Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*02*12(Sun)
嘘の戦争 第5話 感想
草薙くんのコスプレが眼福なドラマ。今回はメガネにパイロット。よくもまあ似合うこと。
立つだけで画になる男だな。

内容的にもそれほど悪くないと思っている。
大の大人がそのくらいで騙されるかとか、警戒心がなさすぎだとか、色々ん?って思う部分がない訳ではないが
このドラマの肝というか大事なところはそこじゃないだろう。

スムーズでスピーディな流れを損なわず、ガツンと決められた敗北に言い逃れ出来ない啖呵を突き付ける。
そこで得られるアイテムがゲームクリアの証だ。
そここそが重要でメインディッシュなのだ。
細々と心理描写をやられたり、常識的な社会性を言及したら、口煩いだけである。



第5話。
30年前のOL殺しの主犯である九島享と愛人にキャビンアテンダントとして近付き
最後の雑魚退治を終える回。
雑魚キャラはこれでラストだったのに、九島の口から
30年前の事件は結局二科親子の保身だったと知らされ、いよいよゴールが見えてきた。

二科社長が何故30年前リスクを犯して口封じを行ったか。

まさかの長男・晃が事件に関わっていたからだったと判明。
まあ、息子が関わっていなくても物語的には不自然ではなかったですが
晃は馬鹿息子だと思っていたので、ちょっとびっくり。
最後になって「俺も騙していたのかよ~」と仰天するキャラだと思っていた。
それに彼は、例の投資を裏切るだけで充分痛手になると思ってもいたので、まさかのサイレント・キラーである。

当時、二科父が何故人殺しまでをして警察に圧力をかけたのか。
分からない、何も知らないと一番最初のターゲットもほざいていましたが
結局は身内の恥隠しかよ。


それより隆の方である。
いやぁ、よい敵になってきた。
あれから色々彼も情報を仕入れ、浩一の揺るぎ難い強敵へと成長を遂げてきた。
そして楓の婚約でついに二科ハウスで迎え撃つ。

しかも、表情がとにかく上手いっっ。
もう藤木直人さんの圧巻の存在感でこのドラマのシリアスは成り立っている・・・!
前も言いましたが、この人ホントにこういう役似合う~。


あと、毎回みんな見事な一刀両断っぷりである。
騙され打たれる役者さんがまた演技派で巧みだから、各話のドラマも平均的なカタルシスが存在する。

今回なんて、銃で撃ち殺しそうなギリギリの攻防戦からの
閉じ込め監禁オチかと思いきや、脱出後に麻薬ではなく業務上横領容疑で逮捕。
ここでかー!
クライマックスに持ってくる破滅のカードの使い方が上手すぎる。

その一瞬で、九島は社会的に破滅したことと、女に裏切られたことを悟るわけで
それを見せる、役者さんのアップ。イイ表情だった・・・。

そこに入るそれを遠くの木陰から見届ける浩一のワンショット。
顎を上げた感じでフレームに微かにインするセンス。

こういところが丁寧にこっちの漫画的な躍動を煽るので、普通に満足感がある。

詐欺被害の重さを通じ30年前の罪の重さを知らしめる物語なのだとしたら
ここで愛人側の末路も入れるべきである。
裏切られたと思い告発した彼女が、どうなったか。
真実を知ったのか、或いは知らないまま今もピエロなのか。

でもドラマはその辺は一切カット。
その狙いはだから、騙される側の言い訳や苦悩は一切無関係で
ただ単に、仇打ちをする快感とそこに備わる浩一の自己陶酔から同情を描きたいんだろう。

それって少し自己満足ドラマと表裏一体ではある。
でもテンポの良さと軽いタッチが、そんな心理的問題を浮き彫りにはしない。
これはこれでいいのかも。

敵がどうのというよりも、敵さんは圧巻のビジュアル的やられ役を看破し
一方で細かな浩一側の数珠つなぎ七変化にバレやしないかとハラハラ感が存在する。
バランスは取れていると思った。


毎回誰かを陥れておしまいというRPGみたいなドラマかと思っていたら
早々に雑魚退治は終わり、いよいよラスボス登場となった。
これで恐らく唯一の善意の被害者となる楓がもうちょっと可愛い女の子だったら、悲劇感煽られるんだが。

30年前の事件は陰惨で非道なものだけど、実際の詐欺の手口や騙される相手はかなり陳腐。
そこは物語上重要じゃないので割とスル―出来ていて、楽しい。
あまり本格的な詐欺被害ドラマにしてこないので
実は気軽に楽しめていたりする。
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