Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと漫画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
04≪ 2017| 1234567891011121314151617181920212223242526272829303105/ ≫06
2016*05*20(Fri)
グッドパートナー 第4話/5話 感想
そこそこ面白いんですけど、法的根拠にリアリティがないし仕事にプライベート持ち込み過ぎだしで
どうにも生温いドラマである。
温情解決出来ないからそもそも弁護士という職業が成り立つのだし、それを人情的に解決しようとするから
ドラマ内に論理矛盾が出るのが難点なんだと思う。

それでも役者さんたちの掛け合いはリズム感があり、流れも良くて、息も合っていて。
役者スキルを見せ付けられる印象。
一本調子の竹野内豊さんに落ち付いた安定感を持たせ
ふっと雰囲気をシーンに因ってトーンが変わる松雪さんがニュアンスを出し、大人なムードがある。
・・・・・内容が伴わないだけで。

これは、脚本がもっとしっかりとしたものであったならば、かなりハイスコア叩き出せた素材だったかも。


それにしても、どうしてこうも仮にも弁護士を目指そうとする人間にしてはえげつない会話で占めるのだろうか。
とてもリーガルに従事している人間とは思えない会話で、冷める。

事務所の会話で楽しげな雰囲気を作ろうとしているスタンスは、はやりHERO以来の伝統か。
HERO(一期)はいざって時のON/OFFのメリハリがあるからこその変人キャラも味になるのだが
今期はどれも変人パートだけが空回りしてスベっている印象で、社会人として疑問。
悪いがちっとも楽しくないんだが。

百歩譲って、会話そのものは、面白いノリとリズムがあるかもしれない。
だが、これを法律に携わる人間が言ったとするなら、また素質の低さを露呈するだけだ。
弁護士として頭脳が稚拙で疑問。

普通、こういうところに勤めている人たちって、職業病というか
必然的に思考が法律ナイズしちゃうものじゃないですか?


例えば、5話のセクハラ問題。
正直、女性陣が男性陣を追求するシーンなど、気分が悪かった。
はっきり言って、セクハラは何も女性だけの問題ではない。
今回の場合、女性陣の言っていること、最後にやったことの方が、全然セクハラだったと思う。
これを気持ち良いだとか、痛快だなんて思わせるスタッフの神経を疑う。
・・・いや、ギリギリ、他ドラマなら乾いた笑いで流せたかもしれない。
でもこれは、そこを重要視するリーガルドラマである。
彼女たちの言動こそ、パワハラとも言える、押し付けだった。

そんなことをしてしまえば、本編で描いた病院セクハラをモチーフにしたメインテーマさえ
主旨がぶれてしまう。
セクハラは、女性を特別扱いしろというルールではない筈である。



第4話 お家騒動
某家具店や某お菓子会社を彷彿とさせる家族経営権問題。
あの騒動以来、経営方針を巡る親子の対立をネタにされたリーガルものは何編か見たが
その中で一番つまらない出来だった。

私が記憶しているだけで父親と息子で経営権争いネタで燃えたのは他に二つあって
『そこなん』の和菓子屋さんのファンキー父ちゃんと
『リスクの神様』の第7話、呉服屋さんの渋い父ちゃん。
そのどちらも、成程と納得させるだけのオチを用意していたが
何この温情解決。

確かに家族経営ならば、親子の情というものは少なからずある訳で
そこにフューチャーしたのなら、それはそれでいい。
でも、経営者が最終的に護るべきものは、親子の慣れ合いじゃなくて、抱える何千という社員の家族でしょうが!

「そんな会社が作っている靴を、誰が履きたいと思いますか?」

いやいやいや、消費者はそこまで意識してないし。良い商品なら買うし。
そこはどうでもいいし!
そんなことより納得しないのは株主さんたちの方でしょう。

親子愛で経営方針を決められても。
こっちはそんな生半可な気持ちで投資してる訳じゃないんですよ!!儲からなきゃ意味ないんですよ!!
愛情如きで経営が傾いて、そんな君たち家族の運命と道連れにしろと?
馬鹿にすんなよ!!
冗談じゃねーよっ!

このドラマらしく、咲坂夫婦の犬も喰わない夫婦喧嘩と重ね合わせたのかもしれないが
親子の和解の人情話にしてしまったのにはがっかりである。
もっと弁護士本来の法律論で責めて欲しかった。

何より経営問題を扱っておきながら
(私の好物の)株主総会にならないってどうゆうことだよ!!
めっちゃ期待したのに!!
ここが一番納得いかないよ!!なんだよ記者会見て!!
一般に周知(告知)させる前に株主さんに事前説明するのが普通でしょうがー!!!


