Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
07≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303108/ ≫09
--*--*--(--)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ スポンサー広告 ] . . TOP ▲
2016*05*25(Wed)
僕のヤバイ妻 第6話 感想
なんじゃこの展開w
滅茶苦茶な展開でわけが分からなくなってきたが、エンターテインメント性としては今期群を抜いた。
色々な部分で単純過ぎて笑える!

別に深く高度な心理戦が繰り広げられている訳ではないのだが
皆が同じ舞台に正直に乗ってくれているので、正統な攻防が成立している状態といえ
それが、一定のルールでゲームを行っているような狡猾さと駆け引きを錯覚させる。
物語が進むにつれ、巧妙に視点が回っていく仕組みも斬新で、目新しく面白い。

それが同時にスピード感もあるように楽しませられ、こんな脚本技術は初めて見た。プロの技術力だ。


特に人間的に魅力的なキャラクターというのは一人もいないのに
ゲーム性として魅力あるキャラたちのおかげで、なんか、めっちゃ楽しいw 
スクリーンの向こう側の奔走する戦場を、傍観者として楽しませて貰っている。

まあ、その分、グッとくるようなシーンとか、こちらの胸を突くような感情的に煽られるシーンなどなく
どこか平たい世界だし
良いドラマか?と聞かれると、キャラ構成が平坦なため、何かが足りない印象だが
そーんなこと、もうこのドラマに求めてないし!
もうこのまま斜め上を突っ走ってくれ!!



第6話。
真理亜の2億円を奪い、離婚届まで突き出し、完全勝利を治めた幸平。
喜び勇んで杏南のところに行ったら、杏南と鯨井夫とのキスシーンを目撃。
「尻がる女!」
そんな幸平の元に、昨夜は泣いて叫んだ真理亜から、離婚に同意するという弁護士からの連絡。
「どうして急に・・・」
しかも、真理亜も不倫していたらしき事実を義理兄から取り付ける。
「裏切られていた・・・」
なのに杏南から状況説明されるとすんなり信じた。
「ほんと俺、どうしようかと思ったんだよ!」


↑以上、幸平サイドから見ると、ほんっと、馬鹿男の有り得ないくらいの振りまわされっぷりである。
これがも、ほんっと情けないほどで!!
ぶっちゃけ同情の余地もないので、すっきりと、可笑しい。
気の毒だなんて微塵も思わせない設定ぷりも、ナイス設定。

なるほど、こういう狙いだったか。

実はドラマ序盤、伊藤英明さん演じる幸平目線でのスタートでしたので
彼の棒読み演技がドラマの肝となってしまうだけに、その素人並みの実力が、非常に萎えた。
だがこのドラマは物語が進むにつれ、視点が回っていく仕掛けが何より巧妙で面白い。

回ごとに視点が変わり、中盤に差し掛かった今となっては誰に感情移入するわけではないドラマ骨格にスライドされ
なんたる効果。

伊藤英明さんの棒読み演劇部以下演技さえ、逆に彼のバカっぽさを露わしているように見えてきた。
特定の目線で描くものではなく、視聴者の心理はやはりあくまで傍観者というならば
そのスリルもハラハラも、意味合いが変わる。
キャラクターが個々に深くないのも、そのせいか。

杏南の浮気をスグに信じて「尻軽女!!」て罵ったくせに、もう信じちゃうんだぜ。
自分だって不倫してるのに真理亜にも杏南にも怒るのかよw
前回2億円を奪い合った義兄に、「どうしたらいいんだ俺・・」とか、普通相談しねぇよww
もうちょっと考えろw

どの人も裏がありすぎて豹変する劇中で一人、この幼稚さ!!
彼らに翻弄されっぱなしの幸平がなにより滑稽だった。
ああぁああ~男って本当に。



一方、杏南視点で見ると、このドラマ、また味が変わる。
ようやく2億手に入ると思っていた頃に鯨井夫がなぜか接近。
鯨井家の事情をあっさり放す鯨井夫の悪い男っぷりと杏南の強かな感じが妙にシンクロ。

