Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
08≪ 2017| 12345678910111213141516171819202122232425262728293009/ ≫10
--*--*--(--)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
2016*09*09(Fri)
家売るオンナ 第9話 感想
古来より嫁姑の確執が壁一枚で甲斐性されるものか。
そのお綺麗な理想論を、異文化交流に絡ませラストに少し距離を取らせた結末が
凄く面白味を感じました。

前回より少し持ち直したかな?という印象の第9話。
今回は脚本の骨格がすっきりと見え、ちゃんと伝わってきました。分かり易い構造の上、とてもストレートである。
でもその分、パンチが弱くなったというか。
キャラの面白さが平面的になっちゃった気がします。

骨太に添えられる、ぶっちぎる勢いが好きだった。
まっちーの手腕に多種選択肢という含みが見えないことで、企みに捻りがなくなったこと
何故その道を選ぶのかという面白さが失われているのが敗因だと思っている。

例えば2話のひきこもりから始まりひきこもりで終わらせたあの奇抜さは
はっきり言って当ドラマの神回とも言える斬新な結末で
社会的になんら結論は出ていないものだ。
でももういいか~と視聴者を押し負けさせる何かがあった。

あと、OP変わった?変わってないですよね?カットされただけかな?なにかがいつもと違う気がした。



第9話。
家族ドラマでは王道・普遍的テ-マの嫁姑問題でした。
二世帯住宅のお話に、異文化理解の困難を重ね合わせてくることで得られるラストの結末は
ちょっと皮肉がある。

冒頭。
今日も元気な白洲美加。
「あれないと、気合い入らないんで。やって貰えます?」←頼んじゃうw
「・・・・」←無視かw
「じゃ、自分で」
ガニマタで、GO!髪吹いてるw

飛び出していく感じがうけた。
そのまま風のように去っていけばいいのに、なーんちゃってって戻ってくるカットはいらなかった。

で、如何にも問題ありそうな新聞記者に声を掛けられる。
そこでまっちーについて色々ぺらぺら喋ってしまう白洲美加。


でも、正直、嬉しそうに話す彼女よりも、そのあと、新聞社に乗り込んだ屋代課長の方に
私はイラッときました。
相手に喋らせる前にぺらぺら喋るなよ!
いいひとだったから良かったようなものの、これも利用されちゃうこと、分かるだろうに。
白洲美加のこと、責められないぞ、課長さん。

本当は、売り上げを独り占めする彼女に何か後ろ暗い裏があるのではないかと近付いたらしいが
客からのクレームは無く、記事にもならないので記事はボツとしたとのこと。

屋代課長と白洲美加がまっちーの天才肌を喋ってしまったことがメインなのではなく
この、巷でもその後クレーム一つない営業手腕であるということが言いたかったシーンだったんですね。

そして、この記者さん、家を売りたいとまで言ってきた。
それが今回のメイン物件となる。(長い前振りだ・・・)


足立王子が担当するアマミヤさま。
庭野が担当するアマミヤさま。
まっちーに賃貸を依頼してきたアマミヤさま。
全部が一家族だったという繋がりで、これをどう理解していくのかが、序盤のポイントだった。

足立&庭野の方は、何家下見しても、気に喰わないと夫が首を縦に振らない。
南向きの8畳が縁起が悪いとか聞いたことない言いがかりを双方が使うから
視聴者的には関係者だということが予め理解出来る。

その理由はどちらも本音は同居を希望しているからで、どちらも妻が怖くて言いだせなかったというもの。

そのことにいち早く気付いたまっちー、足立と庭野にこの件から手を引けと言う。
この時点で、この家族に巣食う課題と、依頼されていた例の物件がまっちーの頭の中で
パズルのように組み合わさったことは、確かだろう。

だが、今回、ここでいきなり手を引けの一点張りであること
その担当部下に気遣いもないこと。
先の件で、課長が新聞社に頭を下げに行ったのに、礼がなかったことを布施さんが指摘したことなど
まっちーの行きすぎの行動を諌める感じで描かれたことがちょっと目を引いた。
布施さん、やっぱり年の功。ちょっとかっこよかったです。
ちゃんと貫禄出してきましたね。

勿論、まっちーはそれに跪きさえもしませんでしたが、一方的にまっちー信仰とばかりに
まっちーを善として推してこなかった部分に、ドラマの深みを感じる。

そしてまた、譲れと言われて、はいそうですかと引き下がらないで
「嫌です。私は私のやり方でやりますので」と言い切った足立王子!!
痺れた~~~//////

これぞ、元営業トップ!!こうこなくっちゃ!!

