Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*10*30(Sun)
ドクターX 4シーズン 第3話 感想
「あなた、もしかして男に捨てられた女はもれなく不幸になるとでも・・・思ってた?」

女の方が強かだった結末は爽快で、不倫に責任も取らず見限れず引き摺るだらしない男を一喝していた。
口止め料を渡そうとして、逆に口止め料を渡されちゃう可笑しみは
中々に具体的で、しかも500万渡そうとして、二千万渡されちゃうw
土下座までしてあんなに苦労したのにな・・・w

「まあ、どこかに置き忘れたものは忘れるのが賢明ね。ただ、それ今になって邪魔になったら、取り払わないと」

しかも政界進出とか都知事とか!もう小池百合子か!
余りに煌びやかすぎて、もう、西園寺教授のぽかーんがおっかしくって。

「実はねあたし、今度の都知事選に与党の推薦で出ることになっているの」
「あ、そう、都知事選。・・・・都知事選ん?」
「過去のつまらない男とのスキャンダルで足を掬われたくないの。分かるでしょ」
「つまらない男ぉ?」

女の方が現実的で開き直ったら強いわ、と思わせて
だけど冒頭のあの財布が、実は当時の思い出の品で捨てられなかったと
女の未練を最後に少しだけ覗かせる。
枯れた男女の複雑な柵を思わせるようでオチは楽しめました。

その複雑さを補足するように
二十年前の手術で体内にガーゼを残すというミスを犯し、今それが腫瘤となっていて
でも、その癒着のお陰でその裏にある動脈瘤が破裂せずに済んだ・・という病状で
切っても切れない男女のそれを、そのままに医療にスライドさせている発想。

二十年も前の男との不倫で、未だに縛られている自分というものと
そのミスで未だに苦しめられる自分という前半と
そのミスのお陰で命拾いをしてきた今の自分という後半へのスライドも面白く
観終わった後は素直に面白かった~って感じである。


だが、冷静になって考えて、今回のお話、それほど良かったか?
なんちゅー視聴率!
野球延長からみんなそのまま見ちゃったの?という辺りか。
ちなみに野球延長のせいか、私がぼけぼけだったのか、何故か録画出来てなかったんだけどな・・・!
あっれー?確かに予約した筈なのに。
慌てて今日ネットを彷徨った。


で、見ていて思ったんだが
今回の脚本は妙に粗すぎる。ガサツというか。
全体的に面白ければ、それで良いですか?

例えば冒頭、イイ歳した大人がたいやき買うくらいで注文後に財布の中に金がないことに気付くな。
未知子が履歴書に趣味・手術、特技・手術と書くように
本当に手術以外なんにも出来ないおばかちゃん・・・という設定なのは分かるけど
毎回財布なくて、貧乏で・・・ってネタはマンネリを越えて笑えない。
同じネタでも良いから、そろそろもっと違ったリアクションをしてほしい。

そんな流れから出会った今回のゲストさん。
人間ドッグに入り込むまではこんな強引さはいつものことだが
そこから病気が見つかり手術に至るまで、流れがブツ切りな感じである。

人間ドッグはお金持ちさんが優先・・・ってのはともかく
なんでその後見人に未知子を指名するんだ。
それを何で普通に昌さんまで受け止めちゃってんの?
なんか人間心理がほんと雑。

普通に医者を後見人にするなんて、イジメでも発想が出て来ないぞ。
ってゆーか、このクダリ、特に必要なかったよね?
いつものように強引に患者履歴調べて未知子が勝手に関わる・・・で良かったんじゃ。


不倫相手が元々病状を知っていて乗り込んできたと勝手な憶測を述べていくシーンも
ちょっとそこだけマジになる未知子と財布を持たない未知子の融合が図れていない気がするのは私だけか?
「何馬鹿なことを・・・」って呆れる未知子という構図も、病院側の推測がよくある嫌味っぽい流れであることで
あ~いるいる、そういう人・・という苛々が視聴者に溜まるわけで
その苛々が未知子の逆転に爽快を齎すわけで。
あまりにもなさそうな報復とか言われても、置いてきぼりな感じだ。
苛々というよりは、院長のキャラにくすくすという印象?
「もしかして病院に復讐?」「慰謝料?」とか騒ぎ出すのなら、もっとそこに説得力が欲しいんだが。


インオペになるシーンも違和感。
一旦開いて、閉じて、もう一度開くって・・・・(;一_一)

こんな時こそ、未知子が何度も手術するのは患者の負担になるからと
強引に戻って手術続行が、いつもの未知子でしょ。
今回に限り、何で引き下がっちゃうのか。

勿論それは、あの「インオペは正解だった・・・」っていう次のシーンのための一連の流れだと
見ていればすぐ分かることですが
それにしたって強引すぎるし雑。
視聴者も登場キャラも心理変化置き去りかよ!

「どうするの・・・?」
「手術をして、取り出します」

は?それだけ?じゃあさっき何で取り出さないのか。

「彼の忘れものをそのままにして生きていく・・・ってのはありかしら?」
「知ってて何もしないって選択肢は私にはない」
・・・・って幾ら言ってもさっき何もしなかったじゃんってツッコミがどうしても残る。

裏の動脈瘤が見つかったのは結果論であるから、つまり未知子にしてみれば
失敗するかもしれなかった運命を避けられた強運が感じ取れるものの、やっぱり違和感が強い。


「ガーゼオーマという体内のガーゼから生じた腫瘤・・・」
「ということは医療ミス・・・」
「あなたとは二十年も前に終わっていたと思っていたのに、まだ繋がっていたのね」

皮肉すぎる・・・という加地先生の台詞通り、とても皮肉な事態に切迫してて申し分ない。
オペシーンの出来も圧巻。文句なし。
だけどそういう微細な誘導が下手すぎて、なんかもったいなかった。


病院描写や医療描写はいいんですよ、リアリティ薄くて。
何故なら冒頭で毎回しつこく、田口トモロヲさんがプロジェクトXの如く説明しているから。
日本の医学界が崩壊し、弱肉強食の時代に入ったと。
フリーランスの時代に入って、医学界は更なる時代に突入しているのだと。

でも、繊細な人間心理が雑では、最後のクライマックスだって情感湧かない。
途中、捨てた男と一生道連れに生きるのもありか~なんて台詞とか
それなりにプロ意識感じる台詞を絞り出しているようなそんな部分もあるんですよね。
でも、ブツ切り。
もっとそこへ至るまでの中間台詞があるでしょって印象である。

最初にこんなキャラだから~とラフプロットを渡された外注で適当にもどきな脚本を貰ってきたってかんじ。

加地先生と未知子の「ああぁあぁぁぁ~」が被っているとか
しかも加地先生歌っちゃう・・・w「何、どうした」って言い方とかも親密さが感じ取れたしv
役者さんはもう別格。一々関係ないことを聞いちゃう蛭間院長とか。
そういう要所要所は押さえてありましたけど~って感じだ。


何だろう・・・新シリーズになってから、変なコメディを入れようと変な努力があるとはいえ
一応クオリティあったし、ここまでは普通に見てきたが、今回だけは別の新人脚本家さんかと思ってしまった。
そう思ってついウィキで調べたら
なんと3話とも脚本家が違った・・・w

あ、そうなの・・・w爆笑。
でも今回の人が一番下手です。
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