Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*08*30(Tue)
ボルケニオンと機巧のマギアナ 感想
b-movie4.jpg
ボルケニオンの男前っぷりに痺れー!かっこいいー!気障に渋いー!
町民と姫のロミジュリよろしく二人の愛の強さにじんわりとさせられ、あっさりだけど爽やかなお話でしたー!
久しぶりに元来のポケモンワールドが戻ってきたって感じです。
本来のポケモン映画って怪獣映画じゃなくて、こういう、ちょっと切ない繋がりが散りばめられる世界観なんだよ・・・!

今年はエピソードが単調じゃない。
本筋とは直接関係ない部分まで、さり気なく挿入される背景の切なさがセンス良く光ってました。
例えば、ネーベル高原のゴクリンが人嫌いになった理由。
トレーナーが去る時ぎゅって抱き締めたのが最後だからハグされるのが怖くなった、とか・・・。
何その悲しい設定・・・!
単に捨てられたというならよく使う話だが
人間側にも理由があって、やむを得ない別れだったのかとか、無理矢理引き離されたのかとか
愛がなかったわけじゃないとか、でもそれも嘘なのかなとか
色々、色々考えられちゃって。

みんな仲良くしたいだとか、好きだから助けたいだなんて言うサトシとぴかに
「お前らは理想論ばっかりだ」っていうボルケニオンに取り付くしまもなく。
関係性を描くのに、子供向けじゃないんですよね。
ああ、まるで無印時代みたい。

ネーベル高原のポケモンも一部じゃなくて全部が訳ありで、いつもみたいにきゃぴきゃぴしない。
「ああやって普段笑っているけど、抱えているものは重い」みたいなボルケニオンの台詞が重いっての。


今回はそういう「嘘」というのが裏テーマとなっていて
「おれが人間を嫌いなのはなぁ、人間は嘘を吐くっていうことだ・・・!」って嫌悪感剥き出しにするボルケニオンに
ぴかがサトシは違うって必死に援護して。
だけど最後に、ボルケニオンが嘘を吐く。

「嘘吐かないって言ったじゃんか・・・!」
サトシが天空から見送る表情がこれまた沁みて・・・!

この流れ!
やってくれた!やられた!
そうか、サトシの理想論を逆手にとって、ここで、ボルケニオンにこうさせるためのフェイクだったのかー!
くわーっ!


全体的にはボルケニオンとマギアナの最悪な一日、といった程度のテイストで
別に世界が終わるとか伝説が変わるとか、そんな御大層なネタはない。
ボルケニオンとマギアナの友情?愛情?に焦点を置いた造りもシンプルで好感が持てました。
そこにサトシ一行と接触するクダリも自然で、今年はとにかくシンプルでいい。

そこに絡ませる、アゾット王国の一部が分離し、要塞が武器になるという発想も、重たくリアル。
カラクリの絵はラピュタみたいな感じ。
幸せと発展のために造り出した科学が人を不幸にするというネタも
何だか昨今の世界情勢を思うと、素通り出来ないです。

一度目覚めさせると世界を滅ぼす最悪兵器になるということで、それにマギアナのソウルハートが必要というお話。
つまり、ソウルハートをマギアナが抱いている限り、世界は平和だってことになるんですね。
それを護り、マギアナは王国を逃げ出した。


サトシの見せ場もちゃんとあって、おいしいとこ総取りだったよ。
ソウルハートを取り戻す一瞬の隙を付くサトシの早業という見せ場もばっちりだし
危なっかしい感じも良く出てたし。
こんな無鉄砲なとこがあるのを見せられて、最後にボルケニオンがぴかに言う台詞。

「おい、電気ねずみ。サトシってやつはどうも見ていて危なっかしくてならねぇ。お前がちゃんと見ていてやらねぇとな」

それにぴかが頷くラストシーンに、にまりとさせられ、しかも良く見てるとその後熱烈ハグしてるよ!!!
きゃあぁぁ//////
そこっ、もうちょっとアップで・・・っっ。

映画恒例のびしょぬれ髪形もあったし、終始ボルケニオンに引っ張られてぶつかる不服そうな顔が
どれも可愛いv
小さく添えられるサトシらしいぼやきも最高。
その上、現地衣装サトシというサービス付き。
でもなんでベージュ・・・。かわいいけど、なんでベージュ・・・。セレナのセンスって・・・w


サトシが無印の頃のサトシっぽかったのも、私的なツボ。
彼のポケモンす好きが空回って、ポケモンに逃げられちゃう感じの
どこか抜けてて、ポケモンにいいように技かけられて「なんでだよ・・っ」って。
ちょっと懐かしいわ!
これがサトシだよ!
リザードンに火炎放射かけられても、ぴかに電気浴びせられても、焦げてんのがサトシだよ!
優等生っぽく懐かせるなんて、そんなのサトシじゃなーいっ。


サトシとボルケニオンのやり取りがとにかく楽しくって(前半)熱い!(後半)

冒頭、いきなり電磁波?シグナル?で(なんだっけ?)、ボルケニオンと繋がれてしまうサトシ。
この発想、面白い!
離れてもゴムのように引き寄せられちゃって、ぶつかっていく。