足立王子も言っているが、きちんと尊敬していることと、盲目的に従うことは社会では別物だ。
「きちんと意見を言って議論してもいいんじゃないの?舐められちゃうよ?」
なんか目からうろこだよ!
その通りだよ!!って思いました。
くうぅ~vvv

・・・・という、社会的敵対関係という美しいパワー神話の向こう側で。
睨まれた庭野。
「ぼく・・・・ぼくは・・・・・僕はどうしたらいいのかわかりませぇん」

撃沈w
爆笑w
ある意味さすが庭野だ。強敵だ庭野。だから庭野は家が売れないんだ!!
・・・っていうまっちーの心の声が私には聞こえました。

足立の拒否に対して、庭野は当然まっちーに従うのかと思いきや、このセリフ。 予想外だ。

なのに、そんな足立に庭野、この間好きだと言われたと宣言。
「そんなに進んでるんだ~」
「違うよ~?サンチーさんは課長は好きです、庭野も好きですって言ったんだよ」
ちちんぷいのこころさん・・・見事な訂正だ。

っていうか、前回のこのシーン、まっちーのまくしたてたネガティブ解釈がおっかしくて
うっかりスル―してましたが
課長は好きです、庭野も好きです・・・・ちょっとニュアンスが違いますよね。
日本語ってすごい・・・・。

なのに庭野。
「自分と課長は、違うと思う」

庭野、ポジティブ~~~!!!すごいよ君!ある意味、一番強いかもしれん。
あくまで自分の優位性を主張できるその思考回路が羨まし過ぎる。

「じゃ~きっと僕のことも好きだよね~」
足立王子、容赦ない。でも、当たってると思うv


このドラマはこんな風に、台詞が本当におもしろい。
センスが光っている感じがします。
それがドラマを持たせてもいるので、キャラクターを光らせてもいるその勢いが低空飛行だと
ドラマの低迷を招く事態になってしまう。
前回、今回と、その弱さも敗因なんだろうな。・・・・面白いんですけど。
その面白さがストーリーと噛み合っていないんですよね。
取って付けた感じで。

相変わらず役者さんの熱演に助けられている節があるのは否めない。
新聞社で長い足を見せびらかしの足組み!屋代課長も突き抜けてきた~v



話を戻し、そんな雨宮さまの舅姑が来るというのを聞き齧ったまっちー。
庭野に息子夫婦も呼べと依頼。
まっちーは娘&彼氏も呼び出したんだろう、全員が一堂に会することとなる。

ここで、お互いの妻が同居を嫌がっていることが露呈する訳ですが
同時に娘がナイジェリア人の彼氏と結婚前提に付き合っていることも暴露させてしまう。


流れとしては余計な手間が省けて簡易的なのだが
面白いのは嫁姑問題に、ここから国際結婚問題を絡み合わせたことだ。

嫁姑をこんな形で鉢合わせにさせたら、普通は拗れる。
修復不可能なくらいになっちゃったらどうすんだ、という危惧を
娘の国際結婚という劇薬を加えることで、姑と嫁を一時的に協定関係を結ばせるという荒技。

姑は、娘をそんな知りもしない国へ出すのは嫌だし
嫁は、娘がいなくなったら自分に親の面倒の負担がかかるので嫌という利害が一致する。


一時休戦は、確かに面白いんだが、その描き方が不満。
嫁と姑がタッグを組むことを、予めまっちーと庭野で台詞で言わせてしまうという脚本だったのだが
ここは知らせない方が面白かった。

視聴者自身にそうか、という解釈をさせてから、後で庭野が気付いた風にすれば
丁寧なカタルシスが誘導されるのに
そういうことか!って自分で気付けることで視聴者は面白味を感じるものである。

なんでそんな下品に言っちゃうかな。
何でもかんでも台詞で説明すればいいってもんじゃないでしょう。


敵対の相手を見つけ、距離を縮めた嫁姑。
一方、決意は固い娘の雨宮波留とビクトル。
ビクトルが片言で「私ははるさんを愛してます」と何度も言うんだけど
ああ、ガイジンらしいな~と思っていると油断する。
これがラストに面白いスパイスとなって返ってくるからだ。

でもここ、まっちーも合わせてカタコトで語りかけるとか、ビクトルとまっちーのやり取りも面白かった。
まっちー、誰でも容赦ない。
あしらう、あしらう。


そして、娘らには小さなアパートを紹介し
雨宮一家には例の二世帯住宅を提案。
壁で間取りが区切られているから、同居という認識は薄いですし
でも遠くに住んでいたら、生きているか死んでいるかも分からないと。

ん~、説得力としては
生存確認ではなく、嫁が何故同居を嫌がったか?という所をそのまま引用してほしかったです。
例えば、介護などで疲れた時でも、個人空間が確保できる、とか。
お孫さんには毎日会えますよとか。

具体的じゃないんですよね、生存確認って。
そんなんで、世の嫁姑が解決するか。
理想論にもほどがある。


だが、ここで、例の国際結婚が出てくる。
ここまで物語は傍にあることを善とし、ドラマだって前回から同じ屋根の下で暮らせば家族などといって
不動産の与える家族への価値みたいなものを提唱してきていながら
ここで、共同生活への極論を、外国人であるビクトルに暴走させる。

ナイジェリアでは七家族一緒に住む。
壁などなくて、顔を見て過ごすことが、家族だと主張。
早く壁を取るべきだ。

だけどまっちーは
「日本の奥ゆかしさも理解してもらわないと困ります」と一刀両断。
ふわぁぁ~//////
きもちいい!

