Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*04*19(Tue)
火の粉 第3話 感想
うっわ、この女、最悪だ!
妻の雪見さんが追い込まれる過程を描いた回でしたが、明らかに雪見さんの方が悪く見えて
この女サイテーだと何度思ったことか。
自分は隠し事をするが、夫にはそれを許さない。キツイ言葉で糾弾する。
自分を信じない子供は許せないが、自分を叩いた母親は否定する。そして子供の話は聞かない。
うっわ、この女最低だ。

何様のつもりで前回夫の無職を責めていたんだろう・・・。
とても共感が持てん。

前回まで、中立の善意を体現するキャラかと思っていたから、余計にオセロがひっくり返されるような崩落に
あれれという感じです。
目先と自分のことしか考えない迂闊な言動に、当然の報いであったが、舅に「頭を冷やしたら」と言われ
今度は逆切れ。
公共の物に当たる。

うっわ、この女最低だ。
視聴者にすらそんな風に思わせて雪見を孤立させ、果ては家族のピースを一つ省いた流れが
有りがちなんですが、丁寧な描写で面白かったです。
うわぁ~梶間家崩壊の序曲が鳴ったぜ。



単調だった人物相関図が、ここにきて奥行きが出て参りました。
その筆頭が、妻の雪見さんでした。

家族揃って皆が武内信者になっている様子は、かなり気味が悪い描写となっている。
懐柔してきた様子も尺を取って描いてきた分、無理矢理感もなく
深い洗脳をされてしまった感が満ちている。・・・が、手に取るような心理描写という程ではない。

なんていうのかな、ただそういう風に誘導した描写としただけで
現状、やたら親切な隣のオジサンの域を出ないのは確かだ。
ちょっと介入しすぎであることと、こちらの嫌悪感を嗅ぎ取っていない風な態度が
空気読めない系に見受けられ、ウザイ部分は募る。

この流れだと、梶間家の人間だってちょっと変だよってことで、登場人物皆がなんか異常な印象である。
なんだろう、この薄ら寒い感じの気味悪さ。
決して武内が気味悪いとは思えない気味悪さ。

・・う~ん・・・そこまでのめり込むかぁ?イイ大人がさぁ。
何だろう・・・人間って、圧倒的な心の奪取をされることもあるけれど
どこかに、それまでの自分が培った時間というものが残らないか?
ここまでの入れ込み様は、流石にちょっと誇張しすぎな気がした。


で。
その何となくの野生的な勘で胡散臭さを感じている雪見だけが最終的に孤立してしまう。

発端は、雪見の過去。
何者かがその古傷を引き出し、梶間家に投下した。
ただそれだけのことで、ここまで歯車が狂う、日常の人間関係の希薄さが、皮肉のようでもある。
その視点は何気ない平和と惰性の差を問うているようですらある。


前回までも確かに、雪見については
息苦しいまでのキツさを持つ女性像であり
その完璧主義を他人にまで押し付ける、融通の無さや了見の狭さなど
彼女の柔軟性の乏しさはうすうす感じさせる作りでしたが
ここに来て、その完璧さは自分に非がない時にこそ成立するものであると、展開してきた。

人に偉そうな説教をしておきながら、自分にも汚点があるのなら
それはただの自己主張である。
雪見自身に何やら色々過去が付随させられてきたら、彼女の説得力も落ちるというものだ。

「信じてください!」だの「私やってません!」だの・・・そんな陳腐な言葉しか口に出来ず
なのに、決定的な弁明はせず、如何にも言わせてもらえませんでした的な逃げ道顔で
ちょっとこちらにだって共感性は薄い。
他人には理屈を押し付けるくせに、自分は抽象的な反論しか出来ないのなら
そりゃ家族も疑心暗鬼にもなるさ。

何故そこで皆まで言わない~~~っっ、とか
ってか、何で一言言っていかないんだ・・・!とか
色々頭掻き毟るシーンが続きました。
とにかく、反論の未成熟さや、拙さが目に付く流れで、終始、彼女に苛々させられた。

なんって上手い台詞構成なのか。

「きっと、武内さんもこんな気分だったんでしょうね・・・」と最後に雪見が言った捨て台詞は
すげぇ嫌味ではあったが、それがこの物語の主軸なのかもしれない。


前回までの丁寧な堅物女の描写がここにきて、たった一つの嘘という綻びから
ガラリと平穏が崩れていく過程。
見事でした!