「俺にぶつかってくるな!」
「俺のせいじゃない!」

「外れない・・・っ」っていう梨香さんの言い方も可愛かったv

足にしがみ付く可愛さのまま、街中飛んでるよ・・・w
マギアナに抱きついて、この鎖のせいで救出しちゃって、ここ、ちょっと笑ってしまった。さすがサトシだぜ。

「なにやってんだよっ」
「お前がくっついてるからバランス狂ったんだよ!」

前半はそういって不可抗力にも繋がれてしまった二人が、物理的に息も合わせられずに
はちゃめちゃ乱暴に関係性を作っていく過程が、とにかく笑えてポップ。
飛行船の上でマギアナがいよいよ出てくるというシリアスなシーンの後ろで
「ああぁあぁぁ~」って飛んでるサトシとかw


後半、ようやくこの鎖が外れるが、そこでもう帰れっていうボルケニオンに
「ここまで来てそりゃないだろ!」
「なんだとぶっとばすぞ!」
「やってみろ!」

こういう一連のやりとりがとにっかくテンポ良い。
ポンポン弾むように流れてく陰険漫才(?)がストーリーのスピードも補足してました。
ボルケニオン役の市川染五郎さん、いい!上手い!

キャラと言えば、余分なキャラはいなくてすっきりしてました。
キミア王女。pkmn界ではこういうアグレッシブなお姫様、好きね・・・。スタッフのセンスなのか。
慣れた完成度があった。

ラケル王子。ん~・・・騙されちゃう馬鹿王子ですが、子供なのでまあそんなもんか。
それを、ラストにトレーナーとして旅立てばいいって許すサトシがオトナだった/////
「サトシ・・・でしたっけ」
「ん?」
って言って始まる給水タンクのシーンは個人的にちょっとツボるシーンだ。

何より驚いたのは、これがしょこたんか。
もう前作で彼女はいらないよなって思っていたのに、人間積み重ねると成長するもんだ。
今までになく素晴らしい声の張りや高低差があって、お見事でした。


バトルもノリノリで大活躍でしたね。今年は。
サトシゲッコウガがカッコ良いので大満足。
バトルでぷにちゃんの援護を受けて、ぴかが足の下入り込むシーンとか
スピード感あるわ、共闘感あるわ、ワクワクさせられた~。


そうそう、私的重大ポイントのタイトルコール!
pkmn映画タイトルの機械仕掛けなCGとか、お馴染み赤緑のあのテーマソングから始まるタイトル画面も
クールだった。
そして早々に始まるバトルとOP!
映画バージョンーっっ!!!かっけえぇぇぇー!!梨香さんの声がスクリーンに映える~vv
テレビよりやはり良いアレンジだった。燃えた。燃えた・・・。
正直これ大スクリーンで聴けただけで、かなりの満腹感を感じていた。


今年の舞台は北海道ということですが、イタリアみたいな街並みでした。
からくりの街も個性的で独創的。以前のデオキシスんときと違う機械タウンは少しアットホームでいい。
アゾット王国の設計センスとかの方が私は目を引きました。



******

ただ、ものすごっっっく勿体ないというおか、指摘したいのが、全体的な演出センスの低下。
とにかく余韻もくそもない繋ぎだし、音楽ぶつ切りだし・・・。どんだけ下手くそか。
タイトルコールの尻切れに、あれ?と思ったのが最初。
そもそもこのタイトルコール、凍らされたボルケニオンが雲間に消えていく辺りから挿入してくれれば
おおおっと盛り上がったのに。
暗転してから挿入された挙句、尻切れ。
なんじゃそりゃ?


その後のシーンの繋ぎも、とにかく不自然で、正直心が付いていかない部分がある。
物語は、サトシとボルケニオン・ロケット団・キミア王女とセレナ・ジャービスの主に4サイドから
話が進められていく。
それをシーンを入れ替え理解させていく技術は分かるけど
さっきの流れでここまで説明してほしかったって、思うんですよね。
盛り上がりに欠けるんだってば。

例えばいよいよマギアナ登場ってシーンで、ラケル王子がワクワクした顔でアップになって・・・
何故そこでシーンが途切れる?
ロケット団とサトシ一行のシーンを並行して描いていきたい策略は分かるが
そこは一気に登場まで見せてくれよ。

その後、もう一度ワクワクしたラケル王子からのマギアナ登場となったって
気分が半減してるっての。


後半のバトルでもそうで、登場までやったらいよいよガツンとくるかと思いきや
一旦、インターバルを置かれたり。
ボルケニオンとのラストバトルも、そこでまた何故切り替わる・・・。

別なキャラの台詞とかがいきなり入ってきて、折角の気持ちに、んんん?
その説明を始めたら一気に最後まで見せ切っちゃってくれって三回くらい思った。


ぶつ切りにされ、ストーリーの流れが断ち切れる演出が多く、演出さんのセンスが肌に合わなかった。
脚本側からの注文なんだろうか。
確かに脚本としても、流れの勢いを削いでしまう部分が多々あるのも難点だ。