あれほど、醒めた嫁姑問題の最中で、ビクトルの真摯な愛情が救いのように純愛を見せておいて
それが最後になって、日本文化の中で逆転する。
「はるさんを愛しています」さえも、うざいほどの過度な愛情に変色してくるから面白い。

家に対し、求心力を強めていた主張が、ここにきて拡散(逆方向)へのベクトルを持たせてくる構想に
唸らされました。

たかが壁一枚。
されど壁一枚、ですよ。


全てに上手く行きすぎな感が出てしまうラストを、この一石が妙な距離感を造り出し
加熱しすぎた猛進を一歩押しとどめたかのような引力があったように思えました。

嫁姑なんて、ここまで数々の老舗のドラマが挑戦して応えの出ていない社会問題である手前
この安易な結論はそれこそ空論に感じてしまうし
彼氏ができ嬉しそうな娘の波留も、 ナイジェリアの国にいずれ付いていくって・・・・。
職も就いてなかった娘がいきなり初恋で一夫多妻の国なんて大丈夫とは思えない。

そんな批難がでそうなラストを、同居というキーワードで繋ぎ
複数の奥さんと同居してる彼の祖国への戒めとして描き
愛があるから大丈夫という安易な結論を、最後に知らしめて幕を閉じた。

ああ、なんか面白いって思えました。
「生き方を推奨している」とナレーションで言っていましたが
そこまでは大袈裟だとしても、人間の内側に入り込む物語は深さをかんじます。

手紙に『なんでもけん』を提案とか、それ、今どき通じるかな?と疑問に思う箇所もあったけど
このラストの求心力の変化に、軍配です。



で、次回。
予告に不覚にも燃えた・・・、じゃない、萌えた。
このドラマには、ここまできたら恋愛要素は一切いらないと思っているのが本音だが
ラストの課長と、庭野のハグにちょっとくらくらきた。
まさかラブモードですか。
そんなドラマですか。

前話で、二人から本気が伝わらないから本気にはならないと応えたまっちー。
だったらここで、二人が男モードになったら、いよいよここから三角関係勃発して
それで終了~とかだったりして。

どっちにもまっちーは応えないで、片想い推奨。

ここから先は、まっちーにそれぞれアプローチする課長と庭野。
それを、まっちーは聞かれたらあっけらかんとあの口調で答えちゃう。
「ハイ、昨日は課長と●●しました」とかw
それを後ろであっちゃー////って頭抱える屋代課長。
そんな二人に、庭野が「抜け駆けしないでくださいよ!!」なんて喰ってかかったりとかとかw
前途多難な、でもオープンなラブが似合いそうですv
そこまで妄想しました。あの予告だけで(笑)


私の拙い妄想なんかはほっといて、このドラマ『家売るオンナ』の非公式ファンサイトさま。
不動産についての色々や、最終回予想などもやってらっしゃるサイトさまです。
ブログの方ではお恥ずかしながら、拙宅の記事も紹介して頂きました/////わ~//////
その節はありがとうございましたーv

家売るオンナファンの方、御存知なかったら一度覗いてみてはいかがですか?

『家売るオンナの研究室』
『家売るオンナに学ぶ深イイ話』
管理人:ieurulabさま
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅤ-summer ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/09/13  | | # [edit]


いえいえこちらこそこんな拙宅での宣伝で喜んで頂き恐縮です~vvv
私まで嬉しくなってしまいました(=^・^=)
それに同じファンの方とお話できることも嬉しいです。いつも一人ではしゃいでいるので(笑)

私の記事もお褒め下さり照れ照れです//////
ちょっと他の人とは見ている視点がいつも違うので恥ずかしいのですが
そう言って頂き私のテンションも上がりました!


9話。
やはり力技に感じましたか!ですよね、もう少しスムーズな誘導が欲しかったところです。
少し持ち直した様子でしたので最終回が楽しみですね。
拡大SPにしない漢気溢れる構成みたいなので
がっつりしっかりとした中身での勝負を期待しているところです。

お話が面白く感じさせたのは役者さんたちが役柄を掴んできた部分も大きいのでしょうか。
とてもチームワーク良く纏まっている感じがしますv


この度はコメントありがとうございました!(^^)/
2016/09/14  | URL | もくず #- [edit]
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/1074-6d156212
trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。