Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*09*01(Thu)
金田一少年の事件簿R 白蛇蔵殺人事件第10話感想(週刊マガジン40号)
白神黄介による告白編!左紺が思った以上にサイテーで幼稚だったのが印象的だが
全体としては想定範囲内の過去。
左紺が発起人であり、親父から後継ぎを断念させられてから、執拗に蓮月を恨んでしまった。
ただそれだけのお話。
その病み方が尋常じゃないだけで。

だったらせめて、もっと人間感情を詳細に描写してほしかったんだけど
黄介視点だからか、どうも一方通行で。
この悲劇は左紺の心理描写が事件性そのものとなるのだから
もっと左紺の感情の起伏などを、台詞とか周囲の視点とかで、もっと掘り下げて描写してほしかったです。

狂っていく過程が極端すぎて、ちょっと浅はかなだけな気がして不満である。
壮絶な過去も、左紺の心の襞が足りないと、親父の判断が何故こんなにも受け容れられなかったのか
付いていけない。


また、鷺森の変化こそが、白蛇の祟りと相まって、不気味さを演出するのだと思うし
今回の事件はそういう哀しみに暮れて、とか、遣り切れない想いが、という愛情の交差ではなく
鬼気迫る怒りが突き動かしている事件であるのが特徴で
だからこそ、数カット入れられたはじめちゃんたちのゾクっとするような展開は
それを象徴していると思うんだけど
その辺の重さがないんですよね~。左紺の変化が弱いから。むぅ。


そもそも経営権は必ず長男に継がせると思いこませていた親父がすべて悪い気がした。
普段から才能ないなと言われてて、だからこそ経営学をしっかり学ぶことで
不足分を補おうとしたんだろうか。
だとしたら、その努力を鑑みない親父の不始末はあると思うし
だとしても、親父がはっきりと、酒造りの心構えみたいなものを説き
普段からその才能がある者にのみ相続させると宣言していれば
左紺もこんな間違い犯さなかっただろうに。

というか、男として、カッコ良くない~。
必死で努力し敗れたなら潔く認めろよ。男気の足りない長男である。
酒の才能がないことを分かっていたなら、学ぶのは発酵学とか微生物学とか。
経営学やってる時点で自分も投げてんじゃん。


親父もだ。
その後、左紺さんだけが残った老舗蔵で、多少味が落ちても売り方が上手くて人気だせるのなら
左紺は経営手腕はあったことは確かだと言える。
だったら、男は味で勝負だなんて古臭い理念は捨て
長男・左紺にもそれなりのポストでも用意してやれば良かったのに。
これからのグローバル化時代は、質が良くても売れないんだからさ。戦略は大事だろ。

左紺も科学や生物学ではなく、経営学を学んだんなら、その辺をもっと専門的に親父を説得するぐらいの
甲斐性というか、意地を見せて欲しいところである。

更に「親父、本当は鞠乃さんのことが大事なんだろ!だから俺を切り捨てようと・・・!」

はい?
なんて子供発言・・・!
それをまた暴力で制する親父。
親子喧嘩。・・・いやもう、よくある話?どうなん?
なんか浅はかな人間の下らない争いに見えてしまって、なんだかなぁ。

さり気なく出てきた蓮月兄さんがイケメンだった・・・。



そして出てきました!黄介が送ったとされていたあの怪しげなメール!
左紺自身がその場で打ったものだった。
あ~。

ホント、こいつしょーもないな。

でもこの事件って、焼失現場に蓮月の死体も黄介の死体もなかったってことにならないか?
蓮月が帰ってきた時点で、じゃああの死体は誰だったんだとか、どうして誰も疑問に思わなかったんだろう。
それでよく蓮月は死亡したとか思いこんだよな。
死んでたのが、じゃあ黄介ってことになると思うんだけど。
それでよく黄介失踪とか思いこんだよな。

この辺の感覚的な人間行動がイマイチ不自然である。


その後の、命からがら逃げ切った黄介のその後の状況の方は面白かった。(面白いって言うのもどうか)
記憶を失くし、火傷を負っていたのは黄介の方で
頭巾被ってバイトとか、涙ぐましい・・・。
お陰で指名手配されていることにも気付かず生活出来たという話。

記憶を失くし、個人情報を失った状態ではダークサイドとの関わりを持ち易く
容易く扉が開いていく感じ。
さら~っと流されていますが、ここら辺の方が余程ドラマティックでありリアルでもある。
数コマでさらりと流されていても、有り得そうと思わせられる日本社会のこの説得力が怖い。
黄介に同情させたいのなら、ここ、もっと深入りして描いて良かったのになぁ。
少年漫画だから駄目か。

日本社会では一旦道を外れた人間や、素性や資格の知れない人間は
中々表舞台に復帰は出来ない闇がさり気なく匂わされてて、怖い。
ここは本筋じゃないけど、必死のアルバイトの末にも抜け出せない感じが、哀愁あって良かったです。
鬼門と出会った流れもとても自然でした。

しかも何気にいいやつー!

そんな協力者であった鬼門を、何故黄介は殺すことになったんだろうか。
仲間割れ?或いは知っている者は邪魔者だった?

また、記憶が戻る切欠というもののキーワードもまたお酒!
ふと入ったお店で出会った白蛇という名の自分ちの酒で、記憶が戻るなんて
なかなか良い展開。
まるで、使命というか導かれていくみたい。

白蛇に導かれることで、更なる悪夢を見せられたのかもしれない。
思えば、復讐という人間への憎悪よりも、自分へ下された仕打ちよりも
そして蓮月兄さんを殺された怒りなどの自己感情に埋もれてしまっているのではなく
もっと壮大な野心で「蔵を護る」って言い切るところに不気味さを感じる。
嫉妬などで盲目的に幼稚だった左紺とのスケールの差が歴然とした、黄介の描写が
対称的で面白い。
そこに白蛇にまつわる運命的な連鎖がさり気なく入れられていて、グッときました。

何気に思うのは
裏社会でもそれなりの地位に付けるし、酒の味を呑めば魂が震えるし
左紺よりも蓮月よりも、この黄介が一番、当主として才能あったんじゃ・・・!(爆)

親父・・・!見る目ない・・・!


全てを思い出し、左紺の企みを知った黄介は、ついに蔵を取り戻すことを決意。
モグリの医者に整形して顔を綺麗にしてもらって
「包帯が取れた時、俺はもう白神黄介でも鷺森弦でもなかった」

うおおぅー!
なんかかっこいい!行っけぇ!・・・って、だから行っちゃ駄目なんだって。

黄介が深みに落ちていく感じは、とてもスムーズな誘導で、見事な過去編でした!
次号、いよいよ最終回!

考えてみれば黄介もまた、親父に信じられなかった人間で
三兄弟、誰にもに救いがない。
今となっては舌も勘も駄目になった親父さんが、今後どう対応するかが注目点である。
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