Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
08≪ 2017| 12345678910111213141516171819202122232425262728293009/ ≫10
--*--*--(--)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
2016*05*28(Sat)
グッドパートナー 第6話 感想
打って変わってコンセプトが様変わり。いきなり人情ものになっていて、いきなり真面目な造りになっちゃった。
このドラマ、夫婦が絡まない方が面白いんじゃないのか。
謂わば王道のリーガルものになっていて、その完成度も素晴らしかったです。
ちょっと赤星くん役・山崎育三郎さんの迫真演技に呑まれそう。

ぶっちゃけ初めからこの路線で製作して欲しかったと心底思った中盤回でした!
一体どうしちゃったんだろうか。
ただ、プロットは深読みすると大分おかしい。



第6話。
個人経営の蕎麦屋さんが負債を抱えてやってきた。
個人企業なのに借入金が三億越えている・・・!
もうどうにもならないからとご夫婦で相談。
できれば社員にも取引先にも迷惑をかけたくない形で治めて欲しいという依頼。


今回は財務に詳しいということで、夏目先生のアシスタント赤星くんがサポートに加わってのタッグ。

扱う題材もですが、咲坂&熱海だけのタッグではなく
前回はここに夏目先生が入ったし、今回は赤星くんと、バリエーションがあっていいと思った。
案件をどういう立場で関わるかという意味に於いても
毎回スタンスを変えてあるし、そういう意味では色々プロット練られておられますよね。
一話完結モノの利点をこれでもかと活用した、良いコンセプトだと思いました。


また、前回セクハラ回もそうでしたが、ゲストさんがナイスチョイスですねぇ!
これでもかってほどのハマり役チョイス。

六平直政さんの演技もベテランらしく流石でした!
六平さんは、蕎麦屋のオヤジ・・・というか、こういう食堂オヤジ系を演じさせると
これほど似合う人はいませんよね。
頼りなく、人情脆く、下町系。切羽詰まった情けなさまで見事でした。


物語の下地も悪くない。
赤字を埋める為に更に新店舗開業し、借入が増える。
典型的な倒産経営者のよくある話で、さあ、これをどう治めるか!?というところが争点だ。

一般的法律論ならば、民事再生法で、事実上の倒産ってクダリだろう。

だが、倒産するにも金がいるんだよな。
『そこなん』で学んだ。たまげた記憶がある。

しかしドラマは、依頼人が店を再建させる方向性で経営プランを考えてほしいという依頼。
法的側面から、当事者が見えなくなっていることを、第三者がどう背中を押し出させるかが
最大の見所となった。

確かに、経営者であっても素人には何が問題か分からなくなる。
取引先に迷惑かけたくない。従業員を解雇させたくない。
甘っちょろいことを言って、雁字搦めになっている店主が
情けないですけど、追い詰められた人情深い人間こそこうなってくるんじゃないだろうか。

最終的には鬱っぽくなって、自分が死ねば治まるとか言いだす始末・・・。
そういう人間描写は、とてもリアリティがあったと思えた。
六平さんの表情が、また上手かった。


結局、店じまいをするという結論を採択。
一番利益率が高く営業成績のいい一店舗をひとつだけ残し、そこをリニューアル開拓することで銀行を説得。
土地柄、海外観光客をターゲットにしたプランを提案し
支援を取り付け、看板を守った。

何も捨てたくないと泣き崩れる店主を、そう説得したのは
実はかつて父親が似たような目に会い、死んでしまっていた赤星くんだった。

自分の生い立ちを話し、傷を深くして、しいては、倒産、自分の命まで奪われる、そこまですることか。
まず護るのは自分の命だと力説。
命よりも大切なものはないという赤星くんの話は、説得力がありました。


それをまた、赤星くん役の山崎さんが、涙目ででも激情せずに淡々と説得しておられて
シリアス感と緊張感が満ちていて、素晴らしいったら!

事務所の余計な人は一切関わらず、咲坂先生と熱海くんと赤星くんだけで仕上げた
狭い一室で繰り広げられた演出も、胸を打つ。

あれ、このドラマ、夫婦が絡まない方が面白いんじゃないのか。
ラストのオチも再出発という余韻が赤星くんの過去と共に沁みて、クオリティ高かったと思えました。


・・・うん、なかなかコンセプトとしては面白い。
弁護士らしい結末にも大満足。
満足なんですけど・・・・・。

なんかそもそもの弁護士スタンスがブレてんぞ?


あの。
咲坂先生は敏腕弁護士っていう設定なんですよねぇ?
それともそこそこ弁護士?

いやもう、どっちでも良いですが、序盤、赤星くんが客観的な法的措置を述べていましたが
それこそが、弁護士のノーマルな技術であり、別に冷徹でもなんでもないんですけど。
なんで、彼の言っていることが偏屈っぽい風な流れになってんの?