墓参りに行った時、お墓が勝手に立てられている不気味さ。何で寄りによって墓なのか。
でも、そんな直接的なホラーテイストと合わせ
最後、雪見がいなくなった食卓で、誰も彼女の不在に憂慮しない展開も、これまたうすら寒さがありました。



その嘘。
雪見がかつて、母親に暴力を加えられていたこと、流産していたこと。
記者と名乗ったかつての遺族と一人会っていたこと。
元彼に会っていたこと。

いずれも、雪見を陥れようとする、異常な執念が感じられますが
元彼にメールを送った人物の仕業なのだろう。
実家には何か強請るネタがないか探りを入れに行ったんでしょうが
そこまでするか。

人の憎悪となれば、そこまでする人は出てくるかもしれない。
人間にとって、怒りって何者にも勝るエネルギーだと聞く。
だけど、これを全部武内の仕業だとして、無罪にしてくれた梶間家に恨みなんか直接ないだろう・・・。

無罪にされたくなかったのかな・・・。

単に自分を大切に扱わない集団だからといって、ここまでするか。
そのエネルギーの根源を何にするかで、この物語の面白さが決まりそうだ。


まあ、素直に考えて、実家に忍びこんでまでその情報を得たのは、武内なんでしょうが
この一部は他の誰かの偶然だったりしたら~なんてミステリーの王道ですね。
これで、元遺族の池本が嘘を吐いていて、逆恨みしているだけだったら、面白い。
視聴者にもそう疑惑の目を向けようと言うスタッフの魂胆が、ちょっと見える。

大体何故池本はあんなに挙動不審トークなんだ・・・。
池本、変人すぎるぞ・・・。

その辺の作りも成程と思わせられ、手の込んだ仕掛けが楽しかった。
だって、遺族であり、悔いを残しているのだとしたら、もっとキャラクター像を
どっしりと構えた、この世の果てを見てきた男の諦観などを体現したような
そんなネクラキャラで良かったんじゃと思うのだ。

敢えて、こんな疑惑のキャラに仕立て上げていることを考えると
真相を煙に巻こうとしているという意図が感じられていい。
でもミステリーファンにしてみたら、逆に裏を掻いて、やっぱり武内一択になってしまわないか。


そして一番の疑問はその目的ですよね。
梶間家での騒動も、全てが雪見の独断で賄われており、そこが不器用でもあり身勝手でもあるわけですが
その弱点に目を付けたのは、誰なのか?
何故雪見が邪魔なのか?
疑っていたから?でも雪見に対するアプローチって最初からあまりなかったじゃないか。
そういう視点の煽りも悪くないです。


あと、武内が撮っているビデオが気になります。
一応母親宛てということですが、その母親の影がまるでないことからも
生きてんのかな・・・。
最終的にDVに絡めた母親の憎悪となったら、それはそれで怖い。


ストーリーの展開も悪くなく、テンポも良いですし、ブレたりしていないし、今のところ楽しめています。
過剰なまでの恐怖演出には笑っちゃうけど、そこもまた、世界観が統一されてて好きな方。
例えば、武内家の照明の青さとか。
暗ぇよ!んな暗さの中にまどかちゃん呼ぶなよw

そしてその中で赤系フルーツをミキサーに掛ける・・・。
赤かよ!赤だよ!ぐちゃぐちゃですけど!←あたりまえ
しかも蜂蜜入れてるよ!正に蜂の!
小道具が一々効いてるぜ。

誰か毒殺されるんじゃないかという懸念が消えなくなってきた。
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