『そこなん』の方は、株主総会のカッコ良さを私に知らしめた話であったし
『リスク~』は、経営争いに於いての年長者の決断のカッコ良さを知らしめた。
ある意味、会社を護ることが先決でそこの親子の情など関係ないと、矜持も捨てた父親の決断こそが
経営者たるものなのだと思えた。

だからこのお友達ごっこをしているような温情解決は未来を息子に託したと綺麗事を言えば言うだけ
求心力を損なっていく。
それでも、現実とはかけ離れていても、お家騒動なんてどれも一家族の恥晒し以外の何ものでもないという
非常に冷めた目線で解析し、醜態さらけ出した親子喧嘩ならこう収まれば良いんじゃないという
一つの違ったシナリオとして、一案は提示出来たかもしれない・・・?
いやどうだろう・・・・・(-"-)


第5話 セクハラ騒動
顧問をしている病院内でセクハラされていると訴える看護師。
これまでも同じことが何度も繰り返され
しかし相手の男は病院きってのエースドクターで稼ぎ頭だから病院長も強く言えず
いつもうやむやにされ、看護師が泣き寝入りしていたという現状。

設定としてはよくあるセクハラ問題で、悪くない。
上記したように、事務所内のジェンダーをテーマに雑談する職員を
面白い風に演出しているスタッフのセンスの悪さを疑うが
それでも、男性陣に揃って頭下げさせた夏目先生のシーンとか、不覚にも吹いたw


テンポも悪くなかったですし、何より役者さんの抜擢が今回は絶妙!
病院長役とセクハラ医者役が本当に憎たらしく感じさせる上手さで
しかもそれなりのイケメン医者なので説得力もあったし
事務長役も誠実な感じが出て良かった。
被害者役の看護師さんの儚そうな可憐さとか。

役者の雰囲気でのインパクトは絶対大きい。

しかも、夏目先生も交えての熱海くんと咲坂先生のスリ―タッグ!
夏目先生が女性だからこそ、被害女性たちがこれまで告げられなかった本音を口にし
目を背けられない問題とする事案であることを付きとめる!

条件としては燃える。
しかも今回は変な夫婦漫談は入らず、割と会話がジェンダーに留まっていたので
真面目感もあった。


けど、それを踏まえての結末にはちょっと疑問符が付く。

セクハラ問題は病院経営として、欠員が出ればまた補充するという安易なものではないと
病院長に理解させるため、夏目先生は看護師全員に面談し、結果、全員の辞表を取り付けた。
それを見て、病院長は、そのエースドクターを切ることを決断する。

・・・・・?
あの、何の問題も解決してませんが。

良かった良かったと、良い話風に纏められてますけど、彼を辞めさせることが目的だったのですか?
全員の退職届けを集めた辺りも、さすがというより稚拙である。
そんな方法しかなかったの?彼女たちの職を失わせるんですよ?

何より、看護師を切って解決しようとしたことは、セクハラを泣き寝入りさせてきた現状と
なんら差異はないんですが。
辞めさせるってこういうことよって見せ締めたのか?

看護師全員に辞められたら困るから病院長も折れたけど
根本原理を変えないとこの病院、同じこと繰り返しそうである。
セクハラがどう犯罪で、どう罪深いのか。
病院として今後はどういう具体策を講じ、経営として生かしていくか。

そこまでちゃんと理解させた結末を用意してくれないと、本当の意味での解決にはなっていないし
何より、視聴者として真のカタルシスが得られない。

病院経営判断が正しいかというより
そういう角度でしかこの事件を切れない視点が稚拙である。少女漫画か!

こんな中途半端でなく、もっとガツンとやって欲しかったです。
セクハラという問題を、この脚本家さんこそ、軽視してませんか。


また、医療ミスになりかけた案件について、看護師はちゃんと伝えたのに
面倒くさがっていかなかったそのドクター。
その点についてもスル―だったのが、脚本の詰めとして甘すぎ。

その辺の論理展開もなく、法的な詰めもなく、ただ病院経営とか大きなこと言ってるけど
結局は悪い者を追いやっただけのような展開を
「すまない、辞めてくれ」で済ませちゃう結末に、唖然。

なんかが違うっっ。


大体、病院長が会合を打ち切ろうとした時のシーン。
咲坂先生が引き留めるタイミングもなんかピシッとこない。
演出下手くそか!

