Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*05*22(Sun)
火の粉 第8話 感想
琴音に振りまわされている武内という構図が面白いなぁと思っていたら
まさかのラストに大仰天!!
「どういたしまして」
ええぇえぇぇ!
怖えぇ~!怖えぇ~!誰もありがとうとか言ってないし!!


琴音がまさかの武内側に堕ちてしまいました。
殺人までしでかすほど、病んでいたようには見えなかったのに。

琴音は武内の鏡像なんだろうか。
武内と繋がれる梶間家の人間が憎いと言っていたが
武内も、本当はそういう憎悪を世間に抱いていたのか。

梶間家に入り込み、厚意を無下にされると不機嫌になる武内と同じように
武内宅に入り込み、勝手に押し付ける世話を焼く琴音。
それを無下に出来ない武内。自分で言ったんだからな。そりゃそうだ。

ある意味、これが武内に一番効果的なんじゃないか。
彼の間違いを分からせるためにも、彼の言い分の説得力を落とすのも、これが一番手っ取り早い。
何で今まで誰もやらなかったんだ。


勝手に食事を造り、渡したパジャマを着てくれないんですねと琴音に言われて絶句する。
パジャマ、着替えてるよww
食事しましょうと言われ、あーんしてるシーンが、なんか不気味だがチョットかわいい。


しかし、これで武内にも被験者の立場が分かるようになるかという展開かと思ったら
そういう救世主ではなかった。
琴音は、武内を影とすれば光なのかと思ったのに、むしろシンパシー感じちゃったようである。


邪魔な池本を後ろから刺殺。
「どういたしまして」

私から武内を遠ざけるものは、容赦なく排除します、ってとこ?
うあぁぁ~・・・。
第二の武内じゃん!
自分の厚意を無下にするわけがないから、当然お礼を言われる筈であると、「どういたしまして」
うおぉぉ~・・・。

なんか、色々強烈。

武内の厚意が客観的にどう迷惑なのかを、言葉でなく説明するのに、とても良いポジションでしたし
その狭間で首を傾げてフリーズする武内のシーンとか、すごく興味深かったのだが
惜しいのは、琴音がそこまで狂気に支配されるような伏線がほとんどなかったということだ。

恋は盲目ってこと?

しかし、彼女は息子思いの〝母親〟であったし、長年苦しんだDVから逃れられ
ようやく解放できたばかりのエアスポットみたいな状態だったと認識している。
彼女にとって、元夫からのDVが単なる抑圧ではなく、もっと意味あるものだったとか
そういう丁寧な伏線、造りがないと、今回の変貌は少々突飛過ぎだ。

そんなに感情的なオンナノコだったかなぁ???というのが正直な印象。

ましてや息子放りだして恋に走るとか、有り得なそう。
だったら、DVの間、ずっと武内にギリギリのところで支えられていて
解放された途端に糸が切れてしまったとか、そういうクダリが欲しい。

或いは、息子も一緒に殺されて、一人取り残された琴音が
もう私には武内さんしかいないの!とか。

前回の長々としたマッサージチェアなんかいらないから、その辺の心の襞を
もっと時間とって描いて欲しかったです。

でも!ま!
同じ境遇の人間が犯した殺人を目の当たりにし、それが武内にどう映るのか
次回が楽しみになりました。
彼の変化に注目したい。



一方、梶間家。
なんだかもう勝手にしてくれな家族。

このままずっと虚構を演じるの?!そんな無理ぃ、じゃあどうする、という流れで
ついに戦うことを決断する流れだったが
何故そこで雪見が仕切る。

一家の主は勲だと言ってるんだから、勲に発言権もたせろよw
何真っ先に口開いてんだ。
琴音に対しても、酷い台詞を散々言っていて、今尚被害者顔するんだ~・・・。
ほんと、感情的に騒ぐだけの女は苛々する。


苛々するのは、旦那(息子)の俊郎。
ようやく開眼したかと思ったら、捨て身で浅はかな誘導作戦。
馬鹿か。
「それでも俺はどうなっても構わない・・・っ!」
馬鹿か。

こんなんで家族を護りたいとか容易く口にしてほしくない。
もっと考えて慎重に行動してほしい。
これでは、これまでの自分の言動も、雪見のことも家族のことも、武内のことも
何も考えてなかったんだぜ☆というのが丸出しだ。
自分の母親すらも巻き込んで、勝手に悦に浸る浅はかな言動に、心底大人としての領分に泥を塗っている。
ほんと、理知的思考を持たない男に描かれていて、面白いんだが、その狙いが分からない。

「それでも俺は後悔はしていない・・・!」

いやいやいや、ドヤ顔で言われてもw
むしろそこ、後悔して欲しいところなんですが・・・!


受け身だった家族が、真実を知ることで、拙いながらも個々に戦い始めたということを描写したかったのだろうか。
だとしても、もう少し様子みるとか、武内に理論的な反論をするとか
何かもう少し、大人が真剣になりました、というような変化を持たせて欲しかったです。

これなら確かに、ぐうの音も出ない行動にでた琴音の方が
よっぽど、よっぽどである。


なんだろう・・・ちっとも「愛情」が感じられないんですよね、この夫婦に。
所詮自分の中で浸っちゃっている感じで。

そんならまだ、「でも違ったわ。どんな理由があれ、私の息子を傷つける人は許しません」と
武内に正面から言い切った母親の方が、まだ理解の範疇である。

ここにきて、「真実の中で生きたい」だとか、浅い台詞で纏めに入る一家の主・勲。
彼にとって判決とは何だったのか。
また、裁判官という仕事は何だったのか?
その辺り、全く顧みることもしてないな。

その意味で、勲にもまた同情の余地はなく、共感が持てなかったが
戦うことを決めた家族が一つの利害共有した単位に変わっていった瞬間は、ちょっと気持ち良かった。
家族再生物語というわけではないが
曖昧な人間関係を構築する現代社会に於いて、目を開いた瞬間というのは、心地良い。
どんな機械的な社会でも、野生的に戦うことを忘れたら、こうやって喰われるものだと訴えているのか。

果たして、戦うためにどう結論付けるのか?結末を楽しみにしようと思います。
わりと悪くない出来のドラマでした。


・・・・ただあの。
殺した殺したと武内は口にして、それを自白証拠として池本は捕えようと仕掛けましたが
トランクに入れられていたと思った池本さん、やっぱり生きていたのね、ってことになると
んじゃ、殺してないんじゃん。

だったら、池本自身に対する武内の罪って、何もないってことになり
あれ?本当に的場一家も殺したの?っていう最初の疑問が。
そこ、蒸し返すのはもう野暮ですか。

そもそも、裁判官という、法的根拠に従事するような人間を描いたドラマなのに
何故かみんなが揃って水かけ論しかししないのが、このドラマ最大の違和感である。
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