勝てるのか」とか言われても。

子供だからこそ無邪気な無謀さがあって逆に恐いとも言えなくはないのですが
本作ではそこまでの狂気は感じ取れない。
良く分からない現実味の薄い仮想敵を持ち出されるより、前回のように地道に地に足の付いた物語の方が
余程しっくりくると思っているのは、私だけでしょうか。

何のために5人もいるんだよ。
一人は影に隠れて背後から銃を狙えよ。


それに今回も思いましたが、やはり紅一点の女が雰囲気ぶち壊しているのが最大に致命的だ。
このチームは子供のお守じゃないんですよ。
女のハッカーだった過去が語られたシーンが一番萎えました。
プロのチームという編成ならばやはり一角を担えるだけの大人の女性だったらまだマシだった。
もう少し硬度感が出ていたと思う。


でも本当に世界観の造りは凝っていて重厚である。
この世界に浸っちゃう方が得です、絶対。雰囲気を楽しもうと思います。
というか、二人の並ぶ画にハマってきた・・・かっこよすぎるよ!!
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