Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*01*25(Wed)
嘘の戦争 第3話 感想
二科家と婚約して潜り込むなんて恋バナになるんじゃ面白くないと思っていたら
今回は30年前の担当刑事を追い詰める回。これがまた何とも言えない味わいに仕上がっていた・・・!

とにかく草薙くんの上手く表情を造れない&滑舌が悪いという役者としてのマイナス面が
実に良くハマっちゃっているとつくづく思うドラマで、今回も正にそんな感じだった。
かなりの完成度である。

容赦ない恐さとか、どこまでが嘘なのかとか、本当はどう思っているのかとか
彼の本心の居所や動揺などが全く読めない。
それが緊迫感を出していて、それは脚本だとか演出の技ではないって感じ。
ほぼ草薙くんの立ち姿一つで完成させられているドラマである。



第3話。
当時嘘の証言を無理強いした刑事に、その報いを受けさせようと接触するお話。
今回はそんな彼の懐に飛び込むべく、心理戦を仕掛けたのが前回までとちょっと毛色が変わっていた。
完璧な人間のどこに隙が生まれるか?
絶対完璧な人間なんていない。
有頂天に褒められた後だと社会的に叩かれ易い。

一々挿入された人間心理の分析も興味深い。
ペテンの巧みな誘導を強調するため、一之瀬が語り手となって解説調にした演出も正解だった。
リアルタイムでゲームを仕掛ける臨場感というよりは、仕掛けたゲームを後でおさらいしている感触だ。

だからこそ、面白いように破滅へ向かっていく刑事の末路に
哀れというよりはカタルシスがあって成程と思ってしまった。
冷静かつダンディ。狡猾にターゲットを追い詰めていく。
そういう彼のスタンスをワンマンで見せ付けたという回だった。


よって、ペテンの緊張感は今回は仕掛けにはない。
最後に正体がバレた後の刑事としての男との攻防戦こそが白熱もので
人間心理を司るものって、一体何なんだろうって深く考えさせられた。

刑事の過去も切ないがベタなものを用意。
同情には値しない。一つの家族の裏で一つの家族が滅びたのだから。

その相手役刑事に六平さん。
彼もまた棒読み演技であまり台詞回しが良いとは思えないんだが
六平さんと草薙くんだったからこそ伝わってきたものがあったように思う。

いよいよ彼の人生を破滅させる最後の手が伸びる盗撮疑惑の罠がスタート。
六平さん演じる三輪刑事が警備員に問い詰められ、事に気づき、一ノ瀬を探したあのシーン!

直前でいつものように何役もこなし、エレベーターで盗撮疑惑を仕掛けたハルカの正体に気付くとことか
そこからもうすごい。
え、って思っている内に、三輪に畳みかけられる「嘘はいけないよ」という台詞!
ここで使うか~!。

この奇妙な符合で先に一之瀬の正体に気付き、三輪は全てを悟る。

二階のテラスから必死に一之瀬を探す表情で勝負合ったと思った所で
柱の奥で立ち尽くす一之瀬を視界に捉える三輪。
人混みに紛れて三輪を見ながら、目に涙をためていたように見える、その表情の対比が
良い演技対決だった。
悔しかったんだろうなぁってここで思わされたし
衝撃のままにその顔を見つめる三輪への、三十年分の報いが圧し掛かる感じが
言葉なく良く表わされていたなぁと。


だけど、そこで抜け目ない強敵、隆さんですよ!彼もまた仕掛ける。

一之瀬がペテンを仕掛けていることを告げ、あなたは騙されていたんだと教える。
全てを暴こうと二人を会議室に呼び出し鉢合わせさせて。

だけど、報いというものを受け止めた三輪刑事は一之瀬を見て嘘を吐く。
嘘は嫌いだと言った男が嘘を吐くことで今度は彼を護るんだ。

「会ったことがない」と言った瞬間がマックス・・・!

そこまで浩一は分かっていたのか、仕掛けた罠は完璧で
ここまで真実を知らされればもう裏切ることはないとでも?
人情的な安易な期待に胸ふくらませていたとは思い難いが、それでもここで堂々と三輪の決断を待つ浩一。
そうして漏れる、「会ったことがない」という嘘。

「こんな人違いで呼び出されて・・・本当に、申し訳なかった・・・!」
「誤解が解けて良かったです」

申し訳ないという言葉は決してこの呼び出しを指しているものではないと
この場に居る誰もが分かっているのに、表面上は当たり障りのない会話で流れていく。
三輪刑事と浩一の目の会話は、とても繊細で胸をしめつけられるものでした。

上手いって言うか、いい・・!

ここで隆が言っていることは真実だったのに、その真実は嘘に勝てなかったということだ。
何て言うか、人の心を動かすものって何だろうとか考えてしまった・・・。

今回も突っ込み所は多々あったんですけど、でもこのクライマックスでチャラです。
面白かったです。


その隆。
なんと30年前の事件を知っていたとの仰天告白。
だったら彼の正義ってなんだったんだ?
会社護れれば満足なのか。
だったら前回の弁護士にも偉そうなこと言えないのでは。
単なるしっぽ切りだったということか。
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