Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*01*15(Sun)
劇場版HERO 2015 感想
松たか子が異常にかわいい・・・!なんかもうそれだけの映画である。
眼鏡女子!似合う~。フェイスラインだろうか。ショートだからか。とにかく可愛かった。

年末に地上波初登場!HERO2015。ようやく観ました~!
一言で言えば面白かったです。

天井から映す独特のカメラカットとか久しぶりに見ると斬新だったし音楽は盛り上がるし
テレビで観る分には充分なクオリティだった。
外交の難しさをテーマに据えているが、そこは肩透かしで終わるのだが
それでも大使館は国内にあれど外国であり、治外法権であって
法律が効かない中で事件が起きたらもうどうしようもないのか?というある意味巨大な壁が徐々に砕かれていく感じも
悪くなかった。


HERO2015
ドラマ『HERO』の映画版第2作。2015年度作品。興行収入46.7億円
監督/鈴木雅之 脚本/福田靖 主演/木村拓哉



コンパニオンの女性が、ネウストリア公国大使館裏の路上で交通事故に遭い死亡。
交通事故死となった女性は靴を履いていなかった。
その謎も、また雨宮が扱う薬物事件の証人でもあった彼女の素性も
全てネウストリア公国の大使館に繋がりがあることを知る。

大使館には日本の司法が及ばない治外法権があることから捜査は一向に進まない。
何があったかも話してもらえることはなく
核心部分が疑惑に染まっても
彼らが同胞を売る訳ないという同族意識があからさまで、国境以上の壁が立ちはだかる。
捜査は国境を超えることができるのか。

・・・・というような事件物のお話。


ありきたりな外交特権関連事件で、他ドラマや小説などでも良く扱われるテーマであり
私自身見掛けたこともあるくらいのネタレベルで新鮮味は無い。

それでも面白いと思わせられるのは、徐々に大使館関係者の疑惑が強まっていく事件調の部分と
それを突っぱねる彼らへの、様々な角度からアプローチしていく久利生さんの発想が
テンポ良く描かれるからかもしれない。

徐々に協力体制に入っていく支部のお決まりの職業精神も
各々に割り振られた役目の完遂と合わせて、まるでピラミッドの頂点に行き着くような脚本は
そこそこ爽快感があった。

そこに合わせて検察庁難波支部から同じ事件を追って雨宮が参戦し
昔の関係の危うさな空気感を持たせながら興味をそそってくるやり方も、ニヤニヤしてしまうやり取り。
プロットは悪くなかったです。


第二期に入ってから意味なくくだらないギャグに走る流れは辟易していたが
久しぶりだからか、テレビより抑えられていたからか
まあ、早送りしたくはなったけど、付き合えた。面白くないな~相変わらず。

そのノリで、事務官とのコンビで独自に調べていくクダリへコミカルに突入していくスムーズさが
ナチュラルだったのが幸いした。

特にデート風にした吉田羊さん演じる馬場さんコンビは上手かった。
尾行して、ベンチに座っていちゃいちゃしたり、しょうもないばかっぷるな会話をしてみたりと
そういうノリがそぐう感じで乗っていたと思った。

鞄のすり替えに気付き、テレビカメラに気付き、そしてそれが、警備員アイドルのお天気コーナーという繋がりも
小気味良いリンクである。


暴走トラックの辺りは逆にウザい感じ。
ちょっと前作を彷彿とさせるし、バタバタしすぎ。
また、2001年宇宙の旅の意味のないパロディも、スローにしすぎ。
そんなにまったりと描くほど面白いシーンではない。

そして!
アップテンポで進む中で何より一番気持ち悪いのが
とにかく食事しすぎ。
食べ過ぎだろ、おまえら。

カットが変わる度に、食事、食事、食事。
もうそれしかやることないのかっていうくらい、食事シーン。
今回の重要アイテムがソーセージであるから、余計に脂っぽく感じさせてくる。
ソーセージを浮き立たせるためにも、食事シーンは極力控えた方が良かったと思う。