「俺と組まない?」
「あたしが幸平くんよりアンタを信用すると思うの?」

だけどその直後、幸平を譲るわと言ってきた真理亜に幸平の殺人を持ちかけられる。
「私とあなたは共犯者になるの。悪い話じゃないと思うけど」

真理亜に承諾したと見せ掛けて、会話を録音し幸平に聞かせる。
「今、ゲームを支配しているのはこの私・・・」

一人ほくそ笑む杏奈の後頭部に鯨井夫人の鉄槌。
なかなかサスペンス染みている・・・。


今回の杏南のモノローグから始まりモノローグで終わる回という演出だと
杏南は きっと 真理亜と幸平のどちらについたら得か、考えてなくて、一人勝ち狙ってる印象だ。
特に、幸平への純愛を述べるのではなく
最初から真理亜への執着だったという裏が此処で分かった訳だが
そこに彼女の強かさと腹黒さと狙いがシンプルに見えて、上手い脚本だった。

杏南の女のプライドも経験も踏みにじるような妬み、悪くない。
幸平など、計画の手段に過ぎないというスタンスも、ぶっちゃけ好感を持った。


しかもしかも~!

杏南・・・相武紗季さんのアテレコ、上手い!
真理亜役の木村佳乃さんのナレーションも低い声でじわじわくる感じで上手かったが
それに引けを取らない女の強さを秘めた声。
上手い!

まるでこのドラマは雌豹の熾烈な生き残りドラマかと錯覚したくらいだ。

それに比べて、だから、伊藤英明さんのあのへったくそなナレーション・・・。
この落差が、もう今となっては、頭脳戦の落差にさえ見えてくる。


ただ、2億円をめぐる登場人物の心理戦は、今や、人生を陥れる生き残りの心理戦に様変わりした。
ようやく鯨井一家も絡んできて、戦況は分からなくなった。
真理亜が杏南にダイレクトに殺害を持ちかけるとは、予想外だった。

そもそも、こういった計画は利害関係がもっと一致してないと、足元掬われるだろう。
ちょっと安易すぎる。
ということは、やはり、毒を造らせる依頼もわざとと考えたいが、その狙いが分からない。

杏南にとっては真理亜は妬みの象徴かもしれないが
真理亜にとって、杏南はそこまで意識する存在じゃない筈。

ドラマ前半までの流れを踏むと、これらすべてが真理亜の計画の内というかんじがしている。
木暮との写真も真理亜の仕込みのような気がする。
あの完璧な妻が不倫相手の写真を写真立てに入れているなんて凡ミス、有り得ないだろう。
容易に証拠が残るような真似はしない筈。

多分、幸平にしろ杏南にしろ、誰かの強い執着が
やがて木暮に到達すると踏んで、仕込んでいたと考えた方が自然だったし
その方が気持ちが良い。

警察が真理亜と緒方の姿を捕えたしたあの監視カメラのシーンも
恐らく想定済みだった、って言う方がいいなぁ。

となると、真理亜が最終的に狙うものが、何か?という部分で興味を煽られ
先が楽しみになる。


・・・・あれ?そういえば、すっかり忘れていたけど、じゃ、緒方殺したのって、誰なんだ???
鯨井夫だと思ってたけど、杏南にあんな風に聞くってことはフェイクじゃないっぽい。


レンタル夫だった鯨井夫を演じる高橋一生さんの笑顔と真顔の切り替えが
わざとらしくなくて好感が持てる。
彼は冷徹な感じなので、馬鹿な計画は立てなさそうだ。
杏南は強かだが、裏の裏を掻くような頭が良さそうなタイプには思えないので
やはり最後は真理亜と鯨井夫の頭脳戦になりそう。


佐々木蔵之介さん演じる木暮。ぜんっぜん登場してなくてこの存在感。
おいしい役だ・・・。

緑子さん!やはり出てきましたね。この人が普通の役の訳がない。
もしかしてもしかして、大穴突いて、緒方殺したのってこの人だったりして。


曲者揃いで、形勢も状況も二転三転する化かし合いが面白すぎるドラマである。
最後に二億を手にして笑うのは誰なのか?って目線でいいのかな。
次が誰の視点になるのかも楽しみだ。
各目線での正義についてがこのドラマの論点なのか。

細かいこと考えないで楽しんでいる。
強いて言うなら、ヤバイの部分が、異常なヤバさになっちゃった部分を楽しみたいので
もっと妻にはダークヒーローであってほしいです。
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅤ-spring ] CM0. TB0 . TOP ▲
COMMENT
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/1023-0640ee69
trackback



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。