Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*08*08(Mon)
そして、誰もいなくなった 第4話 感想
やっぱり「いなくなった」っていうのは一人ずつ死んでいくって意味だったー!
え、こうやって次誰が死んでいくのかを待つドラマということか。なんちゅーえげつないテーマなんだ。
そしてそんなシュールな設定を持ち込んでおきながらスリル感皆無という、狙っても出来なさそうな出来栄えが
もう何とも言えない。

なんだろう、この全体にそこはかとなく漂うチープ感。


今回、まさかの不可抗力で親友・斎藤が死亡。
そこに来たか。
新一を知る人間が死んでいくという意味にもなるので、どんどん存在感が希薄になるという面白さは
割と楽しませてもらっている。
最終的に誰が新一を新一だと証明できるんだという意味で
追い詰められるという意味の物語的解説が台詞でも物語でもなく
こういう誰も触れていない設定で行われるというのは、ちょっと斬新。

人情味溢れるヒューマンタッチで描いていないので、ほんとゲームでもしているかのよう。
こちらの感情が揺さぶられないので、混迷していく状況が
ただひたすら他人事である。

泣かせようとか、同情させようとか、そういう狙いではないドラマである。
それはそれで、構わないのだが、今回、なんだか更に展開が斜め上に行ってしまって
ちょっと付いていけなくなってきた。



第4話。
ガキノツカイと名乗る電話主。彼が、あのバ―に居たジジイだと判明。
彼に呼び出されて、会ってみたこの一連のシーンは何だったのか。
会社の後輩くんが豹変した姿と、カノジョの早苗の元彼だと教えられただけで、随分と時間を喰っていた。

そして、早苗のアパートに行ってみる新一。
そこには斎藤の姿が。
前回、まさかの飛び降りではるかが自殺。それに衝撃を受けた斎藤が新一を逆恨み。
ナイフを振りまわして、階段落ちて、斎藤に刺さって、死亡。

なんちゅーお決まりの展開なんだ。


・・・・そう、なんていうか、よくある王道ネタをただスライドしているだけの脚本に見えるんですよね・・・。
どれも、どこかで一度見たことあるようなデジャブ感でまったくオリジナリティが感じられない。
ベッタベタなのでも、面白いのは出来ると思うのですが、なんかつまんないのは
味付けが大味だからだと思った。

会社の後輩くんの、如何にもな豹変。
狂ったようなイカレ系で、頭良さそうには見えない・・・。見えないから、小物臭がする。
そもそも、本当は裏切っていたとして、ここまであからさまなキャラ変っていうのが漫画的。
小学生向けドラマじゃないんだからさ・・・。(いや、そうなのか・・・?)

もっと、普通に大人の対応をするんだけど、どこか手の平を返された感をさり気なく匂わすとか
役作りと演出に、センスを見せて欲しいです。


まさかの自殺で退場してしまった、はるかの葬儀が行われる。
そこで悔しさと憤りを隠せないで、ナイフ持って新一の所に行っちゃう斎藤。
それもまた、ベタ過ぎだし、共感も同情もない。
ナイフって・・・。(;一_一)

そもそもここに居たということは、早苗を待ち伏せしていて
早苗を殺そうとしていたのか?
大事な人間を奪われる想いを新一にさせたくて?

いやいや、高校生の三角関係じゃないんだからさ。もっと大人な行動やら心理やらを見せてほしかったです。
単純すぎる。
普通、好きな人が殺されたからって、いきなり殺そうとか思わないだろう。
しかも、新一に対し、はるかの想いを逐一伝えるとか努力してこなかった人間に
新一を責める権利もクソもないっての。

ここは、早苗の周りにはるかが出没していたことを新一に知らせるためだけのシーンと見た。



ガキノツカイ。
そんな意味では、彼のキャラクターは一番面白く役作りと演出をされていると思えた。
目的は見えないし、金で動きそうなのは弁護士と同じで、どっちにも転びそうな描き方。

その弁護士はいいとして、友人で総務省の小山内。
彼もまた、この弁護士に誘われ、新一の個人情報調べたでしょ?って匂わされ
そのくらいの挑発で車に乗るなよ・・・げんなりだ。
ここは、ニヤリと笑って、それでも「お断りしますよ」くらい言って欲しかった。

小山内を車に乗せる展開にしたいのなら、もっと練ったネタを用意してください。
ほんと、いちいち使われるネタがチープなのが、ちょこちょこ萎えさせる。
大筋を追っているだけだと、そんな気にならないんですけど。
つまり、大味なんですよね。


早苗。
ラストはまさかの新一が斎藤を誤って刺したことになってしまった。
こんな場面に何故か遭遇する早苗。
まあ、偶然なんだろうけど、こんなシーンを見たって普通、新一が殺したとか思わないよね・・・。

なのに、血塗れの新一、傍らには倒れた斎藤、胸にはナイフ。
それだけで、「誤解される」というシチュを作ったつもりでいるスタッフさんの方のセンスにげんなりだ。
なんかベタ過ぎだし、あり来たりだし、ほら、追い詰められたでしょってドヤ顔が腹が立つ。
子供向けかッ。