脳なしというか、他にアイディアが出なかった場繋ぎのように食事ばかりしていて
全体的な濃密さがまるでないのが難点なのだ。
スクリーンで観たいからには、勿論内容の濃いしっかりとした物語・・・とは思うけど
昨今の映画事情でそこまで求めるのは高望だろう。
だからこそ演者の色んな顔や色んな格好やら、色んな言葉を拝んで目の保養にしたいのに
食べてばっか。

これじゃスクリーンで観たって残念な気持ちにもなりそうだ。



さて。
実際の物語といえば。

支部内部を天井から映す独特のカメラカットとか、役者を左右で同じ動きをさせるとか
やたらカメラ目線で台詞を言わせる流れとか
面白い部分と萎える部分半々で引っ張られ、目を引かれていくうちに
物語中盤、ようやく大使館の門が開く。

前半絶対に開かなかった大山として映した同じカット、同じ構図、同じ役者で
もう一度映したその扉が開くシーンは流石に迫力的である。

映像としては申し分ないのだが
いかんせん、そこに辿り着くまでの脚本がどうにも中途半端で・・・深く考えていると疑問符に埋もれるから
単純に上っ面を追っていた方が良い。


ネウストリア公国公使がヤクザと癒着して違法薬物を流していたというのが今回の事件の真相。
1人の女性の交通事故死の裏にあった悪であり、そこへ辿り着くまでの奮闘を描いた物語である。

事件の背景が、簡単な「たかが交通事故」から大物を引き上げる展開は王道で
そういうプロットはいいのだが
遺族や事故を起こした人の家族も出てこないので、被害者に何も感情移入できないまま、話は進む。
また、そもそもの今回の加害者である男性心理についても、ほぼ触れられない。
だから事件の根幹が加害者のための仕事というより
検事ための仕事という側面が誇張され、非常に利己的な主体性を感じ取らせてしまう。

雨宮が他の仕事があると大阪に戻ると言い出すシーンも
まるで一つの事件を放って逃げ出すかのような演出で
確かに狙いはそこなのだろうが、だとしたら素材が違うだろうという違和感が残るのだ。

他の検事もそうだが、仕事は一つしか受けない訳ではないだろう。
他の仕事も疎かにしないという行動規範を、まるで怠け者のように描写する。

そう見えてしまうのは
久利生さんに同時案件が存在していないことと
該当事件の主眼点の希薄さがあるからだと考える。

その辺の矛盾を映画は巧妙に暈しているけど、でも仕事への執念という意味では
失敗していたと思った。
だって、他の仕事もちゃんとするって褒められるべきことじゃん。
久利生さんだけ他の案件がないのは不公平じゃん。
それで、否定されてもね。

勿論それは、小さな事件にも一人の命が失われていて
その重大さに気付けという作品を通しての元々の基盤があるということは分かっているが
それにしたって、そこらへんの踏襲が弱い。

観衆の推量に甘えている感じだから、危機感が感じ取れないのだ。
コアなファンには通じているのかもしれないが、これは映画であって、金を取るのだからそれでは不十分である。
多少しつこくとも、もう一度、その基本を繰り返すくらいの誠意と熱意が欲しかった。


同様に、何故ここまでして彼らのために動くのかという動機は理解できても
その根源となる熱が弱い。
主人公の信念が内向きベクトルに乗っているだけで、観客は置いてけぼりのまま進行していく。

いっそ、中盤で久利生さんがトラック襲撃に合うが
ここで、命を狙われる程の切迫感みたいなものを煽ってくれば、まだ攻防戦としては見応えがあった。
瀕死の重傷を負って、でも立ち上がる。
そこに憤慨した支部メンバーもまた、団結する。
悪には屈しない・・・!