そして一番勿体ないのが、その脚本。
ラストの散漫ぶり、かな。ここは悲しいくらい。

正直、客観視して言えば、前作フーパの方が物語としての一貫性は高かった。
ディアンシーにしろフーパにしろ、メインポケモンの気持ちと、それを積み上げていく構造にブレがなく
すんなりと描かれていて、その部分に関して言えば、とても分かり易い。
でも今回はボルケニオンの気持ちがわかりにく・・っ。
マギアナの動きもわかりにく・・・っ。

折角、ボルケニオンの漢気溢れる渋さを描いているのに、勿体なさすぎである。

マギアナが何故最後に心を取り戻したのか
ボルケニオンが何故計画通りではなく中心部での爆破を選んだのかなど
一番大切な盛り上げ部分をはしょりすぎだ!

ボルケニオンが「マギアナ・・・護れなくてすまなかった・・・!」って言って爆発した所を見ると
男としてのケジメを付けたんだろうなと思える。
彼は自分が許せなくて、自分への叱咤のつもりで、罰せられるのが当然という思いで
自らの制裁を選んだ。(のかもしれない)

そこに、助かる算段はあったのか。
それとも、外からの爆撃では完全粉砕不可能だと知っていたのか。

そう考えると、ボルケニオンがわざわざ身を投じる理由が希薄で
だからこそ、後から考えるに、あれはもうマギアナを失った絶望からせめて使命を果たして終えてやるっていう
武士っぽい粋が推測されるんだけど
わっかりにくっ。

「みんなで帰らなきゃなぁ」って嘘まで吐いて、身を投じた意味を、もう少し詳細に描いて欲しかった。
そこがクライマックスで、その内容次第で心が揺れるものなのに
そこ端折ってどうする。
しかもこの台詞、かつてマギアナを作ったエリファスもまた、同じ台詞を言ってマギアナを手放した訳で
尚更感情に訴えるものが含蓄されている。

説明臭くなるのはやですけど、多分、小学生なんかには全然伝わっていないと思うんだが。
私も二回目でようやくそうなのかなって察したくらいだし。(二回行ったのか)


また、心が壊れたっていうマギアナは何で回復出来たのか。

ボルケニオンが無事だったところにカラカラと寄っていくシーン。(マギアナの効果音がかわいすぎ)
「マギアナ」って男くさく抱き締めるボルケニオン。
何そのピュアラブー///////

・・・・でも、だから何で戻れたんだよっていう。

戻れて良かったねって思う一方、戻れるんだったら別に前の涙はいらないよねって話になる。
あの霧とあの場所で、みんなが揃ったことで、カードが出揃い、ようやく安心して戻ってこれたんだろうけど
わっかりにくっ。


・・・うん、事実だけをみれば、助かって良かったよねって話になるんだけど
なんか死んだか生きているかを最後に迷走させすぎて、逆に冷めてしまった印象は否めない。

ニャースが号泣しているのも、まあ、ニャースは元々、ポケモンたちに感情移入しやすい奴だから
長年のファンには違和感ないですが
何で大して交流もなかったマギアナにそこまで思い入れるのか、この映画だけからは分かり難く
ちょっと不親切ですよね。
もうちょっとロケット団とマギアナのほんわかするシーンも一瞬でいいから、あったら良かったのに。


ポケモンハンターのシーンも。
何気にここでのボルケニオンの負傷があの温泉シーンに繋がる訳だし
ボルケニオンが霧を発してここを護るっていう説明シーンでもあり
「怒ってばかりいないでちょっとは信頼して」っていうセレナの台詞を引き出す意味もあるから
とても重大なターンではあるんですが
何この浮いちゃってる感。
ここだけ別のストーリーのようである。


ここ数年、サトシが蚊帳の外だったり、ストーリーも他人事のようなものが多かった中
久しぶりにサトシの心が沁みる映画となっていて、楽しかったです。
やっぱりサトシがいないと!

だからこそ、観客理解に委ねたラストの説明不足は惜しい。
ボルケニオンとマギアナのラブがピュア過ぎて、まあ、お釣りがくるので、いいんですけど。


サトピカ好きな自分としては、もっと映画ならではにいちゃいちゃ必死さを拝ませてくれても良かったかな。
この点に関してはここ数年消化不良です・・・。
別にぴかを追って飛びこめとまでは言いませんが
例えば冒頭の、サトシを追い掛けてぴか達が集合するまでは良いとして
その後、肩に乗せるだけじゃなくて、ここでハグくらいはしてほしい。

ボルケニオンとぴかが口喧嘩始めたとき、サトシの困った顔もいいんだけど、ちょっと違うような。
ぴかがこう出るのは分かってるんだから、もっと「いいから・・・」みたいな台詞とか態度とか
入れてくれてもいいのに。ただ立ち尽くすだけって・・・。


そしてやっぱり短編いらない。
長編でしっかりと見せてくれたので近年では一番満足感高いです。


※ラクガキ
超適当に描いた・・・。時間があったらもっとちゃんとペン入れからやりたかったけど。
上下で別の絵にすれば良かったかも。
主題歌ジャケ買いしたよ。
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