Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*08*01(Mon)
そして、誰もいなくなった 第3話 感想
落ちたー!はるかが落ちたー!マジか!
心理的な策謀に悶々とするだけのドラマだと思っていたので、具体的に事態が破滅してちょっとびっくり。
誰もいなくなったって、人に見限られるって意味じゃなくて、みんな死んでいくって意味なんか!?
なんちゅーおぞましいドラマじゃい!
最後に主人公独りになってたりして。


それにしても進みが遅い。
色々な要素を四方に絡め、メインの謎を深めることで緊迫性を持たせた構成だとは思うのですが
その効果が脚本の独り善がりになっていませんか。
毎回追い詰められるだけの雑な展開で、見せ場もなく、ただフラストレーションだけが増幅させられていく。
悪いがそんなマゾではないので、そろそろ堪えがたくなってきた。

今はまだ、新一は後手に回っているだけで、全てはこれから動き出す・・・という言い訳は立つだろうが
それにしたって、追い込ませるだけの単調な展開で
事態も謎も3話も使って一個も進んでない。

そうなると幾ら探究心を高い負荷で刺激しても、逆に飽きてきちゃうんですよね。
それでは視聴者は付いてこないだろう。映画じゃあるまいし。

ならば、毎回話に何か一個グッとくる山場があれば良い物を、それもない、ただ単調に負荷負荷負荷。

脚本が拙いから演出が安っぽく見えるのか、方向性が想像と違っているからストーリーが単調に見えるのか。
サスペンスものやミステリーものに有りがちなネタを
とにかく全部ぶっ込んでみた、みたいな感じで、目新しさも無い。
大味に仕上がっているだけなのだ。

一つの謎・・・・この場合、パーソナルナンバーを誰がすり替えたのか?ということだが
そこに関する複数のファクターの内、まだ謎が1つも解決してないよ!
いや解決しなくてもいいんだけど新たな展開とか情報とか!
一つ解決してまた出てくるという形にしないと、話が進んでいないのと一緒である。

勿論今見せている情報がいずれ後半でオセロの駒のように回転するという意外性を突くのも手法だろうが
それでも、別な部分でそろそろ細かい部分の消化も入れておかないと、こっちの集中力が続かない。
夏なのに。




第3話。
公安に監禁され、身動きが出来ない新一。
苛々と鬱屈が募るのは、こっちもだ。
そして結局第3話は、そこから見知らぬ女の手助けで、出られましたというだけのお話。

そんなんで1時間も使うって、どんだけ引っ張る気だ・・・!

そんなタルイ展開を引き摺り、ラストに同級生はるかの存在の怪しさについに新一が動く。
接触を図ると、はるかは酒を飲んで酔っ払っていたこともあり、大荒れ。
腹いせというか、絶望というか、良く分からんな~とか思っているうちに

「ごめん、頭冷やしてくるね・・・」

おいおいおい、ベランダ登ってんよ。

はるか、足上げてますが。
ぴょんと向こう側へ。・・・・・・・・・・え?

なんとまあ、あっさり!
落ちてっちゃったぞ。
緊迫感もなく、あまりに突然の突飛な行動にこっちの脳がフリーズだ。

落ちたよ!?
自殺しちゃったよ!
え。そういう展開???

ラストには救命措置も実らず、息絶えた模様。
一緒にいる新一が今後、突き落としたとかで追われたら、それこそ笑える・・・。
スパイ容疑の次は殺害容疑かい。


色々分かんないことだらけである。
今回、このはるか絡みで、同級生という繋がりで故郷の斎藤と小山内に、新一はかなり詰め寄られるが
その最大理由として、「新一は何も分かっていない」と。

だったら教えてやれば良かったよね?友達なんだから。

それを、新一だけが酷い風に言って平手打ちとか、ちょっとノリに付いていけない部分もある。
直前のはるかと新一の口論も、どちらかに感情移入させた白熱の感情論で畳みかけられれば
その口論の果ての自殺に、視聴者としても衝撃とショックを受けていたと思うのだが
何とも良く分からない言い合いだったから、こちらの気持ちが緩んでいる状態な訳で。

つまりは脚本の誘導がものすごく下手。

もっと、はるかの境遇に同情させるように煽れば、新一への憤りも感じられただろうし
逆に、新一のもどかしさを強調させるなら、ここははるかの描き方をもっと別な形にした方が得策だった。
どちらにも中途半端なんだもん、どうしろと。


第一、はるかが10年近く働かなかったことを全部新一のせいにしている状況ってどうなのか。

大学院に進みたかったけど、新一が直前になって進むと言ったから譲った。
大学院に行かなくて就職した先がブラックだった。

確かに、悲惨な転落人生だが、それを選んだのははるか自身じゃないか。
ましてやそんな男と付き合ってたなら、そういう人だって分かってるでしょうに。
何故新一を逆恨みする?
自分の決断を人に押し付けるって、それを10年もニートだと、ちょっと同情には欠ける。