・・・みたいな流れとか。

或いは、ここで麻木が雨宮に電話を入れるがその行為の意味を掘り下げて
誰にとって大切な人なのか、自分にとってどう大切なのかを
二人の女の角度から掘り出させるように描くのであれば、まだ事件としては中途半端でも見応えあっただろうに。


なんかドラマ性が薄味なんである。
前作がしっかりと角を付いてくる出来栄えだったから余計期待値が上がっていたんだろうか。

ラスト、大使館に唯一出入り出来る人物、それは外務省の人間である。
外務省欧州局長の松葉役で、佐藤浩市さん。

彼の立ち位置や、キャスティングは良かった。
この人がいたおかげで、大使館の壁の厚さとか、真っ直ぐなコンタクトというものが
とてもクリアに描き出され、その比較として久利生さんの捩じれや歪みが良く浮き立って印象付けられた。

だからこそ、彼の存在を、「じゃあ、彼らが一日何本ソーセージ食べるか知ってますか?」
なんて台詞で甲乙付けないで欲しかったなぁ。
どちらのやり方も正しい、だけど正規の方法じゃ扉は開かない、そんな物語にしてほしかったです。


そんな松葉さんを説得するラストシーン。

ここの久利生さんの台詞が浅くて子供ぽいのが、物語の総合力を下げてしまっていた。
でも元々そんな深入りした物語じゃないから、子供には理解しづらいのかもしれない。
この辺りが落とし所か。
ただ、国境は越えられないけど、まず合って話合って
拒絶されてもいい、否定されてもいい、まずはそこからだっていう結論は、少し気に入った。

「でもいいんですよ嘘吐かれたって。騙されたっていいんです。
 結局、分かり合えなかった、それでもいんです。俺はちゃんと会って目見て話したいんです。
 そっからじゃないですかね?何かが始まるのは」

きっと駄目だと確かめて、そこからまた久利生さんなら何か考え出すんだろうなという未来が見える。
話せば分かるという安直な結論で締められたら投げてたところだ。


合わせて田村検事が大声で演説するシーンはちょっとみっともない。
大人なのに公的な場で大声でまくしたてて。
このドラマのこういう所が嫌。
もっと他に演技で魅せる方法は幾らでもあると思う。


で、一つの事件がまた幕を閉じる。
後味は悪くないし、松葉さんも変化球の功績か、交渉成立したようだし、良かったのではないかと。
そう考えると、気持ち良く観終えられたのではないかと考える。


久利生さんと雨宮の恋の結末。
まあ、8年も待たせた男に言える言葉なんて在る筈ないだろう。
でも、これは結構キツいラストでした。

つまり久利生さん的にはもう雨宮に恋はしていないという風に捕えて問題ないと。

だからこそ雨宮も好きな気持ちはそのまま、「大好きだったの」と過去形なのだと思った。

雨宮は駄目男と知りつつ、でもそんな彼と出会って、そんな彼に惹かれ、周りもそんな彼に憧れるということを
間近で見てきた。そんな風に自分もなりたいと思い、未来を貰い。
そして今歩き出す。

結婚も恋も全部なげうってでも使命に燃える彼みたいになりたいのだから、それは自己責任だ。
分からなくはない。
そんな全身全霊で挑む生き方を彼は選んで、彼女も目指すのだから。

・・・・けど、だからこそ、代償として恋は捨てていくってことですよね。
キスまでしておいて何も言わないっていうのは冷めたってことですから。
逆にここまでして、久利生さんに恋心が、未練が残っていたという設定なら、蹴り入れるぞ。
三十路越え男のすることじゃない。

解放してやったと解釈するのが、一番自然なのではないかと。
でもそうなると、ドラマでは大体ハッピィエンドで終わる日本ラブストーリーとしては
かなり斬新な結末となりますけどね。まあ、それも大人味。

ただ不満があるとするなら。北川景子の影が薄いじゃないか。
二期ヒロインだった筈の役者を活かし切れていなかった印象が残る。
彼女を恋敵とするには役不足だから、どう見ても仕事上の久利生さんのネクストパートナーでしかない。

作中でも「雨宮と比べるな」とか「今のパートナーはお前なんだから」などなど
麻木の自信と集中を高めるような助言が多々見られた。
つまりは今度は彼女を一人前に育て上げることが久利生の目的であり
そうなると、構造的に、一体この映画での彼女たちのポジションってなんだったんだ・・・?と。

比較させるだけの技量でもないのに共演させた意図が曖昧だし
敗北感や挫折感を味わわせるだけの麻木よりのストーリーではなかったし
雨宮よりの話になるんなら、雨宮の中で何らかの麻木に対する感情が必要な訳で
その辺の描写が尽く残念。

もっと繊細な心理描写がないとと感じた。
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