負債を抱えた債券は事実上、難しいと考えるのは当然。
銀行を説得するには、幾つかの店舗閉鎖は王道対応。
だって銀行だって、客商売なんですよ。

それを、倒産ありきで考えている無能みたいな言い方をする咲坂先生の口調が理解できん。

弁護士なんだから、そこは考えて当然のルートであり
むしろ、きちんとした教科書的な対応を取れる赤星くんを、先輩弁護士としてまずは褒めるべきでは。
その上で、依頼人の利益を優先する難しい案件であることを告げ
別な対応を考えるよう促すのが筋でしょう?

それを、意見が合わないとか、否定的な嫌悪感みたいなものを露わにして
挙句、ボスにチクるって、ほんと、何なの?
最低。

バッジが喋ってるだけのようだとかいう指摘は、まあ、新米には良いですが
「オレを普通の弁護士と一緒にするなよ」とか
赤星くんや夏目先生ではないですが、ホント、ケツの小さな男!

後輩を導く役目も受け持つ先輩として、最悪でした。
このドラマは、「咲坂先生はスゲー」を太柱に成り立っている筈なのに
彼の人間性を否定して、どうすんだろうか。

小さい男というのが、笑いのネタになるのなら、まだ分かるのですが
これは本当に人間性の浅い男に過ぎない。
尊敬もできないって。


しかもだ!
赤星くんと咲坂先生が、序盤その法的対処について熱く意見を言い合っているシーンを
熱海くんに「喧嘩している」だとか「勉強にならない」だとか言わせる意味もまた、疑問で稚拙。

え、嘘でしょ?耳を疑ったよ。
とても弁護士らしい、先輩と後輩らしい、ディベートでしたよね?
双方、異なる視点から依頼人のことを考えた発言であり、どちらも間違ってなかった。

とても勉強になるシーンでしょう。

これを喧嘩とか、相性の悪さとか表現する脚本家さんのセンスが最悪だ。
口論としたいなら、もっと内容を吟味してください。

仮に、依頼人の前で、店舗閉鎖以外の解決法を匂わすのだとしても
事務所内ではこうやって色んな意見をぶつけ合い、様々な対応を検討しているものだと思います。
咲坂先生に逆らいながらも、自分の意見を突き通すアシスタント赤星くん。

仮に彼が現実を知らない甘ちゃんだとしても
こうやって弁護士は成長していくんじゃないんですか?

それを新人の熱海くんに、議論を中断させたりとか
それを窘めるシーンもないとか
なんだか折角の蕎麦屋の店主の決断シーンが台無しでした。

なにそれ。


ラスト、ドラマはもう一回転。
赤星くんは夏目先生の前ではこんな涙も見せなかったし、激昂することもなかった。
咲坂先生の影響で、チャラ男の仮面が剥がれた?
むしろ、本気でぶつかりあえた?

「私の前ではそんなことなかったのに・・・」呟く夏目先生。
咲坂先生には、こうやって人の感情的な部分を引き出す才能があるのかも?
彼の人間性の奥深さを匂わせたかったのかと、ここは良かった!

・・・で、思う。

あぁあぁぁ~・・・・・、なーんとなく、言いたいことが見えたような・・・・。
ん~・・・、つまり、咲坂先生の言葉じゃない人間味が無自覚に人を開花させるような
そんなリスペクトさせる狙いがあったのかなぁと。

何となく最後の最後になって、脚本家さんの狙いが見えたような気にはなりました。

でも下手くそか!
誘導も設定も下手くそすぎだ!
わっかりにくっっ。

だったら、咲坂先生と赤星くんの議論を、否定的な構成で見せたのは、何だったのか。
彼がムキになっても引けない、ということを表現したかったにしても
別に彼の弁護士的行為を否定することはないし
熱海くんの中断も、いらないでしょう。
咲坂先生の、態度も不透明です。

ここは、咲坂先生は無自覚ということにしないで、確信犯とした方がよっぽどコンセプトも明確。
分かってて、赤星くんを煽ったし、むしろ咲坂先生が誘導し引き出したと自覚していた方が
観ている方もよっぽど気持ち良かったと思うんですが。

赤星くんだけが男前だった回でした。

なんか、私、この脚本家さんとのセンスが合わないのだろうか・・・。


ああ、、脚本家さんとのセンスが合わないなと思うのはもう一カ所ありまして
娘のみずきと目黒くんが親離婚友達って言うシーン。
なんだか悲しいし、子供にこんな言葉言わせるなんて。

今までも、寂しさを隠しもせず親を拒絶ばかりしている我儘っぷりが鼻に付いてましたが
ここにきて最悪になった。
親に向かって、離婚を詰るような言葉を小学生に言わせるの?
何様なんだろう、この娘。わがままに育てられたのか。

高校生くらいの思春期ならまだ分かるんですよ。でも小学生で?

普通なら、今度は自分が親に捨てられないか、不安がったり怯えたりして
むしろ何も言い出せなくなるだろうに、なんでこんな自己主張強い?


まあそれでも、今までで一番面白い回でした!
こんな感じで巻き返すのなら、この先はちょっと期待したいです。
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅤ-spring ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/1024-d99d69af
trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。