Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
09≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303110/ ≫11
--*--*--(--)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
2016*06*08(Wed)
僕のヤバイ妻 第8話 感想
ヤっちゃうのかーっっ!!ゆきちゃーんっっ。

毎回色々ブッ込んでくるなぁ。このドラマ。
怒涛の展開ラッシュが豪華すぎるっ!最後までスピード感緩めないテンポで実に見させますね~。
なんか味で勝負できない店が激辛で勝負してきたみたいな。

特にやってる内容自体に然程目新しい素材がある訳でもないのに、この出来栄えですよ。
演者さんと演出さんの見事なコンビネーションで飽きさせない。
ポンポン進む物語もなんだなんだと思わせるし、メリハリある警察・鯨井家・杏南との構図。
隙がない。
殺害ゲームなんて、一歩間違えば、茶番劇に落ちる定石なのに、それがないわ~。すげえ。



さて。終盤戦。第8話。
ここまで名前しかほぼ出てない木暮役・佐々木蔵之介さん。
彼が出てきただけで画面に重みが増した・・・!迫力あるな~。
理解不能な夫婦の殺人ゲームに、ふっと重厚なテーマ性を意識させる。
彼が全てのキーマンであったことは既に明白ですが、それにしても佇まいで見せる役者さんですね・・・。感動。
次回の、彼の目線で語る真実というヤツが楽しみだ。


杏南。
やっぱり生きてましたね。
まあ、そうだろう。ドラマを最初から見ていたら、ここで彼女が死ぬのはちょっと可笑しいと誰もが思う筈だ。
なので、真理亜が土掘っているシーンなんかはちょっと、あれ?と逆に思わせられ
良いシーンでした。
同時に真理亜の徹底した性格も描かれていましたし。

ってか、夜中に土を掘る・・・・。
なんか、佐藤隆太さんがご出演なさっているので、なんかデジャブった・・・(爆笑)


でも重要なのはそこではない。
杏南が生きていることと、真理亜と共謀した取引に裏があったというところまでは想定内でしたが
その策謀の内容がちょっと意外だった。

え、真理亜が土下座して幸平を求めたってこと?
あれほど「譲るわ」って言っていたのに???

なんかここ、しっくりこなかったんですけど・・・・私だけ?
勿論、真理亜の言動は全部どこまでが本音かを分からなくさせているから、それさえも誘惑の一つと思えば
不自然さはない。
真理亜は最初から幸平の愛を主目的にしていたのだから
ブレない態度はむしろ清々しくすらある。

ただ、その企画に杏南が乗るということが、少々動機が希薄なのだ。

幾ら土下座返し(笑)されたって、前回までの杏南の過去回想での執着や執念と思うと
そんなくらいで、引き下がるか?と思う。
杏南の目的は、真理亜への勝利だった筈だ。
二億を上げるわと言われて、納得するものだろうか?

そんなの、女のプライドずたずたじゃないか。逆に。
金で済む話だと言われたも同然なんだぞ。その見返したい女に。

幸平に対する争奪戦では、もう決着は付かないことを、前回知らしめたのではなかったのか。
じゃあ、前回の杏南の屈辱の過去ってなんだったんだ。


ここで、土下座されたって、ましてや二億あげるだなんて、侮辱も良いとこでしょう。
そんな程度で、真理亜の計画の乗ってやるだけの価値が、杏南にない。
そこまで、一人の男に賭けているという馬鹿げた恋情に
付き合ってらんないわ、というのなら、分からなくはないけど・・・勝手にやってよ、な世界でしょうに。

ここの部分、もう少し丁寧な誘導が欲しかったところである。
唯一残念だった箇所だ。



そしてそして、ようやく頭角を現したゆきちゃん役・キムラ緑子さんっっ!
上手いーっ!上手いーっ!
今回は彼女の演技に全てが詰まってた!

流石ベテラン役者さんの風格が画面から出ていました。
目の動きとか、フッと取る間とか、もう嘆息ものである。

レンタル夫に詰め寄られ、動揺する演技と、真理亜に追求されて、動揺する演技が
また微妙に違っていて、彼女の追い込まれ感が時間軸と共に滲み出ている。
台詞がない部分での、顔アップとかの挿入センスも良かった。

だからこそ、最後にナイフを持ち出した突発性も全然不自然じゃなかったし
その興奮ぶりは正に迫真。

ちょっと甘えた感じの高い声とかの使い方も、見事な役作りでした。


脚本も今回は繊細なセンスで感動。
序盤のゆきちゃんが「なんでテレビ消しちゃうの?」っていうシーンが
鯨井夫が殺害に気付いてたシーンにスライドした上手さ!