もっと、皆が立ち上がった直後に声を張り上げるとか、空気の緊迫感を出して欲しい・・・。
病院の一方的な展開を遮断する効果が薄い薄い、ダラダラとした印象。


それから、今更なんですが
最後の咲坂先生による「弁護士とではなく人間として」のフレーズがこのドラマの肝のようですが
あの、いつも言っている内容はともかく
彼が幾ら人として~と言ったって、ここにいる以上、弁護士としての責務からは逃れられないのでは。

そんなどうでもいいことを毎回考えるんだが。

しかも、言っていることは別にバッジ付けて言っても問題ないようなことじゃね?
勿論、付けないからこそ、相手も腹を割る、というシチュを作り上げるんだろうが
それ、別にそこまで効果的になっているシーンとは思えないんだが。

むしろ、弁護士としてびしっと決めてくれた方がなんぼか素敵だと思う。
そこまでのトークスキル持ってこそビジネスロイヤーだと思いたい。


あと、咲坂先生と夏目先生の離婚問題。
これはドラマの最後の一角となるのだろう。
徐々に明らかになってくる理由が、事件と合わせて出てくるのは面白いですけど
咲坂先生は夏目先生に「妻はこうあるべき」と役割を重視
それが自己尊厳を傷つけられたように感じたということか。

男にはありがちで、よくある夫婦間の温度差という感じ。
でもそれを、今回の病院案件となんらリンクできない脚本のこの未熟さ。情けない・・・。
これがもっと事件が補足するような骨格だったら、面白そうだったのにな~。
関連記事
スポンサーサイト
[ dramaⅤ-spring ] CM2. TB0 . TOP ▲
COMMENT


こんばんは^^*

こちらも見ています。
竹野内さん、松雪さん、杉本さん、ボスの掛け合いなどは
テンポもよく楽しいですね。
熱海君の成長物語的要素はほとんどなさそうですね。
ボヤキばかりで、突っ込むなら突っ込め!って感じの中途半端な感じ。
やっぱり、咲坂、夏目元夫婦の物語なのかな?
法務とHOME・・・イコールというよりか、元夫婦の方が存在感が大きいように感じる。

あと・・・バッチ外しのシーンに水戸黄門を重ねてしまったのは私だけですよね。
お時間も印籠が登場する時間と同じぐらい、
これをみよってばかりにバッチを外し(それを期待しているかのような熱海もどうだ?)
「弁護士としてではなく~」って弁護士だし・・・。
やっぱり、法務で勝負する気はないのだろうか?と思ってしまいます。

キャスティングは面白いと思うし、役者さんの演技が悪いわけでもないと思う。
演出脚本構成の問題が大きいように感じます。
ラストに向けて、立て直してほしいなぁ~と、思うところであります。
2016/05/24  | URL | たかとも #- [edit]


わ~v 同じドラマを観てる人が居るって嬉しいです~vv チョイスが同じですね!vv

法務とHOMEのバランスは私も不満です~。半々以上の配分で法務を見せてほしかったです。
また、親が離婚で寂しがる娘というシチュエーションもベタすぎで捻りがないのも退屈なんですよね~。
普通親が決めたことに対し娘はこんな自己主張できないですよ。
もっとイイ子を演じるとか、物分かり良い風に振る舞うとか、私まで捨てられないように怯えるとか。

脚本家さんのセンスの古さを感じます。


熱海くんの新人設定は、割と煩くなくなってきました・・(=^・^=)
むしろ言っていることは咲坂先生よりずっと弁護士っぽかったりして、私はしっくりくることがあります。
ただ先輩弁護士を差し置いて依頼人の前で口を開くのはどうかとマナーを疑いますが。
バッジ外すタイミングを期待してる熱海くん、確かにどうなんだw
でもそれが彼流のリスペクトなんですかね?


キャストや演技の部分は申し分なくクオリティ高いですよね。
掛け合いの楽しさという部分、全くの同感です。
ホント、脚本演出の悪さが勿体ないです。


バッジ!
>弁護士としてではなく~って弁護士だし!

それ!私も言いたい!!

もうホント此処気にしているの私だけかと!
よくよく聞くとバッジ外してわざわざ言うことの差異が分からないという最悪な論理。
それ、バッジ外さなきゃ言えないこと?って思ってしまう。
多分ドラマとしてもそこがクライマックスですよねぇ?

毎回その詰めが甘いので、爽快感も薄く結局法務とHOMEのバランスも分からなくなり、最悪な展開図に・・・(泣)
実は今期一番期待してたドラマでしたのに、泣きたいです・・・。
ラストに向けての立て直しは私も存分に期待したいところです~。


この度はこっちにもコメント入れてくださいまして、ありがとうございました!
2016/05/26  | URL | もくず #- [edit]
コメントする














秘密にする?

    
この記事のトラックバックURL
http://mokumoku254.blog.fc2.com/tb.php/1019-d5db639d
trackback