ここも、もっと凝ったシチュエーションを用意してほしかったです。
せめて新一がナイフ持ってたりとかしないと、幾ら血塗れでも、普通なら新一の怪我を心配するっての。
警察でも、新一の指紋の付き方などから、犯人じゃないとは直ぐ分かると思われる。



偽物の藤堂新一。川野瀬猛。
何気に彼のキャラが一番かわいいぞ。実はちゃんと嘘だと分かって動いているのね。(当たり前だが)

ただ、テレビで、何度もフルネームを連呼する演出にもげんなり。
そんな誇張しなくても、名前を世間に記憶させようとしていることくらい、見てれば分かります。
そういう演出の大味さも、鼻に付くんだよなぁ、なんか。



そしてそして!
いっちばん、今回疑問だったのがバーテンだ。
何で子供にやらせているのか。
ほんと意味不明に思えて、ここは最悪なミスキャストである。
演技も軽く言葉に深みがないので、ニュアンスもまるで伝わらない。

大体、子供に「大丈夫ですよ」と言わせて、ホッとする大人がいるか、ばか。

普段、J系だろうが芸人だろうがアイドル枠だろうが、キャスティングに文句も違和感も感じない方ですが
今回だけは言わせてほしい!
彼だけはミスキャストだろう。

ましてや、追い詰められた新一を匿い、束の間の休息を齎す重要ポジを見せた今話は
お陰でラストの流れは上滑りしてて、タルかったです。
新一の・・・藤原竜也さんの迫真の演技でなんとか悲愴感を感じられたくらいだ。

しかも言う台詞が
「僕もパーソナルナンバーがないんです」

ナンバーを「奪われた」ではなく、「ないんです」

だからなんだ!!・・・って突っ込んだ。
だから、辛さが分かるとか?
何を勘違いしちゃっているのか。勝手に独りで盛り上がって抱き締めて、クサイ演技に、何、笑うとこ?

・・・いや、違う。
例えばこれを、佐々木蔵之介さんなどが演じていたとしたら、重みがまったく変わってくる。
(彼の名を上げたのは、たまたま前クールでバーテン演じてらしたから)

人生を積んだ男が寄り添うことで、新一の深みや置かれた立場の重さが、間接的に表現されるわけで
だから、なんで子供にキャスティングしてんのか。(そこに戻る)


パーソナルナンバーを売買しているシーンは、結構寒気のするリアリティさがあった。
こんなに沢山のアウトローな人間がいるのが、ちょっと違和感あったけど
個人情報の売り買いは、シリアルナンバリングされた世界だからこそ、リアルに有り得そうな揶揄にも思える。

勿論、マイナンバーにそこまで悲観的な思想は抱いてませんが
それでも、啓示としては、そのくらいの危機意識持っていた方が良いですよね。
売買されるターゲットが、誰でも構わないランダムさも、怖いです。

でも、ドラマも奪う相手は誰でも良かったとなるのなら、何故新一だったのか?という求心力がなくなるので
それはないと思うけど。
総務省から依頼された人間をターゲットにしているのだから
それこそ、小山内みたいな立場の人間が企てたことですよね。たぶん。


取引現場は異様な雰囲気でいかにもなギャンブル場にセットされてましたけど
そこに藤原竜也さんが立つ、この画面のナチュラルさvv
ホント、こういう非日常空間の似合う人だな。


さて。
ミス・イレイズの存在感がなくなっちゃったけど、それもう終わりなのだろうか?
今回やっと1話のシーンの前日、一日前にまで辿り着きましたけど
結局、まだ謎が何一つ分かってないよ!
物語が一つも進んでないよ!

ある意味、太っ腹な脚本である。
個人情報保護の観点からメリット・デメリットを示し、そこから何らかの利権を奪い合う・・・攻略し合うみたいな
そんな企業悪みたいな展開を期待していたので、(国家も絡む野望と個の脆弱性とか)
誰が嵌めたかを捜す流れは私にしてみれば斜め上展開だ。
しかも、こちら側が殺人に関与してしまうと、大分目指していた方向性とは異なってきた。

むしろ視聴者としては、その目的を知ることが目的なのではなく
目的をテーマにして、危機意識や無戸籍の課題とかを取り上げて欲しかった。
せめて、出生の秘密など、家族・親戚・友人間で巻き起こるコンパクトさに纏めてくれないと
どんどんそもそもの軸が希薄になっている。

これで、主犯格に辿り着き、その目的を知ったところで、何か壮大なドラマが生まれるとはもう思えない。

一体このドラマは何を目指しているのか。
だた単に、巨大な敵に陥れられた個人が戦うだけの展開になっちゃうのか。
少年漫画なら許せるネタも、ドラマとなると、こうも途端、陳腐になる。



ラストに流れるエンドソングのダサイ不快感も最悪で、余韻もクソも無いドラマですが
4話まで費やして、狙いが見えないのも、逆に面白い。
結局何が言いたいのか分からない謎に惹かれて、まだ見ます。くっそ、見てやります。
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