えぇえぇぇー!
あの時テレビ消したの、そういう意味だったのー!
まるで、ゆきちゃんの食事中にこんな辛辣なニュース見るのは良くないねという出来た夫風味を演技しつつ
実は、その話題を避けたわけか~。
騙された~。

あれじゃただの、気を使った夫と、いつものちょっと世間知らずな妻という図でしかなかった。
むしろドラマの流れはゆきちゃん視点であったので
余計鯨井夫の方にまで気が回らなくさせられていた。
上手い。

あの後、金を払えないないなら食事は補助しないなんて、鯨井夫の冷徹な変貌を描き
ゆきちゃん視点の闇を見せつつ、闇は夫への偽善ではなく殺人かよー!
そのためのシーンかと思ったら、まさかの確信犯に、仰天だった。


更に、その後、殺害を気付かれ怯えるゆきちゃんに、二億を奪い取ろうと持ちかける鯨井夫。
緒方を殺して情緒不安定な所に、優しく「なんでそんなことしたの?」とか「ゆきちゃんも手伝って」とか。
なんか鯨井夫役・高橋一生さんのなんとも言えない落ち付いた口ぶりが、マイルドで
つい女が頼ってしまいそうな雰囲気を出している。これがまた、実に上手く。
惚れそうだ・・・。


盗聴を聞いていてと頼むが、当然真理亜は盗聴に気付く。

そこで、真理亜が仕掛ける訳ですが
「知ってたのよ、わたし」
禁句であろう、レンタル夫のこととか、人の心を弄ぶのが上手い真理亜。
その横柄な物言いに、鬱憤募らせて精神不安定だったゆきちゃん、ついに真理亜を刺殺!

うええぇぇー!
刺したー!刺したー!マジかー!

そもそもこのドラマの出発点が、真理亜の誘拐だったわけですが
ここでゆきちゃんが刺しちゃったことで、「二億をもってこなければ妻は殺す」という脅し文句が
もう一度振り出しに戻る、この脚本のユニークさ!
すっごい爽快感すらあった。

前回は偽装でも、今回は本物。
なんたる上手さなんだ。そう持ってくるための、ここまでの展開か!

真理亜はオオカミ少年のごとく、幸平は「なんだよ」と吐き捨てる。
この皮肉がもうたっまんなかったです!!
こーゆーの!こうゆうのが見たいんだよぉぉ!!
最近のドラマはこういう意味で煮詰まってなくてホント物足りない。

・・・・とはいえ、このドラマも心理描写という意味ではかなり希薄に描かれているので
総合評価としてはビミョーですが。


それでも、色々迫真の映像演出ラッシュに、色々感動しました。
真理亜が殺人と通じて、幸平の居場所を自分の元へと作った流れは
真理亜としては、及第点だったのだろうか。
幸平が警察に行ったという部分で「ここまでか~」という台詞から
なんか、引き延ばせるだけ引き延ばそうとした何かが合ったように思う。

それと合わせ、「死が二人を分かつまで」という意味深な台詞のクローズアップ。
木暮の妻の死。
死で別れた恋とは、誰のことだったのか、煽りましたね~。

真理亜にしてみれば、これまでやった数々の行為の代償とも取れますが
もしそれが、誰かのための行為だとしたら、一気に情感的ドラマにすり替わる。

腹部を刺され、本気で瀕死の真理亜。
助けに行きそうもない幸平。
どう、真実が絡み合うのか、期待させる。


人間描写としてはどの人間も欠陥品で、感情移入は誰にも出来ないのだが
それでもどこか愛しい人の性を思わせた。
それが殺害と金という、なんとも下世話なツールで描いているから、余計、美学というものからは遠い。
だからこそなのだろうか、真理亜は清楚なお嬢様設定だし、家屋は絢爛豪華な一軒家。
高級住宅地。

様々な皮肉が込められたスタッフのセンスも、面白かったです。
暇つぶしには充分味わい深いドラマでした。

次回の全ての謎と結末、楽しみにしてます。



そして唯一へったくそな伊藤英明さん・・・。
ファンの方には悪いが、ここだけは、やっぱり色々泣けてくるよ・・・・。

彼の殺人を実際犯したことへの恐怖で幻覚が見えるシーンは、ほんとにくっっそ下手だった。
怯えているのが全く伝わってこない。
演出さんやカメラワークでなんとか凌ぐカットが笑えて、それなりのシーンに出来あがっていましたが
彼自身の演技力ではない。

辛うじて凌いでいましたが、折角の杏南、生きてた展開も、台無しだわ。

もう少し、怯える演技、出来なかったんですかねぇ?
恐怖に慄き、精神的に狂ってしまいそうな。

ここだけが不満だよ・・・。
今回周りが特に異常に際立ったゴージャス演技だっただけに、余計チープ感が鼻に付く。

勿論、それが逆に幸平の根の良さを表現していた内は、良かったんですよ。
でも、ここはそれこそ学芸会だった・・・。
そうか、彼、顔が濃い割に目が小さいんだな。だから驚愕の表情が伝わり難い。
もっとその端正なお顔を崩して歪ませたりとか、なんか分かり易い演技、なかったんだろうか・・・・。
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅤ-spring ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/1029-eddfb77b
trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。