仮にはるかは恨んでいなかったとして、小山内などが
「恋人なのに知らなかった!お前はいつもそういう奴だ!」って詰ることについては
そこはまあ、友人の台詞としては分からなくはないとしても
でももう大人なんだから、新一を責めるのではなく、はるかに就職するよう促しなよ・・・。


はるかに同情も共感もできない。
だとするのなら、ここは新一のもどかしさと、友情の亀裂を視聴者に見せたかったんだと思うんだが
そうなると、ネタが陳腐すぎて友情の平たさが鼻に付いてしまう。
大人の友情として蟠りを持つような会話では、なかった・・・。

友情の亀裂で新一が孤独になる布石が出来ただけだと考えると
今回のはるかの自殺は特にドラマ的には重要ではないのかも。

そもそも、でははるかは新一のパーソナルナンバーすり替えに関わっていたのか?
そっちの方が視聴者としては重要なんで、ますます、ここの友情亀裂が盛り上がらない。


はるかが付き纏っていたことと、パーソナルナンバーの件は別物な気はする。
一人の女がどうこう出来る類のものではない。
情報を与えたというのはあるかもしれない。
新一ともう一度関わりたくて。

でも、偶然というにはあまりに出来過ぎているはるかとの境遇に、新一が疑念を抱いたことは
間違っていなかったと思う。
これを切欠に、これまで日向ぼっこのようにのほほんとしていた新一が
ついに脳味噌を働かせだし、「ここで計算しなよ」とはるかが言い残したように
小山内を含めて、周りを欺き出すのだとしたら、ちょっと良いターニングポイントでは合ったかな。



そのパ-ソナルナンバー。
この描写もいまいち幼稚で、萎えるんですよね・・・。

例えば、婚約者の早苗が、小山内に新一の近況を聞こうとして会い
そこで小山内からナンバー偽装の件をようやく知らされる。

しかし、早苗はパーソナルナンバーについてあまりよく知らないと発言。
パーソナルナンバーがこの世界では国民の社会生活すべてを左右する重要性を持っている社会だからこその
新一のこの危機であり、スパイ容疑なのではないのか。

知らないって・・・、ワザと?でも小山内は心を許している側の人間ですよね・・・・。

ここは新一のナンバーが偽装されていると知り、蒼白になるくらいの演技で危機感を煽ってくれたら
ドラマとしての緊張度も上がったのに
のらりと交わされて、何だか見ているこっちも、凹む。

その上、小山内が何やら仕掛けているゲーム。
恐らくこのシステムの弱点を突き付け、情報共有側の失脚を狙うのだろうが
「公安が動いたからには~」なーんて思わせぶりな台詞を入れて小山内の怪しさを引き出しているのだから余計に
公安の厳正さなどはきちんと描写してくれないと、シリアスさが下がるんですよね。
小学生相手の漫画じゃないんだから、せめて、公安にはきっちり追い詰めて欲しい訳です。

国家レベルの危険人物だと認識されてるなら、藤堂新一という人間の生い立ちや写真を入手して
どこから入れ替わったのかとか、その方法とか、以前の素性を一から調べそうですけど。
母親や上司にどっちが新一かと確認する前に、証拠を手に入れろよ・・・。

偽物の方を国家が信じているのはシステム信仰として、描き方は面白いのに
どうにも、疑う要素が漫画以下である。


更に更に、最後には、川野瀬猛が、どういう意図があるのか、記者会見。
自分は自白を強要された冤罪だと訴え、顔出し。

えー!えー!それ、いいんか?
それが一番こっちの思う壺では?
彼の同級生らには彼を川野瀬と認識している人間が五万といるわけで
顔出ししたら、本当の同級生にバレバレじゃん。
何で別の名前を語っているのか、疑問を生じる筈だ。


でもここで、ついに(期待していた)藤原さんの雄たけび炸裂。

テレビで川野瀬が藤堂新一連呼していて、その度に鬼気迫る表情と渾身の絶叫は彼ならでは。
「藤堂新一」
「わあああ」
「藤堂新一」
「わあああ」
「藤堂新一」
「わあああ」

あの、馬鹿にしてません、スタッフさん。
三回目には悪いが流石にちょっと吹いてしまったんだが。
そうじゃないんだよ!そんなの狙ってないんだよ!
もっと、シリアスに追い込まれた藤原竜也さんの演技が迫真に迫って、ビリビリくんのが、見たいのに。
スタッフ、何茶化してるわけ?

こういうところが、ホント、シリアス感を下げ、何を描きたいのか、3話めにして迷走させる。
掴ませない展開に焦れてきた。


・・・・でも、定食屋の「ああああー!」3連発が藤原さんらしくはあって、ちょっと満足。
全体的に、藤原さんの追い込まれる演技で持っているドラマである。
ヒリヒリした空気を滲ませる演技はぴったりっていうか、上手いなあと思う。
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