Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*02*09(Thu)
相棒15 前後編SP「声なき者~籠城」「声なき者~突入」感想
元旦でもないのにスペシャル回と思ったら映画の前振りかよー!!
二週に渡る壮大な要人紹介回だったよ!

「あなたは何のために警察官になったんですか」なんて右京さんにあっさい台詞を吐かせやがったと思ったら
そうかこいつが劇場版のキーマンか。
物の見事に映画へ煽られたわ!


13話/14話。
初の前後篇ということでしたが、ゲストさんも豪華でスペシャル感もあり、楽しかったです。
何より目を引いたのは、この犯人役を演じた高校生の新堂司くん役の人!
あまり台詞を言わせず空気や仕草で多くを表わさせていたため
とてもピュアで印象的な少年に仕上がっていました!上手かった。

押さえた声のトーンとか、ふと見せる弱さとか、最後の啜り泣くとことか!

籠城からようやく投降してきた時の危うい幼さも完璧で
取調室での従順なかんじから、右京さんに救われてようやくようやく張り詰めていた糸が切れたんだねって思えて。
彼の壮絶な一日の幕が下りたことを画面から感じ取れました。

そういう繊細な機微を見事に演じられていて、周りの濃い大人に飲まれていなくて
だからこそ物語が彼の孤高の奮闘を綺麗に盛りたてていたと思います。
(しかも何気にちょっとイケメン・・)
もう彼に尽きるよ!彼なしではこの話は成立しなかったよ!
彼を抜擢したスタッフさん、GJ!



話は1年前、冠城くんがまだ法務省からの居候の頃の話。
謎の立てこもり事件が発生して、その犯人が成り済ましを行うことから捜査が迷走する回。

キーマンの司くんを最初はまるで登場させず影の存在で登場させ
籠城する男としての狙いも曖昧なまま物語は進むのが面白かったです。
成り済ましていることを、視聴者から騙される。

そこに関わる複数の関係者を、複数の人間の証言からじわじわと周りから攻めていく脚本なので
伏線だらけというか、一瞬も気が抜けないというか。
でもごちゃごちゃしてなくて、分かり易くもあって、引き込まれました。

そこが物語の軸だとは分かるし、周りの籠城制圧という判断も頷ける。

カメラの視点というか、物語の軸が第三者視点なのも余計意外性を強調していて面白かった。
最初、女子高校生の群れが被害者を見つけた時は
逃げた男こそ悪人だと思わせられたし
籠城している男が悪人だと思っていた。


犯人の要求している女性は吉井聡美。
すでに亡くなっている彼女の死因は自殺。
この復讐かと思わせて、物語は全く別の少年とあかりちゃんを捜査線上に上げてくる。

ミステリーよろしく、真相を容易に想像させない感じが凄く巧みだった気がする。


どんどん犯人を追いつめる形で進む捜査が、籠城犯が真淵という男ではなく
真淵に成り済ましている新堂司くんだと分かってからも、何を狙っているのか?をぼかしたまま進められて
唐突に分かる司くんの狙いと真実に、高校生なりの身に余る背景が浮かび上がってくる流れは
しっとりと納得のいくものでした~。
よかった。


それにしても、DV夫ネタである。
司の父は法務省矯正局のホープ。
だが、家庭内暴力を振るい、女性蔑視の思想を持つ団体の会員であることが判明。

このクダリと、吉井聡美、新堂一家も、夫から逃げていたらしいという流れから
ああ、夫の暴力から逃げてきたんだなとは分かるのだが
そんな暴力から逃げて暮らす苦悩を真っ向から描くのではなく
なんと、そんな逃げた家族を見つけ出し夫の元に戻すというとんでもない団体が登場。

すげえ発想だな。
ってか、こんなのがあったら被害者はおちおち寝てもいられない。

真渕が依頼されていたクラウドソーシングの仕事っていうのが
夫から逃げた人を連れ戻すビジネス。最悪だ・・・。
依頼していた会社経営者が水野。
新堂司くんはこの二人と戦っていたんですね。


普通は逆だよなという。
逃げ出した妻を悪者にして、夫を擁護する飛躍した思想が驚くほど盲信的で
なんか言葉で言っても通じなそうな恐怖を感じ取れた。
時代錯誤も甚だしい。劇中で冠城くんも言ってましたが。
その発想が、目新しく面白いといったら失礼ですが、アイディアだと思った。
DV被害者はよくテーマにされますが
そんな夫を責める話は多々あれど、そんな夫を擁護し逃げた妻を批難する団体を出したのは
こちらの怒りや不条理感を煽るのにドストライクだった。


「健全な家庭を守る会」というふざけたネーミングのこの会は
夫から逃げ出した妻を子供を出しにつれ戻すビジネスで
そうして戻された吉井聡美は、追い詰められて自殺したというのが全ての真相。

二の舞になりそうだった新堂司くんはあかりちゃんを庇って、水野から情報と証拠を得ようとしていた。
なんて健気な・・・。
またそれに似合う、艶のある少年なんだよ・・・。←


だけど所詮高校生が考えるその場しのぎの苦肉の策。
病院に搬送された男こそが真淵だと報道されればお仕舞いである。
正体がバレ、水野に脅され、そこで司くんは水野に死ねと命令される。
全ての罪を被ってお前が死ねと。


そこにかかってくる一本の電話・・・!!

なるほど、連絡手段を一切断った司くんでも
病院からの電話なら籠城した家主が緊急だと懇願し出るかもしれないと踏んだわけか。

右京さん来たーって感じでした。
ヒーロー的タイミングはばっちり。
右京さんは静かに
自分は味方であること。お母さんと妹と司君を助けてあげたいと訴える。


物語には不満はないんだが、実はこの辺の勇み足感がちょっと不満だった。
少し急ぎ過ぎな気がした。
電話であっさり脅された司くんがいいなりになるのは母親を人質に取られたからだと理解出来るが
もっと抗った尺が欲しかったし
右京さんの説得も、それで普通信じるか?って感じでした。

警察関係者に内通者がいると脅されていたこともあるし
そう簡単に信じるなよと。<司くん
ここがなんか浅いんだよな・・・。もっとキーポイントとなるような言葉があればじんと来たのに。

ラスボスの山崎に右京さんが歯向かうラストシーンも微妙。
「あなたは何のために警察官になったんですか」
ちょっと追求するにもなんか子供臭い台詞である。
もうちょっとなんか別な台詞が良かった。

新堂の方に、「妻と子供は貴方のものではない!」って切り捨てたのは爽快感ありました。


水野と繋がっていた、法務省の新堂は失墜。
だが新堂と繋がっていた警察庁長官官房総務課長(?)の山崎は全てを知りながら最後に保身に走って
今回の事件の功労者として出世。

悪は蔓延る。
続きは劇場版で再会という最高の伏線の張り方・・・。うがー!



今回の私的ポイントv
冠城さんと右京さんのアクション。
変にもたつかせないであっさり流したので結構格好良かったですv

更に右京さん。
「僕は欠点はありますが、弱点はありません」
言い切ったー!vv

米沢さん
「警視庁における、君のあらゆる未来は潰えたと思え!」
恐い台詞を言われてた・・・え、だから警察学校なのもしかして。

あと、そうだ。結局良く分からなかったのは
盗撮?してたのは誰なんだよと。ネットオタク?
冠城くんに送った神戸くんの「君には借りができた」のメールの意味は結局どういう意味?


ちなみに私的いたみんチェックは
冠城さんから連絡を受けて、無線で母親解放を伝えたシーンですvv
籠城してた最初の頃にわちゃわちゃやってたのも可愛かったけど。
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